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プロパティ 定義
最大学習遅延 バッテリの学習サイクルを遅延できる最大の日数と時間を表示します。コントローラのファームウェアはバッテ
リの学習サイクルを自動的に開始します。学習サイクルの停止または一時停止は不可能ですが、遅延す
ることはできます。詳細に関しては、「バッテリの遅延学習サイクルの開始」および「学習サイクルの開始」を
参照してください。
関連リンク
バッテリ 使用可能なタスク
バッテリタスク
バッテリタスクにアクセスするには、次の手順を実行します。
1. Server Administrator ウィンドウのシステムツリーの下にある、ストレージ ダッシュボードを展開し、コントローラオブジェクトを表示します。
2. コントローラ オブジェクトを展開します。
3. バッテリ を選択します。
4. 使用可能なタスク ドロップダウンメニューからタスクを選択します。
5. 実行 をクリックします。
バッテリ 使用可能なタスク
次のバッテリタスクを使用できます。
学習サイクルの開始
バッテリの透過的学習サイクル
バッテリの遅延学習サイクルの開始
関連リンク
バッテリのプロパティおよびタスク
学習サイクルの開始
お使いのコントローラがこの機能をサポートするかどうかを確認するには、「対応機能」を参照してください。
学習サイクルの開始 タスクを選択して、バッテリの学習サイクルを開始します。
バッテリの学習サイクルでは、コントローラバッテリを放電してからフル充電します。
学習サイクルではバッテリの内蔵回路を再調整し、コントローラがこのバッテリで電源喪失時にコントローラのキャッシュをあらかじめ指定された期間
保持できるかを判断できるようにします。
学習サイクルの進行中は、停電中にバッテリがキャッシュを維持できない場合があります。コントローラが ライトバックキャッシュ ポリシーを使用して
いる場合、コントローラは、学習サイクルが完了するまで ライトスルーキャッシュ ポリシーに変更されます。ライトスルーキャッシュポリシーはディスク
に直接データを書き込むため、停電時にキャッシュでのデータ損失リスクを低減します。
メモ: コントローラを 強制ライトバックキャッシュ ポリシーに設定している場合、キャッシュポリシーは学習サイクル中に変更されません。
強制ライトバックキャッシュ ポリシーを使用しているときは、学習サイクルの進行中における停電発生時にデータ損失が発生する可能
性があります。
コントローラのファームウェアは、90 日ごとに学習サイクルを自動的に開始します。学習サイクルの開始時間をさらに 7 日間遅延させることができ
ますが、それを過ぎるとファームウェアは自動的に学習サイクルを開始します。
メモ: バッテリの充電中は、学習サイクルを実行できません。バッテリの充電中にコントロールのファームウェアまたはユーザーが学習サ
イクルを開始すると、バッテリの学習状況に「要求済み」と表示されます。バッテリが完全に充電されると学習サイクルが開始されます。
関連リンク
バッテリの遅延学習サイクルの開始
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