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バッテリの透過的学習サイクル
透過的学習サイクルTLCでは、バッテリの充電残量を定期的に算出して、十分な電力があることを確認します。この操作は自動的に実行さ
れ、システムまたはコントローラのパフォーマンスに影響を与えることはありません。コントローラではバッテリに対して自動的に TLC が実行され、90
日ごとに充電量のキャリブレーションおよび測定が行われます。必要に応じて、操作を手動で実行することができます。
バッテリの遅延学習サイクルの開始
お使いのコントローラがこの機能をサポートするかどうかを確認するには、「対応機能」を参照してください。
コントローラファームウェアは、90 日ごとにバッテリの学習サイクルを自動的に開始します。学習サイクルを実行しているファームウェアを停止すること
はできませんが、学習サイクルの開始時期を最長 7 日まで遅延させることができます。
関連リンク
学習サイクルの開始
RAID コントローラバッテリ
バッテリ学習サイクルの遅延
1. テキストボックスに数値を入力します。値は 07 の範囲にする必要があります。この値はバッテリの学習サイクルを遅延する日数を示し
ます。学習サイクルは、最大 7 日まで遅延できます。
2. 時間 テキストボックスに数値を入力します。値は 023 の範囲にする必要があります。この値はバッテリの学習サイクルを遅延する時間を
示します。
3. 変更の適用 をクリックします。
変更を保存せずに終了する場合は、バッテリ情報ページに戻る をクリックします。
Storage Management での学習サイクル遅延を探す方法
Storage Management でこのタスクを検索するには、次の手順を実行します。
1. Server Administrator ウィンドウのシステムツリーで、ストレージ を展開してコントローラオブジェクトを表示します。
2. コントローラオブジェクトを展開します。
3. バッテリオブジェクトを選択します。
4. 使用可能なタスク ドロップダウンメニューから 学習サイクルの遅延 を選択します。
5. 実行 をクリックします。
関連リンク
バッテリのプロパティおよびタスク
学習サイクルの開始
バッテリの遅延学習サイクルの開始
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