Server Administrator バージョン 8.
メモ、注意、警告 メモ: コンピュータを使いやすくするための重要な情報を説明しています。 注意: ハードウェアの損傷やデータの損失の可能性を示し、その問題を回避するための方法を説明して います。 警告: 物的損害、けが、または死亡の原因となる可能性があることを示しています。 著作権 Copyright © 2015 Dell Inc. All rights reserved. この製品は、米国および国際著作権法、ならびに米国および国際知的財産 法で保護されています。Dell™、およびデルのロゴは、米国および / またはその他管轄区域における Dell Inc. の商標です。 本書で使用されているその他すべての商標および名称は、各社の商標である場合があります。 2015 - 04 Rev.
目次 1 はじめに...................................................................................................................6 本リリースの新機能...............................................................................................................................6 ソフトウェア可用性......................................................................................................................... 6 Systems Management Software........................................................................................
VMware ESXi への Systems Management Software のインストール.........38 vSphere CLI の使用............................................................................................................................. 38 VMware vSphere Management Assistant(vMA)の使用..................................................................39 VMware Update Manager(VUM)の使用......................................................................................... 39 Power CLI の使用.........................................................
srvadmin/linux/custom/<オペレーティングシステム> のディレクトリには何が含まれてい ますか?........................................................................................................................................... 47 Server Administrator が既にインストールされているシステムにインストールできるコンポ ーネントは何ですか?..................................................................................................................... 52 サポートされていないシステムや、サポートされていないオペレーティングシステムに RPM パッケージをインストールするとどうなりますか?............................................................
1 はじめに 本トピックには、次に関する説明が記載されています。 • 管理下システムへの Server Administrator のインストール。 • Remote Enablement 機能のインストールと使用。 • Server Administrator Web Server を使用したリモートシステムの管理。 • 導入およびアップグレード前、およびその最中におけるシステムの設定。 メモ: 管理ステーションと管理下システムソフトウェアを同じシステムにインストールする場合は、シ ステムの競合を避けるために、同じバージョンのソフトウェアをインストールしてください。 本リリースの新機能 Server Administrator の本リリースに新しく追加された主な機能は次のとおりです。 • 次のオペレーティングシステムのサポート: – Novell SUSE Linux Enterprise Server 12 – VMware vSphere (ESXi) 6.
Systems Management Software Systems Management Software は、プロアクティブな監視、通知、およびリモートアクセスでのシステム管 理を可能にするアプリケーションスイートです。 Systems Management Software は、次の 2 枚の DVD で構成されています。 • 『Systems Management ツールとマニュアル』DVD • Server Update Utility メモ: これらの DVD の詳細については、 『Systems Management Tools And Documentation < バージョ ン番号 > インストールガイド』を参照してください。 管理下システム上の Server Administrator コンポーネント セットアッププログラムでは、次のオプションが提供されます。 • カスタムセットアップ • 標準セットアップ カスタムセットアップオプションを使用すると、インストールするソフトウェアコンポーネントを選択する ことができます。この表は、カスタムインストール中にインストールできる、さ
コンポーネント インストールされる機能 導入シナリオ インストールするシステ ム メモ: Server Instrumentation の みをインストールす る場合、管理インタ フェースのひとつ、 または Server Administrator Web Server もインストー ルする必要がありま す。 ストレージ管理 Server Administrator Storage Management ハードウェア RAID ソリ ューションを実装し、シ ステムに搭載されたスト レージコンポーネントを 設定するためにインスト ールします。Storage Management の詳細につ いては、docs ディレクト リにある『Server Administrator ストレー Server Instrumentation または管理インタフェー スがインストールされた システムのみ。 ジ管理ユーザーズガイ ド』を参照してください。 コマンドラインインタフ ェース(管理インタフェ ース) Server Instrumentation のコマンドラインインタ フェース これをインストールし
コンポーネント インストールされる機能 導入シナリオ インストールするシステ ム ます。Remote 『Systems Software サポ Enablement をひとつの ートマトリクス』を参照 システムと、別のシステ してください。 ムの Server Administrator Web Server にインストールし ます。Server Administrator 装備のシ ステムを使用して、 Remote Enablement が インストールされたシス テムをリモートで監視お よび管理することができ ます。 オペレーティングシステ ムロギング(管理インタ フェース) オペレーティングシステ ムロギング サーバーおよびストレー ジ計装のための、オペレ ーティングシステムにお けるローカルシステム管 理固有のイベントロギン グを可能にします。 Microsoft Windows を実 行しているシステムで は、イベントビューアを 使用して収集したイベン トをローカルに表示しま す。 対応システム。対応シス テムのリストは、 『Systems Software サポ ートマトリクス』を参
メモ: Red Hat Enterprise Linux、SUSE Linux Enterprise Server、または VMware ESX/ESXi を実行し ているシステムにのみ適用可能。 • ウェブベースのインタフェースまたはコマンドラインインタフェース(CLI)を使用したユーザー ID と パスワードの設定(ほとんどの場合)。 • SSL 暗号化(オートネゴシエート および 128 ビット以上)。 メモ: Telnet は SSL 暗号化をサポートしていません。 • ウェブベースのインタフェースを使用したセッションタイムアウト設定(分単位)。 • Systems Management Software の、ファイアウォールを経由したリモートデバイスへの接続を可能にす る、ポート設定。 メモ: 各種 Systems Management Software が使用するポートについては、各コンポーネント用のユー ザーガイドを参照してください。 セキュリティ管理の詳細については、dell.
