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仮想ディスク作成の詳細設定ウィザード(手順 3/3) - <コントローラ名> ページで、専用ホットスペアに適している物理ディスク
のそれぞれの横にチェックボックスが表示されます。専用ホットスペアを割り当てる場合は、 物理ディスク のチェックボックス
を選択します。
作成している仮想ディスク用のホットスペアに適した物理ディスクがコントローラにない場合は、物理ディスク チェックボックス
は表示されません。例えば、使用可能な物理ディスクが、仮想ディスクを保護するには小さすぎるなどといった場合です。物理デ
ィスク チェックボックスが表示されない場合は、サイズの小さい仮想ディスクを指定、異なる RAID レベルを使用、またはディス
クの選択を変更する必要がある場合があります。
メモ: 暗号化仮想ディスクを作成している場合は、ホットスペアの候補として暗号化物理ディスクが表示されます。
関連概念
仮想ディスクの最大サイズの計算
RAID コントローラにおけるディスクの信頼性のモニタ
チャネル冗長性
RAID とは?
RAID コントローラの読み取り、書き込み、キャッシュ、およびディスクキャッシュポリシー
書き込みポリシー
スパン編集
スパンあたりの物理ディスクの数は、編集モードでは変更することはできません。利用可能な物理ディスクが十分ある場合、スパ
ンを数を減らしたり、増やすことができます。また、スパンの内容は、スパンを削除して、スパンを構成する新しい物理ディスク
を選択することによって変更することができます。
仮想ディスクを正しく作成するには、最低 2 つのスパンが常に存在する必要があります。
メモ: スパン編集 を選択すると、すでに適用されている インテリジェントミラーリング は無効になります。
仮想ディスクタスク:再設定(手順 1/3)
お使いのコントローラがこの機能をサポートするかどうかを確認するには、「対応機能」を参照してください。
再設定 タスクでは、仮想ディスク設定の変更が可能です。このタスクを使用して RAID レベルを変更し、物理ディスクを追加して
仮想ディスクのサイズを大きくすることができます。コントローラの中には、物理ディスクを削除できるものもあります。
仮想ディスクの再設定を続行する前に、「仮想ディスクの再設定および容量拡張の開始とターゲット RAID レベル」および「RAID レ
ベルと連結の選択」の情報をよくお読みください。
メモ: クラスタモードで作動しているコントローラでは仮想ディスクを再設定することはできません。
メモ: 1 つのコントローラには最大 64 の仮想ディスクを作成できます。この制限数に達すると、コントローラでの仮想ディス
クの再設定は行えなくなります。ただし、IR および PERC H200 コントローラでは、作成可能な仮想ディスクは 2 つだけで
す。
メモ: Linux オペレーティングシステムを実行しているシステムでは、オペレーティングシステムが存在するものと同じコント
ローラで再設定を行うと、その再設定が完了するまで、システムパフォーマンスが極度に遅くなる場合があります。
メモ: 追加の物理ディスクで仮想ディスクを再設定する場合、物理ディスクは、対応されるバスプロトコル、メディアタイプ、
セクターサイズ、T10 保護情報機能、および暗号化機能が備えられている必要があります。
メモ: 「コントローラの仮想ディスクに関する考慮事項」を参照することをお勧めします。この項には、これらのコントローラ上
にある仮想ディスクの再設定にも適用される考慮事項が含まれています。
関連概念
仮想ディスクの再設定
RAID とは?
仮想ディスクの削除
チャネル冗長性
仮想ディスクの再構築または移行
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