Users Guide
仮想ディスクのサイズは、サイズ フィールドの近くに表示されている最小値と最大値の範囲内である必要があります。
場合によっては、仮想ディスクは指定したサイズより若干大きくなります。仮想ディスクの作成ウィザード は、物理デ
ィスク容量の一部を使用不可状態することを避けるため、仮想ディスクのサイズを調節します。
メモ: 物理ディスクが SMART アラートを受けている場合、仮想ディスクには使用できません。
メモ: 複数のチャネルを持つコントローラの場合、チャネル冗長の仮想ディスクを作成することが可能な場合があ
ります。
選択した RAID レベルと仮想ディスクのサイズに応じて、このページに仮想ディスクの設定に使用できるディスクとコネ
クタ(チャネルまたはポート)が表示されます。
メモ: サイズ フィールドに、選択した RAID 設定に基づいた仮想ディスクのデフォルトサイズが表示されます。こ
れには異なるサイズを指定することができます。仮想ディスクのサイズは、サイズ フィールドの近くに表示されて
いる最小値と最大値の範囲内である必要があります。場合によっては、仮想ディスクは指定したサイズより若干大
きくなります。仮想ディスクの作成ウィザード は、物理ディスク容量の一部を使用不可状態することを避けるた
め、仮想ディスクのサイズを調節します。
3. ストライプエレメント サイズのドロップダウンリストボックスからストライプサイズを選択します。ストライプサイズ
とは、各ストライプが単一のディスク上で消費する容量を指します。
4. それぞれのドロップダウンリストボックスから、必要な読み取り、書き込み、およびディスクキャッシュポリシーを選
択します。これらの選択はコントローラによって異なる可能性があります。
メモ: バッテリが搭載されていないコントローラについては、書き込みポリシーのサポートに制限があります。ま
たバッテリを搭載していないコントローラではキャッシュポリシーはサポートされません。
メモ: 仮想ディスク作成の詳細設定ウィザードで 暗号化仮想ディスクの作成 オプションを選択した場合は、仮想デ
ィスク属性の概要
の 暗号化仮想ディスク 属性が はい という値と共に表示されます。
スパン編集 をクリックして、仮想ディスク作成の詳細設定ウィザード で作成したスパンを編集します。
スパン編集 オプションは、コントローラがファームウェア 6.1 以降の SAS コントローラであり、RAID 10 を選択した場合
にのみ使用可能になります。
メモ: スパン編集 をクリックすると、すでに適用されているインテリジェントミラーリングは無効になります。
5. 終了 をクリックして仮想ディスクの作成を完了します。
仮想ディスクが コントローラの仮想ディスク<コントローラ名> ページに表示されます。
PERC H700 および PERC H800 コントローラでは、選択したドライブのいずれかがスピンダウンされた状態である場合、
次のメッセージが表示されます。
The below listed physical drive(s) are in the spun down state. Executing this task on
these drive(s) takes additional time, because the drive(s) need to spun up.
メッセージには、スピンダウン状態にあるドライブの ID が表示されます。
選択を変更したい場合は、前のページに戻る をクリックし、仮想ディスク作成の詳細設定ウィザード ページに戻ります。
仮想ディスクの作成をキャンセルするには、ウィザードの終了 をクリックします。
仮想ディスク作成の詳細設定ウィザード(手順 3/3) - <コントローラ名> ページで、専用ホットスペアに適している物理デ
ィスクのそれぞれの横にチェックボックスが表示されます。専用ホットスペアを割り当てる場合は、
物理ディスク のチェッ
クボックスを選択します。
作成している仮想ディスク用のホットスペアに適した物理ディスクがコントローラにない場合は、物理ディスク チェックボ
ックスは表示されません。例えば、使用可能な物理ディスクが、仮想ディスクを保護するには小さすぎるなどといった場合
です。物理ディスク チェックボックスが表示されない場合は、サイズの小さい仮想ディスクを指定、異なる RAID レベルを
使用、またはディスクの選択を変更する必要がある場合があります。
メモ: 暗号化仮想ディスクを作成している場合は、ホットスペアの候補として暗号化物理ディスクが表示されます。
139