• 『Update Packages ユーザーズガイド』は、システムアップデート対策の一環として、Windows および Linux 用 Update Packages の入手と使用法について説明しています。 • 『Server Update Utility ユーザーズガイド』は、Server Update Utility の使用についての情報を提供しま す。 • 『Systems Management ツールとマニュアル』DVD には、メディア上にあるアプリケーションの readme ファイルが含まれます。 メモ: 製品が予期した通りに動作しない、または本書で説明されている手順が理解できない場合は、シ ステムの『ハードウェアオーナーズマニュアル』で「困ったときは」を参照してください。 11
2 インストール前のセットアップ Server Administrator をインストールする前に、次のタスクを実行してください。 • オペレーティングシステムのインストール手順をお読みください。 • 「インストール要件」を読み、ご使用のシステムが最小要件を満たしていることを確認してください。 • 該当する readme ファイルおよび『Systems Software サポートマトリクス』をお読みください。 • Server Administrator アプリケーションをインストールする前に、システムで実行されているすべてのア プリケーションを閉じてください。 Linux オペレーティングシステムを実行するシステムでは、Server Administrator RPM が必要とするすべ てのオペレーティングシステム RPM Package Manager(RPM)パッケージがインストールされているこ とを確認します。システムに、工場出荷時にインストールされた VMware ESX、Red Hat Enterprise Linux、または SUSE Linux Enterprise Server が
• システム管理者権限。 • リモートシステム管理を円滑にするための、管理下システムおよびリモートシステムにおける TCP/IP 接 続。 • 対応システム管理プロトコル規格のうち 1 つ。 • 最小画面解像度が 800 x 600 のモニタ。推奨される画面解像度は最小 1024 x 768 です。 • Server Administrator Remote Access Controller サービスは、管理下システムにインストールされたリモ ートアクセスコントローラ(RAC)を必要とします。完全なソフトウェアおよびハードウェア要件につい ては、『Remote Access Controller ユーザーズガイド』を参照してください。 • Server Administrator Storage Management Service は、管理下システムにインストールされた Server Administrator を必要とします。完全なソフトウェアおよびハードウェア要件については、『Server Administrator Storage Management ユーザーズガイド』を参照
メモ: SFCB、SFCC、OpenWSMAN、および CMPI-Devel パッケージは、オペレーティングシステムメ ディア(利用可能な場合)からインストールすることをお勧めします。 SNMP エージェントの設定 Systems Management ソフトウェアは、すべての対応オペレーティングシステムで SNMP システム管理標準 をサポートします。SNMP サポートは、オペレーティングシステムによって、またオペレーティングシステ ムがインストールされた方法によって、インストールされている場合とされていない場合があります。 SNMP などの、対応システム管理プロトコル標準は、Systems Management ソフトウェアのインストール前 にインストールする必要があります。 SNMP エージェントを設定して、コミュニティ名の変更、set 操作の有効化、および管理ステーションへのト ラップの送信を行います。SNMP エージェントの管理アプリケーションとの相互作用を正しく設定するに は、『Server Administrator ユーザーズガイド』で説明される手順を実行してください。 関連リンク: •
依存 RPM のインストール オペレーティングシステムメディアにない依存 RPM をインストールするには、次の手順を実行します。 1. Pegasus RPM がアンインストールされていることを確認します。 2. make-install を使用して openwsmand バイナリと sfcbd バイナリがすでにインストールされているか どうかを確認します。openwsman コマンドまたは sfcbd コマンドを実行して確認します。また は、/usr/local/sbin ディレクトリでバイナリの存在を確認することもできます。 3. バイナリがインストールされている場合は、これらのインストール済みのバイナリをアンインストール してください。 4. 次の表に記載されている openwsman RPM および sfcbd RPM に必要な依存関係を確認します。 表 3. 必要な依存関係 5.
