Users Guide
冗長仮想ディスクの整合性の維持
お使いのコントローラがこの機能をサポートするかどうかを確認するには、「対応機能」を参照してくださ
い。
仮想ディスクの 整合性チェック タスクで、冗長(パリティ)情報の正確さを確認します。このタスクは冗長
仮想ディスクにのみ適用されます。必要であれば
整合性チェック タスクが冗長データを再構築します。
仮想ディスクの冗長情報を確認するには、次の手順を実行します。
1. ツリービューで、仮想ディスクが存在するコントローラを特定します。仮想ディスク オブジェクトが表
示されるまでコントローラオブジェクトを展開します。
2. 仮想ディスクの タスク ドロップダウンリストボックスから 整合性チェック タスクを選択し、実行 をク
リックします。
冗長情報の再構築
お使いのコントローラがこの機能をサポートするかどうかを確認するには、「対応機能」を参照してくださ
い。
冗長仮想ディスクがある場合、エラーのあった物理ディスクの内容を新しいディスクまたはホットスペアに
再構築できます。再構築は通常の動作中に行うことができますが、パフォーマンスが劣化します。
関連概念
故障したディスクの交換
再構築率の設定
再構築が上手くいかない場合
仮想ディスクの不良ブロックの管理
仮想ディスクの不良ブロックとは、1 台または複数台のメンバー物理ディスクにある不良ブロックです。不
良ブロックのある仮想ディスクでの読み取り操作は失敗する場合があります。
Storage Management は重要アラート(2387)を生成し、仮想ディスク上に不良ブロックがあることを通知
します。
仮想ディスクの不良ブロックは、コントローラがディスクのスキャンを必要とする操作を行うときに検出さ
れます。このアラートが生成される可能性のある操作の例には次のようなものがあります。
• 整合性チェック
• 再構築
• 仮想ディスクフォーマット
• I/O
• 巡回読み取り
物理ディスク不良ブロックのリカバリは、RAID レベルと仮想ディスクの状態によって異なります。仮想ディ
スクが冗長構成の場合は、コントローラは物理ディスク上の不良ブロックを回復できます。仮想ディスクが
冗長構成でない場合は、物理ディスクの不良ブロックが仮想ディスクの不良ブロックの原因になります。
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