Dell EMC OpenManage インストールガイド — Microsoft Windows バージョン 9.1.
メモ、注意、警告 メモ: 製品を使いやすくするための重要な情報を説明しています。 注意: ハードウェアの損傷やデータの損失の可能性を示し、その問題を回避するための方法を説明しています。 警告: 物的損害、けが、または死亡の原因となる可能性があることを示しています。 © 2018 Dell Inc. またはその子会社。無断転載を禁じます。Dell、EMC、およびその他の商標は、Dell Inc. またはその子会社の商標です。その他の商標は、それぞれの 所有者の商標である場合があります。 2018 - 09 Rev.
目次 1 はじめに...........................................................................................................................................................6 本リリースの新機能.............................................................................................................................................................. 6 ソフトウェアの入手先......................................................................................................................................................
製品 GUID を使用した無人アンインストール.............................................................................................................. 32 Managed System Software の無人アンインストール................................................................................................ 33 4 Microsoft Windows Server および Microsoft Hyper-V Server への Managed System Software のインスト ール ....................................................................................................................................................
MSI ログファイルはどこにありますか?.............................................................................................................................50 サポートウェブサイトから Windows 用の Server Administrator ファイルをダウンロードして、自分のメディアにコピ ーしました。SysMgmtx64.msi ファイルを起動しようとしたところ、失敗しました。何が間違っていますか?.................. 50 Systems Management インストールは、Windows のアドバタイズインストールをサポートしていますか?................... 50 カスタムインストール中に使用可能なディスク容量をチェックするには、どうすればよいですか?....................................
1 はじめに 本トピックには、次に関する説明が記載されています。 • 管理下システムへの Server Administrator のインストール。 • Remote Enablement 機能のインストールと使用。 • Server Administrator Web Server を使用したリモートシステムの管理。 • 導入およびアップグレード前、およびその最中におけるシステムの設定。 メモ: 管理ステーションと管理下システムソフトウェアを同じシステムにインストールする場合は、システムの競合を避けるために、同じバージョン のソフトウェアをインストールしてください。 トピック: • 本リリースの新機能 • Systems Management Software • セキュリティ機能 • その他の参考文書 本リリースの新機能 • PowerEdge MX740c および PowerEdge MX840c のサポート • 対応ネットワークカード: • – Harbor Channel - Intel(R) イーサネット 25G 2P XXV710 アダプタ(25GBE
ソフトウェアの入手先 Server Administrator ソフトウェアは次からインストールすることができます。 • Systems Management Tools and Documentation ソフトウェア • サポートサイト — 詳細については、dell.
コンポーネント インストールされる機能 導入シナリオ ストレージ管理 Server Administrator Storage Management ハードウェア RAID ソリューションを実 Server Instrumentation または管 装し、システムに搭載されたストレー 理インタフェースがインストールされ ジコンポーネントを設定するためにイ たシステムのみ。 ンストールします。Storage Management の詳細については、 docs ディレクトリにある『Dell EMC OpenManage Server Administrator ストレージ管理ユー ザーズガイド』を参照してください。 コマンドラインインタフェース(管理イ Server Instrumentation のコマンド これをインストールして、コマンドライ ンインタフェースを使用したサーバー ンタフェース) ラインインタフェース およびストレージ計装データを管理 するための、ローカルおよびリモート システム管理ソリューションを提供し ます。 WMI(管理インタフェース) Server Instrumentat