メモ: SUSE Linux Enterprise Server 11 SP3 オペレーティングシステム DVD から sblim-sfcb RPM をイ ンストールした場合、Distributed Web Server(DWS)接続が正常に機能しません。接続問題を解決す るには、SUSE Linux Enterprise Server 11 SP2 オペレーティングシステム DVD、または『Systems Management Tools and Documentation』のひとつから sblim-sfcb RPM をインストールする必要があ ります。 autoconf_cim_component.sh スクリプトを実行する前に、Systems Management がインストールされてい ることを確認してください。 コマンド ./ autoconf_cim_component.sh を実行して、sfcb と openwsman をデフォルト設定通りに 設定します。 メモ: 管理下ノードで、openwsman を設定して異なるポートで実行するには、 autoconf_cim_component.
openwsman クライアント用の CRL の設定 Server Administrator Web Server が使用する証明書失効リスト(CRL)を設定する必要があります。そのた めには、次を実行します。 1. /etc/openwsman/openwsman_client.conf 内で有効な CRL ファイルを指定します。 2. 空白のままにすると、CRL チェックは無視されます。 メモ: CRL サポートは、SUSE Linux Enterprise Server バージョン 11 および Red Hat Enterprise Linux Server バージョン 5 アップデート 5 にだけ存在します。その他のオペレーティングシステ ムの場合は、オペレーティングシステムのベンダーに問い合わせて、CRL サポートのある必要な CURL ライブラリを準備します。 sfcb および openwsman の実行 sfcb と openwsman を次のように実行します。 • /etc/init.d/sfcb start • /etc/init.
sufficient /lib/security/$ISA/pam_krb5.so use_first_pass auth sufficient /lib/security/$ISA/pam_winbind.so use_first_pass auth required /lib/security/$ISA/pam_deny.so account required /lib/security/$ISA/ pam_unix.so broken_shadow account sufficient /lib/security/$ISA/ pam_succeed_if.so uid 100 quiet account [default=bad success=ok user_unknown= ignore] /lib/security/$ISA/pam_krb5.so account [default=bad success=ok user_unknown= ignore] /lib/security/$ISA/pam_winbind.
4. /etc/pam.d/common-account のコンテンツを以下と置き換えます。 account sufficient pam_unix2.so account sufficient pam_winbind.
3 対応 Linux および VMware ESX への Managed System Software のインストール Systems Management インストーラは、32 ビットおよび 64 ビットアーキテクチャの両方をサポートしま す。次の表には、Dell OpenManage のオペレーティングシステムインストールマトリクスが示されていま す。 表 4. オペレーティングシステムインストールマトリクス OS のアーキテクチャ 32 ビットアーキテクチャ 64 ビットアーキテクチャ Red Hat Enterprise Linux 7.0、64 ビット 非対応 インストール Red Hat Enterprise Linux 6.5、64 ビット 非対応 インストール SUSE Linux Enterprise Server (SLES)11、64 ビット 非対応 インストール SUSE Linux Enterprise Server (SLES)11 SP3、64 ビット 非対応 インストール ESXi 6.
メモ: Inventory Collector RPM(srvadmin-cm)では、サポートされている 64 ビット Linux オペレー ティングシステムを実行している、第 11 世代より前のサーバに、以下の RPM が事前にインストールさ れている必要があります。 • • • • glibc.i686 compat-libstdc++.i686 libstdc++.i686 zlib.i686libxml2.i686 依存 RPM がインストールされていない場合は、Inventory Collector が正しく動作せず、エラーメッセ ージを表示して終了します。 メモ: Red Hat Enterprise Linux 5.9(32 ビット)オペレーティングシステムを実行しているシステムで は、Emulex ドライバは次の RPM に依存しています。 • • • • kernel-headers-2.6.18-346.el5.i386.rpm glibc-headers-2.5-107.i386.rpm glibc-devel-2.5-107.i386.rpm gcc-4.1.2-54.el5.
