Users Guide
• 省電力モードなし — これはコントローラのデフォルトのモードです。このモードでは、すべての省電力機能が無効になります。
• バランス省電力モード — I/O 遅延を抑えながら良好な省電力機能を提供します。
• 最大省電力モード — 全ドライブに対し、最大限の省電力機能を提供します。
• カスタム省電力モード — 省電力設定のカスタマイズが可能です。この電力モードを選択するとデフォルト値が入力されます。有効にする機
能の選択とクリアが可能です。サービス品質(QoS) を選択して設定ドライブの省電力をカスタマイズすることが可能で、これには、スピンアッ
プする 開始時刻 および 時間間隔 を設定します。
サービス品質(QoS) 機能を有効にするには、次の手順を実行します。
1. カスタム省電力モード を選択します。
2. 設定済みドライブのスピンダウン オプションで 有効化 を選択します。
関連するリンク
物理ディスク電源の管理オプションのプロパティ
未設定ドライブおよびホットスペアの物理ディスク電源
カスタム省電力モードによる物理ディスク電源の管理
QoS オプションによる物理ディスク電源の管理
QoS オプションの時間間隔の管理
物理ディスク電源の管理オプションのプロパティ
次の表では、物理ディスク電源の管理 オプションのプロパティを示します。
表
16. 物理ディスク電源の管理プロパティ
プロパティ 定義
未設定ドライブのスピンダウン 有効 オプションを選択した場合、指定された時間間隔中に操作され
なかった未設定ディスクをスピンダウンします。
ホットスペアのスピンダウン 有効 オプションを選択した場合、指定された時間間隔中にホットスペ
アで読み取り / 書き込み操作が実行されないと、ホットスペアがスピン
ダウンされます。
設定済みドライブのスピンダウン 有効 オプションを選択した場合、指定された時間間隔中に操作され
なかった設定済みディスクをスピンダウンします。
自動ディスク省電力(アイドル C) 追加省電力機能のために 自動ディスク省電力(アイドル C) 機能
を
有効 または 無効 にします。有効化すると、レガシードライブに影響
を与えずに新世代の省電力が有効化されます。
スピンダウンの時間間隔 ホットスペアと未設定ドライブをスピンダウンするまでの時間間隔を設
定します。
サービス品質(QOS)
サービス品質(QoS)設定の有効化 これを選択して、スピンアップ動作の開始時刻と間隔を仮想ディスクレ
ベルで設定します。
メモ: このオプションは、設定済みドライブのスピンダウン オプシ
ョンが選択されている場合にのみ使用できます。
開始時刻(HH:MM) バッテリ学習サイクルの開始時刻を表示します。このオプションは、サー
ビス品質設定の有効化 が選択されている場合にのみ使用可能で
す。
スピンアップの時間間隔(時間単位) バッテリ学習サイクルのスピンアップの時間間隔を表示します。時間間
隔は 1~24 時間に設定できます。
関連するリンク
物理ディスク電源の管理
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