コンポーネント インストールされる機能 導入シナリオ インストールするシステム ィングシステムを実行しているシステ ムでのみ使用可能)も記録します。 Intel SNMP エージェント(NIC イン Intel Simple Network Server Administrator がネットワー Management Protocol(SNMP) クインタフェースカード(NIC)に関 タフェース) エージェント する情報を入手できるようにするた めにインストールします。 Broadcom SNMP エージェント (NIC インタフェース) QLogic SNMP エージェント(NIC インタフェース) Server Instrumentation がインスト ールされ、Windows オペレーティン グシステムが実行されているシステ ムのみ。 Broadcom SNMP エージェント Server Administrator が Server Instrumentation がインスト Broadcom NIC に関する情報を入 ールされ、Windows オペレーティン 手できるようにインスト
• 『Dell EMC OpenManage Server Administrator Command Line Interface Guide』(Dell EMC OpenManage Server Administrator コマンドラ インインタフェースガイド)は、システムステータスの表示、ログへのアクセス、レポートの作成、コンポーネントパラメータの設定、および重要なしきい値 の設定を行うコマンドラインインタフェース(CLI)コマンドの説明を含む、Server Administrator 用のコマンドラインインタフェースの完全なマニュアルで す。 • 『Dell Remote Access Controller ユーザーズガイド』では、DRAC コントローラのインストールと設定方法、および DRAC を使用した作動不能システ ムへのリモートでのアクセス方法について詳しく説明しています。 • 『Integrated Remote Access Controller ユーザーズガイド』では、システムとその共有リソースをネットワークを介してリモートから管理 / 監視するた めに組み込まれた Dell
2 インストール前のセットアップ Server Administrator をインストールする前に、次のタスクを実行してください。 • オペレーティングシステムのインストール手順をお読みください。 • 「インストール要件」を読み、ご使用のシステムが最小要件を満たしていることを確認してください。 • 該当する readme ファイルおよび『Dell EMC OpenManage システムソフトウェアサポートマトリクス』をお読みください。 • Server Administrator アプリケーションをインストールする前に、システムで実行されているすべてのアプリケーションを閉じてください。 トピック: • 必要条件チェッカー • インストール要件 • SNMP エージェントの設定 • セキュアポートサーバーとセキュリティのセットアップ • Remote Enablement の要件 必要条件チェッカー setup.exe(場所は srvadmin\windows)は、必要条件チェッカープログラムを開始します。必要条件チェッカープログラムは、実際のインストールを開 始せずにソフト
戻りコード 説明 3 エラー状態がソフトウェアに関連付けられています。ソフトウェアのインストールに進む前に、エラーの原因となる状態を解決してくださ い。問題が解決されない場合は、ソフトウェアはインストールされません。 —1 Microsoft Windows Script Host(WSH)エラー。必要条件チェッカーは実行されません。 —2 オペレーティングシステムがサポートされていません。必要条件チェッカーは実行されません。 —3 ユーザーは システム管理者 権限を持っていません。必要条件チェッカーは実行されません。 —4 実装された戻りコードではありません。 —5 必要条件チェッカーは実行されません。ユーザーは、作業ディレクトリを %TEMP% に変更しませんでした。 —6 目的のディレクトリが存在しません。必要条件チェッカーは実行されません。 —7 内部エラーが発生しました。必要条件チェッカーは実行されません。 —8 ソフトウェアはすでに実行中です。必要条件チェッカーは実行されません。 —9 WSH が壊れている、誤まったバージョンである、またはインストールされ
インストール要件 本項では、Server Administrator の一般的な要件を説明し、対応オペレーティングシステムおよびウェブブラウザについての情報を提供します。 メモ: オペレーティングシステム固有の必要条件がインストール手順として記載されています。 対応オペレーティングシステムとウェブブラウザ 対応オペレーティングシステムとウェブブラウザについての情報は、『Dell EMC OpenManage システムソフトウェアサポートマトリクス』を参照してください。 メモ: ウェブブラウザがローカルアドレス用のプロキシサーバーをバイパスするように設定されていることを確認してください。 Multilingual User Interface のサポート このインストーラは、次のオペレーティングシステムで使用可能な Multilingual User Interface(MUI)のサポートを提供します。 • Microsoft Windows Server 2016 MUI Pack は、対応 Windows オペレーティングシステムの英語バージョンに追加できる言語固有リソースファイルのセットです。イン
• • • 最小画面解像度が 800 x 600 のモニタ。推奨される画面解像度は最小 1024 x 768 です。 Server Administrator Remote Access Controller サービスは、管理下システムにインストールされたリモートアクセスコントローラ(RAC)を必要とし ます。完全なソフトウェアおよびハードウェア要件については、『Remote Access Controller ユーザーズガイド』を参照してください。 メモ: 管理下システムが RAC インストールのすべての必要条件を満たす場合、RAC ソフトウェアは 標準セットアップ インストールオプ ションの一部としてインストールされます。 Server Administrator Storage Management Service は、管理下システムにインストールされた Server Administrator を必要とします。完全なソ フトウェアおよびハードウェア要件については、『Dell EMC OpenManage Server Administrator Storage Management ユーザーズガイ
o - ディスク容量不足メッセージ i - 状態メッセージ c - 初期 UI パラメータ e - すべてのエラーメッセージ w - 致命的でない警告 a - 処置の開始 r - 処置固有の記録 m - メモリ不足または致命的終了の情報 u - ユーザー要求 p - ターミナルプロパティ + - 既存ファイルに追加 ! - 各行をログにフラッシュ "*" - ワイルドカード。v オプションを除くすべての情報をログに記録します。v オプションを含めるには、「/l*v」と指定します。 アクティブ化されると、%TEMP% ディレクトリにログファイルが生成されます。このディレクトリに生成されるログファイルの一部は次のとおりです。 • 管理下システムのインストール – SysMgmt_< タイムスタンプ >.