は Systems Management ソフトウェアがインストールされるソフトウェアツリーのルートにもコピーされ ます。 個々のコンポーネント用 RPM 次の表では、インストール中に使用可能な個々のコンポーネントのための RPM をリストしています。 表 5. 個々のコンポーネント用 RPM 前提条件 Server Administrator Web Server RPM サービス名 OS(オペレーティン srvadmin-omilcore dsm_om_connsvc グシステム) srvadminomcommon srvadmin-install.
前提条件 RPM サービス名 srvadmin-install.
前提条件 RPM サービス名 srvadmin-install.
前提条件 (VMware ESX 4.0、 Red Hat Enterprise Linux、および SUSE Linux を実行するシ ステムのみに適用) >= Open Pegasus 2.5.1-2(VMware ESX 3.5 を実行する システムのみに適 用)WSMAN バージ ョン >= OpenWSMAN 2.1 RPM サービス名 srvadmin-deng dsm_sa_snmpd srvadmin-raccomponents dsm_sa_shrsvcd srvadmin-install.
前提条件 RPM サービス名 srvadmin-install.
前提条件 RPM サービス名 srvadmin-install.
前提条件 RPM サービス名 srvadmin-deng dsm_sa_shrsvcd srvadmin-install.
Server Administrator のインストール後にユーザーが適切なバージョンの OpenIPMI デバイスドライバをア ンインストールしたり、置き換えたりすることを可能にするために、Server Administrator Instrumentation Service は、起動時に毎回 OpenIPMI デバイスドライバのバージョンを確認します。適切なバージョンの OpenIPMI デバイスドライバが見つからない場合は、Server Administrator Instrumentation Service 自体の機 能性が低下し、IPMI ベースの情報または機能が提供されなくなります。基本的に、これは、プローブデータ (ファン、温度、電圧などのプローブデータ)が提供されないことを意味します。 Managed System Software のインストール ここでは、次のインストールオプションを使用して、Managed System Software をインストールする方法を 説明します。 • srvadmin-install.
3. システム管理 グループを選択します。 4. サブカテゴリから、ウェブベースのエンタープライズ管理 → オプションパッケージ オプションを選択 します。選択されるデフォルトのパッケージは、openwsman-client、sblim-sfcb、sblim-wbemcli、お よび wsmancli です。 上記リストから、sblim-wbemcli パッケージの選択を解除します。 5. openwsman-server を選択し、次へ をクリックします。 6. オペレーティングシステムのインストール後に、libcmpiCppImpl0 パッケージを、オペレーティングシ ステムの DVD からインストールするか、または Yum ユーティリティを使用してインストールします。 提供されたメディアを使用した Managed System Software のインストール インストーラは RPM を使用して各コンポーネントをインストールします。メディア(DVD)は、カスタム インストールを容易にするためにサブディレクトリに分割されます。 メモ: Red Hat Enterprise Linux 5.
メモ: Inventory Collector RPM(srvadmin-cm)では、サポートされている 64 ビット Linux オペ レーティングシステムを実行している、第 11 世代以前のサーバに、以下の RPM が事前にインスト ールされている必要があります。 • glibc.i686 • compat-libstdc++.i686 • libstdc++.i686 • zlib.i686libxml2.i686 依存 RPM がインストールされていない場合は、Inventory Collector が正しく動作せず、エラーメ ッセージを表示して終了します。 5. インストール後に srvadmin-services.sh スクリプトを使い、sh srvadmin-services start コマンドを使用 して Server Administrator サービスを起動します。 RPM コマンドを使用したコンポーネント固有のインストール メモ: Server Administrator 8.0.
次のリストにある RPM は、特定の RPM セットのインストールを可能にします。 表 7.
4. 次のコマンドを入力します。 rpm –ivh Server-Instrumentation//*.rpm add-StorageManagement// *.rpm RemoteEnablement//*.rpm Server Administrator サービスは自動的に起動されません。 メモ: Remote Access Controller または Storage Management をインストールする前に、Server Instrumentation または Remote Enablement をインストールするようにしてください。 メモ: Remote Enablement 機能をインストールする場合は、この機能をインストールする前に、 依存する RPM をインストールしてください。 5.
