Install Guide
Table Of Contents
- Server Administrator バージョン 8.4 インストールガイド - Microsoft Windows
- はじめに
- インストール前のセットアップ
- Microsoft Windows オペレーティングシステムへの Managed System Software のインストール
- Microsoft Windows Server 2008 Core および Microsoft Hyper-V Server への Managed System Software のインストール
- Microsoft Active Directory の使用
- Active Directory スキーマ拡張
- Active Directory スキーマの拡張
- よくあるお問い合わせ(FAQ)
対応システム管理プロトコル標準
管理ステーションまたは Managed System Software をインストールする前に、対応システム管理プロトコルを管理下システムにイ
ンストールします。対応 Windows オペレーティングシステムでは、Systems Management Software は次をサポートします。
● Common Information Model(CIM) /Windows Management Instrumentation(WMI)
● 簡易ネットワーク管理プロトコル(SNMP)
オペレーティングシステム付属の SNMP パッケージをインストールします。Server Administrator のインストール後に SNMP がイン
ストールされた場合は、Server Administrator サービスを再起動します。
メモ: 管理下システムに対応システム管理プロトコル標準をインストールする方法については、オペレーティングシステムのマ
ニュアルを参照してください。
次の表は、各対応オペレーティングシステムでのシステム管理標準の使用可能状況について示しています。
表 3. オペレーティングシステム別のシステム管理プロトコルの使用可能状況
オペレーティングシステム snmp CIM/WMI
対応 Microsoft Windows オペレーティング
システム
オペレーティングシステムのインストー
ルメディアから使用可能です。
常にインストールされています。
デジタル証明書
Microsoft 向けのすべての Server Administrator パッケージは、インストールパッケージの整合性を保証するために役に立つ証明書で
デジタル署名されます。これらのパッケージが他の方法で再パッケージ化、編集、または操作された場合は、デジタル署名が無効
になります。この操作の結果、インストールパッケージはサポートされず、必要条件チェッカーはソフトウェアのインストールを許
可しません。
Windows インストーラのログサービスの有効化
Windows には、Windows インストーラの問題の診断に役立つ、レジストリによって有効になるログ記録サービスが含まれています。
サイレントインストール中にこのログ記録サービスを有効にするには、レジストリエディタを開いて次のパスとキーを作成します。
HKEY_LOCAL_MACHINE\Software\Policies\Microsoft\Windows\Installer Reg_SZ: Logging Value:
voicewarmup
値フィールドの文字の順序は任意です。各文字により、異なるログ記録モードが有効になります。MSI バージョン 3.1 では、各文字
の実際の機能は次のとおりです。
v - 冗長出力
o - ディスク容量不足メッセージ
i - 状態メッセージ
c - 初期 UI パラメータ
e - すべてのエラーメッセージ
w - 致命的でない警告
a - 処置の開始
r - 処置固有の記録
m - メモリ不足または致命的終了の情報
u - ユーザー要求
p - ターミナルプロパティ
+ - 既存ファイルに追加
! - 各行をログにフラッシュ
"*" - ワイルドカード。v オプションを除くすべての情報をログに記録します。v オプションを含めるには、「/l*v」と指定します。
アクティブ化されると、%TEMP% ディレクトリにログファイルが生成されます。このディレクトリに生成されるログファイルの
一部は次のとおりです。
12 インストール前のセットアップ