• インストール要件 • 対応システム管理プロトコル標準 セキュアポートサーバーとセキュリティのセットアップ 本項には次のトピックが含まれています。 • ユーザーおよびサーバープリファランスの設定 • X.509 証明書管理 ユーザーおよびサーバープリファランスの設定 Server Administrator のユーザーおよびセキュアポートサーバーのプリファランスは、各 プリファランス ウェブページから設定できます。一般設定 をクリック し、ユーザー タブまたは Web Server タブのいずれかをクリックします。 X.509 証明書管理 ウェブ証明書は、リモートシステムとの間でやり取りされる ID および情報を、他人が閲覧または変更できないようにするために必要です。システムのセキュ リティを確保するには、新しい X.509 証明書を生成するか、既存の X.
• WinRM および Windows Management Instrumentation (WMI)Servers 用の認証 WinRM のインストール Windows Server では、Windows クライアントオペレーティングシステム、および WinRM 2.0 はデフォルトでインストールされています。Windows Server では、WinRM 1.
WinRM と WMI サーバーのユーザー認証の設定 WinRM と WMI サービスへのアクセス権を提供するため、適切なアクセスレベルを持つユーザーを明示的に追加します。 メモ: ユーザー認証を設定するには、WinRM および WMI サーバの場合、システム管理者権限でログインする必要があります。Windows Server オペレーティングシステムでは、ビルトイン管理者、ドメイン管理者、または Domain Admins グループか Domain Users グループに所 属するユーザーとしてログインする必要があります。 メモ: システム管理者は、デフォルトで設定されています。 WinRM WinRM サーバーのためのユーザー認証を設定するには、次の手順を実行します。 1 スタート > ファイル名を指定して実行 をクリックします。 2 winrm configsddl と入力し、OK をクリックします。 WinRM 2.
メモ: WinRM バージョン 2.0 で、WinRM バージョン 2.0 がポート 443 を使用するよう互換性モードを有効にします。WinRM バージョン 2.
3 Microsoft Windows オペレーティングシステムへの Managed System Software のインストール Microsoft Windows では、Dell EMC OpenManage Systems Management Tools and Documentation ソフトウェアを挿入すると、autorun ユーティ リティが表示されます。このユーティリティによって、システムにインストールするシステム管理ソフトウェアを選択できます。 自動実行プログラムが自動的に開始されない場合、DVD 内の自動実行プログラムを使用するか、Dell EMC OpenManage Systems Management Tools and Documentation ソフトウェアの srvadmin\windows ディレクトリにあるセットアッププログラムを使用します。現在サポートされているオペレーティ ングシステムのリストについては、『Dell EMC OpenManage システムソフトウェアサポートマトリクス』を参照してください。 メモ: Dell EMC OpenManage System
目的 Select(選択) Simple Network Management Protocol インタフェースで現在のシステ ムを管理および監視します。 Server Instrumentation および SNMP。 リモートシステムから現在のシステムを管理および監視します。 Remote Enablement Microsoft Windows で実行されているシステムの場合、Remote Enablement は、Server Instrumentation オプション下にあります。この 場合は、リモートシステムに Server Administrator Web Server をインス トールする必要があります。 管理下システムに取り付けられたローカルおよびリモートストレージのステー Storage Management。 タスを表示し、統合グラフィカル表示でストーレジ管理情報を取得する。 システムが停止した場合に、操作不能なシステムにリモートアクセスし、ア ラート通知を受信して、システムをリモートから再起動する。 iDRAC Command Line Tools。 メモ: Mana