• [-l|--oslog] — オペレーティングシステムロギングコンポーネントをインストールします。* • [-m|--snmp] — Server Administrator SNMP コンポーネントをインストールします。* • [-r|--rac] — 該当する RAC コンポーネント、および Server Instrumentation コンポーネントをインストー ルします。 • [-s|--storage] — Storage Management、Server Instrumentation、およびデフォルトの管理インタフェー スをインストールします。 • [-t|--stragent] — Server Instrumentation および Storage Management をインストールします。これに は少なくともひとつの管理インタフェースオプションとの併用が必要です。* • [-u|--update] — 該当する Server Administrator コンポーネントをアップデートします。 • [-w|--web] — Server Administrat
インストールスクリプトを使用したサイレントモードでの実行 srvadmin‑install.sh シェルスクリプトを使用したサイレントインストールには、次の手順を実行しま す。 1. 管理下システムのコンポーネントをインストールする、サポートされているオペレーティングシステム を実行しているシステムに、root でログインします。 2. DVD ドライブに『Systems Management ツールとマニュアル』DVD を挿入します。 3. 必要に応じて DVD をマウントします。 4. /SYSMGMT/srvadmin/linux/supportscripts に移動します。 5. Storage Management サービスコンポーネントをインストールするには、コマンド sh srvadmininstall.sh --storage(長いオプション)または sh srvadmin-install.sh -s(短いオプショ ン)を入力します。 メモ: 長いオプションと短いオプションは相互に組み合わせて使用できます。 6.
Linux リポジトリ Linux リポジトリは、お使いの Linux システム用の関連ソフトウェアおよびアップデートすべてのための公 式リポジトリです。このリポジトリを使用して次のタスクを完了することができます。 • Server Administrator のインストール • お使いの Linux システムすべてに対するドライバのインストール • BIOS とファームウェアアップデートのインストール Linux リポジトリのセットアップ ソフトウェアのインストールまたはアップグレードのために Linux リポジトリの使用を開始する前に、リポ ジトリをセットアップする必要があります。詳細については、http://linux.dell.com/repo/hardware/ を参 照してください。 リポジトリは次のコマンドでセットアップします。 wget -q -O - http://linux.dell.com/repo/hardware/latest/bootstrap.
RUG の使用 SLES 10 以降には、rug を使用して Server Administrator をインストールすることができます。 rug install srvadmin-base rug install srvadmin-webserver rug install srvadmin-storageservices メモ: srvadmin-all をインストールするには、setserial がインストールされている必要があります。 ZYPPER の使用 SLES 11 以降には、zypper を使用して Server Administrator をインストールすることができます。 zypper install srvadmin-all Managed System Software のアンインストール Managed System Software をアンインストールするには、root としてログインします。 アンインストールスクリプトを使用した Managed System Software のアンイン ストール Server Administrator をインストールするとき、アンインス
4 VMware ESXi への Systems Management Software のインストール 一部のシステムでは、出荷時に VMware ESXi がインストールされています。これらのシステムのリストにつ いては、dell.com/support/home で最新の『システムソフトウェアサポートマトリクス』を参照してくださ い。 Server Administrator は、VMware ESXi を実行しているシステムへのインストール用に、.zip ファイルとして 使用可能です。OM-SrvAdmin-Dell-Web--.VIB-ESXi_.zip という zip ファイルの <バージョン> はサポートされる ESXi のバージョンです。 vmware.
• Server Administrator Instrumentation Service • Remote Enablement • Server Administrator Storage Management • Remote Access Controller 関連リンク: トラブルシューティング VMware vSphere Management Assistant(vMA)の使用 vMA によって、システム管理者および開発者は、ESX/ESXi システムを管理するためにスクリプトおよびエー ジェントを実行できます。vMA の詳細に関しては、vmware.com/support/developer/vima/ を参照してく ださい。 1. システム管理者として vMA にログインし、プロンプトが表示されたらパスワードを入力します。 2. OM-SrvAdmin-Dell-Web--.VIB-ESXi_.zip ファイルをコピー して、vMA のディレクトリに解凍します。 3.
