Users Guide

SNMP トラップタブは、システムの SNMP トラップを設定するために使用します。
一部の電源管理機能は、電力管理バス(PMBus)が有効になっているシステムでしか利用できません。
電源装置
電源装置 オブジェクトをクリックしてシステムの電源装置を管理します。Server Administrator は、お使いのシステム内にあ
る電源装置のそれぞれが正しく機能するように、電源装置の状態を監視します。
電源装置オブジェクト処置ウィンドウには、ユーザーのグループ特権に応じて プロパティ タブと アラート管理 タブが表示
されることがあります。
メモ: 電源装置モニタリングおよび電源モニタリング機能は、複数の冗長、ホットスワップ可能な電源装置が取り付け
られているシステムにのみ対応します。これらの機能は、電力管理回路がない永久的に取り付けられた非冗長の電源装
置には使用できません。
プロパティ
サブタブ:要素
プロパティ タブでは、次の操作が可能です。
電源装置の冗長性属性についての情報を表示します。
電源装置のファームウェアバージョン、および最大出力ワット数を含む、個々の電源装置の状態をチェックします。
各電源装置要素について、ファームウェアバージョン、定格入力ワット数、および最大出力ワット数などの状態をチェッ
クします。定格入力ワット数属性は、第 11 世代以降の PMBus システムでのみ表示されます。
アラート管理
サブタブ:アラート処置 | SNMP トラップ
アラート管理タブでは、次の操作が可能です。
現在のアラート処置設定の表示と、システム電源が警告値またはエラー値を返したときに実行するアラート処置の設定を
行います。
IPv6 アドレスのプラットフォームイベントアラートの宛先を設定します。
システム電力ワット数に対して現行の SNMP トラップを表示して、アラートしきい値レベルを設定します。選択したト
ラップは、システムが選択した重大度レベルで対応イベントを生成した場合にトリガーされます。
メモ: システムのピーク電力トラップは重大度が情報のイベントのみを生成します。
プロセッサ
プロセッサ オブジェクトをクリックして、システムのマイクロプロセッサを管理します。プロセッサとは、システム内で計
算を担う主要なチップであり、計算やロジック機能の実行、その解釈を統括しています。プロセッサオブジェクト処置ウィ
ンドウには、ユーザーのグループ権限に応じて、
プロパティ および アラート管理 タブなどが表示されます。
サブタブ:情報
プロパティ
プロパティ タブでは、システムのマイクロプロセッサの情報を表示し、詳細な機能およびキャッシュ情報にアクセスできま
す。
アラート管理
サブタブ:アラート処置
アラート管理 タブでは、現在のアラート処置設定の表示と、プロセッサが警告値またはエラー値を返したときに実行する、
アラート処置の設定を行います。
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