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仮想ディスク作成の詳細設定ウィザード
再構成に関する考慮事項 — 4KB セクタハードディスクドライブ
512B セクタハードディスクドライブで構成されている仮想ディスクで 4KB セクタハードディスクドライブ
を再構成することはできません。その逆の場合も同様です。
T10 標準保護情報(PIデータ整合性フィールド
Storage Management への PERC 9 ハードウェアコントローラの導入は、ストレージソリューションにおけ
る必要不可欠な変化をもたらしました。データ整合性は、システムに保存されたデータの寿命全体を通じて
データの正確性と一貫性を保証することから、ストレージソリューションには不可欠な要素です。データ整
合性は、障害の警告発生時におけるデータ損失からシステムを守るための、実用的なソリューションです。
PERC 9 ハードウェアコントローラでサポートされるこの新しい機能は、仮想ディスクに対する T10 保護情
報(PI)の設定を可能にします。T10 保護情報(PI)機能は、エラーを検出するため、ドライブに書き込ま
れたデータ、およびドライブから読み取られたデータを検証します。
メモ: 詳細設定ウィザード を使用して仮想ディスクを作成する場合は、仮想ディスクタイプの選択 ドロ
ップダウンリストから T10 PI オプションを選択して有効化することができます。
関連タスク
仮想ディスク作成の簡易設定ウィザード
仮想ディスク作成の詳細設定ウィザード
ホットスペアに関する考慮事項 - T10 保護情報機能
以下は、PERC 9 ハードウェアコントローラ上の T10 保護情報(PI)対応物理ディスクのためのホットスペ
(専用またはグローバルホットスペア)に関する考慮事項です。
T10 PI 有効の仮想ディスクへの専用ホットスペアとして割り当てることができるのは T10 PI 対応物理デ
ィスクのみです。
PERC 9 ハードウェアコントローラ上の T10 PI 無効の仮想ディスクには、T10 PI 対応または非対応の物
理ディスクを専用ホットスペアとして割り当てることができます。
T10 PI 無効の仮想ディスクと共に T10 PI 有効の仮想ディスクが存在する場合、T10 PI 非対応の物理ディ
スクのグローバルホットスペアとしての割り当ては正常に行われます。
メモ: この処置を実行するとエラーメッセージが表示されます。
T10 PI 無効の仮想ディスクのみが存在する場合は、T10 PI 対応物理ディスクをグローバルホットスペア
として割り当てることができます。
T10 PI 非対応の物理ディスクを使用して T10 PI 有効の仮想ディスクを再構成することはできません。
関連タスク
仮想ディスク作成の簡易設定ウィザード
仮想ディスク作成の詳細設定ウィザード
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