3. vSphere クライアントホスト を右クリックして、新規データセンター をクリックします。 4. 新規データセンター を右クリックして、ホストの追加 をクリックします。画面の表示に従って ESXi サ ーバーの情報を準備します。 5. 直前の手順で追加された ESXi ホストを右クリックして、メンテナンスモード をクリックします。 6. プラグイン から プラグインの管理 → VMware Update Manager のダウンロード を選択します(正常に ダウンロードされると、ステータスは有効になります)。指示に従って、VUM クライアントをインスト ールします。 7. ESXi ホストを選択します。Update Manager → 管理者ビュー → パッチリポジトリ → パッチのインポ ート をクリックし、画面の表示に従ってパッチを正常にアップロードします。 オフラインバンドルが表示されます。 8. ベースラインおよびグループ をクリックします。 9.
ID>.VIBESXi/ cross_oem-dell-openmanage-esxi_-0000metadata.zip を実行します。 10. ESXi ホストを再起動します。 11. 次のコマンドを実行して、ホストに OpenManage が正常にインストールされたかどうか確認します。 esxcli software vib list|grep -i open OpenManage が表示されます。 メモ: Power CLI についての詳細は、VMware の公式ウェブサイトを参照してください。 VMware ESXi での Server Administrator のアクセス Server Administrator ウェブサーバーインタフェースを使用して VMware ESXi での Server Administrator を 管理するには: 1.
VMware vSphere CLI を使用して、SNMP トラップを管理アプリケーションに送信するように VMware ESXi を設定できます。 メモ: VMware vSphere CLI の使用の詳細については、VMware サポートサイト vmware.com/support を参照してください。 vSphre CLI を使用して管理ステーションにトラップを送信するためのシステム 設定 Server Administrator は、センサーおよびその他の監視パラメータのステータス変更に対して、SNMP トラッ プを生成します。管理ステーションに SNMP トラップを送信するには、Server Administrator を実行してい るシステム上で 1 つ、または複数のトラップ先を設定する必要があります。 管理ステーションにトラップを送信するように Server Administrator を実行する ESXi システムを設定する には、次の手順を実行します。 1. VMware vSphere CLI をインストールします。 2.
このエラーを修正するには、kb.vmware.
5 よくあるお問い合わせ(FAQ) Systems Management アプリケーションはどのポートを使 用しますか? Server Administrator が使用するデフォルトポートは 1311 です。これらのポートは設定可能です。特定のコ ンポーネントのポート情報は、そのコンポーネントのユーザーガイドを参照してください。 低帯域幅、低レイテンシの WAN 上で DRAC コントローラで 仮想メディアを実行するとき、Systems Management のイン ストールを仮想メディアで直接起動すると、失敗します。ど うすればよいですか? ローカルシステムにウェブインストールパッケージをコピーしてから、Systems Management インストール を起動してください。 Server Administrator Storage Management サービスをイ ンストールする前に、システムにインストールされている Adaptec Fast Console アプリケーションをアンインストー ルする必要はありますか? はい。Adaptec Fast Console がすでにシステム上にインストール
ゲスト Linux オペレーティングシステムに Server Administrator をインストー ルしようとすると、次のメッセージが表示されます。 ./srvadmin-install.sh: line 2295 : [: ==: unary operator expected.
オープンソース RPM のソースパッケージはどこから入手できますか? オープンソース RPM のソースパッケージは、注文可能な DVD イメージから入手できます。 RPM ファイルの欠落が原因で、管理ステーション RAC ユーティリティのインス トールに失敗した場合は、どうすればよいですか? 管理ステーションの RAC ユーティリティ(『Systems Management ツールとマニュアル』DVD に収録され た /SYSMGMT/ManagementStation/linux/rac ディレクトリにある mgmtst-racadm RPM)のインストール 時に、libstdc++.
インストール中に RPM パッケージキーに関する警告が表示されるのはなぜです か? RPM ファイルには、デジタル署名が付いています。この警告を回避するには、メディアまたはパッケージを マウントし、次のようなコマンドを使用してキーをインポートしてください。 rpm --import /mnt/dvdrom/SYSMGMT/srvadmin/linux/RPM-GPG-KEY Red Hat Enterprise Linux または SUSE Linux Enterprise Server におけるすべて の Systems Management 機能の名称を教えてください。 次の表に、Systems Management の全機能の名称と、それに対応する Red Hat Enterprise Linux および SUSE Linux Enterprise Server オペレーティングシステムの init スクリプト名を記載しています。 表 8.