Systems Management インストーラには、Server Administrator やその他の Managed System Software をインストールするための 標準セットアップ オプションと カスタムセットアップ オプションが用意されています。 関連リンク: • Server Administrator の導入シナリオ • オプションのコマンドライン設定 標準インストール 必要条件チェッカーから Server Administrator のインストールを開始し、標準セットアップ オプションを選択すると、セットアッププログラムは次の Managed System Software 機能をインストールします。 • Server Administrator Web Server • Server Instrumentation • ストレージ管理 • コマンドラインインタフェース • WMI • snmp • オペレーティングシステムロギング • DRAC Command Line Tools • Intel SNMP エージェント • Broa
3 システムの DVD ドライブに Dell EMC OpenManage Systems Management Tools and Documentation ソフトウェアを挿入します。自動実行メ ニューが表示されます。 4 自動実行メニューから Server Administrator を選択して インストール をクリックします。 Server Administrator の必要条件 ステータス画面が表示され、管理下ステーションについて必要条件チェックを実行します。すべての関連する 情報メッセージ、警告メッセージ、またはエラーメッセージが表示されます。エラーおよび警告の問題があれば、すべて解決します。 5 Server Administrator のインストール、変更、修復、または削除 オプションをクリックします。 6 次へ をクリックします。 Server Administrator インストールウィザードへようこそ 画面が表示されます。 ソフトウェア製品ライセンス契約 が表示されます。 7 ライセンス契約の条件に同意します をクリックしてから、次へ をクリックします。 セットアップタ
関連リンク: インストール失敗後のシステム回復 Managed System Software の無人インストールの実行 Systems Management インストーラには、 無人インストール用に 標準セットアップ オプションと カスタムセットアップ オプションが用意されています。 無人インストールでは、複数のシステムに Server Administrator を同時にインストールできます。無人インストールは、必要な Managed System Software ファイルを含むパッケージを作成することによって実行します。また、無人インストールオプションにより、無人インストールに関する情報を設定、 確認、および表示できる複数の機能が提供されます。 無人インストールパッケージは、独立系ソフトウェアベンダー(ISV)のソフトウェア配布ツールを使用してリモートシステムに配布されます。パッケージが配 布されると、ソフトウェアをインストールするインストールスクリプトが実行されます。 標準無人インストールパッケージの作成と配布 標準セットアップ の無人インストールオプションは、無人インストールパッケージとして『
カスタム無人インストールパッケージの作成 カスタム無人インストールパッケージを作成するには、次の手順を実行します。 1 DVD から srvadmin\windows\SystemsManagementx64 ディレクトリをシステムのハードドライブにコピーします。 2 Windows インストーラエンジン(msiexe.exe)を使用してインストールを実行するバッチスクリプトを作成します。 メモ: カスタム無人インストールの場合、必要なそれぞれの機能をインストールするには、コマンドラインインタフェース(CLI)のパラメ ーターとして含める必要があります。 例:msiexec.exe /i SysMgmtx64.
設定 結果 /i SysMgmtx64.msi - Server Administrator ソフトウェアがインストール されます。 /i .msi /qn このコマンドは新規のインストールとして実行されます。 /x このコマンドを使用すると、製品がアンインストールされます。 /x SysMgmtx64.
設定 結果 INSTALLDIR= このコマンドを使用すると、特定の場所にある製品がインストールされま す。インストールディレクトリをこのスイッチで指定する場合、CLI インストー ルコマンドを実行する前にそのディレクトリを手動で作成しておく必要があり ます。そうしないとコマンドの処理が失敗し、その際にエラーメッセージは表 示されません。 / i SysMgmtx64.msi INSTALLDIR=c:\OpenManage /qn - インスト ール先が c:\OpenManage である特定の場所に製品がインストールされ ます。 CP_MESSAGE_FORMAT= このコマンドはアラートメッセージのタイプを 拡張メッセージフォーマット(推 奨)または 標準メッセージフォーマット に設定します。 たとえば、msiexec.exe /i SysMgmtx64.
