Server Administrator Storage Management 8.
メモ、注意、警告 メモ: コンピュータを使いやすくするための重要な情報を説明しています。 注意: ハードウェアの損傷やデータの損失の可能性を示し、その問題を回避するための方法を説明して います。 警告: 物的損害、けが、または死亡の原因となる可能性があることを示しています。 著作権 Copyright © 2015 Dell Inc. All rights reserved. この製品は、米国および国際著作権法、ならびに米国および国際知的財産 法で保護されています。Dell™、およびデルのロゴは、米国および / またはその他管轄区域における Dell Inc. の商標です。 本書で使用されているその他すべての商標および名称は、各社の商標である場合があります。 2015 - 04 Rev.
目次 1 概要........................................................................................................................ 14 本リリースの新機能.............................................................................................................................14 Storage Management をインストールする前に................................................................................. 15 コントローラファームウェアおよびドライバのバージョン要件.................................................. 15 対応コントローラ.......................................
非 RAID................................................................................................................................................ 34 4 ストレージ状態およびタスクへのクイックアクセス...................................... 35 ストレージの正常性.............................................................................................................................35 ホットスペア保護ポリシー..................................................................................................................36 ストレージコンポーネントの重大度........
RAID コントローラテクノロジ: SCSI、SATA、ATA、および SAS....................................................54 SAS RAID コントローラ................................................................................................................. 55 RAID コントローラ機能....................................................................................................................... 55 コントローラ — 対応 RAID レベル......................................................................................................56 コントローラ — 対応ストライプサイズ......
保存キャッシュの管理...................................................................................................................88 暗号化キー..................................................................................................................................... 88 非 RAID ディスクへの変換.............................................................................................................91 RAID 対応ディスクへの変換....................................................................................................
コネクタコンポーネント.............................................................................................................. 117 コネクタのプロパティおよびタスク..................................................................................................117 コネクタの再スキャン..................................................................................................................119 コントローラコネクタの再スキャン............................................................................................119 論理コネクタのプロパティとタスク............
復帰可能なホットスペアを有効にする........................................................................................139 即時暗号化消去の有効化............................................................................................................. 140 RAID 対応ディスクへの変換........................................................................................................140 非 RAID ディスクへの変換........................................................................................................... 141 14 仮想ディスク..................
仮想ディスク作成の簡易設定ウィザード(手順 2)........................................................................ 160 仮想ディスク作成の詳細設定ウィザード.......................................................................................... 161 仮想ディスク作成の詳細設定ウィザード(手順 2)........................................................................ 164 仮想ディスク作成の詳細設定ウィザード(手順 3)........................................................................ 165 スパン編集...........................................................................................
15 システム間の物理ディスクおよび仮想ディスクの移動...............................181 必要条件............................................................................................................................................. 181 SCSI と SAS コントローラ............................................................................................................181 SAS コントローラ ........................................................................................................................ 181 SAS 仮想ディスクの別のシステムへの移行..............
再構築が上手くいかない場合...................................................................................................... 196 再構築のエラーを伴う完了..........................................................................................................196 仮想ディスクを作成できない...................................................................................................... 197 最小サイズの仮想ディスクが Windows Disk Management で認識されない.............................197 Linux を実行するシステムでの仮想ディスクエラー..............................................
間違ったディスクの取り外しを防ぐ方法......................................................................................... 204 物理ドライブの安全な取り外しまたは取り替え方法....................................................................... 204 間違った物理ドライブを取り外してしまった場合の回復方法.........................................................205 インストールされているファームウェアバージョンの特定方法.....................................................205 接続されたコントローラの識別方法.................................................................................................
PERC S100、PERC S110、PERC S130、および S300 コントローラにおける対応機能................. 239 PERC S100、PERC S110、PERC S130、および S300 コントローラでサポートされるコント ローラタスク............................................................................................................................... 240 PERC S100、PERC S110、PERC S130、および S300 コントローラでサポートされる物理デ ィスクタスク...............................................................................................................................
1 概要 Server Administrator Storage Management は、システム上でローカルに接続された RAID および非 RAID デ ィスクストレージを設定するための拡張機能を提供します。Storage Management では、すべての対応 RAID、非 RAID コントローラ、およびエンクロージャのためのコントローラおよびエンクロージャ機能を単 一グラフィカルユーザーインタフェース(GUI)またはコマンドラインインタフェース(CLI)から実行する ことを可能にします。GUI はウィザード型で、初心者ユーザー向け、および上級ユーザー向け機能を備えて います。CLI は機能が豊富でスクリプト可能です。Storage Management を使用することにより、データ冗 長性の設定、ホットスペアの割り当て、または故障した物理ディスクの再構築によってデータを保護するこ とができます。Storage Management のユーザーは、使用するストレージ環境と Storage Management を良 く理解しておいてください.
• ハーフハイトハーフレングス(HHHL)PCIe ストレージアダプタカードのサポート • PowerEdge RAID コントローラ(PERC)H730P スリムおよび PERC FD33xD/FD33xS のサポート — PERC ハードウェアコントローラでの対応機能 • PowerEdge RAID コントローラ(PERC)9 以降のハードウェアコントローラシリーズのための追加機能 - 詳細に関しては、「コントローラモードの変更」を参照してください。 • VMware vSphere(ESXi)システムを実行する NVMe PCIe SSD のサポート — NVMe PCIe SSD 上での暗 号消去の実行 Storage Management をインストールする前に 次項では、Storage Management をインストールする上での考慮事項について説明します。 コントローラファームウェアおよびドライバのバージョン要件 Storage Management が正しく機能するためには、コントローラに必要最小限バージョンのファームウェア とドライバがインストールされている必要がありま
• PERC 6/I モジュラー • SAS 6/iR コントローラ • PERC S100、PERC S110、PERC S130、および PERC S300 • PERC H200 アダプタ、PERC H200 内蔵、および PERC H200 モジュラー • PERC H800 アダプタ、PERC H700 アダプタ、PERC H700 内蔵、PERC H700 モジュラー • PERC H310 アダプタ、PERC H310 ミニモノリシック、PERC H310 ミニブレード、PERC H710 アダプ タ、PERC H710 モノリシック、PERC H710 ミニモノリシック、PERC H710P アダプタ、PERC H710P モ ノリシック、PERC H710P ミニモノリシック、および PERC H810 アダプタ • PERC H330 アダプタ、PERC H330 ミニモノリシック、PERC H330 ミニブレード、PERC H330 内蔵、 PERC H730 アダプタ、PERC H730 ミニモノリシック、PERC H730 ミニブレード、PERC H730P
ディスク管理およびボリューム管理のサポート Storage Management はディスク管理およびボリューム管理を提供しません。ディスク管理およびボリュー ム管理を実装するには、お使いのオペレーティグシステムが提供するネイティブのディスク管理およびボリ ューム管理ユーティリティを使用する必要があります。 17
2 はじめに Server Administrator Storage Management は、ハードウェア RAID ソリューションを実装し、中小企業のス トレージ環境を把握しているシステム管理者を対象としています。 Storage Management は、お使いのシステムに接続されているストレージコンポーネントの設定を可能にし ます。これらのコンポーネントには、RAID/ 非 RAID コントローラおよびコントローラに接続されるチャネ ル、ポート、エンクロージャ、ディスクが含まれます。Storage Management を使用することにより、BIOS にアクセスせずにコントローラ機能の設定と管理を行うことができます。機能には、データ保護のための仮 想ディスクの設定、RAID レベルとホットスペアの適用機能が含まれます。再構築、トラブルシューティン グ、しきい値設定など、その他多くのコントローラ機能も開始することができます。ほとんどの機能は、シ ステムがオンラインのまま、要求の処理を継続しながら設定および管理することが可能です。 Storage Management はストレージコンポーネントの状態を
Linux を実行しているシステムとリモートシステムの場合 Linux またはリモートシステム上で Server Administrator セッションを開始するには、デスクトップ上の Server Administrator アイコンをクリックし、システム管理者特権を持つアカウントでログインします。 または、ウェブブラウザを開き、アドレスフィールドに次のいずれかを入力して、 を押します。 https://<ローカルホスト>:1311 ここで <ローカルホスト> とは管理下システムに割り当てた名前で、1311 はデフォルトのポートを示します。 または https://:1311 ここで とは管理下システムの IP アドレスで、1311 はデフォルトのポートを示します。 メモ: ブラウザで有効な応答を受信するためには、アドレスフィールドに https:// (http:// ではない) を入力してください。 ユーザー権限 Server Administrator は、ユーザー、パワーユーザー、およびシステム管理者のユーザーグループを介してセ キュリティを提供
正常性 プロパティ ページで、正常性 をクリックしてストレージコンポーネントの状態情報を表示します。 関連リンク ストレージの正常性 情報 / 設定 プロパティ ページで、情報 / 設定 をクリックしてストレージオブジェクトのプロパティ情報を表示します。 情報 / 設定 サブタブには、ストレージタスクの実行やウィザードの起動のためのオプションもあります。 Storage Management コマンドラインインタフェースの使 用 Storage Management は豊富な機能を持つコマンドラインインタフェース(CLI)を備えています。CLI の詳 細については、『Server Administrator コマンドラインインタフェースユーザーズガイド』を参照してくださ い。 オンラインヘルプの表示 Storage Management には広範にわたるオンラインヘルプが用意されています。ストレージ または下位レ ベルのツリービューオブジェクト が選択されていると、このヘルプを Server Administrator グラフィカルユ ーザーインタフェースから使用することができます。 オンラインヘルプに
• 仮想ディスクへのホットスペアの割り当て — 仮想ディスクが RAID レベルを使用する場合、仮想ディス ク内の物理ディスクが故障した場合にデータを再構築するためのホットスペア(バックアップ物理ディス ク)を割り当てることができます。 – ホットスペアでの仮想ディスクの保護 — このトピックは、ホットスペアの説明およびコントローラ固 有の情報を説明しています。 • 整合性チェックの実行 — 冗長仮想ディスクの整合性の維持 タスクは、仮想ディスクの冗長データの正確 性を検証します。 • 仮想ディスクの再設定 — 仮想ディスクの容量を拡張するため、物理ディスクを仮想ディスクに追加する ことができます。また、RAID レベルの変更も可能です。詳細については、 「仮想ディスクタスク:再設定 (手順 1/3)」を参照してください。 21
RAID の概念について 3 Storage Management は、ストレージ管理機能を提供するために Redundant Array of Independent Disks (RAID)技術を使用します。Storage Management について理解するには、RAID についての概念の他、シス テムにおいて RAID コントローラとオペレーティングシステムがディスク容量をどのように認識するかにつ いてもある程度把握しておく必要があります。 関連リンク RAID とは? 可用性とパフォーマンスを高めるためのデータストレージの編成 RAID レベルと連結の選択 RAID レベルと連結のパフォーマンスの比較 RAID とは? RAID は、システム内に搭載または接続された物理ディスク上にあるデータの保存を管理するためのテクノロ ジです。RAID の重要な要素は、複数の物理ディスクの容量を組み合わせを単一の拡張ディスク容量として扱 うことができるように、物理ディスクをスパンする機能です。RAID のその他の重要な要素には、ディスク障 害が発生した場合にデータを復元するために使用できる冗長データを維
RAID についての概念 RAID では特定の方法を使用してデータをディスクに書き込みます。これらの方法を使うと、RAID でデータ の冗長性またはパフォーマンスの向上を実現できます。次の方法があります。 • ミラーリング — 1 つの物理ディスクから別の物理ディスクにデータを複製します。ミラーリングを行う と、同じデータの 2 つのコピーを異なる物理ディスクに保管することでデータの冗長性が得られます。 ミラーのディスクのうち 1 つが失敗すると、システムは影響を受けていないディスクを使用して動作を続 行できます。ミラーリングしたディスクの両方に常に同じデータが入っています。ミラーのいずれも動 作側として機能します。ミラーリングされた RAID ディスクグループは、読み取り操作で RAID 5 ディス クグループのパフォーマンスと同等ですが、書き込み速度はより高速です。 • ストライピング — 仮想ディスク内のすべての物理ディスク全体にわたって、データを書き込みます。各 ストライプは、仮想ディスク内の各物理ディスクにシーケンシャルパターンを使用して固定サイズの単位 でマップされた連続する仮想ディスクデー
連結または RAID レベルを選択する場合は、パフォーマンスとコストに関する次の注意事項が適用されます。 • 可用性または耐障害性 — 可用性または耐障害性とは、システムのコンポーネントの 1 つに障害が発生し ても動作を継続し、データへのアクセスを提供することができる、システムの能力を指します。RAID ボ リュームでは、可用性またはフォールトトレランスは冗長データを維持することによって達成できます。 冗長データにはミラー(複製データ)とパリティ情報(アルゴリズムを使用したデータの再構成)が含ま れています。 • パフォーマンス — 選択する RAID レベルによって、読み取りおよび書き込みパフォーマンスが向上した り低下したりします。アプリケーションによって、より適している RAID レベルがあります。 • コスト効率 — RAID ボリュームに関連付けられている冗長データまたはパリティ情報を維持するには、追 加のディスク容量が必要です。データが一時的なものである、簡単に複製できる、不可欠ではない、とい った場合は、データ冗長性のためのコスト増は妥当とは言えません。 • 平均故障間隔(MTB
に保管されているデータは、単純にボリュームとして認識されます。このディスクは、1 つの物理ディスク だけで構成される仮想ディスクとして定義することもできます。 複数の物理ディスクに分散するデータはスパンされたボリュームと見なすこともできます。複数の連結され たディスクは、複数の物理ディスクから構成された 1 つの仮想ディスクとして定義することもできます。 同じディスクの別の領域に分散する動的ボリュームも連結していると見なされます。 連結ボリュームまたはスパンされているボリュームの物理ディスクが失敗すると、ボリューム全体が使用不 可能になります。データが冗長化されていないため、ミラーリングしたディスクまたはパリティ情報からデ ータを復元することはできません。バックアップからの復元が唯一のオプションです。 連結ボリュームは冗長データを維持するためにディスクスペースを使用しないので、ミラーまたはパリティ 情報を使用するボリュームよりもコスト効率に優れています。連結ボリュームは、一時的か容易に複製可能、 またはデータ冗長化のためのコストに見合わないデータに適しています。また、連結ボリュームは別の物理 ディスクを追加す
RAID 0 の特徴 • n 個のディスクを、 (最小ディスクサイズ)* n 個分のディスク容量を備えた 1 つの大容量仮想ディスクと してまとめます。 • データは各ディスクに交互に保存されます。 • 冗長データは保存されません。1 つのディスクに障害が発生すると大容量仮想ディスクにもエラーが発 生し、データを再構築する方法はありません。 • 読み書きのパフォーマンスが向上します。 RAID レベル 1(ミラーリング) RAID 1 は冗長データを維持する最もシンプルな方式です。RAID 1 では、データは 1 台または複数台の物理デ ィスクにミラー化(複製)されます。物理ディスクに障害が発生した場合、ミラーの反対側からのデータを 使用してデータを再構築することができます。 26
RAID 1 の特徴 • n + n ディスクを n ディスクの容量を持つ 1 つの仮想ディスクとしてグループ化します。Storage Management で現在サポートされているコントローラでは、RAID 1 の作成時に 2 つのディスクを選択で きます。これらのディスクはミラー化されるため、ストレージの総容量はディスク 1 つ分に等しくなりま す。 • データは両方のディスクに複製されます。 • いずれかのディスクで障害が発生しても、仮想ディスクは継続して機能します。データは障害のあったデ ィスクのミラーから読み取られます。 • 読み取りパフォーマンスが向上しますが、書き込みパフォーマンスは若干低下します。 • 冗長性でデータを保護します。 • RAID 1 では冗長性なしでデータを保存するのに必要なディスク数の 2 倍のディスクを使用するため、デ ィスク容量の点ではより高価です。 RAID レベル 5(分散パリティを用いたストライピング) RAID 5 は、データのストライピングをパリティ情報と組み合わせることでデータの冗長性を提供します。物 理ディスクをパリティ専用に割り当て
RAID 5 の特徴 • n 個のディスクを(n-1)のディスクの容量を持つ 1 つの大容量仮想ディスクとしてグループ化します。 • 冗長情報(パリティ)はすべてのディスクに交互に保存されます。 • ディスクに障害が発生すると、仮想ディスクはまだ機能しますが、劣化状態で動作します。データは障害 の発生していないディスクから再構築されます。 • 読み込みパフォーマンスが向上しますが、書き込みパフォーマンスは低下します。 • 冗長性でデータを保護します。 RAID レベル 6(追加された分散パリティを用いたストライピング) RAID 6 は、データのストライピングをパリティ情報と組み合わせることでデータの冗長性を提供します。 RAID 5 と同様、パリティは各ストライプに分散されます。ただし RAID 6 では追加の物理ディスクを使用し て、ディスクグループ内の各ストライプがパリティ情報を持つ 2 つのディスクブロックを維持するという方 法でパリティを維持します。追加パリティは、2 つのディスクに障害が発生した場合にデータを保護します。 次の図には、2 セットのパリティ情報が P および Q
RAID 6 の特徴 • n 個のディスクを(n-2)のディスクの容量を持つ 1 つの大容量仮想ディスクとしてグループ化します。 • 冗長情報(パリティ)はすべてのディスクに交互に保存されます。 • 仮想ディスクは、最大 2 つのディスク障害が発生するまで機能します。データは障害の発生していない ディスクから再構築されます。 • 読み込みパフォーマンスが向上しますが、書き込みパフォーマンスは低下します。 • データ保護の冗長性は強化されます。 • パリティには、1 スパンあたり 2 つのディスクが必要です。RAID 6 はディスク容量の点でより高価です。 RAID レベル 50(RAID 5 セットにまたがったストライピング) RAID 50 は複数の物理ディスクに分けてストライピングを行います。たとえば、3 つの物理ディスクで実装 された RAID 5 ディスクグループがさらに 3 つの物理ディスク実装されたディスクグループへと継続される と RAID 50 になります。 ハードウェアで直接サポートされていなくても RAID 50 を実装することは可能です。このような場合、複数 の
RAID 50 の特徴 • n*s のディスクを s*(n-1)ディスクの容量を持つ 1 つの大容量仮想ディスクとしてグループ化します。 ここで s はスパンの数を、n は各スパンの中のディスク数を表します。 • 冗長情報(パリティ)は、各 RAID 5 スパンの各ディスクに交互に保存されます。 • 読み込みパフォーマンスが向上しますが、書き込みパフォーマンスは低下します。 • 標準 RAID 5 と同量のパリティ情報が必要です。 • データはすべてのスパンにストライプされます。RAID 50 はディスク容量の点でより高価です。 RAID レベル 60(RAID 6 セットにまたがったストライピング) RAID 60 は、RAID 6 として構成された複数の物理ディスクに分けてストライピングします。たとえば、4 つ の物理ディスクを使用して実装しさらに 4 つの物理ディスクを持つディスクグループを使用して続行する RAID 6 ディスクグループは、RAID 60 になります。 30
RAID 60 の特徴 • n*s のディスクを s*(n-2)ディスクの容量を持つ 1 つの仮想ディスクとしてグループ化します。ここで s はスパンの数を、n は各スパンの中のディスク数を表します。 • 冗長情報(パリティ)は、各 RAID 6 スパンのすべてのディスクに交互に保管されます。 • 読み込みパフォーマンスが向上しますが、書き込みパフォーマンスは低下します。 • 冗長性の向上によって、RAID 50 よりも優れたデータ保護を提供します。 • RAID 6 と同量に比例するパリティ情報が必要です。 • パリティには、1 スパンあたり 2 つのディスクが必要です。RAID 60 はディスク容量の点でより高価で す。 RAID レベル 10(ストライプ - ミラー) RAB は RAID レベル 10 を RAID レベル 1 の実装とみなします。RAID 10 は物理ディスクのミラーリング (RAID 1)とデータストライピング(RAID 0)の組み合わせです。RAID 10 では、データは複数の物理ディス クに分かれてストライプされます。ストライプされたディスクグループは別
RAID 10 の特徴 • n 個のディスクを(n/2)ディスクの容量を持つ 1 つの大容量仮想ディスクとしてグループ化します。こ こで n は偶数を表します。 • データのミラーイメージは物理ディスクのセット全体にストライピングされます。このレベルでは、ミラ ーリングを通じて冗長性が提供されます。 • いずれかのディスクで障害が起きても、仮想ディスクの動作は中断されません。データはミラーリングさ れた障害の発生していないディスクのペアから読み取られます。 • 読み取りおよび書き込みパフォーマンスが向上します。 • 冗長性でデータを保護します。 RAID レベル 1 - 連結(連結ミラー) RAID 1-連結は、複数の物理ディスクペアにわたってスパンされる RAID 1 ディスクグループです。この構成 は連結の利点と RAID 1 の冗長性を組み合わせています。この RAID ではストライピングは関与していませ ん。 メモ: Storage Management では、RAID 1- 連結仮想ディスクの作成や、RAID 1- 連結への再構成はでき ません。Storage Managemen
RAID レベルと連結のパフォーマンスの比較 次の表は、最も一般的な RAID レベルに関するパフォーマンスの特徴を比較したものです。この表は、RAID レベルを選択する際の一般的な指針です。使用する環境条件を評価した後で RAID レベルを選択してくださ い。 メモ: 次の表には、Storage Management でサポートされているすべての RAID レベルが表示されてい るわけではありません。Storage Management でサポートされるすべての RAID レベルの詳細に関し ては、「RAID レベルと連結の選択」を参照してください。 表 1.
RAID レベル データの可用 読み取りパフ 書き込みパフ 再構築パフォ 必要な最小デ 性 ォーマンス ォーマンス ーマンス ィスク数 RAID 5 良 連続読み取 り:良。トラ ンザクション 読み取り:大 変良好 ライトバック 普通 キャッシュを 使用しない限 り普通 N + 1(N = デ データベー ィスクが最低 ス、および読 み取り量の多 限 2 台) いトランザク ションに使 用。 RAID 10 優秀 大変良好 普通 良 2N x X RAID 50 良 大変良好 普通 普通 N + 2(N = 最 中規模のトラ ンザクション 低限 4 台) またはデータ 量が多い場合 に使用。 RAID 6 優秀 連続読み取 り:良。トラ ンザクション 読み取り:大 変良好 ライトバック 不良 キャッシュを 使用しない限 り普通 N + 2(N = デ 重要情報。デ ィスクが最低 ータベース、 および読み取 限 2 台) り量の多いト ランザクショ ンに使。用 RAID 60 優秀 大変良好 普通 X x (N + 2)(N 重要情報。中 = 最低限 2
4 ストレージ状態およびタスクへのクイック アクセス 本項では、お使いのシステムのストレージコンポーネントの状態または正常性を判定する様々な方法や、使 用可能なコントローラタスクを素早く起動する方法について解説します。 関連リンク ストレージの正常性 ホットスペア保護ポリシー ストレージコンポーネントの重大度 ストレージプロパティおよび現在の動作 アラートまたはイベント RAID コントローラにおけるディスクの信頼性のモニタ アラームを使用したエラーの検知 エンクロージャ温度プローブの使用 ストレージ設定変更をアップデートするための再スキャン 設定変更を表示する際の時間の遅延 ストレージの正常性 ストレージダッシュボード には、各コントローラおよび低レベルストレージコンポーネントの総合的なステ ータスが表示されます。 たとえば、ストレージシステムの正常性がエンクロージャの低下によって障害を起 こした場合は、エンクロージャの 正常性 と ストレージダッシュボード のコントローラの重大度には、警告 の重大度を示す黄色の感嘆符が表示されます。ストレージダッシュボード のコントローラに警告または重 要状態が表示さ
ホットスペア保護ポリシー ホットスペア保護ポリシーの設定 タスクでは、仮想ディスクに割り当てるホットスペアの数を設定または変 更できます。 割り当てるホットスペアの数を設定した後は、割り当て数が保護ポリシーのしきい値から外れると、設定し た重大度レベルに基づいてアラートが発行されます。 関連リンク ホットスペア保護ポリシーの設定 専用ホットスペア保護ポリシー グローバルホットスペア保護ポリシー ストレージコンポーネントの重大度 コンポーネントの状態は重大度別に表示されます。警告または重要 / エラー状態が示されたコンポーネント には可能であれば早急に対処し、データロスを防止する必要があります。コンポーネントの状態は、コンポ ーネントとその下位オブジェクトの状態を組み合わせたものが表示されます。 コンポーネントで警告または重要状態が報告された理由を見つけるには、アラートログ を調べると便利で す。 表 2.
