Users Guide
プロパティ 定義
• 失敗 — 仮想ディスクの 1 つまたは複数のコンポーネントにエラーが発生し、機能が停止して
います。
• 冗長性失敗 — この状況は、仮想ディスクの初期整合性チェックがキャンセルされたか、正
常に行われなかった場合に表示されます。また、RAID 1、RAID 10 または RAID 1 連結仮
想ディスクで物理ディスクの故障が発生したときにも表示されることがあります。さらに、仮想
ディスクが冗長性失敗状況を表示する原因となり得る、その他の仮想ディスクおよびファー
ムウェア関連状況もあります。仮想ディスクが冗長性失敗状況にあるときは、整合性チェック
の実行で仮想ディスクが準備完了状況に戻る場合があります。
• バックグラウンド初期化 — 仮想ディスク上でバックグラウンド初期化が実行されています。
• フォーマット中 — 仮想ディスクがフォーマットされています。詳細については、「フォーマット、
初期化、低速および高速初期化」を参照してください。
• 初期化中 — 仮想ディスクが初期化されています。詳細については、「フォーマット、初期
化、低速および高速初期化」を参照してください。
一部のコントローラでは、仮想ディスク状況はコントローラが I/O 操作を行うまでアップデート
されません。詳細については、「物理ディスク状態変更を検知するための I/O と再起動要
件」を参照してください。
• 劣化冗長 — この状況は、冗長仮想ディスク内の物理ディスクがオンラインではないが、仮
想ディスクが引き続きアクセス可能で機能している RAID 6 および RAID 60 に該当します。
パーティション
このプロパティは、仮想ディスクにパーティションがあるかどうかを表示します。可能な値は、なし お
よび パーティション 情報ページへのリンクです。
仮想ディスクの不良ブロック 仮想ディスクに不良ブロックがあるかどうかを表示します。
暗号化済み 仮想ディスクが暗号化されているかを表示します。可能な値は はい または いいえ です。
ホットスペアポリシー違反 ホットスペア保護ポリシーの違反があったかどうかが表示されます。
メモ: このプロパティは、ホットスペア保護ポリシーを設定した場合にのみ表示されます。
詳細に関しては、「
ホットスペア保護ポリシーの設定」を参照してください。
レイアウト RAID レベルを表示します。
Size(サイズ) 仮想ディスクの合計容量が表示されます。
仮想ディスクサイズの計算アルゴリズムでは、0.005 以下の値が 0.00 に四捨五入され、0.006
から 0.009 の間の値は 0.01 にに四捨五入されます。たとえば、仮想ディスクサイズ 819.725 は
819.72 に四捨五入されます。仮想ディスクサイズ 819.726 は 819.73 に四捨五入されます。
Device Name(デバイス名) このオブジェクトのオペレーティングシステムデバイス名が表示されます。
Bus Protocol(バスプロトコル) 仮想ディスクに含まれる物理ディスクが使用する技術を表示します。可能な値は次のとおりで
す。
• SAS
• SATA
Media(メディア) 仮想ディスク内にある物理ディスクのメディアタイプが表示されます。可能な値は次のとおりです。
• HDD
• SSD
• 不明 — Storage Management は物理ディスクのメディアタイプを判断できません。
メモ: 仮想ディスクに HDD と SSD を混在させることはできません。また、仮想ディスク
に SAS と SATA ドライブを混在させることもできません。
読み取りポリシー コントローラが選択された仮想ディスクに使用している読み取りポリシーが表示されます。「RAID
コントローラの読み取り、書き込み、キャッシュ、およびディスクキャッシュポリシー」を参照してくださ
い。
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