Users Guide
メモ: 仮想ディスクにはそれぞれ固有の名前を付けることが推奨されます。同じ名前の仮想ディスクがあると、生成された
アラートの区別が困難になります。
メモ: 物理ディスクが SMART アラートを受信している場合、そのディスクを仮想ディスクで使用することはできません。
SMART アラートに関する詳細については、「RAID コントローラにおけるディスク信頼性の監視」を参照してください。
2. サイズ フィールドに、仮想ディスクのサイズを入力します。
仮想ディスクのサイズは、 サイズ フィールドの近くに表示される最大値および最小値内である必要があります。仮想ディスク
の最大サイズの算出方法については、「最大仮想ディスクサイズの計算」を参照して下さい。
場合によっては、仮想ディスクは指定したサイズより若干大きくなります。仮想ディスクの作成ウィザード は、物理ディスク
容量の一部を使用不可状態することを避けるため、仮想ディスクのサイズを調節します。
3. 終了 をクリックして仮想ディスクの作成を完了します。
PERC H700 および PERC H800 コントローラでは、選択したドライブのいずれかがスピンダウンされた状態である場合、次のメ
ッセージが表示されます。
The below listed physical drive(s) are in the Spun Down state. Executing this task on
these drive(s) takes additional time, because the drive(s) need to spun up.
メッセージには、スピンダウン状態にあるドライブの ID が表示されます。
選択を変更したい場合は、前のページに戻る をクリックし、仮想ディスク作成の簡易設定ウィザード ページに戻ります。
仮想ディスクの作成をキャンセルするには、ウィザードの終了 をクリックします。
仮想ディスクが コントローラの仮想ディスク<コントローラ名> ページに表示されます。
仮想ディスク作成の詳細設定ウィザード
お使いのコントローラがこの機能をサポートするかどうかを確認するには、「対応機能」を参照してください。
仮想ディスク作成の詳細設定ウィザード では、仮想ディスクの読み取り、書き込み、キャッシュポリシー、および RAID レベル、
バスプロトコル、メディアタイプ、暗号化ディスクなどのパラメータを指定できます。また、物理ディスクとコントローラコネク
タも選択できます。詳細設定ウィザードを使用するには、RAID レベルとハードウェアについて良く理解しておく必要があります。
ウィザードに推奨仮想ディスク設定を選択させる場合は、簡易設定ウィザード オプションを選択します。
仮想ディスクを作成する前に、「仮想ディスクを作成する前の考慮事項」の情報をよくお読みください。「RAID レベルと連結の選択」
も確認してください。
メモ: このタスクは、HBA モードで実行されている PERC ハードウェアコントローラではサポートされません。
仮想ディスク作成の詳細設定ウィザード を使用して仮想ディスクを作成するには、次の手順を実行します。
1. Server Administrator ページの左側で、ストレージ を展開します。
2. <PERC Controller> をクリックします。
3. 仮想ディスク をクリックします。
コントローラ上の仮想ディスク <コントローラ名> ページ が表示されます。
4. 仮想ディスクの作成ウィザードに進む をクリックします。
仮想ディスクの作成ウィザード(手順 1)<コントローラ名> ページが表示されます。
5. 詳細設定ウィザード オプションを選択します。
6. 仮想ディスクの作成に暗号化物理ディスクのみが使用されることを確実にするには、暗号化仮想ディスクの作成 ドロップダウ
ンリストから はい を選択してください。
RAID レベルの選択肢は、暗号化物理ディスクの台数に基づいて使用可能になります。
いいえ を選択する場合、RAID レベルはシステム上に存在する物理ディスクの合計台数に基づいて使用可能になります。
7. ドロップダウンリストから必要な RAID レベルを選択します。
• コントローラによっては、連結 することで複数のディスクのストレージ容量を組み合わせたり、1 台の物理ディスクを使用
して仮想ディスクを作成することができます。 連結 によってサポートされる物理ディスク台数についての詳細は、「仮想デ
ィスクごとの物理ディスク台数」を参照してください。連結 を使用してもデータ冗長性は提供されず、読み取り / 書き込み
のパフォーマンスにも影響しません。
• ストライピングを行うには、RAID 0 を選択します。ディスクを n 台のディスクを n ディスク台の容量を持つ 1 つの大きな
仮想ディスクとしてグループ化します。データは交互にディスクに保管されるため、均等に配分されます。データ冗長性は
このモードでは提供されません。読み取り / 書き込みパフォーマンスが向上します。
• ディスクのミラーリングには RAID 1 を選択します。 この選択は、2 つのディスクを 1 つのディスクの容量を持つ 1 つの仮想
ディスクとしてグループ化します。データは両方のディスク上に複製されます。ディスクに不具合があっても仮想ディスク
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