状況 および 進行状況 プロパティには、コンポーネントの現在の動作が表示されます。たとえば、オフライ ンの物理ディスクにはオフライン状況が表示され、進行プロパティでは、操作(再構築など)完了までの時 間が表示されます。 次項で各コンポーネントのプロパティについて説明します。 • ストレージ情報およびグローバルタスク • バッテリのプロパティおよびタスク • コネクタのプロパティおよびタスク • エンクロージャおよびバックプレーンのプロパティおよびタスク • 物理ディスクまたは物理デバイスのプロパティ • 物理ディスクまたは物理デバイスのタスク • EMM プロパティ • ファンプロパティ • 電源装置プロパティ • 温度プローブプロパティおよびタスク • 仮想ディスクプロパティおよびタスク アラートまたはイベント ストレージ動作により、アラートログにアラートまたはイベントが生成されます。アラートには正常動作に ついての情報提供のみを目的とするものもありますが、それ以外のアラートは、すぐに対処を必要とする異 常動作を示します。アラートと対応処置の詳細に関しては、『Se
エンクロージャ温度プローブの使用 物理ディスクエンクロージャには温度プローブがあり、エンクロージャが温度の許容範囲を超えると警告が 発せられます。 関連リンク 温度プローブ値の設定 ストレージ設定変更をアップデートするための再スキャン 再スキャンタスクは、コントローラに接続したコネクタ(チャネルまたはポート)のストレージをスキャン して、現在接続されているデバイスの検証またはコネクタで追加または取り外されたデバイスを認識します。 コントローラオブジェクトで再スキャンを行うと、コントローラに接続されているすべてのストレージが再 スキャンされます。再スキャンを実行すると、コントローラは仮想ディスクでの物理ディスクの追加と取り 外し、RAID レベルの変更など、ストレージ設定の変更を認識します。 コントローラオブジェクトの再スキャンにより、次の操作を行うことができます。 • コントローラに接続された新しいディスクを表示する。 • オペレーティングシステムによる仮想ディスクの認識を有効にする。 • Storage Management で新しい仮想ディスクの表示を有効にする。 • 仮想ディスクを拡張し
5 PCI Express ソリッドステートデバイスサポ ート 本項では、PCIe(Peripheral Component Interconnect Express)ソリッドステートドライブ(SSD)、およ びそれに関連するバックプレーンやエクステンダカードなどのデバイスに対する Storage Management デ バイス管理サポートの概要を説明します。 Storage Management では、PCIe SSD はツリービューのストレージの下に表示されます。Storage Management は PCIe SSD デバイスとそれらの様々なプロパティを報告します。 メモ: Storage Management は PCIe SSD サブシステムにおける RAID 管理または設定をサポートしま せん。 PCIe SSD とは? Peripheral Component Interconnect Express (PCIe)ソリッドステートデバイス(SSD)は、低遅延、高 IOPS(入出力操作 / 秒)、およびエンタープライズクラスのストレージ信頼性と保守性を必要とするソリュ ーション向けに設計さ
表 3.
プロパティ 説明 す。エクステンダカードは PCIe SSD ポートである 必要があります。 使用可能なレポート スロット占有 レポートを表示できます。詳細に関し ては、「使用可能なレポート」を参照してください。 PCIe エクステンダカード PCIe エクステンダカードはシステムのバックプレーンに取り付けられており、シャーシ前面で最大 4 台の PCIe SSD デバイスに対する PCIe 接続を提供します。 メモ: PCIe エクステンダカードにはプロパティやタスクはありません。 表 4.
次の表に、PCIe SSD の物理デバイスプロパティをリストします。 表 5.
プロパティ 説明 間)は低下します。寿命に対する使用済み割合の値 が 100 パーセントで、書き込み保護の進展が 100 パ ーセントを下回ると、ドライブの保証期限は切れま す。 読み取り専用真近 — ドライブはスペアセクタが不 足し、読み取り専用モードに近づいています。ただ し、ドライブの正常性状態は良好で、データ保持に は影響がありません。 寿命に対する使用済み割合の 値が 100 パーセントを下回り、書き込み保護の進展 が 90 パーセント以上であると、ドライブは読み取り 専用モード真近と判断されます。 読み取り専用 — ドライブは読み取り専用モードで す。ユーザーは開いているファイル(ある場合)を 他のデバイスに保存し、 デバイスを交換または取り 外す必要があります。デバイスを取り付けてから 3 年以内にこの現象が起こった場合、この不具合は保 証の対象となります。寿命に対する使用済み割合の 値が 100 パーセントを下回り、書き込み保護の進展 が 90 パーセントであると、ドライブは読み取り専用 モードです。 ドライババージョン PCIe SSD サブシステムにインストールされている ドライバの
プロパティ 説明 PCIe ネゴシエート済みのリンク速度 物理デバイスの、現在のネゴシエーション後の転送 速度を GT/s で示します。 PCIe 最大リンク速度 物理デバイスの、可能な転送速度を GT/s で示しま す。 PCIe ネゴシエート済みのリンク幅 物理デバイスの、現在のネゴシエーション後のリン ク幅を表示します。 PCIe 最大リンク幅 物理デバイスの、可能リンク幅を表示します。 物理デバイスのタスク PCIe SSD の物理デバイスのタスクは次のとおりです。 • 点滅と点滅解除 • PCIe SSD での完全初期化の実行 • PCIe SSD の取り外しの準備 • ログのエクスポート • NVMe PCIe SSD での暗号消去の実行 物理デバイスのタスクを実行するには、次の手順を行います。 1. システム ツリーの Server Administrator ウィンドウで、ストレージ ツリーオブジェクトを展開してス トレージコンポーネントオブジェクトを表示します。 2. PCIe SSD サブシステム オブジェクトを展開します。 3.
暗合された物理デバイスを消去するには、完全初期化 タスクを選択します。このタスクは以下で使用可能で す: • 未設定 SED ドライブ • 外部設定の暗号化ドライブ • 未設定の外部 SED ドライブ(暗号キーがコントローラにない場合も使用可) 関連タスク • Micron PCIe SSD での完全初期化の実行 Micron PCIe SSD での完全初期化の実行 Micron PCIe SSD で完全初期化を実行すると、すべてのブロックが上書きされて Micron PCIe SSD 上のすべ てのデータが永久に失われる結果となります。完全初期化の間、ホストは Micron PCIe SSD にアクセスでき ません。 メモ: 完全初期化中にシステムが再起動したり電源が失われると、動作はキャンセルされます。システ ムを再起動して処理を再開する必要があります。 関連タスク • Storage Management での完全初期化の検索方法 Storage Management での完全初期化の検索方法 Storage Management でこのタスクを検索するには、次の手順を実行します。
メモ: PCIe SSD のための 取り外しの準備 タスクは VMware vSphere(ESXi)6.
7. 実行 をクリックします。 関連リンク NVMe PCIe SSD での暗号消去の実行 スロット内の PCIe SSD カードのプロパティ スロット内の PCIe SSD カードは、Storage Management 内の物理ディスクに似ています。この PCIe SSD カ ードは、エンクロージャまたはバックプレーンに接続される PCIe エクステンダカードとは異なり、PCIe SSD サブシステムに直接接続されます。スロット内の PCIe SSD カードの プロパティ ページで、PCIe SSD につ いての情報を表示し、PCIe SSD タスクを実行することができます。スロット内の PCIe SSD カードの完全な プロパティを表示するには、ページ上部にある 全表示 をクリックします。詳細については、「スロット内の PCIe SSD カードタスク」を参照してください。 次の表に、スロット内の PCIe SSD カードのプロパティを示します。 表 6.
プロパティ 説明 バスプロトコル PCIe SSD が使用しているテクノロジを表示します。 デバイスプロトコル 不揮発性メモリ(NVMe)など、スロット内の PCIe SSD カードのデバイスプロトコルが表示されます。 メディア デバイスのメディアタイプを表示します。 ドライババージョン PCIe SSD サブシステムにインストールされている ドライバのバージョンを表示します。 メモ: Storage Management は、ドライババージ ョンを取得できないサブシステムについては 該当なし と表示します。 残留書き込み耐久率 書き込み作業負荷の量に基づいた SSD 更新 / 交換に ついての情報を表示します。このフィールドは、 SSD の NAND(否定論理積)型フラッシュチップの 合計数の累積仕様を基に、SSD で使用可能な残りの プログラムまたは消去サイクルの合計を示します。 メモ: このオプションは Micron PCIe SSD、非揮 発性メモリ Express(NVMe)PCIe SSD および SAS/SATA SSD に該当します。 ファームウェアリビジョン デバイ
スロット内の PCIe SSD カードのタスク スロット内の PCIe SSD カードでは、次のタスクを実行できます。 • スロット内の PCIe SSD カードのログのエクスポート • スロット内の PCIe SSD カードでの暗号消去の実行 スロット内の PCIe SSD カードタスクを実行するには、次の手順を実行します。 1. システム ツリーの Server Administrator ウィンドウで、ストレージ ツリーオブジェクトを展開してス トレージコンポーネントオブジェクトを表示します。 2. PCIe SSD サブシステム オブジェクトを展開します。 3. コネクタオブジェクトを展開します。 4. スロット内の PCIe SSD オブジェクトを選択します。 5. 使用可能なタスク ドロップダウンメニューからタスクを選択します。 6.
3. コネクタオブジェクトを展開します。 4. スロット内の PCIe SSD オブジェクトを選択します。 5. クリアする物理デバイスの タスク ドロップダウンメニューから、暗号消去 を選択します。 6.
6 ストレージ情報およびグローバルタスク ストレージ 情報および グローバルタスク ウィンドウを使用して、システムのストレージコンポーネントま たはデバイスの高レベル情報を確認します。これらのウィンドウでは、システムに接続された全コントロー ラに影響するグローバルタスクを起動することもできます。 関連リンク ストレージプロパティ グローバルタスク ストレージコントローラのプロパティ ストレージプロパティ ストレージのツリー表示オブジェクトには、次のプロパティが含まれています。 表 7.
メモ: 『Server Administrator リリースノート』にリストされたファームウェアとドライバは、これらの コントローラの最小対応バージョンを示しています。これ以降のファームウェアおよびドライババー ジョンもサポートされます。最新のドライバおよびファームウェア要件については、サービスプロバイ ダにお問い合わせください。 表 8.
プロパティ 定義 トローラのドライバが最小要件を満たしていない場 合にのみ表示されます。 コネクタ数 コントローラで使用可能なコネクタ数が表示されま す。各コネクタは物理ディスクまたはエンクロージ ャに接続できます。コネクタは、コントローラのタ イプに応じて SCSI チャネルまたは SAS ポートにす ることができます。 再構築率 再構築率は、システムで障害の発生したディスクで 再構築が必要になったときに、再構築専用で使用可 能なリソースの割合です。再構築率の詳細に関して は、「再構成率の設定」を参照して下さい。 アラーム状況 コントローラ上のアラームが有効化または無効化さ れているかどうかが示されます。 クラスタモード コントローラがクラスタ構成の一部であるかどうか を示します。 SCSI イニシエータ ID SCSI コントローラの SCSI ID を表示します。デフォ ルト値は、7 です。デフォルト値の変更は、BIOS で 行います。コントローラがクラスタ構成になってい ると、SCSI イニシエータ ID が重複して表示されま す。SCSI のマニュアルを参照して下さい。 Sto
7 コントローラ 本章は、Storage Management の対応コントローラおよびコントローラの機能について説明します。 関連リンク RAID コントローラテクノロジ: SCSI、SATA、ATA、および SAS 接続されたコントローラの識別方法 非 RAID コントローラの説明 コントローラとは? ほとんどのオペレーティングシステムは、データの読み取りと書き込みをディスクに対して直接行わず、読 み取りと書き込みの指示をコントローラに送信します。コントローラはシステムにあるハードウェアで、デ ィスクと直接対話してデータの書き込みと取得を行います。コントローラにはコネクタ(チャネルまたはポ ート)があり、これらは 1 台 / 複数の物理ディスク、または物理ディスクを格納するエンクロージャに接続 されています。RAID コントローラは、ディスクの境界をスパンして、複数のディスクの容量を使用して拡張 ストレージ容量(または仮想ディスク)を作成することができます。 コントローラは、再構築の開始、ディスクの初期化など、その他多くのタスクも実行します。コントローラ がこれらのタスクを完了するには、ファームウェアお
SAS RAID コントローラ 次の RAID コントローラは、SAS(シリアルアタッチド SCSI)テクノロジを使用します。 • PERC 5/E • PERC 5/i Integrated • PERC 5/i アダプタ • SAS 5/iR Integrated • SAS 5/iR アダプタ • PERC 6/E • PERC 6/I コントローラシリーズ • SAS 6/iR コントローラシリーズ • PERC S100、S110、S130、および S300 コントローラ • PERC H200、H700、および H800 コントローラ • PERC H310 アダプタ、PERC H310 ミニモノリシック、PERC H310 ミニブレード、PERC H710 アダプ タ、PERC H710 ミニブレード、PERC H710 ミニモノリシック、PERC H710P アダプタ、PERC H710P ミ ニブレード、PERC H710P ミニモノリシック、および PERC H810 アダプタコントローラ • PERC H330 アダプタ、PERC H330
能に影響します。 「RAID コントローラの読み取り、書き込み、キャッシュ、およびディスクキャッシュポ リシー」を参照してください。 • 整合性チェック — 整合性チェックは、仮想ディスクの冗長データの整合性を判断します。必要な場合は、 この機能が冗長情報を再構築します。「冗長仮想ディスクの整合性の維持」を参照してください。 • 巡回読み取り — 巡回読み取りはディスクエラーを検出してディスクの故障とデータの損失または破壊を 防止します。詳細については、「巡回読み取りモードの設定」を参照してください。 • ディスクの移行または外部設定 — 一部のコントローラでは、1 つ、または複数の仮想ディスクを含む物 理ディスクを別のコントローラに移動することができます。移動先のコントローラは外部設定(仮想ディ スク)の認識とインポートが可能です。詳細については、「外部設定操作」を参照してください。 コントローラ — 対応 RAID レベル RAID コントローラによって対応する RAID レベルが異なる場合があります。コントローラが対応している RAID レベルの詳細に関しては、「対応機能」を参照して下さい。
• 読み取りキャッシュ無効 — コントローラはキャッシュではなくディスクから直接データを取得します。 書き込みポリシー お使いのコントローラがこの機能をサポートするかどうかを確認するには、「対応機能」を参照してくださ い。 書き込みポリシーは、コントローラが書き込み要求完了信号を、データがキャッシュに保存された直後、ま たはディスクに書き込まれた後のどちらの時点で送信するかを指定します。 • ライトバック — コントローラは、データがコントローラのキャッシュに保存されたがディスクには書き 込まれていない時点で、書き込み要求完了信号を送信します。ライトバックキャッシュは、後続の読み取 り要求が、ディスクと比べてキャッシュからより素早くデータを取得できるため、パフォーマンスが向上 します。ただし、ディスクへのデータ書き込みを阻むシステム障害の発生時に、データ損失が生じる可能 性があります。他のアプリケーションでも、処置がデータがディスクにあると想定したときに、問題が発 生する可能性があります。 メモ: Storage Management では、バッテリを装備しないコントローラに対して ライトバック ポリ
ダイレクト I/O およびキャッシュ I/O ポリシーは、特定の仮想ディスクでの読み取りに適用されます。この 設定は先読みポリシーには影響しません。キャッシュポリシーは次のとおりです。 • キャッシュ I/O — すべての読み取りがキャッシュメモリでバッファされることを指定します。 • ダイレクト I/O — 読み取りがキャッシュメモリでバッファされないことを指定します。ダイレクト I/O を使用する場合、データは読み取り要求中にコントローラキャッシュとホストシステムに同時転送されま す。後続の読み取り要求で同じデータブロックからのデータが必要な場合、コントローラキャッシュから 直接読み取ることができます。ダイレクト I/O 設定はキャッシュポリシー設定を上書きしません。ダイ レクト I/O はデフォルト設定です。 メモ: キャッシュポリシーは、バッテリが搭載されていないコントローラではサポートされません。 ディスクキャッシュポリシー お使いのコントローラがこの機能をサポートするかどうかを確認するには、「対応機能」を参照してくださ い。 仮想ディスクの全メンバーの物理ディスクキャッシュポリシーを設定す
込み操作のようなプロセスは実行可能ですが、仮想ディスクの作成などのプロセスは並行して実行できませ ん。これらのプロセスによって、バックグラウンド初期化はキャンセルされます。 関連リンク バックグラウンドの初期化のキャンセル バックグラウンド初期化率の設定 非 RAID コントローラの説明 非 RAID SCSI および SAS コントローラは、SCSI および SAS デバイスをサポートする非 RAID コントローラ です。これらのコントローラは非 RAID であるため、仮想ディスクをサポートしません。これらの非 RAID コ ントローラと、それらに接続された SCSI および SAS デバイスは Storage Management で管理できます。 メモ: 対応機能はコントローラによって異なります。 非 RAID SCSI コントローラ LSI PCI-e U 320 非 RAID コントローラは、Small Computer System Interface(SCSI) を使用します。 非 RAID SAS コントローラ 次の非 RAID コントローラは、SAS(シリアルアタッチド SCSI)テク
メモ: 『Server Administrator リリースノート』にリストされたファームウェアとドライバは、これらの コントローラの最小対応バージョンを示しています。これ以降のファームウェアおよびドライババー ジョンもサポートされます。最新のドライバおよびファームウェア要件については、サービスプロバイ ダに問い合わせください。 表 9.
コントローラコンポーネント コントローラコンポーネント 接続されているコンポーネントに関しては、次を参照してください。 • RAID コントローラバッテリ • ファームウェアまたはドライババージョン • コネクタ メモ: エンクロージャを 冗長パスモード で接続した場合、コネクタは 論理コネクタ として表示さ れます。 • 仮想ディスク コントローラプロパティとタスク コントローラプロパティとタスクウィンドウを使用して、コントローラについての情報を表示してコントロ ーラタスクを実行します。 メモ: 『Server Administrator リリースノート』にリストされたファームウェアとドライバは、これらの コントローラの最小対応バージョンを示しています。これ以降のファームウェアおよびドライババー ジョンもサポートされます。最新のドライバおよびファームウェア要件については、サービスプロバイ ダにお問い合わせください。 コントローラプロパティは、コントローラのモデルによって異なります。コントローラのプロパティには、 次が含まれる場合があります。 表 10.
プロパティ 定義 メモ: PowerEdge FD332 ストレージスレッドについては、名前が次 のように表示されます。 • • スロット ID シングルコントローラ — PERC FD33xS(前面シャーシスロット 内の Integrated RAID Controller。ここで、X にはコン トローラ番号、Y には前面シャーシスロット番号が表示されま す。 デュアルコントローラ — PERC FD33xD(前面シャーシスロット 内の Integrated RAID Controller。ここで、X にはコン トローラ番号、Y には前面シャーシスロット番号が表示されま す。 コントローラが接続されているスロットを表示します。PowerEdge FD332 ストレージスレッドの場合、名前は PCI スロット と表示 され、Y には前面シャーシスロット番号、X にはコントローラ番号が表示 されます。 メモ: システム → メイン → システムシャーシ → スロット オブジ ェクトを選択し、情報 タブをクリックすることによってスロット ID を特定することもで
プロパティ 定義 再構築率 再構築率とは、再構築が必要になったときに、故障したディスクの再構 築専用に使われるシステムで利用可能なリソースの割合です。再構築率 の詳細については、「再構築率の設定」を参照してください。 メモ: 復帰可能ホットスペア 操作の値は、再構成率 プロパティに設 定された値と同じです。 BGI 率 バックグラウンド初期化(BGI)率は、仮想ディスクの作成後にバックグ ラウンド初期化の実行専用に使用されるシステムで利用可能なリソース の割合です。BGI 率の詳細については、「バックグラウンド初期化率の設 定」を参照してください。 整合性チェック率 整合性チェック率は、冗長仮想ディスクでの整合性チェックの実行専用 に使用されるシステムで利用可能なリソースの割合です。詳細について は、「整合性チェック」を参照してください。 再構成率 再構成率は、ディスクグループへの物理ディスクの追加、またはディス クグループに常駐する仮想ディスクの RAID レベル変更後におけるディ スクグループ再構成専用のシステムで使用できるリソースの割合です。 再構成率の詳細については、「再構成率の設定
プロパティ 定義 暗号化キーが存在 コントローラが暗号化キーを確立したかどうかを示します。可能な値は はい と いいえ です。 暗号化モード コントローラが ローカルキー管理(LKM) を使用している、または なし かを示します。詳細については、 「暗号化キーの管理」を参照してくださ い。 T10 保護情報機能 コントローラがデータ整合性をサポートしているかどうかを示します。 可能な値は はい と いいえ です。 キャッシュメモリサイズ コントローラのキャッシュメモリサイズが表示されます。 巡回読み取りモード コントローラの 巡回読み取りモード の設定が表示されます。可能な値 は次のとおりです。 • • • 自動 — 巡回読み取りはシステムで継続的に実行されます。巡回読み 取りの 1 反復が完了すると、次の巡回読み取りがコントローラで指定 された時間内に開始されます。このモードでは、巡回読み取りを手動 で開始または停止するオプションはありません。 手動 — 巡回読み取り処理を手動で開始または停止できます。 無効 — 巡回読み取り処理が無効になっていることを示します。 巡回読み取りの
プロパティ 定義 • アとして機能します。ドライブに外部データが含まれていると、その データは上書きされます。 無効 — ホットスペアドライブに対応するスロットが永続的ではあり ません。ドライブがスロットから取り外され、任意のドライブが挿入 されると、そのスロットはホットスペアとして機能しなくなります。 ドライブをもう一度手動でホットスペアに割り当てる必要がありま す。 コントローラタスク コントローラの設定と管理が可能です。コントローラの詳細について は、「コントローラタスク」を参照してください。 使用可能なレポート 巡回読み取りレポート、整合性チェックレポート、スロット占有レポー ト、および物理ディスクファームウェアバージョンレポート を表示でき ます。使用可能なレポートの詳細については、 「使用可能なレポート」を 参照してください。 現在のコントローラモード 前面シャーシスロット 選択されているハードウェアコントローラのモードを表示します。可能 な値は RAID または HBA です。コントローラモードを変更するには、 「コントローラモードの変更」を参照してください。 前面シャーシス
• 仮想ディスクの作成 • コントローラアラームの有効化 • コントローラアラームの無効化 • コントローラアラームをオフにする • コントローラアラームのテスト • 再構築率の設定 • 設定のリセット • コントローラログファイルのエクスポート • 外部設定操作 • 外部設定のインポート • 外部設定のインポートまたはリカバリ • 外部設定のクリア • バックグラウンド初期化率の設定 • 整合性チェック率の設定 • 再構成率の設定 • 巡回読み取りモードの設定 • 巡回読み取りの開始と停止 • 保存キャッシュの管理 • コントローラプロパティの変更 • 物理ディスク電源の管理 • 暗号化キーの管理 • RAID 対応ディスクへの変換 • 非 RAID ディスクへの変換 • コントローラモードの変更 コントローラの再スキャン お使いのコントローラがこの機能をサポートするかどうかを確認するには、「対応機能」を参照してくださ い。 SCSI コントローラでは、再スキャンによって、コントローラに接続されている全コンポーネ
3. コントローラの プロパティ ページで 情報 / 設定 をクリックします。 4. コントローラタスク ドロップダウンメニューから 再スキャン を選択します。 5.
コントローラのアラームが機能しているかをテストするには、アラームのテスト タスクを選択します。アラ ームが約 2 秒間鳴ります。 再構築率の設定 お使いのコントローラがこの機能をサポートするかどうかを確認するには、「対応機能」を参照してくださ い。 再構築率の設定 タスクにより、コントローラの再構築率を変更できます。 再構築中、物理ディスクの全内容が再構築されます。再構築率(0~100% に設定可能)は、故障した物理デ ィスクの再構築専用のシステムリソースの割合を示します。0% では、コントローラでの再構築の優先順位は 最下位となり、完了までにかかる時間は最長ですが、システムパフォーマンスへの影響は最も低くなります。 再構築率 0% は、再構築が停止または一時停止されるという意味ではありません。 100% では、コントローラでの再構築の優先順位は最上位となり、完了までにかかる時間は最短ですが、こ の設定はシステムパフォーマンスへの影響が最も高くなります。 PERC コントローラでは、コントローラファームウェアも次のタスクのシステムリソースの割り当て制御に 再構築率設定を使用します。 • 整合性チェックの実
コントローラの設定のリセット お使いのコントローラがこの機能をサポートするかどうかを確認するには、「対応機能」を参照してくださ い。 設定のリセット タスクでは、コントローラの全情報を消去し、新しい設定を実行できるようにします。この 操作はコントローラの全データと仮想ディスクを破壊し、ホットスペアの割り当ても全て解除します。 このリセット操作を行った後はストレージを完全に再設定する必要があります。 注意: 設定のリセットは、コントローラに接続されたすべての仮想ディスクにある全データを完全に破 壊します。これらの仮想ディスクにシステムまたはブートパーティションが存在する場合は、それも破 壊されます。 メモ: コントローラ設定のリセットは外部設定を削除しません。外部設定を削除するには、外部設定の クリア タスクを選択します。 メモ: このタスクは、HBA モードで実行されている PERC ハードウェアコントローラではサポートされ ません。 関連リンク コントローラ設定のリセット Storage Management での設定のリセットの検索方法 コントローラプロパティの変更 コントローラ設定のリセット コントロ
Microsoft Windows が実行されるシステムでは、ログファイルは windows または winnt ディレクトリにエ クスポートされます。Linux が実行されるシステムでは、ログファイルは /var/log ディレクトリにエクスポ ートされます。 コントローラに応じて、ログファイル名は afa_.log または lsi_.log となります。ここで、 は 月と曜日です。 メモ: VMware ESXi 環境では、作成されるログファイル(lsiexport.log)はひとつのみです。ファイル が存在する場合は、ログファイルのエクスポートによって既存のログファイルが上書きされます。 メモ: キャッシュのないコントローラでは、ログの保存やログファイルのエクスポートはできません。 関連リンク PCIe SSD とは? コントローラログファイルのエクスポート Storage Management でのログのエクスポートの検索方法 コントローラプロパティの変更 コントローラログファイルのエクスポート 1.
