Users Guide
すべてのリモートホストから Server Administrator を実行中のシステムへの SNMP アクセスを有効にす
るには、
SNMP エージェント設定ファイル /etc/snmp/snmpd.conf を編集し、次の手順を実行してくだ
さい。
4. 次の行を見つけます。rocommunity public 127.0.0.1
5. 127.0.0.1 を削除してこの行を編集します。編集後の行は、次のようになります。 rocommunity
public
6. SNMP 設定の変更を有効にするには、次のように入力して SNMP エージェントを再起動します。 /etc/
init.d/snmpd restart
SNMP コミュニティ名の変更
SNMP コミュニティ名の設定により、どの管理ステーションが SNMP を使用してシステムを管理できるかが
決まります。管理アプリケーションが Server Administrator から管理情報を取得するには、管理アプリケー
ションで使用される SNMP コミュニティ名が、Server Administrator のシステムで設定されている SNMP コ
ミュニティ名と一致する必要があります。
Server Administrator を実行するシステムから、管理情報を取得するために使用されるデフォルトの SNMP
コミュニティ名を変更するには、以下の手順を行います。
1. SNMP エージェント設定ファイル、/etc/snmp/snmpd.conf を開きます。
2. 次の行を見つけます。rocommunity public 127.0.0.1.
3. この行の public を新しい SNMP コミュニティ名と置き換え編集します。編集後の行は、次のようにな
ります。
rocommunity コミュニティ名 127.0.0.1.
4. SNMP 設定の変更を有効にするには、/etc/init.d/snmpd restart と入力して SNMP エージェントを再起
動します。
対応 VMware ESXi 5.X および ESXi 6.X オペレーティングシステムを実行しているシステムでの
SNMP エージェントの設定
Server Administrator は、VMware ESXi 5.X および ESXi 6.X の SNMP トラップをサポートします。スタンド
アロンライセンスのみがある場合は、VMware ESXi オペレーティングシステムでの SNMP 設定が失敗しま
す。必要な SNMP サポートがないため、Server Administrator は VMware ESXi 5.X および ESXi 6.X での
SNMP Get および Set 操作をサポートしません。管理ステーションに SNMP トラップを送信するように
VMware ESXi 5.X および ESXi 6.X を実行しているシステムを設定するには、VMware vSphere コマンドライ
ンインタフェース(CLI)が使用されます。
メモ: VMware vSphere の CLI 使用方法については、 vmware.com/support を参照してください。
SNMP トラップを管理ステーションに送信するためのシステム設定
Server Administrator は、センサーおよびその他の監視パラメータのステータス変更に対して、SNMP トラッ
プを生成します。管理ステーションに
SNMP トラップを送信するには、Server Administrator を実行してい
るシステム上で 1 つ、または複数のトラップ先を設定する必要があります。
管理ステーションにトラップを送信するように Server Administrator を実行するお使いの ESXi システムを
設定するには、次の手順を実行します。
1. VMware vSphere CLI をインストールします。
2. VMware vSphere CLI をインストールしたシステム上で、コマンドプロンプトを開きます。
3. VMware vSphere CLI がインストールされたディレクトリを変更します。Linux のデフォルトロケーシ
ョンは /usr/bin です。Windows のデフォルトロケーションは C:\Program Files\VMware\VMware
vSphere CLI\bin です。
4. 次のコマンドを実行します: vicfg-snmp.pl --server <server> --username <username>
--password <password> -c <community> -t <hostname> @162/<community>
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