Users Guide
• EMM プロパティ
• ファンプロパティ
• 電源装置プロパティ
• 温度プローブプロパティおよびタスク
• 仮想ディスクプロパティおよびタスク
アラートまたはイベント
ストレージ動作により、アラートログにアラートまたはイベントが生成されます。アラートには正常動作についての情報提供のみを
目的とするものもありますが、それ以外のアラートは、すぐに対処を必要とする異常動作を示します。アラートと対応処置の詳細
に関しては、『Server Administrator
メッセ
ー
ジリファレンスガイド
』を参照してください。
RAID コントローラにおけるディスクの信頼性のモニ
タ
Storage Management は SMART が有効になっている物理ディスク上の SMART(Self Monitoring Analysis and Reorting Techology)を
サポートします。
SMART は各ディスクで予測される障害の分析を行い、障害が予測された場合はアラートを送信します。RAID コントローラは障害
予測のために物理ディスクをチェックし、障害の可能性が見つかるとその情報を Storage Management に伝えます。Storage
Management は直ちにディスクにアラートアイコンを表示します。さらに Storage Management はアラートログと Microsoft
Windows アプリケーションログにもアラートを送信します。
メモ: コントローラの I/O の一時停止時に、SMART アラートを受け取らない場合があります。
アラームを使用したエラーの検知
ストレージコンポーネントの一部にはアラームが搭載されており、有効にすると、コンポーネントの障害発生時にアラートを送信し
ます。
関連概念
コントローラアラームの有効化
コントローラアラームの有効化
エンクロージャ温度プローブの使用
物理ディスクエンクロージャには温度プローブがあり、エンクロージャが温度の許容範囲を超えると警告が発せられます。
関連概念
温度プローブ値の設定
ストレージ設定変更をアップデートするための再ス
キャン
再スキャンタスクは、コントローラに接続したコネクタ(チャネルまたはポート)のストレージをスキャンして、現在接続されてい
るデバイスの検証またはコネクタで追加または取り外されたデバイスを認識します。コントローラオブジェクトで再スキャンを行
うと、コントローラに接続されているすべてのストレージが再スキャンされます。再スキャンを実行すると、コントローラは仮想デ
ィスクでの物理ディスクの追加と取り外し、RAID レベルの変更など、ストレージ設定の変更を認識します。
コントローラオブジェクトの再スキャンにより、次の操作を行うことができます。
• コントローラに接続された新しいディスクを表示する。
• オペレーティングシステムによる仮想ディスクの認識を有効にする。
• Storage Management で新しい仮想ディスクの表示を有効にする。
• 仮想ディスクを拡張した後で追加容量を仮想ディスクで使用できるようにする。
ストレージ状態およびタスクへのクイックアクセス 31