外部設定操作 タスクは、コントローラが外部設定を検出した場合にのみ表示されます。このオプションを選 択して 実行 をクリックし、外部設定プレビュー ページを表示します。 外部設定プレビュー ページでは、外部ディスクのプレビューが表示され、外部ディスクのインポート、リカ バリ、クリアなどの操作を行うことができます。ロックされた外部設定もインポートまたはクリアすること が可能です。 ローカルキー管理(LKM) を使用してロックされた外部設定が検出された場合、関連付けられた 暗号化キー 識別子 が表示され、ドライブをロック解除するためのパスフレーズを入力するよう求められます。 外部設定のロック解除をせずにロックされていない外部設定のプレビュー、インポート、またはクリアへ進 むには、省略 または 続行 をクリックします。 外部設定をインポートまたはクリアしたくない場合、または対応する 暗号化キー識別子 に関連するパスフレ ーズを失くした場合は、その物理ディスクに インスタント暗号化削除 タスクを実行してください。 注意: インスタント暗号化削除タスクを実行すると、その物理ディスク上のすべてのデータが消去され ます。
プロパティ 定義 状況 外部設定の現在の状況を表示します。可能な値は次のとおりです。 • • • 準備完了 — 外部ディスクのインポートが可能で、インポート後に正常に 機能します。 劣化 — 外部ディスクは劣化状況にあり、インポート後に再構築されます。 故障 — 外部ディスクに障害が発生し、機能しなくなっています。外部デ ィスクはインポートできません。 外部設定は次のいずれかの理由により、劣化または故障状況にある可能性が あります。 • 欠落した物理ディスク — 対象の仮想ディスク内の物理ディスクのどれか が欠落しているか、使用できません。 • 欠落したスパン — ハイブリッド仮想ディスクの 1 つ、または複数のスパ ンが欠落しています。 • 古い物理ディスク — 構成内の 1 つ、または複数の物理ディスクに、仮想 ディスク内の他のディスクに関連のある古いデータが含まれている可能 性があります。そのため、インポートした仮想ディスクのデータの整合性 が損なわれています。 • 仮想ディスクの非対応設定 — 仮想ディスクに非対応の RAID レベルが存 在します。 • インポートおよびエクスポート — イ
Storage Management での外部設定操作タスクの検索方法 ファームウェアバージョン 6.1 の SAS コントローラの場合 1. Server Administrator ウィンドウのシステムツリーで、ストレージ を展開して、コントローラオブジェ クトを表示します。 2. コントローラオブジェクトを選択します。 3. コントローラの プロパティ ページで 情報 / 設定 をクリックします。 4. コントローラタスク ドロップダウンメニューから 外部設定操作 を選択します。 5.
障害、または欠落状況になります。リカバリ操作の完了後は、再構築またはバックグラウンド初期化が自動 的に開始される場合があります。 仮想ディスクのデータはリカバリ後に非整合になる場合があります。外部設定のインポート / リカバリ タ スクの完了後は仮想ディスクのデータを検証してください。 場合によっては、仮想ディスクデータが不完全なため、仮想ディスクをリカバリできないこともあります。 外部設定をインポートまたはリカバリするには、次の手順を実行します。 インポート / リカバリ をクリックして、コントローラに取り付けられた物理ディスク上の全仮想ディスクを インポートまたは回復します。 外部設定をインポートまたはリカバリせずに終了するには、キャンセル をクリックします。 Storage Management での外部設定のインポートまたはリカバリの検索方法 ファームウェアバージョン 6.1 以降の SAS コントローラの場合 1. Server Administrator ウィンドウのシステムツリーで、ストレージ を展開して、コントローラオブジェ クトを表示します。 2.
関連リンク Storage Management での外部設定のクリアの検索方法 外部設定のインポート 外部設定のインポートまたはリカバリ Storage Management での外部設定のクリアの検索方法 ファームウェアバージョン 6.1 以降の SAS コントローラの場合 1. Server Administrator ウィンドウのシステムツリーで、ストレージ を展開してコントローラオブジェク トを表示します。 2. コントローラオブジェクトを選択します。 3. コントローラの プロパティ ページで 情報 / 設定 をクリックします。 4. コントローラタスク ドロップダウンメニューから 外部設定操作 を選択します。 5. 実行 をクリックします。 6. 外部設定のプレビュー ページで クリア をクリックします。 ファームウェアバージョンが 6.
プロパティ 定義 • • • 容量 障害予測 外部 — 物理ディスクを含む仮想ディスクをインポートできず、物理ディ スクは外部状態のままです。 再構築 — 仮想ディスクのインポート後に、物理ディスクは再構築されま す。 交換 — メンバーディスクの交換 タスクが物理ディスクで実行されます。 メンバーディスクの交換の詳細に関しては、「メンバーディスクの交換」 と「復帰可能ホットスペアの有効化」を参照してください。 ディスクの容量が表示されます。 物理ディスクが Self-Monitoring Analysis and Reporting Technology (SMART)アラートを受信しており、障害が予測されているかどうかが表示さ れます。SMART 障害予測分析の詳細については、 「RAID コントローラにおけ るディスク信頼性の監視」を参照してください。物理ディスクの交換の詳細 については、「SMART アラートを受信する物理ディスクの交換」を参照して ください。 また、物理ディスクが SMART 予測エラーに関するアラートを生成したかを確 認するためにアラートログを見直すことも推奨されます。これ
プロパティ 定義 • • 使用されている RAID ディ スク容量 SSD — ソリッドステートドライブ。SSD は、ソリッドステートメモリを 使用して永続的なデータを保存するデータストレージデバイスです。 不明 — Storage Management は物理ディスクのメディアタイプを判断で きません。 コントローラの仮想ディスクが使用している物理ディスク容量が表示されま す。このプロパティは、非 RAID コントローラに接続された物理ディスクには 適用されません。 特定の状況では、物理ディスクの一部が実際に使用されていても、 使用され ている RAID ディスク容量 にゼロ(0)の値が表示されます。これは、使用さ れている容量が 0.005GB 以下の場合に起こります。使用されているディス ク容量を計算するアルゴリズムは 0.005GB 以下の数字または 0 未満の数字 を丸め、0.006~0.009GB の使用ディスク容量は 0.
プロパティ 定義 暗号化済み 物理ディスクがコントローラに対して暗号化されているかどうかが表示され ます。可能な値は はい と いいえ です。非 SED の場合、値は 該当なし です。 パーツ番号 理ディスクの一意の部品表(BOM)割当番号が表示されます。4 から 8 番目 の数字は、そのモデルのドライブのサービスプロバイダのパーツ番号を示し ます。 PCIe ネゴシエーション後 のリンク幅 物理デバイスの、現在のネゴシエーション後のリンク幅を表示します。 PCIe 最大リンク幅 物理デバイスの、可能リンク幅を表示します。 バックグラウンド初期化率の設定 お使いのコントローラがこの機能をサポートするかどうかを確認するには、「対応機能」を参照してくださ い。 バックグラウンド初期化率の設定 タスクは、バックグラウンド初期化タスク専用のシステムリソースの容量 を変更します。 バックグラウンド初期化率は、バックグラウンド初期化実行専用のシステムリソースの割合を表し、0~100% に設定できます。0% では、コントローラでのバックグラウンド初期化の優先順位は最下位となり、完了まで にかかる時間は最
整合性チェック率の設定 お使いのコントローラがこの機能をサポートするかどうかを確認するには、「対応機能」を参照してくださ い。 整合性チェック率の設定 タスクは、整合性チェックタスク専用のシステムリソースの容量を変更します。 整合性チェック率は、バックグラウンド初期化実行専用のシステムリソースの割合を表し、0~100% に設定 できます。0% では、コントローラでの整合性チェックの優先順位は最下位となり、完了までにかかる時間は 最長ですが、システムパフォーマンスへの影響は最も低くなります。整合性チェック率 0% は、チェックが 停止または一時停止されるという意味ではありません。 100% では、整合性チェックはコントローラに対して最優先になり、整合性チェックの時間が最短になりま すが、システムパフォーマンスに与える影響は最も大きくなります。 関連リンク 整合性チェックの実行 コントローラの整合性チェック率の変更 1. 新規整合性チェック率の設定(0~100) フィールドに数値を入力します。値は 0~100 の範囲内にする 必要があります。 2.
100% では、再構成はコントローラに対して最優先になり、再構成の時間が最短になりますが、システムパ フォーマンスに与える影響は最も大きくなります。 関連リンク 仮想ディスクの再構築または移行 コントローラの再構成率の変更 1. 新規再構成率の設定(0~100) フィールドに数値を入力します。値は 0~100 の範囲内にする必要があ ります。 2. 変更の適用 をクリックします。終了して変更をキャンセルするには、前のページに戻る をクリックしま す。 Storage Management での再構成率の設定の検索方法 1. Server Administrator ウィンドウのシステムツリーで、ストレージ を展開して、コントローラオブジェ クトを表示します。 2. コントローラオブジェクトを選択します。 3. コントローラの プロパティ ページで 情報 / 設定 をクリックします。 4. 使用可能なタスク ドロップダウンメニューから 再構成率の設定 を選択します。 5.
コネクタと最初のエンクロージャ間の通信チャネルが失われた場合、冗長パス構成も失われます。この場合、 論理コネクタの正常性が重要と表示されます。論理コネクタの 情報 / 設定 ページに移動して、パスの正常性 の詳細を表示します。このシナリオの概要は、下の表を参照してください。 表 13. コントローラとエンクロージャ 1 間のパス コントローラとエンクロージャ 1 間のパス 論理コネクタの正常性 コネクタ 0(C0) コネクタ 1(C1) 使用可能 使用可能 使用可能 Disconnected(切断) Disconnected(切断) 使用可能 ただし、2 台のエンクロージャ間の通信チャネルが失われた場合は、冗長パス構成が劣化し、論理コネクタ の正常性も劣化と表示されます。このシナリオの概要は、下の表を参照してください。 表 14.
置、温度)がすべて表示されます。パス障害 メッセージはエンクロージャがコントローラへの通信パスを失 ったことを示し、エンクロージャが冗長パスモードではなくなったことを示します。 関連リンク パスの正常性 コネクタの冗長パスビューのクリア 冗長パスビューのクリア システムと Storage Management を再起動したら、論理コネクタにパス障害メッセージが表示された場合に ついて考えてみます。2 つ目のコネクタのプラグを意図的に抜いた可能性があります。この場合、パス障害 メッセージは該当しません。接続したケーブルの不具合、またはケーブルがコントローラに適切に接続され ていない可能性があります。いずれの場合も、Storage Management には、システムが再起動前は冗長パス 構成だったが、今はそうではないことが表示されます。冗長パスモードが不要であることが確かな場合は、 コントローラプロパティの変更 コントローラタスクにある 冗長パスビューのクリア を使用して既存の冗長 パスビューをクリアします。このオプションを選択すると冗長パスビューがクリアされ、コネクタがユーザ ーインタフェースに コネクタ
– 整合性チェック さらに、巡回読み取りは高負荷の I/O 動作中は一時停止され、その I/O が終了すると再開されます。 関連リンク 巡回読み取りの開始と停止 巡回読み取りモードの設定 目的の巡回読み取りモードオプションを選択します。使用可能なオプションは次のとおりです。 • • • 自動 — 巡回読み取りタスクを開始します。タスク完了後は、指定された期間内に自動的に再実行されま す。たとえば、一部のコントローラでは巡回読み取りは 4 時間ごとに実行され、他のコントローラでは 7 日ごとに実行されます。巡回読み取りタスクは、タスクの各反復が完了した後の指定期間内に再開され、 システム上で継続的に実行されます。巡回読み取りタスクが 自動 モードで実行中にシステムが再起動し た場合、巡回読み取りは 0 パーセント(0%)から再開します。巡回読み取りタスクを 自動 モードに設定 すると、ユーザーがタスクを開始または停止することはできません。自動 モードはデフォルト設定です。 メモ: 自動モードにおいて巡回読み取りタスクが実行される頻度に関する詳細は、お使いのコントロ ーラのマニュアルを参照してください。 手
巡回読み取りの開始 または 巡回読み取りの停止 をクリックします。 メモ: PERC 9 シリーズのハードウェアコントローラでは、巡回読み取りの停止 タスクに 巡回読み取り が中断されました が表示され、PERC 9 より前のコントローラでは、巡回読み取りの停止 タスクに 巡 回読み取りが停止されました が表示されます。 巡回読み取りを開始または停止せずに終了するには、前のページに戻る をクリックします。 関連リンク 巡回読み取りモードの設定 Storage Management での巡回読み取りタスクの開始と停止の検索方法 1. Server Administrator ウィンドウのシステムツリーで、ストレージ を展開して、コントローラオブジェ クトを表示します。 2. コントローラオブジェクトを選択します。 3. コントローラの プロパティ ページで 情報 / 設定 をクリックします。 4. 使用可能なタスク ドロップダウンメニューから 巡回読み取りの開始 または 巡回読み取りの停止 を選 択します。 5.
メモ: これらのプロパティは、コマンドラインインタフェースを使って設定することも可能です。詳細 については、 『Server Administrator コマンドラインインタフェースユーザーズガイド』を参照してくだ さい。 関連リンク コントローラの再スキャン Storage Management でのコントローラプロパティの変更の検索方法 1. Server Administrator ウィンドウのシステムツリーで、ストレージ を展開します。 2. ストレージダッシュボード ページで、使用可能なタスク ドロップダウンメニューから コントローラプ ロパティの変更 を選択します。 3. 実行 をクリックします。 Storage Management でのコントローラプロパティの変更の検索方法 2 1. Server Administrator ウィンドウのシステムツリーで、ストレージ を展開して、コントローラオブジェ クトを表示します。 2. コントローラオブジェクトを選択します。 3. コントローラの プロパティ ページで 情報 / 設定 をクリックします。 4.
2. 設定済みドライブのスピンダウン オプションで 有効化 を選択します。 関連リンク 物理ディスク電源の管理オプションのプロパティ 未設定ドライブおよびホットスペアの物理ディスク電源 カスタム省電力モードによる物理ディスク電源の管理 QoS オプションによる物理ディスク電源の管理 QoS オプションの時間間隔の管理 物理ディスク電源の管理オプションのプロパティ 次の表では、物理ディスク電源の管理 オプションのプロパティを示します。 表 15.
未設定ドライブおよびホットスペアの物理ディスク電源 1. 未設定ドライブのスピンダウン および ホットスペアのスピンダウン オプションで 有効 を選択します。 2. 変更の適用 をクリックします。終了して変更をキャンセルするには、前のページに戻る をクリックしま す。 関連リンク 物理ディスク電源の管理 カスタム省電力モードによる物理ディスク電源の管理 カスタム省電力モード で物理ディスクの電源管理を行うには、次の手順を実行します。 1. カスタム省電力モード オプションを選択します。 2. 残りのパラメータを 物理ディスク電源の管理 ページで編集します。または次の項で説明するように QoS セクションでオプションを設定することもできます。 関連リンク 物理ディスク電源の管理 QoS オプションによる物理ディスク電源の管理 QoS オプションで物理ディスク電源を管理するには、次の手順を実行します。 1. カスタム省電力モード オプションを選択します。 2. 設定済みドライブのスピンダウン ドロップダウンメニューで、有効 を選択します。 3.
Storage Management での物理ディスク電源の管理の検索方法 1. Server Administrator ウィンドウのシステムツリーで、ストレージ を展開して、コントローラオブジェ クトを表示します。 2. コントローラオブジェクトを選択します。 3. コントローラの プロパティ ページで 情報 / 設定 をクリックします。 4. 使用可能なタスク ドロップダウンメニューから 物理ディスク電源の管理 を選択します。 5.
暗号化キー識別子 暗号化キー識別子 は パスフレーズ に対してユーザーが指定したテキストラベルです。この識別子は、外部 暗号化された SED ドライブのインポートの認証中に、どの パスフレーズ を入力するかを判断するために役 立ちます。 パスフレーズ パスフレーズ は、コントローラが暗号化キーを作成するために使用するユーザー指定の文字列です。 メモ: 暗号化キーおよびパスフレーズのガイドラインの詳細は、暗号化キーの管理 ページで ンをクリックしてください。 アイコ 関連リンク 暗号化キーの管理 暗号化キーの作成と LKM の有効化 選択したコントローラで暗号化キーを作成するには、次の手順を実行します。 1. ローカルキー管理(LKM)を有効にする オプションを選択します。 2. 暗号化キー識別子 を入力します。 暗号化キー識別子 には、数字、英字(大文字と小文字の両方が使用可能)、英数字以外の文字、または これらの任意の組み合わせを使用できます。 メモ: 暗号化キー識別子 と パスフレーズ のガイドラインについては、ページ上の クリックしてください。 3.
コントローラの 情報 / 設定 ページで、暗号化キーが存在 が はい に設定され、暗号化モード が LKM に 設定されます。 暗号化キーの変更または削除 コントローラに設定済みの暗号化キーがある場合は、コントローラの暗号化キーを変更することができます。 暗号化したコントローラの暗号化キーは、暗号化仮想ディスクがない場合にのみ削除できます。 暗号化キーを変更するには、新規暗号化キー識別子 と パスフレーズ を入力します。現在の パスフレーズ の 認証が求められます。変更を適用する前に、パスフレーズの重要性およびパスフレーズを保存しない場合の 影響に関するメモをお読みください。 暗号化キーを変更すると、新しい暗号化キーを使用するようにコントローラの既存の設定がアップデートさ れされます。以前に暗号化ドライブを取り外している場合は、その暗号化ドライブのインポートに古いパス フレーズでの認証を行う必要があります。 暗号化キーの変更時には、新しい暗号化キー資格情報を分散 Web サーバーを実行しているシステム上のファ イルに保存またはアップデートすることができます。エスクロー チェックボックスを選択します。コント
Storage Management の暗号化キーの管理タスク Storage Management の暗号化キーの管理タスクに移動するには、次の手順を実行します。 1. Server Administrator ウィンドウのシステムツリーで、ストレージ を展開します。 2. ストレージダッシュボード → 使用可能なタスク ドロップダウンメニュー → 暗号化キーの管理...と移動 します。 3. 実行 をクリックします。 Storage Management の暗号化キーの管理タスク — 方法 2 別の方法で Storage Management の 暗号化キーの管理 タスクに移動するには、次の手順を実行します。 1. ストレージ ツリーオブジェクトを展開して、コントローラオブジェクトを表示します。 2. 暗号化対応コントローラオブジェクトを選択します。 3. 情報 / 設定 をクリックします。 4. コントローラタスク ドロップダウンメニューから 暗号化キーの管理.... を選択します。 5.
メモ: このタスクは、HBA モードで実行されている PERC ハードウェアコントローラではサポートされ ません。 1. Server Administrator ウィンドウのシステムツリーで ストレージ を展開し、コントローラオブジェクト を表示します。 2. コントローラオブジェクトを選択します。 3. コントローラの プロパティ ページで 情報 / 設定 をクリックします。 4. コントローラタスク ドロップダウンメニューで RAID 対応ディスクへの変換 を選択します。 非 RAID ディスクが表示されます。 5. 変換するドライブを選択します。 6.
• セキュリティキーがコントローラに割り当てられている間は、コントローラモードを変更できませ ん。 - セキュリティキーを削除してから、コントローラモードを変更する手順を繰り返します。 7. 変更を適用するには、サーバーを再起動する必要があります。コントローラモードを変更してよろしい ですか? というメッセージが表示されたら、OK をクリックします。 8. サーバーを再起動して、コントローラモードを正常に変更します。 関連リンク • コントローラタスク 使用可能なレポートの表示 レポートを表示するには、次の手順を実行します。 1. ストレージ ツリーオブジェクトを展開して、コントローラオブジェクトを表示します。 2. コントローラオブジェクトを選択します。 3. 情報 / 設定 をクリックします。 4. レポートの選択 ドロップダウンメニューからレポートを選択します。 5.
整合性チェックレポートの表示 お使いのコントローラがこの機能をサポートするかどうかを確認するには、「対応機能」を参照してくださ い。 整合性チェックレポートは、コントローラで実行されたすべての整合性チェックについての情報を時系列に 沿って提供します。最終実行時刻や結果などの情報を示します。整合性チェックが失敗した場合は、その理 由が表示されます。 関連リンク 整合性チェックの実行 Storage Management での整合性チェックレポートの表示の検索方法 1. Server Administrator ウィンドウのシステムツリーで、ストレージ をクリックします。 2. レポートの選択 ドロップダウンメニューから 整合性チェックレポートの表示 を選択します。 3.
最新の比較ファイル(hddfwver.csv)がない場合は、最新版をダウンロードするためにサービスプロバイダ にお問い合わせください。次の場所で、既存の hddfwver.csv ファイルを新しいファイルと置き換えます。 Windows を実行しているシステムの場合 C:\\Dell\SysMgt\sm C:\Program Files は、システムに応じて異なる場合があります。 Linux を実行しているシステムの場合 /opt/dell/srvadmin/etc/srvadmin-storage/hddfwver.csv ESXi を実行しているシステムの場合 /etc/cim/dell/srvadmin/srvadmin-storage/hddfwver.csv すべての物理ディスクの既存ファームウェアが最新である場合、次のメッセージが表示されます。 There are no physical disks available that require firmware update.
プロパティ 定義 そのドライブは第 11 世代のサーバーに搭載されて出荷されて います。ダウンロードすると、このツールは ドライブファーム ウェアのダウンロード の下に NautilusEFIAxx_ZPE.exe 形式 のファイル名で表示されます。 Nautilus DOS Nautilus はオフラインのファームウェアアップデートに使用 するツールです。Nautilus DOS は SAS / SATA ドライブ装備の 対応サーバー第 9~11 世代で機能するツールのバージョンで す。このツールは、複数ドライブタイプの 1 回のスキャンでの アップデート、および procedure boot のアップデートを行い、 USB キー、Preboot eXecution Environment(PXE)、または CD-ROM から実行されます。Nautilus DOS 列にパーツ番号 が入力されている場合、そのドライブは第 9~11 世代のサーバ ーに搭載されて出荷されています。ダウンロードすると、この ツールは ドライブファームウェアのダウンロード の下に NautilusAxx_ZPE.
