Reference Guide
または
omconfig servermodule alertaction event=powersupply broadcast=true
この場合、イベントは電源装置の障害であり、アクションは全ての Server Administrator ユーザーへのメッ
セージ送信です。
使用できる警告処置
次の表は、各コンポーネントの設定可能な警告処置を示します。
表 34. 警告および障害イベントの警告処置の有効なパラメータ
警告処置の設定 説明
alert=true | false
true:システムのコンソール警告を有効化します。
有効化すると、
Server Administrator を実行している
システムに接続されているモニターにビジュアル警
告メッセージが表示されます。
false:システムのコンソール警告を無効にします。
broadcast=true | false
true:アクティブなターミナル(またはリモートデ
スクトップ
)セッション(Windows)があるすべて
のユーザー、またはローカルシステム(Linux)のア
クティブなシェルがあるオペレータにブロードキャ
ストされるメッセージまたは警告を有効にします。
false:警告ブロードキャストを無効にします。
clearall=true
このイベントの処置をすべてクリアします。
execappath=<文字列>
このウィンドウで説明されるコンポーネントのイベ
ントが発生した場合に実行するアプリケーションの
完全修飾パスとファイル名を設定します。
メモ: Linux システムにおいて、管理者 / システ
ム管理者グループにアップグレードされたユー
ザー
/ ユーザーグループには、この警告処置設
定を行うことはできません。
execapp=false
実行可能なアプリケーションを無効にします。
アラートアクションを設定できるコンポーネントとイベント
下記の表に、アラートアクションを設定することが可能なコンポーネントとイベントを一覧します。コンポ
ーネントの並び順はアルファベット順です。ただし同一コンポーネントにおける警告イベントは必ずその障
害イベントよりも前に来ます。
表 35. アラートアクションを設定できるイベントの有効なパラメータ
イベント名 説明
event=batterywarn
バッテリプローブが警告値を検出した場合のアクションを設定します。
event=batteryfail
バッテリプローブが障害値を検出した場合のアクションを設定します。
event=fanwarn
ファンプローブが警告値を検出した場合のアクションを設定します。
event=fanfail
ファンプローブが障害値を検出した場合のアクションを設定します。
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