機能 ID 説明 INTEL Intel NIC エージェント IWS Server Administrator Web Server OMSS Server Administrator Storage Management Service RAC iDRAC Command Line Tools iDRAC(第 11 世代の PowerEdge サーバー) Integrated DRAC Command Line Tools iDRAC12G(第 12 世代の PowerEdge サーバー) Integrated DRAC Command Line Tools SI Server Instrumentation RmtMgmt Remote Enablement CLI Server Instrumentation のコマンドラインインタフェース WMI Server Instrumentation の Windows Management Instrumentation インタフェース snmp Server Instrumentation のシンプルネットワ
の動作には、削除または上書きされたファイル、レジストリキー、およびその他のリソースの復元が含まれます。Windows は、必要に応じて、ロールバックと して回復できるように、インストールまたは削除処理の間に削除または上書きされたすべてのファイルを一時的に保存します。インストールが正常に完了 した後で、Windows は一時的なバックアップファイルをすべて削除します。 MSI スタンダードアクションのロールバックに加えて、ライブラリでもロールバックが発生した場合に、各アプリケーションに対して INI ファイルに記載されたコマ ンドの取り消しができます。インストールアクションによって変更されたすべてのファイルは、ロールバックが発生した場合、元の状態に復元されます。 MSI エンジンがインストール順序に入っている場合、ロールバックアクションとしてスケジュールされているすべてのアクションが無視されます。カスタムアクショ ン、MSI スタンダードアクション、またはインストールアクションが失敗した場合、ロールバックが開始します。 一度完了したインストールは、ロールバックできません。処理されたインストールは、安全策としてイ
メモ: Systems Management ソフトウェアのアンインストールにより、ユーザー設定が削除されます。Systems Management ソフトウ ェアを再インストールしてユーザー設定を適用します。 • Server Administrator Web Server バージョン 7.3 をインストールした場合は、Server Instrumentation バージョン 7.3 を管理下システムにインスト ールするようにしてください。Server Administrator Web Server バージョン 7.3 を使用して Server Administrator の以前のバージョンにアクセスする と、エラーが表示される可能性があります。 アップグレード 無人アップグレードでは、msiexec.exe /i SysMgmtx64.
プログラムの変更準備完了 ダイアログボックスが表示されます。 8 選択したソフトウェア機能をインストールするには、インストール をクリックします。 Server Administrator のインストール 画面が表示されます。メッセージによってインストール中のソフトウェア機能のステータスおよび進行状況が 提供されます。選択した機能がインストールされると、インストールウィザードの完了 ダイアログボックスが表示されます。 9 完了 をクリックして Server Administrator のインストールを終了します。 システム再起動のプロンプトが表示された場合、Managed System Software サービスを使用可能にするために次の再起動オプションのどちらかを 選択します。 • 今すぐ再起動する • 後で再起動する メモ: インストーラを別のシステムから実行し、変更 オプションを使用してコンポーネントを追加しようとする場合、インストーラがエラ ーを表示する可能性があります。インストーラを実行するシステム上の破損したソースがエラーの原因である可能性があります。次 のレジストリエントリをチェック
セットアッププログラムが自動的に起動しない場合は、DVD の srvadmin\windows ディレクトリにある setup.
Managed System Software の無人アンインストール Systems Management インストーラには、無人アンインストール機能が備わっています。無人アンインストールでは、複数のシステムから Managed Systems Software を同時にアンインストールできます。無人アンインストールパッケージは、ISV のソフトウェア配布ツールを使用してリモートシステムに配 布されます。パッケージが配布されると、ソフトウェアをアンインストールするアンインストールスクリプトが実行されます。 無人アンインストールパッケージの配布 Systems Management Tools and Documentation ソフトウェアは、無人アンインストールパッケージとして機能するよう事前に設定されています。このパ ッケージを 1 つまたは複数のシステムに配布するには、次の手順を実行します。 1 DVD を使用している場合は、無人アンインストールパッケージが配布された後で、msiexec.exe /x DVD Drive\<64–bit MSI path on the DVD>/qb コマンドを実
4 Microsoft Windows Server および Microsoft Hyper-V Server への Managed System Software のインストール Microsoft Windows Server および Hyper-V Server オペレーティングシステムの Server Core インストールオプションは、特定のサーバ役割を実行する ために最低限の環境を提供し、これらのサーバ役割のメンテナンスと管理要件、および攻撃可能な部分を削減します。Windows Server または Hyper-V Server インストールは、対応サーバ役割によって必要とされるバイナリのサブセットのみをインストールします。たとえば、Explorer シェルは Windows Server または Hyper-V Server インストールの一環としてインストールされず、その代わりに Windows Server または Hyper-V Server インス トールのデフォルトユーザーインタフェースはコマンドプロンプトになります。 メモ: Windows クライアントオペレーティングシステムで
• 1036.mst(フランス語) • 1041.mst(日本語) • 2052.mst(簡体字中国語) 関連リンク: オプションのコマンドライン設定 システム管理ソフトウェアのアンインストール Managed System Software をアンインストールするには、コマンドプロンプトで msiexec /x SysMgmtx64.
