Users Guide
エンクロージャ温度プローブの使用
物理ディスクエンクロージャには温度プローブがあり、エンクロージャが温度の許容範囲を超えると警告が
発せられます。
関連概念
温度プローブ値の設定
ストレージ設定変更をアップデートするための再スキャン
再スキャンタスクは、コントローラに接続したコネクタ(チャネルまたはポート)のストレージをスキャン
して、現在接続されているデバイスの検証またはコネクタで追加または取り外されたデバイスを認識します。
コントローラオブジェクトで再スキャンを行うと、コントローラに接続されているすべてのストレージが再
スキャンされます。再スキャンを実行すると、コントローラは仮想ディスクでの物理ディスクの追加と取り
外し、RAID レベルの変更など、ストレージ設定の変更を認識します。
コントローラオブジェクトの再スキャンにより、次の操作を行うことができます。
• コントローラに接続された新しいディスクを表示する。
• オペレーティングシステムによる仮想ディスクの認識を有効にする。
• Storage Management で新しい仮想ディスクの表示を有効にする。
• 仮想ディスクを拡張した後で追加容量を仮想ディスクで使用できるようにする。
• オフラインディスクのステータスをアップデートする。
• クラスタリソースがフェイルオーバーした後にクラスタ構成で情報をアップデートする。
メモ: 新しい物理ディスクを表示するには、左ペインの上部に表示されるシステム名をクリックする
か、ブラウザのメニューバーから、
表示 → 更新 を選択します。
関連概念
取り外しの準備
設定変更を表示する際の時間の遅延
ストレージの設定を変更すると、Storage Management は設定変更に応じて SNMP トラップをすぐに生成し
ます。Storage Management MIB(管理情報ベース)もストレージの設定変更を反映してアップデートされ
ます。しかし、最近のストレージ構成で
MIB がアップデートされるまで最長で 5 分を要することがあるた
め、SNMP トラップを受け取ってから Storage Management MIB でクエリを実行して設定の変更を認識でき
るまで、最大 5 分の遅延時間が生じます。この遅延時間は、新しい仮想ディスクを作成しているとき、また
は
RAID 1-連結仮想ディスクでミラー解除やミラー分割を実行しているときに顕著にみられます。コントロ
ーラの再スキャンを実行することで、この遅延時間を短縮することができます。
関連概念
コントローラの再スキャン
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