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みシステム管理(ESM)ログとシステムイベントログ(SEL)の 2 種類の異なるハードウェアログがあります。ESM ログと SEL はそれぞれ、システ
ム管理ソフトウェアにハードウェアのステータスメッセージを送ることができる、一組の組み込み指示です。ログに一覧表示された各コンポーネントに
は、名前の横にステータスインジケータアイコンがあります。次の表に、ステータスインジケータを示します。
表 13. ハードウェアログの状態インジケータ
ステータス 説明
緑のチェックマーク( )
コンポーネントが正常(通常の状態)であることを示します。
感嘆符がある黄色の三角形( )
コンポーネントは警告(非重要)状態で、早急な対応が必要であることを
示します。
赤色の X( )
コンポーネントがエラー(重要)状態にあり、即座の対応が必要なことを示
します。
クエスチョンマーク( )
コンポーネントの正常性が不明であることを示します。
ハードウェアログにアクセスするには、システム をクリックし、ログ タブをクリックしてから、ハードウェア をクリックします。
ESM および SEL ログに表示される情報は次のとおりです。
• イベントの重大度
• イベントがキャプチャされた日時
• イベントの説明
ハードウェアログの維持
ログファイルの容量が 80 % に到達すると、Server Administrator ホームページにあるログ名の横にある状態インジケータアイコンが、正常状態
( )から非重要状態( )に変わります。容量が 80 % に達したら、ハードウェアログを必ずクリアしてください。ログの容量が 100 % に達
すると、最新のイベントはログに記録されなくなります。
ハードウェアログをクリアするには、ハードウェアログ ページで、ログのクリア リンクをクリックします。
アラートログ
メモ: アラートログで無効な XML データ(例えば選択されたデータ用に生成された XML データの形式が正しくない場合)が表示さ
れた場合、ログのクリア をクリックするとログ情報が再度表示されます。
アラートログを使って、さまざまなシステムイベントをモニタします。サーバー管理者はセンサーおよびその他のモニタされたパラメータの変化に対応し
てイベントを生成します。アラートログに記録された各ステータス変更イベントは、特定のイベントソースカテゴリのイベント ID と呼ばれる固有の識
別子と、そのイベントを説明するイベントメッセージで構成されています。イベント ID とメッセージはイベントの重大度と原因を個別に解説し、イベ
ントのロケーションおよびモニタされたコンポーネントの以前の状態などの関連情報を提供します。
アラートログにアクセスするには、システム をクリックし、ログ タブをクリックしてから、アラート をクリックします。
アラートログに表示される情報は次のとおりです。
• イベントの重大度
• イベント ID
• イベントがキャプチャされた日時
• イベントのカテゴリ
• イベントの説明
メモ: 将来のトラブルシューティングおよび診断目的でログ履歴が必要となる場合があります。そのため、ログファイルを保存しておくこ
とをお勧めします。
メモ: OMSA は、重複した SNMP トラップ、またはログ重複イベントをアラートログページまたはオペレーティングシステムログファイルに
送信する場合があります。重複トラップおよびイベントは、
OMSA サービスが手動で再起動された、またはオペレーティングシステム再
起動後に OMSA サービスが起動するときにデバイスセンサーが引き続き異常状態を示す場合にログされます。
アラートメッセージの詳細に関しては、dell.com/openmanagemanuals で『Server Administrator メッセージリファレンスガイド』を参照してくださ
い。
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