8 PERC 9 ハードウェアコントローラのサポー ト PowerEdge RAID Controller(PERC)シリーズのエンタープライズクラスコントローラは、強化されたパフ ォーマンス、より優れた信頼性とフォールトトレランス、およびシンプル化された管理のために設計されて おり、堅牢なインフラストラクチャを作成し、サーバーの稼働時間の最大化を援助するための強力かつ管理 しやすい方法を提供します。PERC 9 シリーズのハードウェアコントローラの導入は、ストレージソリュー ションの向上も実現します。 新しい PERC 9 シリーズのハードウェアコントローラは、次のストレージ拡張機能をサポートします。 • PERC 9 ハードウェアコントローラでの RAID レベル 10 仮想ディスクのサポート • アドバンスドフォーマット 4KB セクタハードディスクドライブのサポート • T10 標準保護情報(PI)- データ整合性フィールド メモ: Storage Management に表示されるコントローラの順序は、ヒューマンインタフェース(HII)お よび PERC オプション ROM に表示され
メモ: PERC 9 ハードウェアコントローラでの仮想ディスクの作成手順は、他の PERC ハードウェアコン トローラと同じです。 関連タスク • 仮想ディスク作成の簡易設定ウィザード • 仮想ディスク作成の詳細設定ウィザード 不均等スパンでの RAID レベル 10 仮想ディスクの作成 不均等スパンでの RAID レベル 10 仮想ディスクの作成機能は、Storage Management ユーザーインタフェー ス(UI)とコマンドラインインタフェース(CLI)で使用できます。Storage Management CLI についての情 報は、『Server Administrator コマンドラインインタフェースガイド』を参照してください。 • 選択された最小(および均等)数の物理ディスク数に基づいて、PERC 9 ハードウェアコントローラ上の ファームウェアが、優先されるスパンのレイアウトを推奨します。 メモ: Storage Management CLI からの RAID レベル 10 仮想ディスクの作成コマンドは、PERC 9 ハ ードウェアコントローラ上のオプションパラメータ [spanl
• 仮想ディスク作成の詳細設定ウィザード アドバンスドフォーマット 4KB セクタハードディスクドラ イブのサポート Storage Management での PERC 9 ハードウェアコントローラのサポート導入により、レガシー 512B セク タハードディスクドライブを使用するユーザーがアドバンスドフォーマット 4KB セクタハードディスクド ライブに移行することが可能になりました。4KB セクタハードディスクドライブは、8 台の 512B セクタハ ードディスクドライブに保存されていたデータを 1 つの 4096B(4K)セクタに統合することにより、ストレ ージ表面メディアをより効率的に活用します。4KB セクタハードディスクドライブのデータ統合機能は、デ ータ効率性とエラー訂正機能の向上を実現します。 Storage Management は PERC 9 コントローラに接続された 4KB セクタハードディスクドライブでの仮想 ディスクの作成をサポートします。 メモ: 4KB セクタハードディスクドライブは、PERC 9 ハードウェアコントローラより前のコントロー ラ(ソフトウェア RAID コン
• 仮想ディスク作成の詳細設定ウィザード 再構成に関する考慮事項 — 4KB セクタハードディスクドライブ 512B セクタハードディスクドライブで構成されている仮想ディスクで 4KB セクタハードディスクドライブ を再構成することはできません。その逆の場合も同様です。 T10 標準保護情報(PI) — データ整合性フィールド Storage Management への PERC 9 ハードウェアコントローラの導入は、ストレージソリューションにおけ る必要不可欠な変化をもたらしました。データ整合性は、システムに保存されたデータの寿命全体を通じて データの正確性と一貫性を保証することから、ストレージソリューションには不可欠な要素です。データ整 合性は、障害の警告発生時におけるデータ損失からシステムを守るための、実用的なソリューションです。 PERC 9 ハードウェアコントローラでサポートされるこの新しい機能は、仮想ディスクに対する T10 保護情 報(PI)の設定を可能にします。T10 保護情報(PI)機能は、エラーを検出するため、ドライブに書き込ま れたデータ、およびドライブから読み取られたデータを検証
9 エンクロージャとバックプレーン 物理ディスクはエンクロージャに収容、またはシステムのバックプレーンに接続することができます。エン クロージャはシステムに外部接続されますが、バックプレーンとその物理ディスクはシステム内蔵です。 関連リンク エンクロージャ バックプレーン バックプレーン バックプレーン オブジェクトは、Storage Management ツリー表示でコントローラと コネクタ オブジェク トを展開することによって表示できます。Storage Management はバックプレーンおよび接続された物理デ ィスクの状態を表示します。バックプレーンはエンクロージャに似ています。バックプレーンで、コントロ ーラのコネクタと物理ディスクはエンクロージャに接続されますが、外部エンクロージャに関連付けられた 管理機能(温度プローブ、アラームなど)はありません。 エンクロージャ Storage Management はさまざまなエンクロージャと、それらのコンポーネントの管理を可能にします。エ ンクロージャに収容された物理ディスクの管理に加え、エンクロージャのファン、電源装置、温度プローブ の状態も監視
• エンクロージャ電源装置 • エンクロージャ温度プローブ • エンクロージャ管理モジュール(EMM) • エンクロージャとバックプレーンの正常性 • エンクロージャおよびバックプレーンのプロパティおよびタスク エンクロージャ物理ディスク エンクロージャ物理ディスクはツリービューのエンクロージャオブジェクト下に表示されます。ツリーから ディスクを選択して状態情報を表示します。 エンクロージャファン ファンはエンクロージャ冷却モジュールのコンポーネントです。エンクロージャファンは、ツリービューの ファン オブジェクト下に表示されます。ファンを選択して状態情報を表示することができます。 ファンプロパティ ファンはエンクロージャ冷却モジュールのコンポーネントです。次の表では、ファンプロパティについて説 明しています。 表 17.
プロパティ 定義 このプロパティは、E.17 ファームウェア以降を備えた 22xS エンクロ ージャでは表示されません。 速度 ファン速度を示します。値は rpm で表示されます。ファンが オフ ライン 状況の場合、速度 プロパティの値は 不明 になります。 ファン速度を変更させる原因となるイベントについての情報は、ハー ドウェアマニュアルを参照してください。 エンクロージャ電源装置 エンクロージャ電源装置は、ツリービューの 電源装置 オブジェクト下に表示されます。電源装置 オブジェ クトを選択して状態情報を表示することができます。 電源装置プロパティ 次の表では、電源装置プロパティについて説明しています。 表 18.
プロパティ 定義 ファームウェアバージョン 電源装置のファームウェアバージョン番号が表示されます。 エンクロージャ温度プローブ エンクロージャ温度プローブは 温度 オブジェクト下に表示されます。温度 オブジェクトを選択して状態情 報を表示することができます。状態情報には、現在の温度(摂氏)、および温度プローブの警告と障害しきい 値が含まれます。 障害しきい値には変更できないデフォルト値がありますが、警告しきい値は設定可能です。 関連リンク 温度プローブプロパティおよびタスク エンクロージャ温度のチェック 温度プローブ値の設定 温度プローブプロパティとタスクの設定 温度プローブの設定 をクリックして、温度プローブの警告しきい値を変更するためのウィザードを起動しま す。警告しきい値は、エンクロージャ内の各温度プローブで変更できます。 温度プローブの設定ウィザードの起動方法 温度プローブの設定 ウィザードを起動するには、次の手順を実行します。 1. Server Administrator ウィンドウのシステムツリーで、ストレージ を展開して、コントローラオブジェ クトを表示します。 2.
プロパティ 定義 詳細については、 「ストレージコンポーネントの重大 度」を参照してください。 メモ: 一部のエンクロージャでは、Storage Management が現在のエンクロージャ温度と 温度プローブ状態を表示するまで短い遅れが生 じる場合があります。詳細については、 「Storage Management で温度プローブ状態の アップデート前に遅延が生じる」を参照してく ださい。 名前 温度プローブの名前が表示されます。 状況 温度プローブの状態が表示されます。 • • • • • • • 準備完了 — 温度プローブが正常に動作していま す。 劣化 — 温度プローブに不具合が発生し、劣化モ ードで動作しています。 故障 — 温度プローブに不具合が発生し、機能し なくなっています。Storage Management は、 SES コマンドを使ったエンクロージャとの通信 ができません。故障状況は、何らかの理由でエン クロージャが Storage Management からの状態 クエリに応答しない場合に表示されます。例え ば、ケーブルの切断は 故障 状況が表示される原 因となります。
エンクロージャには 1 つ、または複数の EMM が格納されている場合があります。EMM モジュールはエンク ロージャのコンポーネントを監視します。対象コンポーネントは次のとおりです。 • ファン • 電源装置 • 温度プローブ • 物理ディスクの挿入または取り外し • エンクロージャの LED エンクロージャのアラームが有効な場合、特定の条件が発生すると EMM がアラームをアクティブ化します。 アラームの有効化とアラームをアクティブ化する条件の詳細については、「エンクロージャアラームの有効 化」を参照してください。EMM の詳細については、エンクロージャのハードウェアマニュアルを参照してく ださい。 エンクロージャ内のすべての EMM モジュールには同じファームウェアバージョンをインストールする必要 があります。個々の EMM モジュールのプロパティを表示してファームウェアバージョンを確認できます。 エンクロージャの EMM ファームウェアバージョンの検証 お使いのコントローラがこの機能をサポートするかどうかを確認するには、「対応機能」を参照してくださ い。 EMM のファームウェア
プロパティ 定義 詳細については、 「ストレージコンポーネントの重大度」を 参照してください。 名前 EMM 名を表示します。 状況 EMM の現在の状況が表示されます。可能な値は次のとお りです。 • • • • • 準備完了 — EMM は正常に機能しています。 劣化 — EMM に不具合が発生し、劣化モードで動作して います。 故障 — EMM に不具合が発生し、機能しなくなっていま す。Storage Management は、SES コマンドを使ったエ ンクロージャとの通信ができません。故障 状況は、何ら かの理由でエンクロージャが Storage Management か らの状態クエリに応答しない場合に表示されます。例 えば、ケーブルの切断などです。 欠落 — EMM がエンクロージャに存在しません。 未取り付け — EMM がエンクロージャ内に存在しませ ん。 パーツ番号 EMM モジュールのパーツ番号が表示されます。 タイプ EMM が SCSI SES モジュール であるか、SCSI ターミネータ であるかを表示します。 SCSI SES モジュール — SCSI S
エンクロージャとバックプレーンの情報 エンクロージャとバックプレーンについての情報は、次の項を参照して下さい。 • エンクロージャとバックプレーン • エンクロージャとバックプレーンのプロパティ • エンクロージャおよびバックプレーンタスク エンクロージャとバックプレーンのコンポーネント 接続されたコンポーネントについての情報は、「物理ディスクまたは物理デバイス」を参照してください。 エンクロージャおよびバックプレーンのプロパティおよびタスク エンクロージャまたはバックプレーンについての情報を表示し、エンクロージャタスクを実行することがで きます。 関連リンク エンクロージャとバックプレーンのプロパティ エンクロージャおよびバックプレーンタスク エンクロージャとバックプレーンのプロパティ エンクロージャまたはバックプレーンのプロパティは、コントローラのモデルによって異なります。エンク ロージャまたはバックプレーンのプロパティには、次が含まれる場合があります。 表 21.
プロパティ 定義 • • • 準備完了 — エンクロージャまたはバックプレーンが正常 に機能しています。 劣化 — エンクロージャに不具合が発生し、劣化状況で動作 しています。この状況はバックプレーンには該当しませ ん。 故障 — エンクロージャまたはバックプレーンに不具合が 発生し、機能しなくなっています。 コネクタ エンクロージャまたはバックプレーンに接続されたコネクタ 数が表示されます。この数値はコントローラハードウェアの コネクタ番号と一致します。コントローラのタイプに応じて、 コネクタは SCSI チャネルまたは SAS ポートになり得ます。 エンクロージャ ID Storage Management によってコントローラに割り当てられ たエンクロージャ ID が表示されます。Storage Management はコントローラに接続されたエンクロージャにゼロから順に 番号を振ります。この番号は omreport コマンドでレポート されるエンクロージャ ID 番号と同じです。コマンドラインイ ンタフェースの詳細については、 『Server Administrator コマン ドラインイ
プロパティ 定義 が表示される場合があります。統合バス または クラスタ モ ードはこれらの状況に該当する場合に表示されます。 ファームウェアバージョン エンクロージャファームウェアのバージョンが表示されます。 メモ: 複数のバックプレーンをサポートするシステムで は、ファームウェアバージョンはアップストリームおよ びダウンストリームバージョンとして表示されます。 サービスタグ エンクロージャのサービスタグが表示されます。エンクロー ジャは一意のサービスタグ番号で識別され、この情報は、サポ ートの問い合わせ電話を適切な担当者に転送するために使用 されます。 エクスプレスサービスコード エンクロージャは、一意のエクスプレスサービスコードおよび サービスタグナンバーによって識別されます。この情報は、こ の情報は、サポートの問い合わせ電話を適切な担当者に転送す るために使用されます。 資産タグ エンクロージャのアセットタグ情報が表示されます。このプ ロパティは アセットデータの設定 タスクで変更できます。 資産名 エンクロージャに割り当てられた名前が表示されます。この プロパティは アセットデ
エンクロージャ — 使用可能なタスク ドロップダウンメニューのエンクロージャタスクは次のとおりです。 • コントローラアラームの有効化 • エンクロージャアラームの無効化 • アセットデータの設定 • エンクロージャの LED の点滅 • 温度プローブ値の設定 コントローラアラームの有効化 お使いのエンクロージャがこの機能をサポートするかどうかを確認するには、 「対応機能」を参照してくださ い。 アラームの有効化 タスクを選択してエンクロージャのアラームを有効化します。有効化すると、次のイベン トの発生時にアラームが鳴ります。 • エンクロージャ温度が警告しきい値を超えた。 • 電源装置、ファン、またはエンクロージャ管理モジュール(EMM)が故障した。 • 分割バスが取り付けられていない。分割バスは、エンクロージャ背面では単一の三角形記号で示されま す。 関連リンク アラームを使用したエラーの検知 エンクロージャアラームの無効化 お使いのエンクロージャがこの機能をサポートするかどうかを確認するには、 「対応機能」を参照してくださ い。 アラームの無効化 タスクを選択してエンク
3. 変更の適用 をクリックします。 変更を保存せずに終了する場合は、エンクロージャ情報ページに戻る をクリックします。 関連リンク アセットデータの設定 Storage Management でのアセットデータの設定の検索方法 Storage Management でこのタスクを検索するには、次の手順を実行します。 1. Server Administrator ウィンドウのシステムツリーで、ストレージ を展開してコントローラオブジェク トを表示します。 2. コントローラ オブジェクトを展開します。 3. コネクタ オブジェクトを展開します。 4. エンクロージャオブジェクトを選択します。 5. 情報 / 設定 をクリックします。 6. エンクロージャタスク ドロップダウンメニューから アセットデータの設定 を選択します。 7.
3. 温度 オブジェクトを選択します。温度プローブによって報告された温度が、右ペインの 読み取り値 列 に摂氏で表示されます。 関連リンク エンクロージャ温度プローブ 温度プローブプロパティおよびタスク 温度プローブの警告しきい値の変更 温度プローブは、温度プローブ セクションにリストされています。温度プローブの警告しきい値を変更する には、次の手順を実行します。 1. 変更するプローブを選択します。 2. 新規温度プローブ値の設定 ページで 新しい値の設定 を選択します。 3. 最小警告しきい値 テキストボックスに、エンクロージャでの最小許容温度を摂氏で入力します。このテ キストボックスのラベルに指定可能な範囲が表示されます。 4. 最大警告しきい値 テキストボックスに、エンクロージャでの最大許容温度を摂氏で入力します。このテ キストボックスのラベルに指定可能な範囲が表示されます。 5.
スロット占有レポートの表示 タスクでは、選択したエンクロージャの使用中または未使用のスロットの詳細 を表示できます。これには、物理ドライブスロットの占有状態を示すダイアグラムが提供されます。各スロ ットにマウスオーバーして、物理ディスク ID、状態、サイズなどのスロットの詳細を表示します。 Storage Management でのスロット占有レポートの表示の検索方法 1. Server Administrator ウィンドウのシステムツリーで、ストレージ を展開してコントローラオブジェク トを表示します。 2. コントローラ オブジェクトを展開します。 3. コネクタオブジェクトを選択します。 4. エンクロージャオブジェクトを選択します。 5. 情報 / 設定 をクリックします。 6. 使用可能なタスク ドロップダウンメニューから スロット占有レポートの表示 を選択します。 7.
エンクロージャの空いているコネクタの特定 お使いのコントローラがこの機能をサポートするかどうかを確認するには、「対応機能」を参照してくださ い。 空いているコネクタにまだエンクロージャを取り付けていない場合は、この目的のために使用できるコント ローラ上のコネクタを特定する必要があります。空いているコネクタを特定するには、次の手順を実行しま す 1. Server Administrator ウィンドウの システム ツリーで、ストレージ を展開します。 2. コントローラオブジェクトを展開します。 使用可能なコネクタが表示されます。これらのコネクタはゼロから順に番号がつけられます。 3.
10 コネクタ コントローラには、ディスクを接続できるコネクタ(チャネルまたはポート)が 1 つ、または複数あります。 システムにエンクロージャを接続して外部からコネクタにアクセス(外付けディスク用)、またはシステムの バックプレーンに接続してコネクタに内部からアクセス(内蔵ディスク用)することができます。コントロ ーラ上のコネクタは、ツリービューでコントローラオブジェクトを展開して表示することができます。 メモ: PCIe SSD では、コネクタは PCIe SSD エクステンダと呼ばれます。 チャネル冗長性 異なるコントローラチャネルに接続された物理ディスクを使用する仮想ディスクを作成することができま す。物理ディスクは、外部エンクロージャまたはバックプレーン(内部エンクロージャ)にある場合があり ます。仮想ディスクが異なるチャネルに冗長データを維持している場合、これらの仮想ディスクはチャネル 冗長です。チャネル冗長性とは、いずれかのチャネルに障害が発生しても、別のチャネルに冗長データが存 在するため、データが失われないことを意味します。 チャネル冗長性は、仮想ディスク作成の詳細設定ウィザードを使用する
チャネル冗長性の実装には、特定の RAID レベルと設定要件があります。使用する各チャネルで、同じ 数の物理ディスクを選択する必要があります。異なる RAID レベルで使用できる物理ディスクの数の詳 細に関しては、「仮想ディスクごとの物理ディスク台数」を参照してください。RAID レベルのコントロ ーラ固有の実装についての詳細は、「コントローラ - 対応 RAID レベル」を参照してください。 PERC コントローラにおけるチャネル冗長仮想ディスク用の物理ディスクの作成 次の項では、PERC コントローラ における RAID 10 または RAID 50 を使用したチャネル冗長仮想ディスクの 作成について説明します。 RAID 10 を使用したチャネル冗長仮想ディスクの作成 RAID 10 を使用してチャネル冗長仮想ディスクを作成するには、次の手順を実行します。 1. 2 つのチャネルそれぞれに 1 台の物理ディスクを選択します。 2.
表 22.
コネクタの再スキャン お使いのコントローラがこの機能をサポートするかどうかを確認するには、「対応機能」を参照してくださ い。 SCSI コントローラでは、再スキャン タスクはコントローラのコネクタを再スキャンして、現在接続されてい るデバイスの検証またはコネクタに新しく追加されたデバイスの認識を行います。コネクタでの再スキャン の実行は、コントローラでの再スキャンの実行に似ています。再スキャンのスケジュールに関しては、 「スト レージ設定変更をアップデートするための再スキャン」を参照してください メモ: 再スキャンは非 RAID SCSI コントローラではサポートされていません。Storage Management で非 RAID SCSI コントローラの設定変更を認識するには、システムを再起動します。再起動しないと、 設定変更は Storage Management のグラフィカルユーザーインタフェース(GUI)に反映されません。 コントローラコネクタの再スキャン コントローラコネクタを再スキャンするには、次の手順を実行します。 1.
プロパティ 定義 重大度のうち警告または重要は、コネクタがエンクロージ ャなどの接続されているデバイスと通信できない状態を 示します。接続されているデバイスの状態をチェックし てください。詳細に関しては、「正しく接続されているケ ーブル」および「ハードウェア問題の特定」を参照してく ださい。 名前 コネクタ番号を表示します。デフォルト値は 0 です。 状況 コネクタの状態が表示されます。可能な値は次のとおり です。 • • • コネクタタイプ 準備完了 — このコネクタは正常に機能しています。 劣化 — コネクタに障害が発生しており、劣化した状態 で動作しています。 故障 — コネクタに障害が発生し、機能しなくなってい ます。 コネクタが RAID モードで動作しているかどうかを表示し ます。コネクタは常に SAS コネクタです。 関連リンク パスの正常性 パスの正常性 コネクタのパスの正常性は、正常、警告、または重要として表されます。可能な値には、使用可能、劣化、 または 故障 があります。 すべてのエンクロージャコンポーネント(EMM、ファン、物理ディスク、電源装置、および温度)が正常
コネクタコンポーネント 接続されているコンポーネントの詳細に関しては、「エンクロージャとバックプレーンのプロパティとタス ク」を参照してください。 121
11 テープドライブ テープドライブには、データをバックアップできるテープバックアップユニット(TBU)が複数搭載されて います。Storage Management は、データバックアップ用に使用される TBU を列挙します。特定のコントロ ーラに関連付けられたテープドライブは、コントローラ ページの テープドライブ で表示できます。 テープドライブのプロパティ 表 24.
RAID コントローラバッテリ 12 一部の RAID コントローラにはバッテリが使用されています。コントローラにバッテリがあれば Storage Management でツリービューのコントローラオブジェクトにバッテリが表示されます。 停電が発生した場合、コントローラバッテリは、不揮発性キャッシュメモリ(SRAM)にはあってもディスク にはまだ書き込まれていないデータを保存します。バッテリは最低 24 時間のバックアップを提供するよう に設計されています。 RAID コントローラをサーバーに初めて取り付けるときは、バッテリの充電が必要な場合があります。 アラートメッセージの詳細に関しては、『Server Administrator メッセージリファレンスガイド』を参照して ください。 関連リンク バッテリのプロパティおよびタスク 学習サイクルの開始 バッテリの遅延学習サイクルの開始 バッテリのプロパティおよびタスク バッテリについての情報を表示して、バッテリタスクを実行するには、バッテリのプロパティとタスクペー ジを使用します。 バッテリのプロパティ バッテリツリービューオブジェクトには、次のプロ
プロパティ 定義 • • • 学習モード 充電中 — バッテリはバッテリ学習サイクルの再充電段階にあります。詳 細に関しては、「学習サイクルの開始」を参照してください。 不在 — コントローラにバッテリがありません。 故障 — バッテリが故障したため、交換の必要があります。 バッテリの学習モードを表示します。可能値は次の通りです: • • 自動 — Storage Management は、設定された時間に基づいて、自動的に学 習サイクルを実行します。 警告 — 学習サイクルがデフォルトの 90 日間を過ぎています。 バッテリが 警告 モードの場合、コントローラの状況は劣化として表示されま す。 メモ: 警告 はファームウェアバージョン 6.
学習サイクルの開始 お使いのコントローラがこの機能をサポートするかどうかを確認するには、「対応機能」を参照してくださ い。 学習サイクルの開始 タスクを選択して、バッテリの学習サイクルを開始します。 バッテリの学習サイクルでは、コントローラバッテリを放電してからフル充電します。 学習サイクルではバッテリの内蔵回路を再調整し、コントローラがこのバッテリで電源喪失時にコントロー ラのキャッシュをあらかじめ指定された期間保持できるかを判断できるようにします。 学習サイクルの進行中は、停電中にバッテリがキャッシュを維持できない場合があります。コントローラが ライトバックキャッシュ ポリシーを使用している場合、コントローラは、学習サイクルが完了するまで ライ トスルーキャッシュ ポリシーに変更されます。ライトスルーキャッシュポリシーはディスクに直接データ を書き込むため、停電時にキャッシュでのデータ損失リスクを低減します。 メモ: コントローラを 強制ライトバックキャッシュ ポリシーに設定している場合、キャッシュポリシー は学習サイクル中に変更されません。強制ライトバックキャッシュ ポリシーを使用しているときは、 学習
バッテリ学習サイクルの遅延 1. 日 テキストボックスに数値を入力します。値は 0~7 の範囲にする必要があります。この値はバッテリ の学習サイクルを遅延する日数を示します。学習サイクルは、最大 7 日まで遅延できます。 2. 時間 テキストボックスに数値を入力します。値は 0~23 の範囲にする必要があります。この値はバッ テリの学習サイクルを遅延する時間を示します。 3. 変更の適用 をクリックします。 変更を保存せずに終了する場合は、バッテリ情報ページに戻る をクリックします。 Storage Management での学習サイクル遅延を探す方法 Storage Management でこのタスクを検索するには、次の手順を実行します。 1. Server Administrator ウィンドウのシステムツリーで、ストレージ を展開してコントローラオブジェク トを表示します。 2. コントローラオブジェクトを展開します。 3. バッテリオブジェクトを選択します。 4. 使用可能なタスク ドロップダウンメニューから 学習サイクルの遅延 を選択します。 5.
