Users Guide

システム / サーバモジュールプロパティ
システム / サーバモジュール オブジェクトには、メインシステムシャーシ / メインシステムソフトウェアストレージ 3 つの主要システムコンポーネ
ントグループがあります。Server Administrator のホームページではデフォルトでシステムツリーの システム オブジェクトが表示されます。ほとんどの
管理機能は、システム / サーバモジュール オブジェクトの処置ウィンドウから管理できます。システム / サーバモジュール オブジェクトの処置ウィン
ドウには、ユーザーのグループ権限に応じて、ライセンス管理プロパティシャットダウンログアラート管理セッション管理 などのタブがありま
す。
ライセンス
サブタブ情報 | ライセンス
ライセンスのサブタブでは、次の操作が可能です。
iDRACIntegrated Dell Remote Access Controllerを使用して、ハードウェアのデジタルライセンスを、インポート、エクスポート、削除、交
換できるようにプリファランスを設定。
使用中のデバイスの詳細表示。詳細には、ライセンスの状態、ライセンスの説明、資格 ID、ライセンスの有効期限があります。
メモ: Server Administrator Dell 12 世代 PowerEdge システム以降のライセンス機能をサポートします。この機能は、
iDRAC の必要最低限のバージョンである、iDRAC 1.30.30 がインストールされている場合にのみ利用可能です。
メモ: この機能は、iDRAC の必要最低バージョンがインストールされている場合にのみ使用できます。
プロパティ
サブタブ正常性 | 概要 | 資産情報 | 自動回復
プロパティ タブでは、次の操作が可能です。
メインシステムシャーシ / メインシステム オブジェクトおよび ストレージ オブジェクト内のハードウェアおよびソフトウェアコンポーネントの現在の
正常性アラート状態を表示します。
監視されているシステムのすべてのコンポーネントの詳細な概要情報を表示します。
監視されているシステムの資産情報を表示および設定します。
監視中のシステムの自動システム回復オペレーティングシステムのウォッチドッグタイマー処置の表示と設定を行います。
メモ: オペレーティングシステムのウォッチドッグタイマーが BIOS で有効になっていると、自動回復オプションが使えない場合があり
ます。自動回復オプションを設定するには、必ずオペレーティングシステムのウォッチドッグタイマーを無効にしてください。
メモ: 応答していないシステムをウォッチドッグが認識している場合は、設定したタイムアウト時間n に従って自動システム回
復処置が実行されないことがあります。処置の実行時間は n-h+1 n+1 秒で、n は設定したタイムアウト時間、h はハートビート
間隔です。ハートビート間隔の値は n ≤ 30 の場合は 7 秒、n > 30 の場合は 15 秒です。
メモ: システム DRAM Bank_1 で修復できないメモリイベントが発生した場合は、ウォッチドッグタイマー機能の動作を保証できま
せん。修復できないメモリイベントがこの場所で発生すると、この領域の BIOS コードレジデントが破損する場合があります。ウォッ
チドッグ機能は BIOS への呼び出しを使ってシャットダウンまたは再起動の動作を実行するため、この機能は正常に作動しない場
合があります。この問題が発生した場合は、手動でシステムを再起動する必要があります。ウォッチドッグタイマーの最大設定値
720 秒です。
シャットダウン
サブタブリモートシャットダウン | サーマルシャットダウン | Web Server のシャットダウン
シャットダウン タブでは、次の操作が可能です。
オペレーティングシステムのシャットダウンとリモートシャットダウンのオプションを設定します。
温度センサーが警告またはエラー値を返したときにシステムをシャットダウンするサーマルシャットダウンの重大度レベルを設定します。
メモ: サーマルシャットダウンは、センサーがレポートする温度が温度しきい値を超えた場合にのみ発生します。センサーがレポートす
る温度が温度しきい値を下回っても、サーマルシャットダウンは発生しません。
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