5 Microsoft Active Directory の使用 Active Directory サービスソフトウェアを使用する場合は、ネットワークへのアクセスを制御するために Active Directory サービスソフトウェアを設定しま す。Active Directory データベースは、リモート管理認証および承認をサポートするように変更されています。Server Administrator の他、Integrated 、Remote Access Controllers(RAC)も Active Directory と連動するようになりました。このツールを利用 Dell Remote Access Controllers(iDRAC) して、ひとつの中央データベースからユーザーと特権を追加および制御できます。 トピック: • Active Directory スキーマ拡張 • Active Directory スキーマの拡張 Active Directory スキーマ拡張 Active Directory データは、属性 および クラス の分散データベースに存在します。Active Dir
製品オブジェクトは、認証および承認の問い合わせのためにシステムを Active Directory に関連付けます。システムがネットワークに追加された場合、シ ステム管理者は、ユーザーが Active Directory で認証および承認を実行できるようシステムとその製品オブジェクトをその Active Directory 名で設定す る必要があります。また、システム管理者は、ユーザーが認証するために、システムを少なくとも 1 つの関連オブジェクトに追加する必要があります。 次の図は、関連オブジェクトが、すべての認証および承認に必要な接続を提供することを示しています。 図 1.
複数ドメインでの RAC Active Directory オブジェクトのセットアップ 複数ドメインのシナリオにおいてオブジェクトをセットアップするには、次のタスクを実行します。 1 ドメインのフォレスト機能がネイティブモードになっていることを確認します。 2 2 つの関連オブジェクト AO1(ユニバーサルスコープ)と AO2 をいずれかのドメインに作成します。 3 2 台のリモートシステムを表す 2 つの RAC デバイスオブジェクト、RAC1 と RAC2 を作成します。 4 2 つの特権オブジェクト、Priv1 と Priv2 を作成します。Priv1 にはすべての特権(システム管理者)、Priv2 にはログイン特権を与えます。 5 User1 と User2 を Group1 にまとめます。Group1 のグループスコープはユニバーサルである必要があります。 6 Group1 を関連オブジェクト 1(AO1)のメンバー、Priv1 を AO1 の特権オブジェクト、そして RAC1 と RAC2 の両方を AO1 の製品としてそれぞれ追 加します。 7 User3 をメンバーと
3 2 つのシステムを表す sys1 と sys2 の 2 つの Server Administrator 製品を作成します。sys1 は Domain1 に属し、sys2 は Domain2 に属します。 4 2 つの特権オブジェクト、Priv1 と Priv2 を作成します。Priv1 にはすべての特権(システム管理者)、Priv2 にはログイン特権を与えます。 5 sys2 を Group1 にまとめます。Group1 のグループスコープは ユニバーサル である必要があります。 6 User1 と User2 を関連オブジェクト 1(AO1)のメンバー、Priv1 を AO1 の特権オブジェクト、および sys1 と Group1 の両方を AO1 の製品としてそれ ぞれ追加します。 7 User3 を関連オブジェクト 2(AO2)のメンバー、Priv2 を AO2 の特権オブジェクト、および Group1 を AO2 の製品としてそれぞれ追加します。 メモ: いずれの関連オブジェクトもユニバーサルスコープである必要はありません。 システムにアクセスするための Active Dire
LDIF スクリプトファイルと Schema Extender ユーティリティは、Dell EMC OpenManage Systems Management Tools and Documentation ソフトウェ アの次のディレクトリに収録されています。 • :\ManagementStation\support\OMActiveDirectory_Tools\<インストールタイプ>\LDIF Files • :\ManagementStation\support\OMActiveDirect ory_ Tools\<インストールタイプ>\Schema Extender 次の表には、フォルダ名と <インストールタイプ> が示されています。 表 8.
クラス名 割り当てられたオブジェクト識別番号(OID) クラスの種類 dellOmsa2AuxClass 1.2.840.113556.1.8000.1280.1.2.1.1 補助クラス dellOmsaApplication 1.2.840.113556.1.8000.1280.1.2.1.2 構造体クラス 表 10. dellAssociationObject クラス OID 1.2.840.113556.1.8000.1280.1.1.1.2 説明 このクラスは、関連オブジェクトを表します。この関連オブジェクトは、ユーザーとデバイスまたは製品間の接続を提 供します。 クラスの種類 構造体クラス SuperClasses グループ 属性 dellProductMembers dellPrivilegeMember 表 11. dellPrivileges クラス OID 1.2.840.113556.1.8000.1280.1.1.1.
