Users Guide
関連リンク
冗長仮想ディスクの一部になっている故障ディスクの交換
再構築のキャンセル
お使いのコントローラがこの機能をサポートするかどうかを確認するには、「対応機能」を参照してください。
再構築のキャンセル タスクを使用して進行中の再構築をキャンセルすることができます。再構築をキャンセルすると、仮想ディスクの状態は劣化
のままになります。さらに別の物理ディスクに障害が発生した場合、仮想ディスクにも障害が発生し、データを失う可能性があります。障害が発生
した物理ディスクはすぐに再構築することをお勧めします。
メモ: ホットスペアに割り当てられている物理ディスクの再構築をキャンセルした場合、データを復元するには同じ物理ディスクの再構築
を再初期化します。物理ディスクの再構築をキャンセルしてから別の物理ディスクをホットスペアに割り当てても、新しく割り当てたホッ
トスペアでデータは再構築されません。元のホットスペアの物理ディスクで再構築を再初期化する必要があります。
グローバルホットスペアの割り当てと割り当て解除
お使いのコントローラがこの機能をサポートするかどうかを確認するには、「対応機能」を参照してください。
グローバルホットスペアは、ディスクグループの一部になっている未使用のバックアップディスクです。ホットスペアはスタンバイモードになります。仮想デ
ィスクで使用されている物理ディスクに障害が発生すると、割り当てられたホットスペアが有効になり、システムに割り込みされたり介入要求される
ことなく、故障した物理ディスクと置換されます。ホットスペアが有効になると、故障した物理ディスクを使用していたすべての冗長仮想ディスクのデ
ータが再構築されます。
ホットスペアの割り当ては、ディスクの割り当てを解除し、必要に応じて別のディスクを割り当てることで変更できます。複数の物理ディスクをグロー
バルホットスペアとして割り当てることができます。
グローバルホットスペアの割り当てと割り当て解除は手動で行う必要があります。グローバルホットスペアは特定の仮想ディスクには割り当てられま
せん。仮想ディスクにホットスペアを割り当てる(仮想ディスク内でエラーが発生する物理ディスクの代替となります)場合は、「専用ホットスペアの
割り当てと割り当て解除」を参照してください。
メモ: 仮想ディスクを削除する場合、コントローラに関連する最後の仮想ディスクが削除されると、割り当てられたグローバルホットスペ
アがすべて自動的に割り当て解除される可能性があります。ディスクグループの最後の仮想ディスクを削除すると、割り当て済みの専
用ホットスペアがすべて自動的にグローバルホットスペアになります。
メモ: PERC H330、H730、H730P、H740P、および PERC H840 コントローラでは、選択したドライブのいずれかが スピンダウン さ
れた状態である場合、次のメッセージが表示されます。The current physical drive is in the spun down
state. Executing this task on this drive takes additional time, because the drive needs
to spun up.
ホットスペアに関連したサイズ要件とその他の考慮事項を把握しておいてください。
関連リンク
ホットスペアでの仮想ディスクの保護
オンラインまたはオフライン状態での物理ディスクの設定
お使いのコントローラがこの機能をサポートするかどうかを確認するには、「対応機能」を参照してください。
オンライン および オフライン タスクは、冗長仮想ディスクに含まれ PERC コントローラに接続されている物理ディスクのみを対象にしています。
オフライン タスクは、取り外し前にディスクを無効にする場合に使用します。オンライン タスクは、オフラインディスクを再度有効にする場合に選択
します。場合によっては、故障したディスクで
オンライン タスクを使用して、ディスクのデータの回復を試みることができます。
関連リンク
一部のコントローラにおける物理ディスクオンラインコマンドの使用
物理ディスクをオンラインまたはオフラインにする
物理ディスクをオンラインまたはオフラインにするには、次の手順を実行します。
1. オンラインまたはオフラインにする必要のある物理ディスクを確認します。このタスクを実行するとデータが損失することがあります。必要に応じ
てデータをバックアップします。物理ディスクを点滅させるには 点滅 をクリックします。
2. 準備ができたら オンライン または オフライン をクリックするか、前のページに戻る をクリックします。
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