Users Guide

仮想ディスクがサポートする物理ディスクの最大数に関する情報は、サポートされる機能でコントローラの仮想ディスク
要件を参照してください。
関連するリンク
PERC S100S110S130、および S300 コントローラの仮想ディスクに関する考慮事項
コントローラごとの仮想ディスク数
コントローラで作成可能な仮想ディスク数には制限があります。コントローラがサポートする仮想ディスクの最大数に関し
ては、対応機能」でそのコントローラ用の仮想ディスク仕様を参照してください。
仮想ディスクの最大サイズの計算
仮想ディスクの作成簡易設定ウィザード には、仮想ディスクサイズの最大および最小値が表示されます。本項では、仮想デ
ィスクの最大サイズがコントローラタイプに基づいて計算される方法について説明します。コントローラタイプを識別する
には、RAID コントローラテクノロジ:SATA および SAS」を参照してください。
SATA RAID コントローラ
SATA RAID コントローラの使用時は、コントローラが選択した RAID レベルと、コントローラに接続された適切な物理ディス
クすべてによって提供される物理ディスク容量に基づいて、仮想ディスクの最大サイズを算出します。たとえば、コントロ
ーラに空き容量のある 12 台の物理ディスクが含まれており、RAID 5 を指定した場合、RAID 5 には 12 台の物理ディスクを含
むことが可能であることから、コントローラは 12 台の物理ディスクが提供する空き容量に基づいて仮想ディスクの最大サイ
ズを計算します。
SAS RAID コントローラ
SAS コントローラを使用する場合、コントローラは選択した RAID レベルの作成に必要な最小物理ディスク数から提供される
最大空きディスク容量を基に、仮想ディスクの最大サイズを計算します。たとえば、
RAID 5 を指定した場合は、3 台の物理
ディスクを基に最大仮想ディスクサイズを計算します。これは、仮想ディスク数が 3 台あれば RAID 5 を作成できるためで
す。
チャネル冗長仮想ディスク
仮想ディスクを作成する場合、異なるチャネルに接続されているディスクを使ってチャネルの冗長性を実装することができ
ます。この設定は、サーマルシャットダウンの対象となるエンクロージャ内のディスクに使用することができます。
メモ: チャネルの冗長性は、複数チャネを持ち外付けディスクエンクロージャに接続されているコントローラにのみ適
用されます。
関連するリンク
チャネル冗長性
チャネル冗長仮想ディスクの作成
仮想ディスクの作成
お使いのコントローラがこの機能をサポートするかどうかを確認するには、対応機能」を参照してください。
RAID 機能を実装するには、仮想ディスクを作成する必要があります。仮想ディスクとは、RAID コントローラによって 1 つま
たは複数の物理ディスクから
作成されたストレージを指します。仮想ディスクは複数の物理ディスクから作成されますが、
オペレーティングシステムはこれを単一のディスクとして認識します。
仮想ディスクを作成する前に、仮想ディスクを作成する前の考慮事項」を理解しておく必要があります。
Storage Management は仮想ディスクの作成に役立つウィザードを提供します。
仮想ディスク作成の簡易設定ウィザード は、使用可能な容量とコントローラの考慮事項に基づいて適切な仮想ディスクレ
イアウトを算出します。このウィザードを使用すると、推奨選択を使用して仮想ディスクを迅速に作成することができま
す。
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