SuperClasses なし 属性 dellOmsaIsReadOnlyUser dellOmsaIsReadWriteUser dellOmsaIsAdminUser 表 14. dellOmsaApplication クラス OID 1.2.840.113556.1.8000.1280.1.2.1.2 説明 このクラスは、Server Administrator アプリケーションを表します。Server Administrator は Active Directory で dellOmsaApplication として設定する必要があります。この設定により、Server Administrator アプリケーションは LDAP クエリを Active Directory に送信できるようになります。 クラスの種類 構造体クラス SuperClasses dellProduct 属性 dellAssociationMembers 表 15.
属性名 / 説明 割り当てられた OID/ 構文オブジェクト識別 子 ユーザーが Server Administrator で読み取り 専用権限を持っている場合は TRUE ブール(LDAPTYPE_BOOLEAN 1.3.6.1.4.1.1466.115.121.1.7) dellOMSAIsReadWriteUser 1.2.840.113556.1.8000.1280.1.2.2.2 ユーザーが Server Administrator で読み取 り / 書き込み権限を持っている場合は TRUE dellOMSAIsAdminUser ユーザーが Server Administrator でシステム 管理者権限を持っている場合は TRUE 単一値 TRUE ブール(LDAPTYPE_BOOLEAN 1.3.6.1.4.1.1466.115.121.1.7) 1.2.840.113556.1.8000.1280.1.2.2.3 TRUE ブール(LDAPTYPE_BOOLEAN 1.3.6.1.4.1.1466.115.121.1.
6 閉じる をクリックして OK をクリックします。 Active Directory へのユーザーと権限の追加 拡張 Active Directory ユーザーとコンピュータのスナップインでは、RAC オブジェクト、関連オブジェクト、および特権オブジェクトを作成することによって、 DRAC および Server Administrator のユーザーと特権を追加できます。オブジェクトを追加するには、該当するサブセクションの手順を実行してください。 製品オブジェクトの作成 製品オブジェクトを作成するには、次の手順を実行します。 メモ: Server Administrator のユーザーは、ユニバーサルタイプの製品グループを使用して、ドメインとその製品オブジェクトをスパンする必要 があります。 メモ: 別のドメインからユニバーサルタイプの製品グループを追加する場合、関連オブジェクトをユニバーサルスコープで作成します。Schema Extender ユーティリティにより作成されたデフォルトの関連オブジェクトは、ドメインローカルグループであり、他のドメインからユニバーサルタイ プの製品グループとは動作しませ
3 インストールしたコンポーネントに応じて、RAC または Server Administrator のオブジェクトを選択します。 新規オブジェクト ウィンドウが表示されます。 4 新しいオブジェクトの名前を入力します。 5 関連オブジェクト を選択します。 6 関連オブジェクト のスコープを選択します。 7 OK をクリックします。 関連オブジェクトへのオブジェクトの追加 関連オブジェクトのプロパティ ウィンドウを使って、ユーザーやユーザーグループ、特権オブジェクト、システム、RAC デバイス、システムやデバイスグループ を関連付けることができます。 メモ: RAC ユーザーがそのユーザーや RAC オブジェクトのドメインをスパンするには、ユニバーサルグループを使用する必要があります。 ユーザーと製品のグループを追加できます。他のグループを作成した同じ方法で、関連グループを作成できます。 ユーザーまたはユーザーグループを追加するには 1 関連オブジェクト を右クリックし、プロパティ を選択します。 2 ユーザー タブを選択して、追加 を選択します。 3 ユーザーまたはユーザー
Server Administrator を実行しているシステムでの CLI を使用した Active Directory の設定 omconfig preferences dirservice コマンドを使用して、Active Directory を設定できます。productoem.ini ファイルは、これらの変更を反 映して修正されます。adproductname が productoem.ini ファイルに存在しない場合は、デフォルトの名前が割り当てられます。 デフォルト値は、システム名 - ソフトウェア - 製品名です。ここで、システム名は Server Administrator を実行しているシステムの名前であり、ソフトウェア製品名は omprv64.