13 物理ディスクまたは物理デバイス 物理ディスクまたは物理デバイスは、エンクロージャ内にあるか、コントローラに接続されています。RAID コントローラでは、物理ディスクまたはデバイスを使って仮想ディスクを作成します。 関連リンク 物理ディスクタスク 物理ディスクまたは物理デバイスの交換のためのガイドライ ン 交換用ディスクが、ストレージエンクロージャ内の物理ディスクまたはデバイスと常に同じモデルであると は限りません。ディスクを交換する際は、次のガイドラインに従ってください。 • アレイ内のドライブは、同じ容量またはそれ以上の容量のドライブと交換してください。 • ドライブを交換する際は、バス速度を考慮してください。同じアレイ内で、バス速度が同じまたはそれ以 上のドライブの交換がサポートされています。同じアレイ内で 3 GB および 6 GB ドライブのどちらも使 用できます。ただし、6 GB ドライブを 3 GB ドライブと交換することはお勧めできません。機能的に問 題はありませんが、パフォーマンスに影響をおよぼす恐れがあります。3 GB ドライブの 6 GB ドライブ への交換はサポートされて
SCSI、SATA および ATA コントローラ向け 1. Server Administrator ウィンドウのシステムツリーで、ストレージ を展開してコントローラオブジェク トを表示します。 2. コントローラのプロパティページでディスクが接続されているコントローラを選択し、情報 / 設定 をク リックします。 3. コントローラタスク から再スキャンを選択します。 4. 実行 をクリックします。 再スキャン後、ツリー表示に新しいディスクが表示されます。新しいディスクが表示されない場合は、 システムを再起動してください。 SAS コントローラ向け 1. システムが新しいディスクを識別したことを確認するアラートを、アラートログでチェックします。 2052 または 2294 アラートを受け取る場合があります。アラートメッセージに関しては、『Server Administrator メッセージリファレンスガイド』を参照してください。 2.
ディスクが冗長仮想ディスクの一部になっている場合 注意: データ損失の可能性を避けるため、SMART アラートを受信した物理ディスクを取り外す前に、整 合性チェックを行ってください。整合性チェックは、冗長仮想ディスク内ですべてのデータがアクセス 可能であることを確認し、不良ブロックがあるときには冗長性を使ってそれを修正します。場合によっ ては、整合性チェックを実行しないと、データが失われることがあります。たとえば、SMART アラー トを受信している物理ディスクに不良ディスクブロックが存在し、ディスクを取り外す前に整合性チェ ックを実行しない場合に発生することがあります。 1. SMART アラートを受けている物理ディスクを含む冗長仮想ディスクを選択し、整合性チェック タスク を実行します。詳細に関しては、「整合性チェックの実行」を参照してください 2. SMART アラートを受信しているディスクを選択し、オフライン タスクを実行します。 3. ディスクを手動で取り外します。 4.
表 26.
プロパティ 定義 • • • • • • • • • • PERC 5/E コントローラでは、オフライン 状態はそのディスクが 仮想ディスクに含まれているものの I/O を受信していないこと を示します。これは、ユーザーがディスクを オフライン に設定 した時に発生する場合があります。詳細に関しては、「オンライ ンとオフラインの設定」を参照してください。 再構築中 — 冗長仮想ディスクからのデータが、物理ディスクま たはデバイス上に再構築されています。 非互換 — 物理ディスクまたはデバイスが再構築に適していませ ん。物理ディスクまたはデバイスは小さすぎるか、あるいは互換 性のない技術を使用しています。たとえば、SAS ディスクを SATA ディスクで、あるいは SATA ディスクを SAS ディスクで再 構築することはできません。 取り外し済み — 物理ディスクまたはデバイスが取り外されてい ます。この状況は、仮想ディスクの一部である物理ディスクにの み該当します。 クリア — クリア タスクが物理ディスクまたはデバイスで実行さ れています。物理ディスクまたはデバイスが低速初期化されて
プロパティ 定義 • • 点滅または点滅停止操作の実行。 ディスクの起動可能なデバイスとしての選択。 このディスクでは、次のタスクは実行できません。 • ディスクのオフラインまたはオンラインへの強制。 • 仮想ディスクの一部としての選択。 • ホットスペアの割り当て。 • 再構築、コピーバック、メンバー交換、または再構築のソースま たはターゲットとして選択。 • 節電のためのスピンダウン。 • 起動可能なデバイスとしての選択。 認定 物理ディスクまたはデバイスがサービスプロバイダ認定のものかど うかを表示します。 ミラーセット ID 別の物理ディスクまたはデバイスからデータを複製したメンバー物 理ディスクまたはデバイスの、ミラーセット ID を表示します。 容量 ディスクの容量が表示されます。 障害予測 物理ディスクまたはデバイスが SMART アラートを受信したかどう か、またその結果、障害が予測されるかどうかを表示します。SMART 予測エラーの分析の詳細に関しては、「RAID コントローラにおける ディスク信頼性の監視」を参照してください物理ディスクの交換に関 する詳細に関しては、「
プロパティ 定義 バスプロトコル 物理ディスクまたはデバイスが使用している技術を表示します。可 能な値は次のとおりです。 • • • SCSI SAS SATA デバイスプロトコル Non-Volatile Memory Express(NVMe)などの物理デバイスのデバ イスプロトコルを表示します。 メディア 物理ディスクまたはデバイスのメディアタイプが表示されます。可 能な値は次のとおりです。 • • • 残留書き込み耐久率 HDD — ハードディスクドライブ。HDD は、磁性面を持つ高速回 転プラッタ上にデジタル符号化データを保存する、不揮発性スト レージデバイスです。 SSD — ソリッドステートドライブ。SSD は、ソリッドステートメ モリを使用して永続的なデータを保存するデータストレージデ バイスです。 不明 — Storage Management は物理ディスクまたはデバイスの メディアタイプを判断できません。 書き込み作業負荷の量に基づいた SSD 更新 / 交換についての情報を 表示します。このフィールドは、SSD の NAND(否定論理積)型フ ラッシュチップの合計
プロパティ 定義 シリアル番号 ディスクのシリアル番号が表示されます。 パーツ番号 物理ディスクの PPID(Piece Part Identification)を表示します。 T10 保護情報機能 物理ディスクがデータ整合性をサポートしているかどうかを示しま す。可能な値は はい と いいえ です。 セクタサイズ 物理ディスクのセクタサイズが表示されます。可能なオプションは 512B および 4KB です。 PCIe ネゴシエーション後のリンク 速度 物理デバイスの、現在のネゴシエーション後の転送速度を GT/s で示 します。 PCIe 最大リンク速度 物理デバイスの、可能な転送速度を GT/s で示します。 製造日 物理ディスクが製造された月日を表示します。 製造週 物理ディスクが製造された週を表示します。 製造年 物理ディスクが製造された年を表示します。 SAS アドレス 物理ディスクの SAS アドレスが表示されます。SAS アドレスは各 SAS ディスクに固有です。 PCIe ネゴシエーション後のリンク 幅 物理デバイスの、現在のネゴシエーション後のリ
• 物理ディスクの点滅および点滅解除 • 不良セグメントの削除 • グローバルホットスペアの割り当てと割り当て解除 • 取り外しの準備 • オンラインおよびオフラインの設定 • データの再構築 • 再構築のキャンセル • 物理ディスクのクリアおよびクリアのキャンセルの実行 • 復帰可能なホットスペアを有効にする • 即時暗号化消去の有効化 • RAID 対応ディスクへの変換 • 非 RAID ディスクへの変換 物理ディスクの点滅および点滅解除 お使いのコントローラがこの機能をサポートするかどうかを確認するには、「対応機能」を参照してくださ い。 点滅 タスクを使って、エンクロージャ内のディスクを見つけやすくするために LED を 1 つ点滅させることが できます。このタスクは、故障したディスクを見つける際に役立ちます。 ほとんどのコントローラでは、点滅 タスクは短時間後(通常 30~60 秒後)に自動的にキャンセルされま す。点滅解除 を選択して 点滅 タスクをキャンセルするか、点滅が止まらない物理デバイスの LED を停止さ せます。 メモ: 点滅 および 点
取り外しの準備 お使いのコントローラがこの機能をサポートするかどうかを確認するには、「対応機能」を参照してくださ い。 取り外し準備 タスクを使用して物理ディスクまたは物理デバイスをスピンダウンし、エンクロージャまたは バックプレーンから安全に取り外せるようにします。このタスクは、データの損失を防ぐためにディスクま たはデバイスを取り外す前に実行してください。 このタスクを行うとディスクの LED が点滅します。次の条件に従って安全にディスクまたはデバイスを取 り外すことができます。 • ディスクがスピンダウンするまで約 30 秒間待つ。 • 最初の点滅パターンが別の点滅パターンに変化するまで、またはライトが点滅しなくなるまで待つ。 取り外し準備を実行すると、物理ディスクまたは物理デバイスは準備完了状態ではなくなります。物理ディ スクまたはデバイスをエンクロージャまたはバックプレーンから取り外す、または交換すると、物理ディス クまたはデバイスはスピンアップして準備完了状態に戻ります。 場合によっては、コントローラにディスクまたはデバイスの取り外しなどの設定変更を認識させるために、 再スキャンが必要にな
メモ: ホットスペアに割り当てられている物理ディスクの再構築をキャンセルした場合、データを復元 するには同じ物理ディスクの再構築を再初期化します。物理ディスクの再構築をキャンセルしてから 別の物理ディスクをホットスペアに割り当てても、新しく割り当てたホットスペアでデータは再構築さ れません。元のホットスペアの物理ディスクで再構築を再初期化する必要があります。 グローバルホットスペアの割り当てと割り当て解除 注意: SAS 6/iR コントローラでは、二つの物理ディスクをグローバルホットスペアとして割り当てるこ とができます。SAS 6/iR コントローラで物理ディスクをグローバルホットスペアとして割り当てる と、物理ディスクのデータ損失につながる可能性があります。システムまたはブートパーティションが これらの物理ディスク上にある場合、これも破棄される可能性があります。重要データを含んでいない 物理ディスクのみを割り当ててください。 お使いのコントローラがこの機能をサポートするかどうかを確認するには、「対応機能」を参照してくださ い。 グローバルホットスペアは、ディスクグループの一部になっている未使用のバック
オンラインまたはオフライン状態での物理ディスクの設定 お使いのコントローラがこの機能をサポートするかどうかを確認するには、「対応機能」を参照してくださ い。 オンライン および オフライン タスクは、冗長仮想ディスクに含まれ PERC コントローラに接続されている 物理ディスクのみを対象にしています。 オフライン タスクは、取り外し前にディスクを無効にする場合に使用します。オンライン タスクは、オフラ インディスクを再度有効にする場合に選択します。場合によっては、故障したディスクで オンライン タスク を使用して、ディスクのデータの回復を試みることができます。 関連リンク 一部のコントローラにおける物理ディスクオンラインコマンドの使用 物理ディスクをオンラインまたはオフラインにする 物理ディスクをオンラインまたはオフラインにするには、次の手順を実行します。 1. オンラインまたはオフラインにする必要のある物理ディスクを確認します。このタスクを実行するとデ ータが損失することがあります。必要に応じてデータをバックアップします。物理ディスクを点滅させ るには 点滅 をクリックします。 2.
物理ディスクをクリアするには、次の手順を実行します。 1. 消去する物理ディスクを確認します。必要なデータがないことを確認し、必要であればバックアップを 取ります。物理ディスクを点滅させるには 点滅 ボタンをクリックします。 2. 物理ディスクの情報をすべて消去する準備ができたら、クリア をクリックします。物理ディスクを消去 せずに終了するには、前のページに戻る をクリックします。 関連リンク フォーマット、初期化、低速および高速初期化 低速初期化の考慮事項 Storage Management からこのタスクを見つけるには Storage Management でこのタスクを検索するには、次の手順を実行します。 1. Server Administrator ウィンドウのシステムツリーで、ストレージ を展開してコントローラオブジェク トを表示します。 2. コントローラ オブジェクトを展開します。 3. コネクタ オブジェクトを展開します。 4. エンクロージャまたは バックプレーン オブジェクトを展開します。 5. 物理ディスク オブジェクトを選択します。 6.
復帰可能なホットスペアを有効にする 復帰可能なホットスペアを有効にするには、以下の操作を行います。 1. コントローラプロパティの変更 ページで、復帰可能なホットスペアを有効にする および 予測可能な失 敗でメンバーを自動的に交換するを有効にします。 2. 変更の適用 をクリックします。 Storage Management からコントロールタスクを見つけるには 1. Server Administrator ウィンドウのシステムツリーで、ストレージ を展開してコントローラオブジェク トを表示します。 2. 復帰可能なホットスペアタスクを有効にするコントローラオブジェクトを選択します。 3. コントローラプロパティページで、 情報 / 設定 をクリックします。 4.
このタスクは H310 および H330 コントローラでサポートされます。 メモ: このタスクは、HBA モードで実行されている PERC ハードウェアコントローラではサポートされ ません。 非 RAID ディスクへの変換 このタスクにより、ディスクが 非 RAID ディスクに変換されます。ディスクを非 RAID ディスクに変換する と、そのディスクは未設定の良好なディスクとは異なりオペレーティングシステムに認識され、ダイレクト パススルーモードでのディスクの使用が可能になります。 このタスクは H310 および H330 コントローラでサポートされます。 メモ: このタスクは、HBA モードで実行されている PERC ハードウェアコントローラではサポートされ ません。 141
14 仮想ディスク 仮想ディスクとは、RAID コントローラによって 1 つまたは複数の物理ディスクから作成されたストレージを 意味します。仮想ディスクは複数の物理ディスクから作成されますが、オペレーティングシステムはこれを 1 つのディスクとして認識します。使用する RAID レベルによって、ディスク障害発生時に仮想ディスクが冗 長データを保持したり、特定の性能属性を備えています。詳細に関しては、「RAID の概念についての理解」 を参照してください。 メモ: 仮想ディスクは RAID コントローラでのみ作成できます。 関連リンク RAID の概念について 仮想ディスクの削除 仮想ディスクを作成する前の考慮事項 異なるコントローラでは仮想ディスクの実装方法にそれぞれ特徴があります。これらの特徴には、ディスク 容量の使用方法、コントローラごとの仮想ディスク数などがあります。コントローラで仮想ディスクを作成 する前にこれらの特徴について理解しておくと役立ちます。 次の項目では、仮想ディスクに適用されるコントローラ情報について説明します。 • コントローラの仮想ディスクに関する考慮事項 • 冗長仮想ディ
コントローラの仮想ディスクに関する考慮事項 この項に記載される考慮事項に加え、次のコントローラに関する「仮想ディスクごとの物理ディスク数」に 説明されているコントローラの制限事項にも留意してください。 • PERC 5/E、および PERC 5/I • PERC 6/E、および PERC 6/I • PERC H310 アダプタ、PERC H310 ミニモノリシック、および PERC H310 ミニブレード • PERC H700、PERC H710 アダプタ、PERC H710 ミニブレード、PERC H710 ミニモノリシック • PERC H800、PERC H810 アダプタ • PERC H330 アダプタ、PERC H330 ミニモノリシック、PERC H330 ミニブレード、PERC H330 内蔵 • PERC H730P アダプタ、PERC H730P ミニモノリシック、PERC H730P ミニブレード、PERC H730P ス リム • PERC H730 アダプタ、PERC H730 ミニモノリシック、PERC H730 ミニブレード • PERC H
• クラスタが有効になっているコントローラでの仮想ディスクの作成と削除 — クラスタが有効になってい るコントローラから仮想ディスクを作成または削除する際は、特に考慮しなければならない点がありま す。 • チャネルの冗長性の実装 — 1 つまたは複数のチャネルに冗長データが維持される仮想ディスクは、チャ ネルが冗長化されています。チャネルの 1 つが失敗すると、冗長データが別のチャネルに存在するためデ ータが失われることはありません。 メモ: チャネル冗長性の詳細に関しては、「チャネルの冗長性とサーマルシャットダウン」を参照し てください。 • データの再構築 — 冗長と非冗長仮想ディスク両方で使用される場合、障害が発生した物理ディスクは再 構築ができません。この状況で障害が発生した物理ディスクを再構築する場合は、非冗長仮想ディスクを 削除する必要があります。 • S110 のディスクグループの概念に関する考慮事項 — ディスクグループとは、1 つ、または複数の仮想デ ィスクが作成される RAID コントローラに接続されたディスクを論理的にグループ化したものです。そ の際、ディスクグループのすべ
メモ: ソフトウェア RAID コントローラを使用して仮想ディスクを作成するときは、その仮想ディスク にリンクされている物理ディスクに関連する情報が、短時間の遅延後、Storage Management に列挙ま たは表示されます。情報表示の遅れは、機能制限の原因にはなりません。パーシャル仮想ディスクを作 成している場合は、Storage Management で、各パーシャル仮想ディスクの作成プロセスの間に十分な 時間の余裕を持たせることが推奨されます。 メモ: ソフトウェア RAID コントローラでは、仮想ディスクを作成できるのは SATA ドライブを使用し た場合のみです。 関連リンク 仮想ディスクあたりのディスク数 Linux を実行するシステムでの仮想ディスクに関する考慮事項 Linux オペレーティングシステムのバージョンによって、仮想ディスクサイズは 1TB に制限されます。1TB 以上の仮想ディスクを作成する前に、オペレーティングシステムがこの仮想ディスクサイズをサポートして いるかどうかを確認してください。お使いのオペレーティングシステムのサポート内容は、そのオペレーテ ィングシステムのバ
仮想ディスクの最大サイズの計算 仮想ディスク作成の簡易設定ウィザード には、仮想ディスクサイズの最大 / 最小値が表示されます。本項で は、仮想ディスクの最大サイズがコントローラタイプに基づいて計算される方法について説明しています。 コントローラタイプを識別するには、 「RAID コントローラテクノロジ:SCSI、SATA、ATA、および SAS」を 参照してください。 SCSI、SATA および ATA RAID コントローラ SCSI、SATA、および ATA RAID コントローラを使用する場合、コントローラは選択した RAID レベルと、コ ントローラに接続された適切な物理ディスクすべてによって提供される物理ディスク容量に基づいて、仮想 ディスクの最大サイズを計算します。たとえば、コントローラに空き容量のある 12 台の物理ディスクが含ま れており、RAID 5 を指定したとすると、RAID 5 には 12 台の物理ディスクを含むことができることから、コ ントローラは 12 台の物理ディスクが提供する空き容量に基づいて仮想ディスクの最大サイズを計算します。 SAS RAID コントローラ SAS
• 仮想ディスク作成の詳細設定ウィザード では、仮想ディスクの読み取り、書き込み、キャッシュポリシ ーを指定できます。また、使用される物理ディスクとコントローラコネクタを選択することもできます。 詳細設定ウィザードを使用するには、RAID レベルとハードウェアに関する詳細な知識が必要です。 関連リンク RAID とは? 仮想ディスクの削除 チャネル冗長性 仮想ディスクの再構築または移行 物理ディスクまたは物理デバイスのプロパティ 物理ディスクまたは物理デバイスのタスク 仮想ディスク作成の詳細設定ウィザード 仮想ディスク作成の簡易設定ウィザード 仮想ディスクの再構築または移行 お使いのコントローラがこの機能をサポートするかどうかを確認するには、「対応機能」を参照してくださ い。 仮想ディスクを再構築または移行することで、仮想ディスクの容量を増やしたり RAID レベルを変更したり することができます。 仮想ディスクを再構築するには、次の手順を実行します。 1. 仮想ディスク再構築と容量拡張の開始とターゲット RAID レベルについての情報を確認します。 2.
開始 RAID レベル ターゲット RAID レベル コメント RAID 1 RAID 5 ディスクを追加 RAID 5 RAID 0 ディスクの追加あり、ま たはなし RAID 5 RAID 5 ディスクを追加 RAID 0 RAID 1 ディスクを 1 台追加 RAID 0 RAID 0、RAID 5 ディスクを少なくとも 1 台追加 RAID 0 RAID 6 RAID 6 には最低 4 台の ディスクが必要です。 RAID 0 から RAID 6 への 再構築には、RAID 6 に必 要な最低ディスク数(4 台)を超える場合でも、 少なくとも 2 台の追加デ ィスクが必要です。 RAID 1 RAID 0 ディスクの追加あり、ま たはなし RAID 1 RAID 5、RAID 6 ディスクを少なくとも 1 台追加 RAID 6 には最低 4 台の ディスクが必要です。 RAID 5 RAID 0 ディスクの追加あり、ま たはなし RAID 5 RAID 5、RAID 6 ディスクを少なくとも 1 台追加 RAID 6 には最低 4 台の
メモ: ソフトウェア RAID コントローラを使用して仮想ディスクを作成するときは、その仮想ディスク にリンクされている物理ディスクに関連する情報が、短時間の遅延後、Storage Management に列挙ま たは表示されます。情報表示の遅れは、機能制限の原因にはなりません。パーシャル仮想ディスクを作 成している場合は、Storage Management で、各パーシャル仮想ディスクの作成プロセスの間に十分な 時間の余裕を持たせることが推奨されます。 関連リンク RAID レベルと連結の選択 冗長仮想ディスクの整合性の維持 お使いのコントローラがこの機能をサポートするかどうかを確認するには、「対応機能」を参照してくださ い。 仮想ディスクの 整合性チェック タスクで、冗長(パリティ)情報の正確さを確認します。このタスクは冗長 仮想ディスクにのみ適用されます。必要であれば 整合性チェック タスクが冗長データを再構築します。 仮想ディスクの冗長情報を確認するには、次の手順を実行します。 1.
• I/O • 巡回読み取り 物理ディスク不良ブロックのリカバリは、RAID レベルと仮想ディスクの状態によって異なります。仮想ディ スクが冗長構成の場合は、コントローラは物理ディスク上の不良ブロックを回復できます。仮想ディスクが 冗長構成でない場合は、物理ディスクの不良ブロックが仮想ディスクの不良ブロックの原因になります。 次の表に、仮想ディスクの不良ブロックが発生する可能性のあるシナリオをいくつか示します。 表 28.
RAID レベル仮想ディス ク 状況 シナリオ 結果 仮想ディスクの不良ブロ ックが発生します。 RAID 6 準備完了 物理ディスク上に 1 つの 不良ブロックがある。 コントローラは、ピアデ ィスクからデータを再生 成して不良ブロックに書 き込みを送信します。そ の後ディスクは論理ブロ ックアドレッシング (LBA)を別の物理的な場 所に再マップします。こ れで問題が解決します。 不良ブロックのクリアに関する推奨事項 Storage Management では、不良ブロックの警告をクリアすることができます。不良ブロックをクリアする には、次の手順を推奨します。 1.
パーティションの更新:使用可能仮想ディスク用にオペレーティングシステムコマンドを使ってパーティシ ョンが作成されたら、クリックして仮想ディスクパーティションデータを更新します。 仮想ディスクの作成ウィザードに進む:仮想ディスクの作成ウィザードを起動します。 関連リンク 仮想ディスクのプロパティ 仮想ディスクタスク 物理ディスク — 使用できるタスク 仮想ディスクのプロパティ 仮想ディスクのプロパティは、コントローラのモデルによって異なります。仮想ディスクには次のようなプ ロパティが含まれます。 表 29.
