Users Guide
メモ: Dell 第 13 世代の PowerEdge システム では、一回限りの起動カテゴリはサポートされていません。
設定可能な BIOS 機能は特定のカテゴリにグループ化されています。カテゴリには、デバッグメニュー、システム情報、メモ
リ設定、プロセッサ設定、SATA 設定、起動設定、起動オプション設定、ネットワーク設定、内蔵デバイス、スロット無効
化、シリアル通信、システムプロファイル設定、システムセキュリティ、およびその他設定が含まれます。例えば、
システ
ム BIOS 設定 ページでは、メモリ設定 リンクをクリックすると、システムメモリに関連する機能が表示されます。設定は、
対応するカテゴリに移動して表示または変更することができます。
システムセキュリティ ページでは、BIOS セットアップパスワードを設定することができます。セットアップパスワードを設
定した場合、BIOS 設定の有効化および変更にはパスワードを入力します。パスワードを入力しなければ、BIOS 設定は読み取
り専用モードで表示されます。パスワード設定後は、システムを再起動します。
前回のセッションからの保留値が残っている場合や、帯域外インターフェースから帯域内設定が無効化されている場合は、
Server Administrator は BIOS セットアップ設定を許可しません。
メモ: Server Administrator BIOS セットアップ内の NIC 設定情報が、内蔵 NIC について正しくない可能性があります。
BIOS セットアップ画面を使って NIC を有効/無効化すると、予期されない結果となる場合があります。内蔵 NIC の設
定はすべて、システム起動中に <F2> を押すと表示される実際のシステムセットアップ画面で行うことが推奨されます。
ファン
ファン オブジェクトをクリックしてシステムファンを管理します。Server Administrator は、ファンの RPM を測定すること
で各システムファンの状態を監視します。ファンプローブは RPM を Server Administrator Instrumentation Service に報告しま
す。
デバイスツリーからファンを選択すると、Server Administrator ホームページの右側ペインにあるデータエリアに詳細が表示
されます。この ファンオブジェクト処置ウィンドウには、ユーザーのグループ権限に応じて、プロパティ および アラート管
理
タブがある場合があります。
プロパティ
サブタブ:ファンプローブ
プロパティ タブでは、次の操作が可能です。
• システムのファンプローブの現在の読み取り値を表示して、ファンプローブ警告しきい値の最大値と最小値を設定しま
す。
メモ: 一部のファンプローブフィールドは、システムで使用されているファームウェアの種類が BMC か ESM かによっ
て異なります。一部のしきい値は BMC をベースとしたシステムでは編集できません。
• ファンコントロールオプションを選択します。
アラート管理
サブタブ:アラート処置 | SNMP トラップ
アラート管理 タブでは、次の操作が可能です。
• 現在のアラート処置設定の表示と、ファンが警告値またはエラー値を返したときに実行するアラート処置を設定します。
• ファンに対するアラートしきい値レベルを設定します。
ファームウェア
ファームウェア オブジェクトをクリックしてシステムファームウェアを管理します。ファームウェアは、ROM に書き込まれ
たプログラムまたはデータから構成されています。ファームウェアはデバイスを起動して実行できます。各コントローラに
は、コントローラの機能発揮を円滑にする
ファームウェアが入っています。ファームウェア オブジェクト処置ウィンドウに
は、ユーザーのグループ権限に応じて、プロパティ タブなどが表示されます。
プロパティ
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