RPM の名前 説明 その他必要な Server Administrator RPM メモ: 正しく機能させるには IPMI ドライバのインストールが必要になる場合があります。 srvadmin-cm Server Administrator インベント リコレクタ — システム管理の変 更管理インベントリコレクタ。 srvadmin-omilcore、srvadmindeng、および srvadmin-omacore srvadmin-deng Server Administrator データエン ジン — システム管理がシステム 管理ソフトウェアのデータ管理フ レームワークを提供します。 srvadmin-omilcore srvadmin-hapi Server Administrator ハードウェ アアプリケーションプログラミン グインタフェース — このシステ ム管理パッケージは、システム管 理ソフトウェアが対応システムの ハードウェアに関する情報にアク セスするために必要なデバイスド ライバとライブラリを提供しま す。 srvadmin-omilcore srvadmin
RPM の名前 説明 その他必要な Server Administrator RPM srvadmin-omilcore Server Administrator Install Core — これは、残りのシステム管理イ ンストールパッケージに必要なツ ールを提供するコアインストール パッケージです。Server Administrator RPM のすべてにこ の RPM が必要です。 srvadmin-syscheck Systems Management サポートの srvadmin-omilcore レベルをチェックするパッケー ジ。 add-iDRAC — 第 3 世代 Remote Access Controller のリモート管理用ソフトウェア。たとえば、iDRAC な ど。 srvadmin-idrac-components Integrated Remote Access Card Data Populator Remote Access Controller のコンポーネント。 srvadmin-omilcore、srvadmindeng、srvadmin-hapi、お
RPM の名前 説明 その他必要な Server Administrator RPM add-RAC5 — 第 5 世代 Remote Access Controller のリモート管理用ソフトウェア。たとえば、DRAC 5 で す。 srvadmin-rac5-components Remote Access Card Data srvadmin-omilcore、srvadminPopulator、DRAC 5、および deng、および srvadmin-omacore Remote Access Controller のコン ポーネント、DRAC 5。 srvadmin-racadm5 RAC コマンドインタフェース — srvadmin-omilcore と srvadminRemote Access Controller(RAC) hapi へのコマンドラインユーザーイン タフェース。 srvadmin-racdrsc5 DRAC 5 Integration Layer — リモ ートアクセス CLI と Server Administrator のウェブプラグイ ン。 srvad
RPM の名前 説明 srvadmin-omilcore Server Administrator Web Server Install Core — これは、コアインス トールパッケージです。すべての Server Administrator Web Server RPM がこの RPM を必要としま す。 srvadmin-wsmanclient オペレーティングシステムに固有 の WSMan クライアントパッケー ジ。 その他必要な Server Administrator RPM srvadmin-omcommon と srvadmin-omauth Remote-Enablement — 他のリモートシステムを使用して、現在のシステムの管理と監視を行います。 srvadmin-cm Server Administrator インベント リコレクタ — システム管理の変 更管理インベントリコレクタ。 srvadmin-omilcore、srvadmindeng、および srvadmin-omacore srvadmin-deng Server Administrator データ
RPM の名前 説明 その他必要な Server Administrator RPM 管理デバイスドライバのインスト ールが必要です。 srvadmin-omacore Server Administrator — システム 管理の管理下モードコアと CLI。 srvadmin-omilcore と srvadmindeng srvadmin-omcommon Server Administrator が必要とす る共通フレームワークを提供しま す。 srvadmin-omilcore srvadmin-omhip Server Administrator srvadmin-omilcore、srvadminInstrumentation Service deng、srvadmin-hapi、srvadminIntegration Layer — 計装 CLI を提 isvc、および srvadmin-omacore 供します。 srvadmin-omilcore Server Administrator Install Core — これは、残りのシステム管理イ ンストールパッケージ
• srvadmin-hapi-X.Y.Z-N Server Administrator を X.Y.Z にアップグレードしますか? はいの場合は y、終了の場合は を押して ください。 を押すと、システム内に存在する Server Administrator パッケージ srvadmin-omilcore-X.Y.Z-N と srvadmin-hapi-X.Y.Z-N(上記の例)のみがアップグレードされます。 他の Systems Management コンポーネントもインストールする必要がある場合は、sh srvadmininstall.
