Users Guide

ディスクが冗長仮想ディスクの一部になっている場合
注意: データ損失の可能性を避けるため、SMART アラートを受信した物理ディスクを取り外す前に、
合性チェックを行ってください。整合性チェックは、冗長仮想ディスク内ですべてのデータがアクセス
可能であることを確認し、不良ブロックがあるときには冗長性を使ってそれを修正します。場合によっ
ては、整合性チェックを実行しないと、データが失われることがあります。たとえば、SMART アラー
トを受信している物理ディスクに不良ディスクブロックが存在し、ディスクを取り外す前に整合性チェ
ックを実行しない場合に発生することがあります。
1. SMART アラートを受けている物理ディスクを含む冗長仮想ディスクを選択し、整合性チェック タスク
を実行します。詳細に関しては、
整合性チェックの実行」を参照してください
2. SMART アラートを受信しているディスクを選択し、オフライン タスクを実行します。
3. ディスクを手動で取り外します。
4. 新しいディスクを挿入します。新しいディスクが交換するディスクと同じサイズかそれ以上であること
を確認します。一部のコントローラでは、より大きなサイズのディスクを挿入しても、追加ディスク容
量を使用できない場合が
あります。ディスク容量の考慮事項の詳細に関しては、「コントローラの仮想
ディスクに関する考慮事項」を参照してください。この手順を完了すると、仮想ディスクが冗長になる
ため再構築が自動的に開始されます。
ディスクが冗長仮想ディスクの一部になっていない場合
1. 仮想ディスクのデータをバックアップします。
2. 仮想ディスクを削除します。
3. SMART アラートを受信しているディスクを交換します。
4. 新しい仮想ディスクを作成します。新しい仮想ディスクが元の仮想ディスクと同じサイズかそれ以上で
あることを確認します。仮想ディスク作成におけるコントローラ固有の情報に関しては、
コントローラ
の仮想ディスクに関する考慮事項およびPERC S100S110 および S300 コントローラ上の仮想ディ
スクに関する考慮事項」を参照してください。
5. 元の仮想ディスクからバックアップデータを復元して、新しく作成した仮想ディスクに保存します。
関連概念
RAID コントローラにおけるディスクの信頼性のモニタ
その他のディスク手順
故障したディスクの交換
間違った物理ディスクを取り外してしまった場合のリカバリ
システム間の物理ディスクおよび仮想ディスクの移動
トラブルシューティング
物理ディスクまたは物理デバイスのプロパティ
物理ディスクまたは物理デバイスについての情報を表示して物理ディスクまたは物理デバイスを実行するに
は、物理ディスクまたは物理デバイスのプロパティのページを使用してください。
メモ: 物理デバイスは PCIe SSD のみに該当します。
次の表は、コントローラに応じて物理ディスクまたはデバイス用に表示されるプロパティを説明したもので
す。
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