Users Guide
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トラブルシューティング
接続サービスエラー
Red Hat Enterprise Linux では、SELinux is set to enforced mode 場合、Dell Systems Management Server Administrator
(SM SA)接続サービスが起動に失敗します。次の手順のいずれかを実行して、このサービスを起動してください。
• SELinux を Disabled モードまたは Permissive モードに設定する。
• SELinux の allow_execstack プロパティを ON 状態に変更する。次のコマンドを実行します:
setsebool allow_execstack on
• SM SA 接続サービスのセキュリティコンテキストを変更する。次のコマンドを実行します:chcon -t
unconfined_execmem_t /opt/dell/srvadmin/sbin/dsm_om_connsvcd
ログイン失敗のシナリオ
次のような場合に、管理下システムにログインできないことがあります。
• 無効または誤った IP アドレス を入力した。
• 誤った資格情報 (ユーザー名およびパスワード)を入力した。
• 管理下システムがオフになっている。
• 無効な IP アドレスまたは DNS エラーにより、管理下システムに到達できない。
• 管理下システムが信頼されていない証明書を持ち、ログインページで 証明書の警告を無視する が選択されていない。
• VMware ESXi システム上で Server Administrator サービスが有効になっていない。VMware ESXi システムで Server
Administrator サービスを有効化する方法に関しては、dell.com/openmanagemanuals の
『
Server Administrator
インストール
ガイド』
を参照してください。
• VMware ESXi システム上で、SFCBD(small footprint CIM broker daemon)サービスが実行されていない。
• 管理下システム上で Web Server Management サービスが実行されていない。
• 証明書の警告を無視する チェックボックスが選択されていないにも関わらず、ホスト名ではなく管理下システムの IP ア
ドレスを入力した。
• 管理下システムに WinRM 認証機能(Remote Enablement)が設定されていない。この機能についての情報は、dell.com/
openmanagemanuals で
『
Server Administrator
インストールガイド』
を参照してください。
• VMware ESXi 5.0 オペレーティングシステムへの接続中における認証エラーがある。次のいずれかの原因が考えられま
す。
a. サーバーにログイン中または Server Administrator にログイン中に lockdown モードが有効になった。lockdown
モードの詳細については、VMware マニュアルを参照してください。
b. Server Administrator にログイン中にパスワードが変更された。
c. システム管理者権限なしで普通のユーザーとして Server Administrator にログインした。詳細については、VMware マ
ニュアルで役割の割り当てに関する説明を参照してください。
対応 Windows オペレーティングシステムで Server Administrator の
インストールエラーを修正する
再インストールを強制し、次に Server Administrator のアンインストールを実行するとインストールの不具合を修正できます。
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