プロパティ 定義 • • • • 仮想ディスクが冗長性失敗状況を表示する原因となり得る、その他 の仮想ディスクおよびファームウェア関連状況もあります。仮想デ ィスクが冗長性失敗状況にあるときは、整合性チェックの実行で仮 想ディスクが準備完了状況に戻る場合があります。 バックグラウンド初期化 — 仮想ディスク上でバックグラウンド初 期化が実行されています。 フォーマット中 — 仮想ディスクがフォーマットされています。詳 細については、 「フォーマット、初期化、低速および高速初期化」を 参照してください。 初期化中 — 仮想ディスクが初期化されています。詳細については、 「フォーマット、初期化、低速および高速初期化」を参照してくださ い。 一部のコントローラでは、仮想ディスク状況はコントローラが I/O 操作を行うまでアップデートされません。詳細については、 「物理デ ィスク状態変更を検知するための I/O と再起動要件」を参照してく ださい。 劣化冗長 — この状況は、冗長仮想ディスク内の物理ディスクがオン ラインではないが、仮想ディスクが引き続きアクセス可能で機能し ている RAID 6 のみに該当し
プロパティ 定義 デバイス名 このオブジェクトのオペレーティングシステムデバイス名が表示され ます。 バスプロトコル 仮想ディスクに含まれる物理ディスクが使用する技術を表示します。 可能な値は次のとおりです。 • • • メディア SCSI SAS SATA 仮想ディスク内にある物理ディスクのメディアタイプが表示されます。 可能な値は次のとおりです。 • • • HDD SSD 不明 — Storage Management は物理ディスクのメディアタイプを 判断できません。 メモ: 仮想ディスクに HDD と SSD を混在させることはできませ ん。また、仮想ディスクに SAS と SATA ドライブを混在させるこ ともできません。 読み取りポリシー コントローラが選択された仮想ディスクに使用している読み取りポリ シーが表示されます。 「RAID コントローラの読み取り、書き込み、キャ ッシュ、およびディスクキャッシュポリシー」を参照してください。 書き込みポリシー コントローラが選択された仮想ディスクに使用している書き込みポリ シーが表示されます。 「RAID コントローラの読み
メモ: 対応機能はコントローラによって異なります。使用可能なタスク ドロップダウンボックス に表示されるタスクは、ツリービューで選択したコントローラに応じて異なる場合があります。コ ントローラやシステムの設定制限のために実行できるタスクがない場合は、使用可能なタスク ド ロップダウンボックスに タスクなし と表示されます。 物理ディスク — 使用できるタスク 次のリストは、仮想ディスクの 使用可能なタスク ドロップダウンボックスに表示される使用可能なタスクの 一覧です。 • 仮想ディスクの再設定 • フォーマット、初期化、低速および高速初期化 • バックグラウンドの初期化のキャンセル • 無効セグメントの回復 • 仮想ディスク上のデータの削除 • 専用ホットスペアの割り当てと割り当て解除 • 整合性チェックの実行 • 整合性チェックのキャンセル • 整合性チェックの一時停止 • 整合性チェックの再開 • 仮想ディスクの点滅と点滅停止 • 仮想ディスクの名前変更 • ミラーの分割 • ミラーの解除 • 再構築のキャンセル • 仮想ディスクポリシーの
フォーマット、初期化、低速初期化、または 高速初期化 タスクでは、仮想ディスク上のファイルの消去とフ ァイルシステムの削除を行うことができます。一部のコントローラでは、使用する前に仮想ディスクを初期 化する必要があります。 関連リンク 低速および高速初期化 低速初期化の考慮事項 バックグラウンドの初期化のキャンセル お使いのコントローラがこの機能をサポートするかどうかを確認するには、「対応機能」を参照してくださ い。 バックグラウンドの初期化のキャンセル タスクでは、仮想ディスクでのバックグラウンドの初期化をキャン セルすることができます。 PERC コントローラでは、仮想ディスクが作成されると、冗長仮想ディスクのバックグラウンド初期化が自 動的に開始されます。初期化はバックグラウンドで実行されるため、初期化の実行中に他の処理を続行する ことができます。 冗長仮想ディスクのバックグラウンド初期化は、仮想ディスクをパリティ情報用に準備し、書き込みパフォ ーマンスを向上させます。バックグラウンド初期化は最後まで完了させることが重要です。ただしバックグ ラウンド初期化をキャンセルすることもできます。キャンセルする
整合性チェック タスクは、冗長(パリティ)情報の正確さを検証します。このタスクは冗長仮想ディスクに のみ適用されます。必要なときは、整合性チェック タスクが冗長データを再構築します。仮想ディスクが失 敗した冗長性状態にある場合、整合性チェックを実行することによって、仮想ディスクを準備完了状態に戻 すことができる可能性があります。 関連リンク 整合性チェック率の設定 整合性チェックのキャンセル お使いのコントローラがこの機能をサポートするかどうかを確認するには、「対応機能」を参照してくださ い。 整合性チェックのキャンセル タスクは、進行中の整合性チェック操作を停止します。 整合性チェックの一時停止 お使いのコントローラがこの機能をサポートするかどうかを確認するには、「対応機能」を参照してくださ い。 整合性チェックの一時停止 タスクは、進行中の整合性チェックを一時停止します。 メモ: 整合性チェックの一時停止は、仮想ディスクの 状況 プロパティをただちに 再同期化一時停止 に アップデートします。進行状況 プロパティは最大 3 秒まで進行し続ける場合があります。この遅延 は、ポーリングタスクがタスク情報を
再構築のキャンセル お使いのコントローラがこの機能をサポートするかどうかを確認するには、「対応機能」を参照してくださ い。 再構築のキャンセル タスクを使用して進行中の再構築をキャンセルすることができます。再構築をキャン セルすると、仮想ディスクの状態は劣化のままになります。さらに別の物理ディスクに障害が発生した場合、 仮想ディスクにも障害が発生し、データを失う可能性があります。障害が発生した物理ディスクはすぐに再 構築することをお勧めします。 メモ: ホットスペアに割り当てられている物理ディスクの再構築をキャンセルした場合、データを復元 するには同じ物理ディスクの再構築を再初期化します。物理ディスクの再構築をキャンセルしてから 別の物理ディスクをホットスペアに割り当てても、新しく割り当てたホットスペアでデータは再構築さ れません。元のホットスペアの物理ディスクで再構築を再初期化する必要があります。 仮想ディスクポリシーの変更 お使いのコントローラがこの機能をサポートするかどうかを確認するには、「対応機能」を参照してくださ い。 ポリシーの変更 タスクでは、仮想ディスクの読み取り、書き込み、またはキャッシュ
PERC H810 アダプタ、PERC H330 アダプタ、PERC H330 ミニモノリシック、PERC H330 ミニブレード、 PERC H330 内蔵、PERC H730 アダプタ、PERC H730 ミニモノリシック、PERC H730 ミニブレード、PERC H730P アダプタ、PERC H730P ミニモノリシック、PERC H730P ミニブレード、PERC H730P スリム、PERC H830 アダプタ、および PERC FD33xD/FD33xS のみに適用されます。 仮想ディスクの暗号化 お使いのコントローラがこの機能をサポートするかどうかを確認するには、「対応機能」を参照してくださ い。 仮想ディスクの暗号化 タスクは、暗号化されていない仮想ディスクを暗号化します。この機能は以下の条件 を満たすコントローラにのみ適用できます。 • 暗号化対応である(PERC H700、PERC H710 アダプタ、PERC H710 ミニブレード、PERC H710 ミニモ ノリシック、PERC H710P アダプタ、PERC H710P ミニブレード、PERC H710P ミニモノリシック、
• ストライピングを行うには、RAID 0 を選択します。ディスクを n 台のディスクを n ディスク台の容 量を持つ 1 つの大きな仮想ディスクとしてグループ化します。データは交互にディスクに保管され るため、均等に配分されます。データ冗長性はこのモードでは提供されません。読み取り / 書き込み パフォーマンスが向上します。 • ディスクのミラーリングには RAID 1 を選択します。この選択では、2 台のディスクがディスク 1 台 分の容量を備えたひとつの仮想ディスクとしてグループ化されます。データは両方のディスクに複 製されます。ディスクに不具合が生じたときでも、仮想ディスクは引き続き機能します。この機能に よってデータ冗長性と優れた読み込みパフォーマンスが提供されますが、書き込みパフォーマンスは 若干遅くなります。RAID 1 を用いるには、システム上に物理ディスクが最低 2 台必要です。 • 分散パリティ使用のストライピングには、RAID 5 を選択します。この選択は、n 台のディスクを、 ディスク(n-1)台分の合計容量を持つ 1 つの大きな仮想ディスクにグループ化します。ディスクに 不
メモ: 物理ディスクが SMART アラートを受信している場合、そのディスクを仮想ディスクで使用 することはできません。SMART アラートに関する詳細については、「RAID コントローラにおける ディスク信頼性の監視」を参照してください。 2. サイズ フィールドに、仮想ディスクのサイズを入力します。 仮想ディスクのサイズは、サイズ フィールドの近くに表示される最大値および最小値内である必要があ ります。仮想ディスクの最大サイズの算出方法については、 「最大仮想ディスクサイズの計算」を参照し て下さい。 場合によっては、仮想ディスクは指定したサイズより若干大きくなります。仮想ディスクの作成ウィザ ード は、物理ディスク容量の一部を使用不可状態することを避けるため、仮想ディスクのサイズを調節 します。 3.
5. 詳細設定ウィザード オプションを選択します。 6. 仮想ディスクの作成に暗号化物理ディスクのみが使用されることを確実にするには、暗号化仮想ディス クの作成 ドロップダウンリストから はい を選択してください。 RAID レベルの選択肢は、暗号化物理ディスクの台数に基づいて使用可能になります。 いいえ を選択する場合、RAID レベルはシステム上に存在する物理ディスクの合計台数に基づいて使用 可能になります。 7.
化しようとします。ただし、インテリジェントミラーリング では、サイズが冗長性よりも優先さ れます。 アルゴリズムは次の順序で候補ミラーを決定します。 * エンクロージャと同じレベルで同じサイズのコネクタ全体 * レベルは異なるがサイズが同じのエンクロージャ内のコネクタ全体 * 同じコネクタと同じサイズのディスクに接続されたエンクロージャ全体 * 許容範囲内のサイズ差がある物理ディスクを持つエンクロージャ内 * エンクロージャと同じレベルで許容範囲内のサイズ差があるコネクタ全体 * エンクロージャと同じレベルではないが、許容範囲内のサイズ差の物理ディスクを持ったエ ンクロージャ内のコネクタ全体 サイズ差が許容範囲外の場合は、ディスクはミラーされず、スパンからドロップされます。スパンの 数とスパン内のディスクの数は再計算されます。 メモ: シンプルかつ最適な構成のため、エンクロージャ全体での RAID 10 の設定には インテリ ジェントミラーリング を使用することを推奨します。 メモ: インテリジェントミラーリング で構成したエンクロージャ全体における冗長性を表示す るには、仮想ディスク
仮想ディスク作成の詳細設定ウィザード(手順 2) 仮想ディスクの作成ウィザード(手順 1)<コントローラ名> ページで選択した RAID レベルに応じて、仮想 ディスク作成の詳細設定ウィザード(手順 2/3)-<コントローラ名> ページに仮想ディスクの設定に使用で きるディスクとコネクタ(チャネルまたはポート)が表示されます。 メモ: 暗号化仮想ディスクを作成する場合は、暗号化物理ディスクのみが表示されます。それ以外の場 合は、暗号化物理ディスクと非暗号化物理ディスクの両方が表示されます。 以下は表示例です。 コネクタ 0 ページの コネクタ セクションにはコントローラのコネクタと、それぞれのコネクタに接続されたディスクが 表示されます。仮想ディスクに含めるディスクを選択します。この例では、コントローラにはディスクが 5 台接続された単一のコネクタがあります。 • 物理ディスク 0:0 • 物理ディスク 0:1 • 物理ディスク 0:2 • 物理ディスク 0:3 • 物理ディスク 0:4 選択した物理ディスク このページの 選択した物理ディスク のセクションには、選択したディスクが表示され
メモ: ファームウェアバージョン 6.
メモ: サイズ フィールドに、選択した RAID 設定に基づいた仮想ディスクのデフォルトサイズが表 示されます。これには異なるサイズを指定することができます。仮想ディスクのサイズは、サイズ フィールドの近くに表示されている最小値と最大値の範囲内である必要があります。場合によっ ては、仮想ディスクは指定したサイズより若干大きくなります。仮想ディスクの作成ウィザード は、物理ディスク容量の一部を使用不可状態することを避けるため、仮想ディスクのサイズを調節 します。 3. ストライプエレメント サイズのドロップダウンリストボックスからストライプサイズを選択します。 ストライプサイズとは、各ストライプが単一のディスク上で消費する容量を指します。 4.
関連リンク 仮想ディスクの最大サイズの計算 RAID コントローラにおけるディスクの信頼性のモニタ チャネル冗長性 RAID とは? RAID コントローラの読み取り、書き込み、キャッシュ、およびディスクキャッシュポリシー 書き込みポリシー スパン編集 スパンあたりの物理ディスクの数は、編集モードでは変更することはできません。利用可能な物理ディスク が十分ある場合、スパンを数を減らしたり、増やすことができます。また、スパンの内容は、スパンを削除 して、スパンを構成する新しい物理ディスクを選択することによって変更することができます。 仮想ディスクを正しく作成するには、最低 2 つのスパンが常に存在する必要があります。 メモ: スパン編集 を選択すると、すでに適用されている インテリジェントミラーリング は無効になり ます。 仮想ディスクタスク:再設定(手順 1/3) お使いのコントローラがこの機能をサポートするかどうかを確認するには、「対応機能」を参照してくださ い。 再設定 タスクでは、仮想ディスク設定の変更が可能です。このタスクを使用して RAID レベルを変更し、物 理ディスクを追加して仮想ディスクの
物理ディスクまたは物理デバイスのプロパティ 物理ディスクまたは物理デバイスのタスク 仮想ディスク作成の詳細設定ウィザード 仮想ディスク作成の簡易設定ウィザード 仮想ディスクの再設定(手順 1/3) 1.
仮想ディスクタスク:再設定(手順 2/3) お使いのコントローラがこの機能をサポートするかどうかを確認するには、「対応機能」を参照してくださ い。 仮想ディスク再設定手順 2 ページでは、再設定された仮想ディスクの RAID レベルとサイズを選択すること ができます。 手順 1 で 容量の拡張 を選択した場合、このページで仮想ディスクの容量を拡張することができます。容量の 拡張 オプションはファームウェアバージョン 7.1 以降の PERC H310、H330、H700、H710、H710P、PERC H800、H810、H730、H730P、H830 および FD33xD/FD33xS コントローラ上のみで表示されます。 仮想ディスクの再設定(RAID レベルとサイズの変更):手順 2/3 1. 2.
仮想ディスクの再設定 仮想ディスク容量拡張のための仮想ディスクの再設定:手順 2/3 1. 仮想ディスク容量の拡張に使用するための容量を、使用可能なディスクの空き容量のパーセントで入力 します。このページには使用可能な最大空き容量と、選択した RAID レベルの説明が表示されます。 2. 続行 をクリックして次の画面に進むか、キャンセルする場合は ウィザードの終了 をクリックします。 仮想ディスクタスク:再設定(手順 3/3) お使いのコントローラがこの機能をサポートするかどうかを確認するには、「対応機能」を参照してくださ い。 仮想ディスク再設定手順 3 ページでは、仮想ディスク再設定を完了する前に行った変更を確認することがで きます。 1. 変更を確認します。新しい仮想ディスク設定 表に仮想ディスクに行った変更が表示されます。以前の 仮想ディスク設定 には再設定前の仮想ディスクが表示されます。 2.
低速初期化の考慮事項 フォーマット、初期化、低速および高速初期化 低速初期化の考慮事項 低速初期化 タスクは、仮想ディスクにあるすべての物理ディスクを初期化します。低速初期化 タスクは物理 ディスク上のメタデータをアップデートし、すべての既存データおよびファイルシステムを消去します。 高速初期化 タスクと比較して、物理ディスクに問題があった、またはディスクに不良ディスクブロックが存 在する可能性がある場合は、低速初期化 タスクの使用をお勧めします。低速初期化 タスクは不良ブロックを 再マップし、すべてのディスクブロックにゼロを書き込みます。 低速初期化 タスクは一度に 1 台ずつ物理ディスクを初期化します。初期化中、各物理ディスクはクリア状態 と表示されます。物理ディスクがクリア状態にある間は、物理ディスクの クリアのキャンセル タスクを使用 できます。物理ディスクで クリアのキャンセル タスクを実行すると、仮想ディスク全体およびすべてのメン バーの物理ディスクに対して 低速初期化 タスクがキャンセルされます。 メモ: T10 PI 対応になっている RAID 6 および RAID 60 の仮想ディスクは、
5.
仮想ディスクの名前変更では、仮想ディスク名を変更することができます。仮想ディスクの番号付け形式は 変更されません。 お使いのコントローラによって、コントローラ BIOS に関する異なった考慮事項が存在します。 仮想ディスク名には、英数字の他、スペース、ダッシュ、アンダースコアのみを使用することができます。 名前の最大文字数はコントローラにより異なります。多くの場合、名前の最大文字数は 15 文字です。仮想デ ィスク名の始めと終わりにスペースを使用したり、仮想ディスク名を空白のままにすることはできません。 関連リンク 仮想ディスクの名前変更 仮想ディスク名の変更 1. テキストボックスに新しい名前を入力します。 2. 名前変更 をクリックします。 仮想ディスクの名前を変更せずに終了するには、仮想ディスクページに戻る をクリックします。 Storage Management での名前変更の検索方法 Storage Management でこのタスクを検索するには、次の手順を実行します。 1.
Storage Management でのポリシーの変更の見つけ方 1. Server Administrator ウィンドウのシステムツリーで、ストレージ を展開してコントローラオブジェク トを表示します。 2. コントローラ オブジェクトを展開します。 3. 仮想ディスクオブジェクトを選択します。 4. 使用可能なタスク ドロップダウンボックスから ポリシーの変更 を選択します。 5.
ミラーの解除 タスクを使用してミラーされたデータを分離し、その半分を復元して容量を解放します。RAID 1 または RAID 1 連結仮想ディスクをミラー解除すると、単一の非冗長連結仮想ディスクが生成されます。 RAID 10 仮想ディスクをミラー解除すると、単一の非冗長 RAID 0 (ストライプ)仮想ディスクが生成されま す。この操作中にデータが失われることはありません。 メモ: Linux オペレーティングシステムを実行するシステムでは、マウントされた仮想ディスクで ミラ ーの解除 を実行することはできません。 ミラーを解除するには ミラーの解除 をクリックします。ミラー解除を行わずに終了するには、仮想ディスクページに戻る をクリッ クします。 注意: 仮想ディスクからは冗長性が失われています。 Storage Management でのミラーの解除の見つけ方 1. Server Administrator ウィンドウのシステムツリーで、ストレージ を展開してコントローラオブジェク トを表示します。 2. コントローラ オブジェクトを展開します。 3.
専用ホットスペアの割り当て 1. コネクタ(チャネルまたはポート)表から専用ホットスペアとして使用するディスクを選択します。一 部のコントローラでは、複数のコントローラを選択することができます。専用ホットスペアとして選択 したディスクは、現在専用ホットスペアとして設定されているディスク 表に表示されます。 2. 準備が完了したら、変更の適用 をクリックします。 メモ: PERC H310 アダプタ、PERC H310 ミニモノリシック、PERC H310 ミニブレード、PERC H700、PERC H710 アダプタ、PERC H710 ミニブレード、PERC H710 ミニモノリシック、PERC H710P アダプタ、PERC H710P ミニブレード、PERC H710P ミニモノリシック、PERC H800、お よび PERC H810 アダプタコントローラでは、選択した物理ドライブのいずれかがスピンダウン状 況である場合、スピンダウン状況にあるドライブの ID と、それらのドライブでのタスク実行に遅 延があることを知らせるメッセージが表示されます。 専用ホットスペアの割り当て解除 1.
メモ: また、メンバーディスクの交換 タスクを使用するには、復帰可能なホットスペア オプションを有 効化する必要もあります。 宛先物理ディスクは準備完了状態であり、書き込みが可能で、適切なサイズとタイプであるようにしてくだ さい。 メモ: 宛先物理ディスクは、使用可能ホットスペアも利用できます。 関連リンク メンバーディスクの交換 メンバーディスクの交換:(手順 1 / 2) 1. コネクタ 表から交換する物理ディスクを選択します。 2. メンバーの交換操作に使用できるディスク 表から宛先ディスクを選択します。 注意: ホットスペアを宛先物理ディスクとして選択する場合、お使いの仮想ディスクに別のホット スペアを割り当てない限り、ホットスペアのない状態となります。 メモ: ソースまたは宛先物理ディスクは 1 度に 1 台のみ選択できます。 3.
仮想ディスクタスク:メンバーディスクの交換(手順 2/2) このページには、メンバーディスクを交換した仮想ディスクの属性の概要が表示されます。仮想ディスクの メンバー交換タスクを完了する前に、このページで変更内容を確認してください。 メンバーディスクを交換するには、次の手順を実行します(手順 2/2)。 1. 変更内容を確認します。ソース 物理ディスク 表にはソース物理ディスクの詳細が表示されます。宛先 物理ディスク 表には、宛先物理ディスクの詳細が表示されます。 2.
4. 仮想ディスク をクリックします。 < コントローラ名 > ページの仮想ディスクが、コントローラ用の仮想ディスクのリストと共に表示され ます。 5. キャッシュを無効化する仮想ディスクに対応する タスク ドロップダウンリストから、Fluid Cache の無 効化 を選択します。 6. 実行 をクリックします。 無効化操作を確認するポップアップウィンドウが表示されます。 Any dirty data for the virtual disk is moved from the cache to the virtual disk and the corresponding Fluid Cache disk is removed. 仮想ディスクパーティションでの Fluid Cache の有効化 PERC コントローラの仮想ディスクパーティションで、Fluid Cache を有効化することができます。 仮想ディスクパーティションで Fluid Cache を有効化するには、次の手順を実行します。 1. Storage Management ページの左側で、ストレージ を展開します。 2.
仮想ディスクのパーティション ページが、使用可能な仮想ディスクパーティションのリストと共に表示 されます。 6. タスク ドロップダウンリストから、Fluid Cache の無効化 を選択します。 7.
15 システム間の物理ディスクおよび仮想ディ スクの移動 本項では、システム間で物理と仮想ディスクを移動させる方法について説明します。 関連リンク SAS 仮想ディスクの別のシステムへの移行 必要条件 PERC 5/E、PERC 5/i、および SAS 5/iR コントローラ 物理ディスクと仮想ディスクは、ひとつのコントローラ、エンクロージャ、またはサーバーから別のコント ローラ、エンクロージャ、サーバーへ移行させることができます。 PERC 5/E、PERC 5/i、および SAS 5/iR コントローラ上での物理ディスクおよび仮想ディスクの移行は、必要条件が満たされていれば実行可能です。 SCSI と SAS コントローラ 仮想ディスクを移行できるのは、同じテクノロジーを使用するコントローラのみです。例えば、SCSI コント ローラ上の仮想ディスクは SCSI コントローラに、SAS コントローラ上の仮想ディスクは SAS コントローラ に移行する必要があります。 関連リンク RAID コントローラテクノロジ: SCSI、SATA、ATA、および SAS SAS コントローラ • SAS コント
4. 移行先コントローラに接続されたシステムを起動します。 5.
16 ホットスペアでの仮想ディスクの保護 RAID コントローラを用いて仮想ディスクを作成すると、ディスクの故障中でもシステムを引き続き機能させ ることが可能になります。この機能は仮想ディスクにホットスペアを割り当てることによって有効化できま す。ディスクが故障すると、システムの動作を中断させることなく、冗長データがホットスペアに再構築さ れます。 関連リンク 専用ホットスペアに関する考慮事項 専用ホットスペア保護ポリシー ホットスペアについて ホットスペアとは、冗長仮想ディスクからのデータの再構築に使用できる未使用のバックアップ物理ディス クできます。ホットスペアはスタンドバイモードを維持します。冗長仮想ディスク内で使用されている物理 ディスクが故障すると、割り当てられたホットスペアがアクティブ化され、システムを中断したりユーザー の介入を必要とすることなく、故障した物理ディスクと置き換えられます。故障した物理ディスクを使用し ている仮想ディスクに冗長性がない場合、データは恒久的に失われ(バックアップがある場合を除く)、デー タを復元する方法はありません。 ホットスペアの実装はコントローラによって異なり
専用ホットスペアの割り当てと割り当て解除 グローバルホットスペアの割り当てと割り当て解除 専用ホットスペア保護ポリシー 表 30. ホットスペアプロパティ プロパティ 定義 RAID レベル ホットスペア保護ポリシーの設定対象となる RAID レベルを示します。 最小ディスク数 選択した RAID レベルに専用ホットスペアとして割 り当てる物理ディスクの最小数を示します。 重大度レベル このポリシーの違反があった場合に生成されるアラ ートに割り当てる重大度を表示します。 メモ: 仮想ディスクの状態は、このポリシーに指 定する重大度レベルによって決まります。 関連リンク ホットスペア保護ポリシー ホットスペア保護ポリシーの設定 グローバルホットスペア保護ポリシー ホットスペア保護ポリシーのリセット 専用ホットスペアの保護ポリシーをリセットするには、RAID レイアウト をクリアします。 グローバルホットスペア保護ポリシー 表 31.
ホットスペア保護ポリシーに関する考慮事項 • 専用ホットスペア保護ポリシーは SCSI、SAS/iR、PERC および H200 コントローラには適用されません。 • RAID 0 は、ホットスペアまたは保護ポリシーをサポートしません。 • SAS/iR および PERC H200 シリーズのコントローラでは、割り当てる事が可能なグローバルホットスペ アは 2 台のみです。 • ホットスペア保護ポリシー違反のために仮想ディスクの状態が 劣化 または エラー として表示されてい る場合、状態を正常性と表示させるには保護ポリシーで指定された数のホットスペアを割り当てます。 • PERC S100、S110、S130、および S300 コントローラには、ホットスペア保護ポリシーは適用されませ ん。 エンクロージャアフィニティの考慮事項 • 専用ホットスペアのエンクロージャアフィニティ設定は、PERC 5 と PERC 6 シリーズのコントローラに のみ適用されます。 • グローバル / 専用ホットスペアのエンクロージャアフィニティ設定は、バージョン 6.
