Reference Guide
名前=値のペア 1 名前=値のペア 2 説明
value:ユーザーが入力を行い、シ
ステムで使用可能なバージョンを
設定します。
たとえば、URL 起動ポイントを設定するには、次のコマンドを使用します。
omconfig preferences webserver attribute=seturl host=<name>, ip, fqdn>
port=<number>
ホストの入力値は、有効な IPv4 または IPv6 アドレス、あるいは有効なホスト名を含むものでなければなり
ません。
署名アルゴリズムの値を設定するには、次のコマンドを使用します。
omconfig preferences webserver attribute=signalgorithm algorithm=MD5
JRE バージョンを設定するには、次のコマンドを使用します。
omconfig preferences webserver attribute=setjre jreversion=<bundled | value>
omconfig system または omconfig servermodule
omconfig system または omconfig servermodule コマンドを使って、ログのクリア、さまざまなシャット
ダウンアクションの実施方法の指定、オーナーシップ情報の初期値設定または編集、ハング状態にあるオペ
レーティングシステムの対応方法の指定を行うことができます。
omconfig system alertaction または omconfig servermodule alertaction
コンポーネントに警告または障害イベントが発生した場合の対応方法を決定するには、omconfig system
alertaction
または omconfig servermodule alertaction コマンドを使用します。
アラートアクションの定義
アラートアクションは、所定の条件が満たされた場合にシステムが取るように指定されたアクションです。
アラートアクションは、イントルージョン、ファン、温度、電圧、電力消費、メモリ、および冗長性などに
関する警告または障害イベントに対して、取るべきアクションをあらかじめ決めておくものです。
例えば、システムのファンプローブがあるファンについて 300 RPM の回転速度を読み取り、かつそのファ
ンプローブの最小警告しきい値が 600 RPM である場合、システムはファンプローブ警告を生成します。こ
のイベントからユーザーがどのような通知を受けるかは、アラートアクションの設定によって決まります。
アラートアクションは、温度、電圧、プローブの読み取りが、警告または障害値の範囲内に入った場合につ
いても設定できます。
アラートアクションを設定する構文
アラートアクションを設定するには、2 組の「名前=値」のペアが必要です。第 1 の「名前=値」のペアはイ
ベントの種類を指定します。第
2 の「名前=値」のペアは、そのイベントに対して実行されるアクションを
指定します。例えば、以下のようなコマンドになります。
omconfig system alertaction event=powersupply broadcast=true
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