Users Guide
関連するリンク
パスの正常性
コネクタの冗長パスビューのクリア
冗長パスビューのクリア
システムと Storage Management を再起動したら、論理コネクタにパス障害メッセージが表示された場合について考えてみま
す。2 つ目のコネクタのプラグを意図的に抜いた可能性があります。この場合、パス障害メッセージは該当しません。接続し
たケーブルの不具合、またはケーブルがコントローラに適切に接続されていない可能性があります。いずれの場合も、
Storage
Management には、システムが再起動前は冗長パス構成だったが、今はそうではないことが表示されます。冗長パスモードが
不要であることが確かな場合は、コントローラプロパティの変更 コントローラタスクにある 冗長パスビューのクリア を使用
して既存の冗長パスビューをクリアします。このオプションを選択すると冗長パスビューがクリアされ、コネクタがユーザ
ーインタフェースに コネクタ 0 および コネクタ 1 として表示されます。
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冗長パス構成の設定
論理コネクタのプロパティとタスク
巡回読み取りモードの設定
メモ: このタスクは、HBA モードで実行されている PERC ハードウェアコントローラではサポートされません。
お使いのコントローラがこの機能をサポートするかどうかを確認するには、「対応機能」を参照してください。
巡回読み取りはディスクエラーを検出してディスクの不具合とデータの損失または破壊を防止します。巡回読み取りの設定
タスクは、仮想ディスクまたはホットスペアとして使用されるディスクにのみ適用可能です。
巡回読み取りの設定 タスクは、バックグラウンドで実行され、可能であれば修正を行います。巡回読み取りモードの設定 が
自動 に設定されている場合、コントローラが一定時間アイドル状態で他のバックグラウンドタスクがアクティブではないと
きに、巡回読み取りが開始されます。このシナリオでは、ディスクでの入力 / 出力アクティビティがない間にディスクエラ
ーの識別および修正を行えるため、巡回読み取りはシステムパフォーマンスを向上させます。
巡回読み取りタスクと競合するコントローラのアクティビティに基づいて、コントローラは巡回読み取り専用のシステムリ
ソース量を調整します。コントローラアクティビティが活発な場合、巡回読み取りタスクの専用システムリソースは少なく
なります。
次の状況では、巡回読み取りが物理ディスク上で実行されません。
• 物理ディスクが仮想ディスクに含まれていない、またはホットスペアとして割り当てられている。
• 仮想ディスクに物理ディスクが含まれ、現在次のタスクのうち 1 つを実行している。
– 再構築
– 再設定または再構成
– バックグラウンド初期化
–
整合性チェック
さらに、巡回読み取りは高負荷の I/O 動作中は一時停止され、その I/O が終了すると再開されます。
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巡回読み取りの開始と停止
巡回読み取りモードの設定
目的の巡回読み取りモードオプションを選択します。使用可能なオプションは次のとおりです。
• 自動 — 巡回読み取りタスクを開始します。タスク完了後は、指定された期間内に自動的に再実行されます。たとえば、
一部のコントローラでは巡回読み取りは 4 時間ごとに実行され、他のコントローラでは 7 日ごとに実行されます。巡回読
み取りタスクは、タスクの各反復が完了した後の指定期間内に再開され、システム上で継続的に実行されます。巡回読み
取りタスクが 自動 モードで実行中にシステムが再起動した場合、巡回読み取りは 0 パーセント(0%)から再開します。
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