スクがあり、もう 1 つのスパンには、60 MB、60 MB、および 50 MB の物理ディスクがある場合、ホットス ペアは 50 MB 以上である必要があります。 専用ホットスペアは、同じ物理ディスクを共有する一連の仮想ディスクにのみ割り当てることができます。 グローバルホットスペアは、コントローラの冗長仮想ディスクすべてに割り当てられます。グローバルホッ トスペアのサイズは、コントローラ上のすべての仮想ディスクの中で一番小さな物理ディスクのサイズと同 じかそれ以上である必要があります。 グローバルホットスペアを割り当てた後、コントローラに作成された新しい仮想ディスクのうち次の状況下 にあるものは、ホットスペアによって保護されません。 • コントローラが SCSI コントローラであり、ディスクのパーティションサイズがグローバルホットスペア より大きい。 • コントローラが SAS コントローラであり、ディスクサイズがグローバルホットスペアより大きい。 この場合、新しい仮想ディスクを作成した後でグローバルホットスペアの割り当てを解除し、サイズの大き い新しいホットスペアを割り当て直してコントローラ上に
S100 および S300 コントローラ上のグローバルホットスペアのサイズ要件 S100 および S300 コントローラ上でグローバルホットスペアとして物理ディスクを割り当てる場合、物理デ ィスクは、コントローラ上の最も大きな物理ディスクと同等あるいはそれ以上のサイズであるようにしてく ださい。 SAS 6/iR のグローバルホットスペアに関する考慮事項 SAS 6/iR コントローラでは、2 台のグローバルホットスペアを割り当てることができます。コントローラの ファームウェアは、ホットスペアとして割り当てた物理ディスクが取り外された後も、ホットスペアの割り 当てを記憶しています。つまり、ディスクが取り外された場合、ホットスペアが存在していないにも関わら ず、グローバルホットスペアが存在するとファームウェアが見なす可能性があります。このような場合、フ ァームウェアがホットスペアは既に割り当てられていると認識するため、新しいグローバルホットスペアの 割り当てが不可能になる可能性があります。 冗長仮想ディスク内で物理ディスクが故障した場合、故障したディスクはホットスペア上に最構築されます。 この場合、コントロー
17 ソリッドステートドライブを使用した CacheCade CacheCade は、ソリッドステートドライブ(SSD)ベースの仮想ディスクのランダム読み取りパフォーマン スを向上するために使用されます。ソリッドステートドライブ(SSD)は、永続的データの保存にソリッド ステートメモリを使用するデータストレージデバイスです。SSD は、I/O パフォーマンス(IOPS) 、および / またはストレージデバイスからの書き込み速度(Mbps 単位)を大幅に向上させます。ストレージコントロ ーラを使用して、 SSD を用いた CacheCade を作成することも可能です。作成された CacheCade は、スト レージ I/O 操作のより優れたパフォーマンスのために使用されます。CacheCade の作成には、シリアルアタ ッチド SCSI(SAS)SSD または Serial Advanced Technology Attachment(SATA)SSD のいずれかを使用し ます。 次のシナリオで、SSD を使用した CacheCade を作成します。 • アプリケーションの最大パフォーマンス — 容量を無駄に
CacheCade の管理 CacheCade 操作を開始する前に、ストレージエンクロージャ内で SSD が使用可能であることを確認してく ださい。 CacheCade を作成、サイズ変更、点滅、または削除するには、CacheCade ページに移動します。 CacheCade ページが表示されます。 1. Server Administrator ウィンドウの システム ツリーで、ストレージ を展開します。 2. ストレージコントローラ(例:PERC H710P アダプタ)をクリックします。 3. ストレージコントローラコンポーネントをクリックします。 4. 使用可能なタスク から CacheCade の管理 を選択します。 5. 実行 をクリックします。 CacheCade ページが表示されます。 関連リンク ソリッドステートドライブを使用した CacheCade CacheCade のプロパティ CacheCade ページには、各 CacheCade のプロパティ表が表示されます。以下の表は各プロパティについて 説明しています。 表 32.
プロパティ 定義 み取り、書き込み、キャッシュ、およびディスクキャッシュポリシー」 を参照して下さい。 CacheCade の作成 CacheCade を作成するには、以下の手順を行います。 1. CacheCade ページで、CacheCade の作成 をクリックします。 CacheCade の作成 ページが表示されます。 2. お使いのシステムに SAS と SATA SSD の両方が搭載されている場合は、CacheCade グループ セクショ ンで、SATA SSD または SAS SSD を選択します。 3. CacheCade の名前を入力します。サイズは次のように計算します。 CacheCade サイズ = 最小サイズの SSD 容量 × SSD の数 4. 表示される利用可能なディスク空き容量から、CacheCade に含める SSD を選択します。選択したディ スクは、選択した物理ディスク セクションに表示されます。 5.
CacheCade の点滅および点滅停止 CacheCade ページで、点滅させる CacheCade に移動し、使用可能な タスク ドロップダウンリストボック スから 点滅... を選択します。 CacheCade に含まれている物理ディスクの LED が点灯します。 CacheCade ページで物理ディスクの点滅を停止するには、点滅停止する CacheCade ディスクに移動し、使 用可能な タスク ドロップダウンリストボックスから 点滅停止... を選択します。 CacheCade の削除 CacheCade を削除するには、次の手順を実行します。 1. CacheCade ページで、削除する CacheCade に移動し、使用可能な タスク ドロップダウンリストボッ クスから 削除... を選択します。 次の警告が表示されます:警告! CacheCade のプールサイズが減少します。削除操作を続行します か? 2.
18 トラブルシューティング 本項には、一般的な状況のトラブルシューティングの他、特定の問題に対するトラブルシューティング手順 が記載されています。 関連リンク 一般的なトラブルシューティング手順 仮想ディスクのトラブルシューティング 特定の問題の状況と解決方法 PCIe SSD のトラブルシューティング DAS 用 Fluid Cache 一般的なトラブルシューティング手順 本項では、トラブルシューティングで使用できるコマンドや手順について説明します。対象トピックは以下 のとおりです。 • 正しく接続されたケーブル • システム要件 • ドライバとファームウェア • ハードウェア問題の特定 • SCSI コントローラの情報をアップデートするための再スキャン • 故障したディスクの交換 • 間違った物理ディスクを取り外してしまった場合のリカバリ • Microsoft Windows アップグレード問題の解決 正しく接続されたケーブル 電源コードとアダプタケーブルが正しく接続されていることを確認します。システムに特定の仮想ディスク または非 RAID 物理ディスクに対する読
システム要件 システムがすべてのシステム要件を満たしているようにしてください。特に正しいレベルのファームウェア とドライバがシステムにインストールされていることを確認してください。 関連リンク ドライバとファームウェア ドライバとファームウェア ストレージ管理は対応コントローラのファームウェアとドライバを用いてテストされます。正常に機能する には、コントローラに必要最低限のバージョンのファームウェアとドライバがインストールされている必要 があります。最新バージョンはサポートサイトから取得することができます。 メモ: どのファームウェアとドライバがインストールされているかを確認するには、ツリービューで ス トレージ オブジェクトを選択し、情報 / 設定 をクリックします。また、アラートログ で非対応のファ ームウェアとドライババージョンに関するアラートを確認することもできます。 最新の改良機能を活用することができるように、最新のサーバーシステム BIOS を定期的に取得して適用す ることも推奨されます。サーバーシステム BIOS の詳細については、システムのマニュアルを参照してくだ さい。 ハードウェア問題
冗長仮想ディスクの一部になっている故障ディスクの交換 故障したディスクが冗長仮想ディスクの一部である場合、ディスクの故障でデータが失われることはありま せん。ただし、追加のディスクが故障するとデータ損失の原因となることがあるので、エラーディスクは即 座に交換する必要があります。 冗長仮想ディスクにホットスペアが割り当てられている場合、故障したディスクのデータはホットスペア上 に再構築されます。再構築後、これまでホットスペアだったディスクは通常の物理ディスクとして機能し、 仮想ディスクはホットスペアがなくなります。この場合、故障したディスクを交換して、代替ディスクをホ ットスペアとして割り当てる必要があります。 メモ: 冗長仮想ディスクにホットスペアが割り当てられていない場合は、「SMART アラートを受けた物 理ディスクの交換」で説明されている手順に従って故障したディスクを交換します。 関連リンク データの再構築 ディスクの交換 冗長仮想ディスクの一部になっている故障ディスクを交換するには、次の手順を実行します。 1. 故障したディスクを取り外します。 2.
5.
この問題を回避するには、アップグレードする前に Storage Management をアンインストールする必要があ ります。 Storage Management をアンインストールしてアップグレードを完了したら、Storage Management インス トールメディアを使用して Storage Management を再インストールします。 仮想ディスクのトラブルシューティング 次の項では、仮想ディスクに関するトラブルシューティングの手順を説明しています。 • 冗長仮想ディスクの一部になっている故障ディスクの交換 • 再構築が上手くいかない場合 • 再構築のエラーを伴う完了 • 仮想ディスクを作成できない • Linux を実行するシステムでの仮想ディスクエラー • 冗長仮想ディスクおよび非冗長仮想ディスクに同じ物理ディスクを使用することに関連する問題 再構築が上手くいかない場合 再構築は次のような状況では機能しません。 • • 仮想ディスクが非冗長 — 例えば、RAID 0 はデータの冗長性を提供しないため、RAID 0 仮想ディスクは 再構築できません。 仮想ディスクに
再構築が破損している部分以外のすべてのディスクのデータを復元できる場合は、作業の正常な完了を表示 すると同時にアラート 2163 も生成されます。アラートメッセージに関する情報は、『Server Administrator メッセージリファレンスガイド 』を参照してください。 再構築はセンスキーエラーも報告することがあります。その場合は、次の処置を実行して最大限のデータを 復元します。 1. 劣化した仮想ディスクを新しい(未使用の)テープドライブにバックアップします。 • バックアップが正常に完了した場合 — バックアップが正常に完了した場合、仮想ディスクのユーザ ーデータは破損していないことになります。その場合は、手順 2 へ進みます。 • 2. バックアップ中にエラーが発生した場合 — バックアップ中にエラーが発生した場合は、ユーザーデ ータが破損しており、仮想ディスクから復元することはできません。この場合におけるリカバリの唯 一の可能性は、仮想ディスクの前回のバックアップからの復元になります。 テープドライブにバックアップした仮想ディスクに対して、整合性チェック を実行します。 3.
4.
関連リンク 故障したディスクの交換 置換、センス、または メディア エラーを伴う 不良ブロック アラートの受信 次のアラートまたはイベントは、一部の物理ディスクが破損すると生成されます。 • • • • • 2146 2147 2148 2149 2150 この破損は、コントローラがディスクのスキャンを必要とする操作を実行するときに検出されます。これら のアラートを引き起こす可能性のある操作の例は次のとおりです。 • 整合性チェック • 再構築 • • 仮想ディスクフォーマット I/O 再構築を行った結果、または仮想ディスクが劣化状態にある間にアラート 2146~2150 を受信する場合、バ ックアップから復元することなく破損ディスクからデータを回復することはできません。再構築以外の状況 でアラート 2146~2150 を受信する場合は、データ回復が可能である場合があります。これらの状況のそれ ぞれについて次に説明します。 再構築中または仮想ディスクが劣化中にアラート 2146~2150 を受信した場合 次の手順を実行します。 1. 破損した物理ディスクを交換します。 2.
正しく接続されたケーブル ハードウェア問題の特定 タスクメニューオプションが表示されない タスクメニューは同じタスクオプションを常に表示するとは限りません。一部のタスクは特定タイプのオブ ジェクトや特定の時点にのみ有効です。例えば、整合性チェックタスク は冗長仮想ディスクでのみ実行でき ます。同様に、ディスクが既にオフラインの場合、オフラインタスクオプションは表示されません。 特定の時点でタスクを実行できない理由が他にある場合があります。たとえば、追加のタスクを実行する前 に、オブジェクトで既にタスクが実行されていることがあります。 再起動中に破損ディスクまたはドライブメッセージによって自動チェックの実行 が提案される メッセージを無視して自動チェックを実行することができます。再起動は、自動チェックの完了後に完了し ます。お使いのシステムのサイズに応じて、これには約 10 分かかる場合があります。 Windows が休止状態になった後で間違った状態とエラーメッセージが表示され る Windows の休止機能のアクティブ化は、Storage Management が間違った状態情報とエラーメッセージを表
らの SAM ユーザーアカウントへのアクセスを許可しません。したがって、空白または null 値のパスワード を持つアカウントを使用して接続を試行すると、接続に失敗することがあります。 Mozilla ブラウザでの仮想ディスク表示エラーの再設定 Mozilla ブラウザを使用して仮想ディスクを再設定する場合、次のエラーメッセージが表示されることがあり ます。 このページは暗号化されていますが、入力された情報は暗号化されていない接続で送信されるため、第三者 が簡単に閲覧できるおそれがあります。 ブラウザの設定を変更することにより、このエラーメッセージが表示されないようにすることができます。 このメッセージを無効化するには、次の手順を実行します。 1. 編集 → プリファレンス を選択します。 2. プライバシーとセキュリティ をクリックします。 3. SSL をクリックします。 4.
• ケーブル: PCIe ケーブルの構成は他とは異なります。バックプレーンケーブルコネクタがバックプレー ンに接続され、エクステンダカードケーブルコネクタがエクステンダカードに接続されていることを確認 します。 • エクステンダカード:PCIe エクステンダカードがサポートされている正しいスロットに差し込まれてい る。 PCIe SSD がオペレーティングシステムのディスク管理に認識されない 考えられる原因:デバイスドライバがインストールされていない。 解決方法: 1. サポートサイトから最新の PCIe SSD ドライバをダウンロードします。 2. Device Manager を開き、PCIe デバイスが黄色いマークを表示している その他のデバイス をダブルク リックします。 3.
Fluid Cache ノードが選択されても、Fluid Cache 詳細が表示されない。 Fluide Cache サービスを再起動し、Fluid Cache ページで Fluid Cache への接続オプションをクリックして ください。 Fluid Cache プールへの PCIe SSD の追加に失敗する。 デバイスが使用中であることが考えられます。再試行してください。 空のグラフ、または最小限のデータしかないグラフが表示される。 選択された期間のデータには最小限のサンプルしかありません。それよりも短い期間を選択してください。 203
19 よくあるお問い合わせ(FAQ) 本項では、ストレージ環境でよく発生する状況を扱ったよくあるお問い合わせについて説明しています。 • 構築が上手くできない理由 • 間違ったディスクの取り外しを防ぐ方法 • 物理ドライブの安全な取り外しまたは取り替え方法 • 間違った物理ドライブを取り外してしまった場合の回復方法 • インストールされているファームウェアバージョンの特定方法 • 接続されたコントローラの識別 • アラームをオフにする方法 • 最適 RAID レベルの特定方法 構築が上手くできない理由 詳細については、「再構築が機能しない」を参照してください。 間違ったディスクの取り外しを防ぐ方法 取り外したいディスクの LED 表示を点滅させることによって、間違ったディスクの取り外しを防ぐことがで きます。LED 表示を点滅させるには、次の手順を実行します • 物理ディスクの LED 表示を点滅させるには、「物理ディスクの点滅および点滅停止」を参照してくださ い。 • 特定の仮想ディスクに含まれているすべての物理ディスクの LED ディスプレイを点滅させるには、 「仮
間違った物理ディスクを取り外してしまった場合のリカバリ ホットスペアでの仮想ディスクの保護 オンラインまたはオフライン状態での物理ディスクの設定 物理ディスクの点滅および点滅解除 故障したディスクの交換 SMART アラートを受けた物理ディスクの交換 間違った物理ドライブを取り外してしまった場合の回復方法 詳細については、「誤った物理ディスクの取り外しからのリカバリ」を参照してください。 インストールされているファームウェアバージョンの特定方 法 コントローラのプロパティ情報には、コントローラにインストールされているファームウェアのバージョン が表示されます。ストレージ ツリービューのオブジェクトから、システムに接続されているコントローラす べてのファームウェアバージョンを表示することができます。また、この情報は、コントローラの 情報 / 設 定 ページでも表示できます。 すべてのコントローラのファームウェアバージョンを表示するには、次の手順を実行します。 1. ツリービューで ストレージ オブジェクトを選択します。 2.
アラームをオフにする方法 ストレージコンポーネントの中には、エラー状態を示すアラームが備わっているものがあります。アラーム をオフにするための詳細については、次を参照してください。 • コントローラアラームをオフにする • コントローラアラームの無効化 • エンクロージャアラームの無効化 最適 RAID レベルの特定方法 詳細については、 「RAID レベルと連結の選択」および「RAID レベルと連結のパフォーマンス比較」を参照し てください。 206
20 対応機能 それぞれのコントローラは、異なる機能をサポートしています。Storage Management のメニューに表示さ れるタスクとその他の機能は、コントローラがその機能をサポートするかによって異なります。本項では、 コントローラがサポートする機能をリストしています。コントローラの詳細については、お使いのハードウ ェアのマニュアルを参照してください。 メモ: Storage Management に表示されるコントローラの順序は、ヒューマンインタフェース(HII)お よび PERC オプション ROM に表示される順序と異なる場合があります。コントローラの順序が原因 で制限が生じることはありません。 関連リンク PERC 5/ および PERC 6/ コントローラの対応機能 PERC ハードウェアコントローラの対応機能 SAS 5iR、SAS 6iR、PERC H200 コントローラの対応機能 PERC S100、PERC S110、PERC S130、および S300 コントローラにおける対応機能 サポートされる非 RAID コントローラ エンクロージャとバックプレーンの機能 PERC 5/
PERC 5/ および PERC 6/ コントローラ対応のコントローラタスク 表 33.
コントローラタ スク名 PERC 5/E PERC 5/I PERC 6/E PERC 6/I PERC 6/I モジ ュラー 外部設定 いいえ いいえ ファームウェア 6.1 以降で対応 ファームウェア 6.1 以降で対応 ファームウェア 6.1 以降で対応 外部設定のイン ポートプレビュ ー いいえ いいえ ファームウェア 6.1 以降で対応 ファームウェア 6.1 以降で対応 ファームウェア 6.1 以降で対応 エンクロージャ のホットプラグ いいえ いいえ ファームウェア 6.1 以降で対応 いいえ いいえ コントローラプ ロパティの変更 いいえ いいえ ファームウェア 6.1 以降で対応 ファームウェア 6.1 以降で対応 ファームウェア 6.1 以降で対応 インテリジェン トミラーリング いいえ いいえ ファームウェア 6.1 以降で対応 ファームウェア 6.1 以降で対応 ファームウェア 6.1 以降で対応 冗長パス設定 いいえ いいえ ファームウェア 6.
PERC 5/ および PERC 6/ コントローラ対応のコネクタタスク 表 35. PERC 5/E および PERC 6/ コントローラ対応のコネクタタスク コネクタタスク 名 PERC 5/E PERC 5/I PERC 6/E PERC 6/I PERC 6/I モジ ュラー コネクタの再ス キャン いいえ いいえ いいえ いいえ いいえ PERC 5/E および PERC 6/ コントローラ対応の物理ディスクタスク 表 36.
PERC 5/ および PERC 6/ コントローラ対応の仮想ディスクタスク 表 37.
仮想ディスクの タスク名 PERC 5/E PERC 5/I PERC 6/E PERC 6/I PERC 6/I モジ ュラー 仮想ディスクの フォーマット いいえ いいえ いいえ いいえ いいえ 仮想ディスクフ ォーマットのキ ャンセル いいえ いいえ いいえ いいえ いいえ 無効ディスクセ グメントの復元 いいえ いいえ いいえ いいえ いいえ 仮想ディスクの 初期化 いいえ いいえ いいえ いいえ いいえ 仮想ディスクの 高速初期化 はい はい はい はい はい 仮想ディスクの 低速初期化 はい はい はい はい はい 仮想ディスク初 期化のキャンセ ル はい はい はい はい はい メンバーの交換 いいえ いいえ ファームウェア 6.1 以降で対応 ファームウェア 6.1 以降で対応 ファームウェア 6.1 以降で対応 PERC 5/ および PERC 6/ コントローラの仮想ディスク仕様 表 38.
仮想ディスクの 仕様 PERC 5/E PERC 5/I PERC 6/E PERC 6/I PERC 6/I モジ ュラー 最小ストライプ サイズ 8K 8K 8K 8K 8K 最大ストライプ サイズ 128 K 128 K 1MB 1MB 1MB ディスクグルー プあたりの仮想 ディスク最大数 16 16 16 16 16 連結できる物理 ディスクの最大 数 該当なし 該当なし 該当なし 該当なし 該当なし RAID 0 の物理 ディスク最大数 32 32 32 32 32 RAID 1 の物理 ディスク最大数 2 2 2 2 2 RAID 5 の物理 ディスク最大数 32 32 32 32 32 RAID 10 の物理 ディスク最大数 16 16 256 (ファーム ウェアバージョ ン 6.
仮想ディスクの 仕様 PERC 5/E PERC 5/I PERC 6/E PERC 6/I PERC 6/I モジ ュラー RAID 6 の物理 ディスク最小数 該当なし 該当なし 4 4 4 RAID 60 の物理 該当なし ディスク最小数 該当なし 8 8 8 PERC 5/E および PERC 6 コントローラ対応の RAID レベル 表 39.
PERC 5/E PERC 5/I PERC 6/E PERC 6/I PERC 6/I モジ ュラー はい はい はい はい はい ライトバックの はい 強制(常時有効) はい はい はい はい 書き込みキャッ シュ有効、保護 いいえ いいえ いいえ いいえ いいえ キャッシュポリ シー いいえ いいえ いいえ いいえ いいえ ディスクキャッ シュポリシー はい はい はい はい はい キャッシュ I/O いいえ いいえ いいえ いいえ いいえ ダイレクト I/O いいえ いいえ いいえ いいえ いいえ 読み取り、書き 込み、およびキ ャッシュポリシ ー ライトスルー (無効) PERC 5/ および PERC 6/ コントローラ対応のエンクロージャ 表 41.
メモ: Storage Management に表示されるコントローラの順序は、ヒューマンインタフェース(HII)お よび PERC オプション ROM に表示される順序と異なる場合があります。コントローラの順序が原因 で制限が生じることはありません。 機能は次のとおりです。 • コントローラタスク • バッテリタスク • コネクタタスク • 物理ディスクタスク • 仮想ディスクタスク • 仮想ディスクの仕様 • 対応 RAID レベル • 読み取り、書き込み、キャッシュ、およびディスクキャッシュポリシー • エンクロージャサポート エンクロージャ対応のタスクについては、 「エンクロージャおよびバックプレーンの機能」を参照してくださ い。 PERC ハードウェアコントローラ対応のコントローラタスク 表 42.
コントロ ーラタス ク名 PE RC H8 00 PER C H81 0ア ダプ タ PERC H700 ア ダプタ / 内蔵 な し PER C H7 00 モ ジ ュ ラ ー PERC H710 アダ プ タ/ ミニ モノ リシ ッ ク/ ミニ ブレ ード PER C H71 0P アダ プタ PER C H310 アダ プ タ/ ミニ ブレ ー ド/ ミニ モノ リシ ック PERC H730P アダプ タ/ミ ニモノ リシッ ク/ミ ニブレ ード / スリム PERC H730 ア ダプタ / ミニモ ノリシ ック / ミニブ レード PERC H330 ア ダプタ / ミニモノ リシッ ク / ミニ ブレー ド / 内蔵 PER C H83 0ア ダ プ タ PER C FD3 3xD / FD3 3xS な し 負荷バラ ンス い い え はい いいえ い い え いい え いい え いい え いいえ いいえ いいえ は い いい え 設定のリ セット は い はい はい は い はい はい はい はい はい はい は
PE RC H8 00 PER C H81 0ア ダプ タ PER C H7 00 モ ジ ュ ラ ー PERC H710 アダ プ タ/ ミニ モノ リシ ッ ク/ ミニ ブレ ード PER C H71 0P アダ プタ PER C H310 アダ プ タ/ ミニ ブレ ー ド/ ミニ モノ リシ ック PERC H730P アダプ タ/ミ ニモノ リシッ ク/ミ ニブレ ード / スリム 巡回読み 取りモー ドの設定 は い はい はい は い はい はい はい 巡回読み 取りの開 始 は い はい はい は い はい はい RAID か ら非 RAID へ の変換 該 当 な し いい え 該当なし 該 当 な し いい え 非 RAID から RAID へ の変換 該 当 な し いい え 該当なし 該 当 な し メンバー の交換 は い はい はい 外部設定 のインポ ートプレ ビュー は い はい エンクロ ージャの ホットプ ラグ は い コントロ ーラプロ パティの 変更 インテリ ジェント ミラーリ ング
コントロ ーラタス ク名 PE RC H8 00 PER C H81 0ア ダプ タ PERC H700 ア ダプタ / 内蔵 PER C H7 00 モ ジ ュ ラ ー PERC H710 アダ プ タ/ ミニ モノ リシ ッ ク/ ミニ ブレ ード PER C H71 0P アダ プタ PER C H310 アダ プ タ/ ミニ ブレ ー ド/ ミニ モノ リシ ック PERC H730P アダプ タ/ミ ニモノ リシッ ク/ミ ニブレ ード / スリム PERC H730 ア ダプタ / ミニモ ノリシ ック / ミニブ レード PERC H330 ア ダプタ / ミニモノ リシッ ク / ミニ ブレー ド / 内蔵 PER C H83 0ア ダ プ タ PER C FD3 3xD / FD3 3xS 冗長パス 設定 は い はい いいえ い い え いい え いい え いい え いいえ いいえ いいえ は い いい え ディスク キャッシ ュポリシ ー は い はい はい は い はい はい はい はい はい はい は い は
コントロ ーラタス ク名 PE RC H8 00 PER C H81 0ア ダプ タ PERC H700 ア ダプタ / 内蔵 PER C H7 00 モ ジ ュ ラ ー PERC H710 アダ プ タ/ ミニ モノ リシ ッ ク/ ミニ ブレ ード PER C H71 0P アダ プタ PER C H310 アダ プ タ/ ミニ ブレ ー ド/ ミニ モノ リシ ック PERC H730P アダプ タ/ミ ニモノ リシッ ク/ミ ニブレ ード / スリム 整合性チ ェックレ ポート は い はい スロット 占有レポ ート は い 物理ディ スクファ ームウェ アバージ ョンレポ ート は い PERC H730 ア ダプタ / ミニモ ノリシ ック / ミニブ レード PERC H330 ア ダプタ / ミニモノ リシッ ク / ミニ ブレー ド / 内蔵 PER C H83 0ア ダ プ タ PER C FD3 3xD / FD3 3xS はい は い はい はい はい はい はい はい は い はい はい はい は い はい はい
バッ テリ タス ク名 PE RC H8 00 PERC H810 アダ プタ PERC H700 ア ダプタ / 内蔵 PER C H70 0モ ジュ ラー PERC H710 ア ダプタ / ミニモ ノリシ ック / ミニブ レード PERC H710P アダプ タ PER C H310 ミニ モノ リシ ッ ク/ ミニ ブレ ード PERC H730P アダプ タ/ミ ニモノ リシッ ク/ミ ニブレ ード / スリム PERC H730 アダプ タ/ミ ニモノ リシッ ク/ミ ニブレ ード PERC H330 アダプ タ/ミ ニモノ リシッ ク/ミ ニブレ ード / 内蔵 PER C H83 0ア ダ プ タ PER C FD3 3xD / FD3 3xS の遅 延 PERC ハードウェアコントローラ対応のコネクタタスク 表 44.
