Users Guide
プロパティ 定義
再構成率 再構成率は、ディスクグループへの物理ディスクの追加、またはディスクグループに常駐する仮
想ディスクの RAID レベル変更後におけるディスクグループ再構成専用のシステムで使用できる
リソースの割合です。再構成率の詳細については、「
再構成率の設定」を参照してください。
エラー時の整合性チェックの中止 エラー時に、整合性チェック 操作を停止することができます。このプロパティはコントローラのファ
ームウェアバージョンが
6.1 以降のコントローラでのみ使用可能です。
復帰可能ホットスペアとメンバー交換の許可 予想可能な障害が発生した場合にデータを自動的に物理ディスクからホットスペアにコピーし
たり、劣化したディスクを交換するためにホットスペアから物理ディスクにコピーできるようにしま
す。詳細については、「復帰可能ホットスペアの有効化」を参照してください。
ロードバランス I/O 要求をルーティングするため、同じエンクロージャに接続された両方のコントローラポートまた
はコネクタを自動的に使用する機能を提供します。このプロパティはコントローラのファームウェア
バージョンが
6.1 以降の SAS コントローラでのみ使用可能です。
予測エラー時のメンバーの自動交換 予測エラーが発生した場合に物理ディスクからホットスペアへのデータの自動コピーを有効にし
ます。このプロパティは、復帰可能ホットスペアとメンバー交換の許可プロパティと併用します。
冗長パスビュー Storage Management が冗長パス構成を検出したかどうかを示します。Storage
Management
は、両方のコントローラポートが統合モードの同じエンクロージャに接続されてい
る場合に冗長パス構成を検出します。詳細については、「冗長パス構成の設定」を参照してく
ださい。
暗号化対応 コントローラに暗号化対応機能があるかを示します。可能な値は はい と いいえ です。
暗号化キーが存在 コントローラが暗号化キーを確立したかどうかを示します。可能な値は はい と いいえ です。
暗号化モード コントローラが ローカルキー管理(LKM) を使用している、または なし かを示します。詳細に
ついては、「
暗号化キーの管理」を参照してください。
T10 保護情報機能 コントローラがデータ整合性をサポートしているかどうかを示します。可能な値は はい と いいえ
です。
キャッシュメモリサイズ コントローラのキャッシュメモリサイズが表示されます。
巡回読み取りモード コントローラの 巡回読み取りモード の設定が表示されます。可能な値は次のとおりです。
• 自動 — 巡回読み取りはシステムで継続的に実行されます。巡回読み取りの 1 反復が完
了すると、次の巡回読み取りがコントローラで指定された時間間隔内に開始されます。こ
のモードでは、巡回読み取りを手動で開始または停止するオプションはありません。
• 手動 — 巡回読み取り処理を手動で開始または停止できます。
• 無効 — 巡回読み取り処理が無効になっていることを示します。
巡回読み取りの詳細については、「巡回読み取りモードの設定」および「巡回読み取りの開始
と停止」を参照してください。
巡回読み取り状況 巡回読み取り処理の現在の状況を表示します。可能な値は次のとおりです。
• 準備完了 — 巡回読み取り処理が有効で、次回の指定時または手動開始時に実行さ
れます。
• アクティブ — 巡回読み取り処理が実行中です。
• 停止 — 巡回読み取りは停止されています。
巡回読み取りの詳細については、「巡回読み取りモードの設定」を参照してください。
巡回読み取り率 巡回読み取り 操作の実行専用のシステムリソースの割合が表示されます。巡回読み取り率
は、巡回読み取りタスクに割り当てられるシステムリソース量を変更します。巡回読み取り率
は 0~100% に設定できます。ここで、
• 0% — コントローラでの優先順位は最低に指定され、システムパフォーマンスへの影響は
最も低くなります。
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