Users Guide

コントローラ上の仮想ディスク <コントローラ名> ページ が表示されます。
4. 仮想ディスクの作成ウィザードに進む をクリックします。
仮想ディスクの作成ウィザード(手順 1<コントローラ名> ページが表示されます。
5.
詳細設定ウィザード オプションを選択します。
6.
仮想ディスクの作成に暗号化物理ディスクのみが使用されることを確実にするには、暗号化仮想ディスクの作成 ドロッ
プダウンリストから はい を選択してください。
RAID レベルの選択肢は、暗号化物理ディスクの台数に基づいて使用可能になります。
いいえ を選択する場合、RAID レベルはシステム上に存在する物理ディスクの合計台数に基づいて使用可能になります。
7. ドロップダウンリストから必要な RAID レベルを選択します。
コントローラによっては、連結 することで複数のディスクのストレージ容量を組み合わせたり、1 台の物理ディスク
を使用して仮想ディスクを作成することができます。 連結 によってサポートされる物理ディスク台数についての詳
細は、仮想ディスクごとの物理ディスク台数を参照してください。連結 を使用してもデータ冗長性は提供されず、
読み取り / 書き込みのパフォーマンスにも影響しません。
ストライピングを行うには、RAID 0 を選択します。ディスクを n 台のディスクを n ディスク台の容量を持つ 1 つの
大きな仮想ディスクとしてグループ化します。データは交互にディスクに保管されるため、均等に配分されます。デ
ータ冗長性はこのモードでは提供されません。読み取り / 書き込みパフォーマンスが向上します。
ディスクのミラーリングには RAID 1 を選択します。 この選択は、2 つのディスクを 1 つのディスクの容量を持つ 1
の仮想ディスクとしてグループ化します。データは両方のディスク上に複製されます。ディスクに不具合があって
も仮想ディスクは機能を続行します。この機能ではデータの冗長性と優れた読み取りパフォーマンスが提供されま
すが、書き込みパフォーマンスは若干低下します。RAID 1 を使うためには、システムに少なくとも 2 つの物理ディス
クが必要です。
分散パリティ使用のストライピングには、RAID 5 を選択します。この選択は、n 台のディスクを、ディスク n-1 台分
の容量を持つ
1 つの大きな仮想ディスクにグループ化します。ディスクに不具合が生じても、仮想ディスクは引き続
き機能します。この機能では、より良いデータ冗長性と読み取りパフォーマンスが提供されますが、書き込みパフォ
ーマンスが低下します。RAID 5 を使用するには、システムに少なくとも 3 台の物理ディスクが必要です。
追加の分散パリティを使用するストライピングには、RAID 6 を選択します。 この選択は、n 台のディスクを、ディ
スク n-2 台分の容量を持つ 1 つの大きな仮想ディスクにグループ化します。仮想ディスクは、最大 2 台のディスク障
害までに対して機能し続けます。RAID 6 では読み取りのパフォーマンスが向上しますが、書き込みは遅くなります。
RAID 6 を使用するためには、システムに少なくとも 4 台の物理ディスクが必要です。
ミラーセットにまたがったストライピングには、RAID 10 を選択します。この選択は、n 台のディスクを、ディスク
n÷2 台分の容量を持つ 1 つの大きな仮想ディスクにグループ化します。データはレプリケートされたディスクのミ
ラーリングペア全体にストライピングされます。ディスクに不具合が生じても、仮想ディスクは機能を続行します。
データはミラーリングペアの残った方のディスクから読み取られます。この機能は、最高のエラー保護と読み取り /
書き込みパフォーマンスを提供します。RAID 10 を使用するためには、システムに少なくとも 4 台の物理ディスクが
必要です。ファームウェアバージョン 6 以降の PERC コントローラでは、RAID 10 22 台または 26 台の物理ドライ
ブを使用したシングルスパンの仮想ディスクを作成できます。
インテリジェントミラーリング選択される物理ディスクに基づいて、スパン構成を自動的に計算します。
スパンはこの画面には表示されません。続行 を選択して、概要 画面でスパングループを表示します。仮想ディスク
の作成をキャンセルするには、ウィザードの終了 をクリックします。
Storage Management は、次のように最適なスパン構築を計算します。
スパン計算の決定:
* 選択したディスクから活用できるディスク数を計算します。
* I/O パフォーマンスを向上させるためのスパン数の最大化
物理ディスク用のミラーの決定: ミラーは最大限の冗長性を確保するように決定されます。また、アルゴリズムは
物理ディスクのミラーのために、サイズがほとんど同じ物理ディスクとペア化しようとします。ただし、
インテ
リジェントミラーリング では、サイズが冗長性よりも優先されます。
アルゴリズムは次の順序で候補ミラーを決定します。
* エンクロージャと同じレベルで同じサイズのコネクタ全体
* レベルは異なるがサイズが同じのエンクロージャ内のコネクタ全体
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