6 よくあるお問い合わせ(FAQ) Systems Management アプリケーションはどのポートを使 用しますか? Server Administrator が使用するデフォルトポートは 1311 です。以下のポートが設定可能です。特定のコンポーネントのポート情報は、そのコンポーネン トのユーザーガイドを参照してください。 低帯域幅、低レイテンシの WAN 上で iDRAC コントローラ で仮想メディアを実行するとき、Systems Management の インストールを仮想メディアで直接起動すると、失敗しま す。どうすればよいですか? ローカルシステムにウェブインストールパッケージをコピーしてから、Systems Management インストールを起動してください。 Server Administrator Storage Management サービスを インストールする前に、システムにインストールされている Adaptec Fast Console アプリケーションをアンインストール する必要はありますか? はい。Adaptec Fast Console がすでにシステム上にインストールさ
x86 から x64 へのアップグレードインストール中にインストールが中止 された場合、どうすればインストールを完了できますか? アンインストール動作が中止された場合、Server Administrator コンポーネントツリーオブジェクトの一部が表示されない場合があります。この問題を解 決するには、Server Administrator のインストールを修復する必要があります。スタート > 設定 > コントロールパネル > プログラムの追加と削除 に移 動します。Server Administrator インストールで 変更 を選択し、修復 オプションを選択します。 Server Administrator のインストールの不具合はどうすれば修正で きますか? 再インストールを強制し、次に Server Administrator のアンインストールを実行するとインストールの不具合を修正できます。再インストールを強制する には: 1 以前にインストールされた Server Administrator のバージョンを特定します。 2 そのバージョンのインストールパッケージをダウンロードします。
Systems Management インストール を始動すると、特定のライブラ リのロードの失敗、アクセス拒否、初期化エラーを示すエラーメッセー ジが表示される場合があります。たとえば、Systems Management インストール中のインストールの失敗は、「OMIL64.DLL のロードに 失敗しました」です。どうすればよいですか? これは、通常システム上のコンポーネントオブジェクトモデル(COM)のアクセス許可が十分でないことが原因です。この状況を改善するには、文書 support.installshield.com/kb/view.asp?articleid=Q104986 を参照してください。 Systems Management インストールは、Systems Management Software またはその他のソフトウェア製品の以前のインストールが正常に実行されな かった場合にも失敗することがあります。次の一時的な Windows インストーラレジストリがある場合は、削除します。 HKLM\Software\Microsoft\Windows\CurrentVersion\Installe
MSI ログファイルはどこにありますか? デフォルトでは、MSI ログファイルは %TEMP% 環境変数で定義されるパスに保存されます。 サポートウェブサイトから Windows 用の Server Administrator ファ イルをダウンロードして、自分のメディアにコピーしました。 SysMgmtx64.msi ファイルを起動しようとしたところ、失敗しました。 何が間違っていますか? MSI ファイルが DVD のルートにない場合は、すべてのインストーラで MEDIAPACKAGEPATH プロパティが指定されている必要があります。 このプロパティは、Managed System Software の MSI パッケージに対応して srvadmin\windows\SystemsManagement に設定されています。自分 の DVD を作成する場合は、DVD のレイアウトが同じままになることを確認する必要があります。SysMgmtx64.msi ファイルは、srvadmin\windows \SystemsManagementx64 の下に置かれている必要があります。詳細については、msdn.
必要条件チェッカーの情報を最も有効に使用する方法を教えてくだ さい。 必要条件チェッカーは Windows で使用可能です。必要条件チェッカーの使用方法の詳細については、Dell EMC Systems Management Tools and Documentation ソフトウェアの srvadmin\windows\PreReqChecker\README.txt にある readme ファイルを参照してください。 必要条件チェッカー 画面で、次のメッセージが表示されます。この不 具合を解決するためにできることを教えてください。 An error occurred while attempting to execute a Visual Basic Script. Please confirm that Visual Basic files are installed correctly. このエラーは、必要条件チェッカーがインストール環境の確認のために Systems Management スクリプト vbstest.
システムにインストールされているシステム管理ソフトウェアのバージョ ンを知る方法を教えてください。 Windows の コントロールパネル へ移動し、プログラムの追加と削除 をダブルクリックして Systems Management Software を選択します。サポート 情報 へのリンクを選択します。 現在システムにインストールされている Server Administrator の機 能は、どこに表示されますか? Windows の コントロールパネル に移動し、プログラムの追加と削除 をダブルクリックして、現在インストールされている Server Administrator 機能を 表示します。 Windows で使用される Systems Management の機能名をすべて 教えてください。 次の表に、Systems Management の全機能の名称と、それに相当する Windows の名称を記載しています。 表 18.