Users Guide

13. コントローラとエンクロージャ 1 間のパス
論理コネクタの正常性 コントローラとエンクロージャ 1 間のパス
コネクタ 0C0 コネクタ 1C1
使用可能 使用可能
使用可能 Disconnected(切断)
切断 使用可能
ただし、任意の 2 台のエンクロージャ間の通信チャネルが切断された場合は、冗長パス構成が劣化し、論理コネクタの正常性も劣化状態として
表示されます。このシナリオの概要は、次の表を参照してください。
14. エンクロージャ
n
とエンクロージャ
n
+1 間のパス
論理コネクタの正常性 エンクロージャ
n
とエンクロージャ
n
+1 間のパス
コネクタ 0C0 コネクタ 1C1
使用可能 使用可能
使用可能 Disconnected(切断)
切断 使用可能
上記のシナリオでは、エンクロージャの状態が警告モードで表示されます。エンクロージャ ページで 情報 / 設定 をクリックすると、正常状態にある
すべてのエンクロージャのコンポーネントEMM、ファン、物理ディスク、電源装置、および温度)が表示されます。エンクロージャからコントローラへ
の通信パスが失われたことを示す パス障害 メッセージを表示するには、エンクロージャが冗長パスモードではなくなったことを示します。
関連リンク
パスの正常性
コネクタの冗長パスビューのクリア
冗長パスビューのクリア
システムと Storage Management を再起動したら、論理コネクタにパス障害メッセージが表示された場合について考えてみます。2 つ目のコネク
タのプラグを意図的に抜いた可能性があります。この場合、パス障害メッセージは該当しません。接続したケーブルの不具合、またはケーブルがコ
ントローラに適切に接続されていない可能性があります。いずれの場合も、Storage Management には、システムが再起動前は冗長パス構成だ
ったが、今はそうではないことが表示されます。冗長パスモードが不要であることが確かな場合は、コントローラプロパティの変更 コントローラタスクに
ある 冗長パスビューのクリア を使用して既存の冗長パスビューをクリアします。このオプションを選択すると冗長パスビューがクリアされ、コネクタが
ユーザーインタフェースに コネクタ 0 および コネクタ 1 として表示されます。
関連リンク
冗長パス構成の設定
論理コネクタのプロパティとタスク
巡回読み取りモードの設定
メモ: このタスクは、HBA モードで実行されている PERC ハードウェアコントローラではサポートされません。
お使いのコントローラがこの機能をサポートするかどうかを確認するには、「対応機能」を参照してください。
巡回読み取りはディスクエラーを検出してディスクの不具合とデータの損失または破壊を防止します。巡回読み取りの設定 タスクは、仮想ディス
クまたはホットスペアとして使用されるディスクにのみ適用可能です。
巡回読み取りの設定 タスクは、バックグラウンドで実行され、可能であれば修正を行います。巡回読み取りモードの設定 自動 に設定されて
いる場合、コントローラが一定時間アイドル状態で他のバックグラウンドタスクがアクティブではないときに、巡回読み取りが開始されます。このシナ
リオでは、ディスクでの入力 / 出力アクティビティがない間にディスクエラーの識別および修正を行えるため、巡回読み取りはシステムパフォーマンス
を向上させます。
巡回読み取りタスクと競合するコントローラのアクティビティに基づいて、コントローラは巡回読み取り専用のシステムリソース量を調整します。コント
ローラアクティビティが活発な場合、巡回読み取りタスクの専用システムリソースは少なくなります。
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