デーモン名 Red Hat Enterprise Linux と SUSE Linux Enterprise Server での名称 racsvc DRAC 4 Administrator デーモン。 Server Administrator が起動するときにロードされるカーネルモジュールはどれ ですか? これは、システムの計装のタイプによって異なります。次の表に、Server Administrator が起動するときにロ ードされるカーネルモジュールを示します。 表 11.
libstdc++.i686 zlib.i686 libxml2.i686 Red Hat Enterprise Linux オペレーティングシステムで Emulex ネットワークア ダプタが検出されません。どうすればよいですか。 Red Hat Enterprise Linux 5.9(32 ビット)オペレーティングシステムを実行するシステムを使用している場 合、次の RPM のいずれかが欠落していると、システムで Emulex ネットワークアダプタの検出問題が発生し ます。 • kernel-headers-2.6.18-346.el5.i386.rpm • glibc-headers-2.5-107.i386.rpm • glibc-devel-2.5-107.i386.rpm • gcc-4.1.2-54.el5.i386.
6 Linux インストーラパッケージ 本項では、Linux インストーラパッケージをリストします。 表 12. メタ RPM RPM 説明 依存パッケージ パッケージを必要 Systems Management Software とする機能 7.2 7.3 7.4 8.
RPM 説明 依存パッケージ パッケージを必要 Systems Management Software とする機能 7.2 7.3 7.4 8.
RPM 説明 依存パッケージ パッケージを必要 Systems Management Software とする機能 7.2 7.3 7.4 8.
RPM 説明 OM 依存パ ッケージ パッケージ を必要とす る機能 Systems Management Software 7.2 7.3 7.4 8.1 理用オブジ ェクトの保 存および管 理 srvadminhapi システム管 理用の低レ ベルなハー ドウェアイ ンタフェー スの提供 なし Server Instrument ation Y Y Y Y srvadminisvc ローカルお よびリモー トシステム 管理用のシ ステム管理 インタフェ ースの提供 srvadmindeng、 srvadminomilcore サーバー計 装と SNMP 監視 Y Y Y Y libsmbios 標準 BIOS テーブルを 取得するた めの SMBIOS ラ イブラリの 提供 なし インストー ルとソフト ウェアアッ プデート Y Y Y Y smbiosutils-bin システム情 報を取得す るための SMBIOS ユ ーティリテ ィの提供 なし インストー ル Y Y Y Y 表 14.
RPM 説明 OM 依存パ ッケージ パッケージ を必要とす る機能 Systems Management Software 7.2 7.3 7.4 8.
表 15. ローカルおよびリモート管理用 Server Administrator Web Server(GUI) RPM 説明 依存パッケ ージ パッケージ を必要とす る機能 Systems Management Software 7.2 7.3 7.4 8.
表 16. Server Administrator Remote Enablement(標準エージェント) RPM 説明 OM 依存パ ッケージ パッケージ を必要とす る機能 Systems Management Software 7.2 7.3 7.4 8.
RPM 説明 OM 依存パ ッケージ パッケージ を必要とす る機能 Systems Management Software 7.2 7.3 7.4 8.1 サーバーの リモート管 理の有効化 Y Y Y Y n Model (CIM)クラ イアントラ イブラリ (sfcc)ラン タイムライ ブラリ (*VmWare ESX では利 用不可) libcmpiCp pImpl0 Common なし Manageabil ity Programmi ng Interface (CMPI)C+ + プラグイ ンを SFCB に実装する ヘルパーラ イブラリの 提供 (*VmWare ESX では利 用不可) 表 17. Storage Instrumentation、SNMP 監視、GUI、および CLI プラグイン RPM 説明 srvadminrealssd* OM 依存パ ッケージ PCIeSS デ バイスへの 管理ライブ *Red Hat Enterprise ラリのイン Linux 6.
RPM 説明 OM 依存パ ッケージ パッケージ Systems Management Software を必要とす 7.2 7.3 7.4 る機能 8.
RPM OM 依存パ ッケージ パッケージ Systems Management Software を必要とす 7.2 7.3 7.
RPM 説明 OM 依存パ ッケージ パッケージ Systems Management Software を必要とす 7.2 7.3 7.4 る機能 8.1 び SNMP ト ラップ 表 18. Storage Instrumentation、SNMP 監視、GUI、および CLI プラグイン RPM 説明 OM 依存パ パッケージ を必要とす ッケージ る機能 Systems Management Software 7.2 7.3 7.4 8.
RPM 説明 OM 依存パ パッケージ を必要とす ッケージ る機能 Systems Management Software 7.2 7.3 7.4 8.
RPM 説明 OM 依存パ パッケージ を必要とす ッケージ る機能 Systems Management Software 7.2 7.3 7.4 8.