Users Guide
メモ: ファームウェアバージョン 6.1 以降の SAS コントローラでは、RAID 10 はスパンごとに偶数の
ディスク数のみ、および
32 台のディスクがあるスパンを最大 8 個サポートします。
例えば、それぞれに 6 台の物理ディスクをもつエンクロージャがコントローラに 3 台あるとします(利
用可能なディスクの合計数は 3 x 6 =18 ディスクです)。各スパンにディスクを 4 台選択する場合、コン
トローラはスパンを
4 つ作成します(18 ディスク÷スパンあたり 4 ディスク = 4 スパン)。最後のエンク
ロージャに残った 2 台のディスクは RAID 10 には含まれません。
• シングルスパン仮想ディスクの作成に使用するディスク数 リストボックスを選択 — PERC コントローラ
用に物理ドライブを
22 台または 26 台備えたシングルスパン仮想ディスクを作成することができます。
このリストボックスオプションは、手順 1 で RAID 10 を選択し、システムに物理ドライブが 22 台以上あ
る場合にのみ表示されます。
メモ: 仮想ディスクの作成ウィザード ページで選択された、仮想ディスクパラメータに適合した物
理ディスクのみが表示されます。
必要なコネクタと、対応する物理ディスクを選択し、続行 をクリックします。
仮想ディスク作成の詳細設定ウィザード(手順 3)
仮想ディスク作成の詳細設定ウィザード(手順 3/3 ) - <コントローラ名> のページに、選択した RAID レベ
ルの属性概要が表示されます。属性には バスプロトコル、ストライプエレメントサイズ、読み込みポリシ
ー、および選択した物理ディスクが含まれます。選択した RAID レベルには、仮想ディスク属性のデフォル
ト値
(RAID レベルを除く)が推奨されます。
1. 名前 フィールドに、仮想ディスクの名前を入力します。
仮想ディスクの名前には英数字、スペース、ダッシュ、およびアンダースコアのみを使用できます。最
大文字数はコントローラによって異なります。多くの場合、最大文字数は 15 文字です。
仮想ディスク名の始めと終わりにスペースを使用することはできません。仮想ディスクにはそれぞれ固
有の名前を付けることが推奨されます。同じ名前の仮想ディスクがあると、生成されたアラートの区別
が困難になります。
2. サイズ フィールドに、仮想ディスクのサイズを入力します。
仮想ディスクのサイズは、サイズ フィールドの近くに表示されている最小値と最大値の範囲内である必
要があります。
場合によっては、仮想ディスクは指定したサイズより若干大きくなります。仮想ディスクの作成ウィザ
ード は、物理ディスク容量の一部を使用不可状態することを避けるため、仮想ディスクのサイズを調節
します。
メモ: 物理ディスクが SMART アラートを受けている場合、仮想ディスクには使用できません。
メモ: 複数のチャネルを持つコントローラの場合、チャネル冗長の仮想ディスクを作成することが
可能な場合があります。
選択した RAID レベルと仮想ディスクのサイズに応じて、このページに仮想ディスクの設定に使用でき
るディスクとコネクタ(チャネルまたはポート)が表示されます。
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