PER C H81 0ア ダ プ タ PERC H700 ア ダプタ / 内蔵 PERC H700 モジ ュラ ー PERC H710 アダプ タ/ミ ニブレ ード / ミニモ ノリシ ック PER C H71 0P アダ プタ PERC H310 アダプ タ/ミ ニブレ ード / ミニモ ノリシ ック 取り外 い しの準 い 備 え い い え いいえ いい え いいえ いい え いいえ いいえ オフラ は イン い は い はい はい はい はい はい オンラ は イン い は い はい はい はい はい はい 初期化 い い え い い え いいえ いい え いいえ いい え いいえ いいえ 再構築 は い は い はい はい はい はい はい 再構築 は のキャ い ンセル は い はい はい はい はい はい 無効デ い ィスク い セグメ え ントの 削除 い い え いいえ いい え いいえ いい え いいえ いいえ ディス い クのフ い ォーマ え ット い い え いいえ い
PE RC H8 00 PER C H81 0ア ダ プ タ PERC H700 ア ダプタ / 内蔵 PERC H700 モジ ュラ ー PERC H710 アダプ タ/ミ ニブレ ード / ミニモ ノリシ ック PER C H71 0P アダ プタ PERC H310 アダプ タ/ミ ニブレ ード / ミニモ ノリシ ック PERC H730P アダプ タ/ミ ニモノ リシッ ク/ミ ニブレ ード / スリム PERC H730 アダプ タ/ミ ニモノ リシッ ク/ミ ニブレ ード PERC H330 アダプ タ/ミ ニモノ リシッ ク/ミ ニブレ ード / 内蔵 PERC H830 アダ プタ PER C FD3 3xD / FD3 3xS RAID 対応デ ィスク への変 換 該 当 な し い い え 該当なし 該当 なし いいえ いい え はい はい はい はい はい は い 非 RAID ディス クへの 変換 該 当 な し い い え 該当なし 該当 なし いいえ いい え はい はい はい はい はい は い 即時暗
仮想デ ィスク のタス ク名 PER C H80 0 PER C H81 0ア ダプ タ PERC H700 ア ダプタ / 内蔵 / モ ジュラー PERC H710 ア ダプタ / ミニモ ノリシ ック / ミニブ レード PERC H710P アダプ タ/ミ ニブレ ード / ミニモ ノリシ ック PERC H310 アダプ タ/ミ ニブレ ード / ミニモ ノリシ ック PERC H730P アダプ タ/ミ ニモノ リシッ ク/ミ ニブレ ード / スリム PERC H730 ア ダプタ / ミニモノ リシッ ク / ミニ ブレード PERC H330 ア ダプタ / ミニモノ リシッ ク / ミニ ブレー ド / 内蔵 PER C H83 0ア ダプ タ PER C FD3 3xD / FD3 3xS り当て 解除 仮想デ ィスク の作成 はい はい はい はい はい はい はい はい はい はい はい 仮想デ ィスク 作成の 詳細設 定ウィ ザード はい はい はい はい はい はい はい はい はい はい はい 仮想デ ィスク 作成の
仮想デ ィスク のタス ク名 PER C H80 0 整合性 のチェ ック PER C H81 0ア ダプ タ PERC H700 ア ダプタ / 内蔵 / モ ジュラー PERC H710 ア ダプタ / ミニモ ノリシ ック / ミニブ レード PERC H710P アダプ タ/ミ ニブレ ード / ミニモ ノリシ ック PERC H310 アダプ タ/ミ ニブレ ード / ミニモ ノリシ ック PERC H730P アダプ タ/ミ ニモノ リシッ ク/ミ ニブレ ード / スリム PERC H730 ア ダプタ / ミニモノ リシッ ク / ミニ ブレード PERC H330 ア ダプタ / ミニモノ リシッ ク / ミニ ブレー ド / 内蔵 PER C H83 0ア ダプ タ はい はい はい はい はい はい はい はい はい はい はい 整合性 チェッ クのキ ャンセ ル はい はい はい はい はい はい はい はい はい はい はい 整合性 チェッ クの一 時停止 いい いい いいえ え え いいえ いいえ いいえ いいえ
仮想デ ィスク のタス ク名 PER C H80 0 PER C H81 0ア ダプ タ PERC H700 ア ダプタ / 内蔵 / モ ジュラー PERC H710 ア ダプタ / ミニモ ノリシ ック / ミニブ レード PERC H710P アダプ タ/ミ ニブレ ード / ミニモ ノリシ ック PERC H310 アダプ タ/ミ ニブレ ード / ミニモ ノリシ ック PERC H730P アダプ タ/ミ ニモノ リシッ ク/ミ ニブレ ード / スリム PERC H730 ア ダプタ / ミニモノ リシッ ク / ミニ ブレード PERC H330 ア ダプタ / ミニモノ リシッ ク / ミニ ブレー ド / 内蔵 PER C H83 0ア ダプ タ PER C FD3 3xD / FD3 3xS ントの 復元 仮想デ ィスク の高速 初期化 はい はい はい はい はい はい はい はい はい はい はい 仮想デ ィスク の低速 初期化 はい はい はい はい はい はい はい はい はい はい はい メンバ ーの交 換 はい はい
PERC ハードウェアコントローラ用仮想ディスクの仕様 表 47.
PER C H8 00 PE RC H8 10 ア ダ プ タ PERC H700 ア ダプタ / 内蔵 / モ ジュラー PERC H710 ミニ ブレ ード PERC H710 アダ プタ / ミニ モノ リシ ック PER C H71 0P ア ダ プ タ PERC H310 アダ プタ / ミニ ブレ ード / ミニ モノ リシ ック PERC H730P アダプ タ/ミ ニモノ リシッ ク/ミ ニブレ ード / スリム PERC H730 アダプ タ/ミ ニモノ リシッ ク/ミ ニブレ ード PERC H330 アダプ タ/ミ ニモノ リシッ ク/ミ ニブレ ード / 内蔵 PE RC H8 30 ア ダ プ タ PERC FD33xD /FD33xS ディス クグル ープあ たりの 仮想デ ィスク 最大数 16 16 16 16 16 16 16 16 16 16 16 16 連結で きる物 理ディ スクの 最大数 該当 該 なし 当 な し 該当なし 該当 なし 該当 なし 該 当 な し 該当 なし 該当な し 該当な し 該
仮想デ ィスク の仕様 PER C H8 00 PE RC H8 10 ア ダ プ タ PERC H700 ア ダプタ / 内蔵 / モ ジュラー PERC H710 ミニ ブレ ード PERC H710 アダ プタ / ミニ モノ リシ ック PER C H71 0P ア ダ プ タ PERC H310 アダ プタ / ミニ ブレ ード / ミニ モノ リシ ック PERC H730P アダプ タ/ミ ニモノ リシッ ク/ミ ニブレ ード / スリム PERC H730 アダプ タ/ミ ニモノ リシッ ク/ミ ニブレ ード PERC H330 アダプ タ/ミ ニモノ リシッ ク/ミ ニブレ ード / 内蔵 PE RC H8 30 ア ダ プ タ PERC FD33xD /FD33xS 該当なし 該当 なし 該当 なし 該 当 な し 該当 なし 該当な し 該当な し 該当な し 該 当 な し 該当なし ィスク 最大数 連結で きる物 理ディ スクの 最小数 該当 該 なし 当 な し RAID 0 1 の物理 ディス ク最小 数 1 1 1 1
仮想デ ィスク の仕様 PER C H8 00 PE RC H8 10 ア ダ プ タ PERC H700 ア ダプタ / 内蔵 / モ ジュラー PERC H710 ミニ ブレ ード PERC H710 アダ プタ / ミニ モノ リシ ック PER C H71 0P ア ダ プ タ PERC H310 アダ プタ / ミニ ブレ ード / ミニ モノ リシ ック PERC H730P アダプ タ/ミ ニモノ リシッ ク/ミ ニブレ ード / スリム PERC H730 アダプ タ/ミ ニモノ リシッ ク/ミ ニブレ ード PERC H330 アダプ タ/ミ ニモノ リシッ ク/ミ ニブレ ード / 内蔵 PE RC H8 30 ア ダ プ タ PERC FD33xD /FD33xS RAID 60 の 物理デ ィスク 最大数 256 25 6 256 該当 なし 256 256 該当 なし 256 256 該当な し 25 6 256 RAID 6 4 の物理 ディス ク最小 数 4 4 4 4 4 該当 なし 4 4 該当な し 4
RAID レベル PE RC H8 00 PER C H81 0ア ダ プ タ PERC H700 ア ダプタ / 内蔵 / モ ジュラー PE RC H7 10 ミ ニ ブ レ ー ド PERC H710 アダプ タ/ミ ニモノ リシッ ク PER C H71 0P ア ダ プ タ PERC H310 アダプ タ/ミ ニブレ ード / ミニモ ノリシ ック PERC H730P アダプ タ / ミニ モノリ シック / ミニブ レード / スリム PERC H730 ア ダプタ / ミニモ ノリシ ック / ミ ニブレ ード PERC H330 ア ダプタ / ミニモノ リシッ ク / ミニ ブレー ド / 内蔵 PER C H83 0ア ダ プ タ PER C FD3 3xD/ FD3 3xS RAID 10 は い は い はい は い はい は い はい はい はい はい は い はい RAID 50 は い は い はい は い はい は い はい はい はい はい は い はい RAID 6 は い は い はい
PER C H81 0ア ダ プ タ PERC H700 ア ダプタ / 内蔵 / モ ジュラー PERC H710 ア ダプタ / ミニモノ リシッ ク / ミニ ブレード PER C H71 0P ア ダ プ タ PERC H310 アダプ タ/ミ ニブレ ード / ミニモ ノリシ ック PERC H730P アダプ タ / ミニ モノリシ ック / ミ ニブレー ド / スリ ム PERC H730 ア ダプタ / ミニモノ リシッ ク / ミニ ブレード PERC H330 ア ダプタ / ミニモノ リシッ ク / ミニ ブレー ド / 内蔵 PER C H83 0ア ダプ タ ライトス は ルー(無 い 効) は い はい はい は い いいえ はい はい いいえ はい はい ライトバ は ックの強 い 制(常時 有効) は い はい はい は い いいえ はい はい いいえ はい はい 書き込み い キャッシ い ュ有効、 え 保護 い い え いいえ いいえ い い え いいえ いいえ いいえ いいえ いい いい え え
PERC ハードウェアコントローラでのエンクロージャサポート 表 50.
コントローラタスク名 SAS 5/iR SAS 6/iR PERC H200 設定のリセット いいえ はい はい 再構築率の設定 いいえ いいえ いいえ バックグラウンド初期 いいえ 化率の設定 いいえ いいえ 整合性チェック率の設 いいえ 定 いいえ いいえ 再構成率の設定 いいえ いいえ いいえ コントローラの再スキ いいえ ャン いいえ いいえ 仮想ディスクの作成 はい はい ログファイルのエクス いいえ ポート いいえ いいえ 外部設定のクリア はい はい 外部設定のインポート いいえ はい はい 外部設定のインポー ト / リカバリ はい はい 巡回読み取りモードの いいえ 設定 いいえ いいえ 巡回読み取りの開始 いいえ いいえ いいえ 巡回読み取りの停止 いいえ いいえ いいえ 巡回読み取りレポート いいえ いいえ いいえ 整合性チェックレポー いいえ ト いいえ いいえ スロット占有レポート はい はい はい 物理ディスクファーム はい ウェアバージョンレポ ート はい は
SAS 5/iR、SAS 6/iR、および H200 コントローラ対応のコネクタタスク 表 53. SAS 5/iR、SAS 6/iR、および H200 コントローラ対応のコネクタタスク コネクタタスク名 SAS 5/IR SAS 6/iR PERC H200 コネクタの再スキャン いいえ いいえ いいえ SAS 5/iR、SAS 6/iR、および H200 コントローラ対応の物理ディスクタスク 表 54.
SAS 5/iR、SAS 6/iR、および H200 コントローラ対応の仮想ディスクタスク 表 55.
仮想ディスクのタスク名 SAS 5/IR SAS 6/iR PERC H200 仮想ディスクの高速初期 いいえ 化 いいえ いいえ 仮想ディスクの低速初期 いいえ 化 いいえ いいえ 仮想ディスク初期化のキ いいえ ャンセル いいえ いいえ SAS 5/iR、SAS 6/iR 、および H200 コントローラ対応の RAID レベル 表 56. SAS 5/iR、SAS 6/iR 、および H200 コントローラ対応の RAID レベル RAID レベル SAS 5/IR SAS 6/iR PERC H200 RAID 0 はい はい はい RAID 1 はい はい はい RAID 10 いいえ いいえ はい SAS 5/iR、SAS 6/iR、PERC H200 コントローラの仮想ディスク仕様 表 57.
仮想ディスクの仕様 SAS 5/IR SAS 6/iR PERC H200 RAID 1 の物理ディスク最大数 2 2 2 RAID 5 の物理ディスク最大数 該当なし 該当なし 該当なし RAID 10 の物理ディスク最大数 該当なし 該当なし 10 — アダプタ 10 — 内蔵 4 — モジュラー RAID 50 の物理ディスク最大数 該当なし 該当なし 該当なし 連結できる物理ディスクの最小 数 該当なし 該当なし 該当なし RAID 0 の物理ディスク最小数 2 2 2 RAID 1 の物理ディスク最小数 2 2 2 RAID 5 の物理ディスク最小数 該当なし 該当なし 該当なし RAID 10 の物理ディスク最小数 該当なし 該当なし 4 RAID 50 の物理ディスク最小数 該当なし 該当なし 該当なし RAID 6 の物理ディスク最大数 該当なし 該当なし 該当なし RAID 60 の物理ディスク最大数 該当なし 該当なし 該当なし RAID 6 の物理ディスク最小数 該当なし 該当なし
読み取り、書き込み、 SAS 5/IR およびキャッシュポリ シー SAS 6/iR PERC H200 書き込みポリシー いいえ いいえ いいえ ライトバック いいえ いいえ いいえ ライトスルー いいえ いいえ いいえ いいえ いいえ いいえ 書き込みキャッシュ有 いいえ 効、保護 いいえ いいえ キャッシュポリシー いいえ いいえ ディスクキャッシュポ はい リシー はい はい キャッシュ I/O いいえ いいえ いいえ ダイレクト I/O いいえ いいえ いいえ ライトバックの強制 (常時有効) いいえ SAS 5/iR、SAS 6/iR、H200 コントローラでのエンクロージャサポート 表 59.
PERC S100、PERC S110、PERC S130、および S300 コントローラでサポートさ れるコントローラタスク 表 60. PERC S100、PERC S110、PERC S130、および S300 コントローラでサポートされるコントローラタスク コントローラタ スク名 PERC S100 PERC S110 PERC S130 PERC S300 仮想ディスクの 作成 はい はい はい はい PERC S100、PERC S110、PERC S130、および S300 コントローラでサポートさ れる物理ディスクタスク 表 61.
仮想ディスクの タスク名 PERC S100 PERC S110 PERC S130 PERC S300 最後の仮想ディ スクの削除 はい はい はい はい 仮想ディスクタ はい スク(任意)の削 除 はい はい はい 整合性のチェッ ク はい はい はい はい PERC S100、PERC S110、PERC S130、および S300 コントローラの仮想ディス ク仕様 表 63.
仮想ディスクの仕様 PERC S100 PERC S110 PERC S130 PERC S300 連結できる物理ディス クの最小数 該当なし 該当なし 該当なし 該当なし RAID 0 の物理ディスク 最小数 2 2 2 2 RAID 1 の物理ディスク 最小数 2 2 2 2 RAID 5 の物理ディスク 最小数 3 3 3 3 RAID 10 の物理ディスク 4 最小数 4 4 4 メモ: ソフトウェア RAID コントローラを使用して仮想ディスクを作成するときは、その仮想ディスク にリンクされている物理ディスクに関連する情報が、短時間の遅延後、Storage Management に列挙ま たは表示されます。情報表示の遅れは、機能制限の原因にはなりません。パーシャル仮想ディスクを作 成している場合は、Storage Management で、各パーシャル仮想ディスクの作成プロセスの間に十分な 時間の余裕を持たせることが推奨されます。 PERC S100、PERC S110、PERC S130、および S300 コントローラでサポートさ れる
PERC S100、PERC S110、PERC S130、および S300 コントローラでサポートさ れる読み取り / 書き込みキャッシュおよびディスクキャッシュポリシー 表 65.
エンクロージャ サポート PERC S100 PERC S110 PERC S130 PERC S300 ーラに接続でき ますか? 非 RAID コントローラの対応機能 本項では、コントローラ対応の機能、およびエンクロージャをコントローラに接続できるかどうかを示しま す。 • コントローラタスク • バッテリタスク • コネクタタスク • 物理ディスクタスク • 仮想ディスクタスク • エンクロージャサポート エンクロージャ対応のタスクについては、 「エンクロージャおよびバックプレーンの機能」を参照してくださ い。 非 RAID コントローラ対応のコントローラタスク 表 67.
コントローラタスク名 非 RAID SCSI 非 RAID SAS 巡回読み取りモードの設定 いいえ いいえ 巡回読み取りの開始 いいえ いいえ 巡回読み取りの停止 いいえ いいえ 非 RAID コントローラ対応のバッテリタスク 表 68. 非 RAID コントローラ対応のバッテリタスク バッテリタスク名 非 RAID SCSI 非 RAID SAS バッテリの修正 いいえ いいえ 学習サイクルの開始 いいえ いいえ 学習サイクルの遅延 いいえ いいえ 非 RAID コントローラ対応のコネクタタスク 表 69. 非 RAID コントローラ対応のコネクタタスク コネクタタスク名 非 RAID SCSI 非 RAID SAS コネクタの再スキャン いいえ いいえ 非 RAID コントローラ対応の物理ディスクタスク 表 70.
非 RAID コントローラ対応の仮想ディスクタスク 表 71.
非 RAID コントローラでのエンクロージャサポート 表 72.
SAS コントローラの対応最大構成 表 74.
21 ストレージコンポーネントの正常性状態の 特定 本項では、下位レベルのストレージコンポーネントの状態が、コントローラやその他の上位レベルのコンポ ーネント用に表示される複合状態に「ロールアップ」される方法を説明しています。これらの表に示される 例は、すべてのシナリオを対象とするものではありませんが、所定のコンポーネントが正常、劣化、故障状 態にあるときに、状態がロールアップされる方法を示しています。 関連リンク ストレージコンポーネントの重大度 正常性状態のロールアップ:バッテリが充電中または切れて いる 表 75. 正常性状態のロールアップ:バッテリが充電中または切れている(エンクロージャを含まない) ストレージ サブシステ ム コントロー ラ バッテリ コネクタ 物理ディス ク ファームウ ェア / ドラ イバ 仮想ディス ク 該当なし 該当なし 該当なし 該当なし 該当なし コンポーネ ントの状態 正常性ロー ルアップ 正常性状態のロールアップ:仮想ディスク内の物理ディスク が故障または取り外し済み 表 76.
ストレージ サブシステ ム コントロー ラ バッテリ コネクタ 物理ディス ク ファームウ ェア / ドラ イバ 仮想ディス ク 正常性状態のロールアップ:仮想ディスク内の物理ディスク が非対応、部分的または恒久的に劣化 表 77. 正常性状態のロールアップ:仮想ディスク内の物理ディスクが非対応、部分的または恒久的に劣化 ストレージ サブシステ ム コントロー ラ バッテリ コネクタ 物理ディス ク ファームウ ェア / ドラ イバ 仮想ディス ク コンポーネ ントの状態 正常性ロー ルアップ 正常性状態のロールアップ:仮想ディスク内のすべての物理 ディスクが外部状況 表 78.
正常性状態のロールアップ:仮想ディスクが劣化、物理ディ スクが故障または再構築中 表 80. 正常性状態のロールアップ:仮想ディスクが劣化、物理ディスクが故障または再構築中(エンクロージャを 含まない) ストレージ サブシステ ム コントロー ラ バッテリ コネクタ 物理ディス ク ファームウ ェア / ドラ イバ 仮想ディス ク コンポーネ ントの状態 正常性ロー ルアップ 正常性状態のロールアップ:仮想ディスクが失敗 表 81. 正常性状態のロールアップ:仮想ディスクが失敗(エンクロージャを含まない) ストレージ サブシステ ム コントロー ラ バッテリ コネクタ 物理ディス ク ファームウ ェア / ドラ イバ 仮想ディス ク コンポーネ ントの状態 正常性ロー ルアップ 正常性状態のロールアップ:非対応のファームウェアバージ ョン 表 82.
正常性状態のロールアップ:エンクロージャ電源装置が故障 または電源接続が取り外された 表 83. 正常性状態のロールアップ:エンクロージャ電源装置が故障または電源接続が取り外された ストレージ サブシステ ム コントロー ラ コネクタ エンクロー ジャ エンクロー ジャ電源装 置 仮想ディス ク 物理ディス ク 該当なし 該当なし 該当なし コンポーネ ントの状態 正常性ロー ルアップ 正常性状態のロールアップ:エンクロージャファンの 1 つが 故障 表 84. 正常性状態のロールアップ:エンクロージャファンの 1 つが故障 ストレージ サブシステ ム コントロー ラ バッテリ コネクタ 物理ディス ク ファームウ ェア / ドラ イバ 仮想ディス ク 該当なし 該当なし 該当なし コンポーネ ントの状態 正常性ロー ルアップ 正常性状態のロールアップ:エンクロージャ EMM の 1 つが 故障 表 85.
正常性状態のロールアップ:エンクロージャ温度プローブの 1 つに不具合が発生 表 86. 正常性状態のロールアップ:エンクロージャ温度プローブの 1 つに不具合が発生(エンクロージャを含まな い) ストレージ サブシステ ム コントロー ラ コネクタ エンクロー ジャ エンクロー ジャ温度プ ローブ 仮想ディス ク 物理ディス ク コンポーネ ントの状態 正常性ロー ルアップ 該当なし 正常性状態のロールアップ:エンクロージャへの両方の電源 接続を喪失 表 87. 正常性状態のロールアップ:エンクロージャへの両方の電源接続を喪失 ストレージ サブシステ ム コントロー ラ コネクタ エンクロー ジャ すべてのエ ンクロージ ャコンポー ネント コンポーネ ントの状態 正常性ロー ルアップ 該当なし 仮想ディス ク 物理ディス ク 該当なし 該当なし 該当なし 該当なし 正常性状態のロールアップ:1 つ以上の物理ディスクが故障 表 88.
正常性状態のロールアップ:物理ディスクが再構築中 表 89.