Glossary

仮想ディスクの再設定
低速および高速初期化
高速初期化の考慮事項
高速初期化 タスクは、仮想ディスクにあるすべての物理ディスクを初期化します。高速初期化 タスクは、
理ディスクのメタデータをアップデートして、すべてのディスク容量が今後の書き込み操作に使用できるよ
うにします。この初期化タスクは、物理ディスク上の情報が消去されてないので迅速に終了しますが、物理
ディスク上の情報は今後の書き込み操作で上書きされます。
注意: 高速初期化を実行すると既存のデータにアクセスできなくなります。このタスクはデータ破壊で
あると考えてください。
低速初期化 タスクと比較した場合、高速初期化 タスクには以下の利点があります。
高速初期化 タスクは短時間で完了します。
高速初期化 タスクは物理ディスク上のディスクブロックにゼロを書き込みません。これは、高速初期化
タスクが書き込み操作を実行せず、低速初期化 タスクよりもディスクの劣化が少なくなるからです。
物理ディスクに問題があった、またはディスクに不良ディスクブロックが存在する可能性がある場合は、
速初期化 タスクの実行をお勧めします。このタスクは、不良ブロックを再マップし、すべてのディスクブロ
ックにゼロを書き込むからです。
関連リンク
フォーマット、初期化、低速および高速初期化
低速初期化の考慮事項
フォーマット、初期化、低速および高速初期化
低速初期化の考慮事項
低速初期化 タスクは、仮想ディスクにあるすべての物理ディスクを初期化します。低速初期化 タスクは物理
ディスク上のメタデータをアップデートし、すべての既存データおよびファイルシステムを消去します。
高速初期化 タスクと比較して、物理ディスクに問題があった、またはディスクに不良ディスクブロックが存
在する可能性がある場合は、
低速初期化 タスクの使用をお勧めします。低速初期化 タスクは不良ブロックを
再マップし、すべてのディスクブロックにゼロを書き込みます。
低速初期化 タスクは一度に 1 台ずつ物理ディスクを初期化します。初期化中、各物理ディスクはクリア状態
と表示されます。物理ディスクがクリア状態にある間は、物理ディスクの クリアのキャンセル タスクを使用
できます。物理ディスクで
クリアのキャンセル タスクを実行すると、仮想ディスク全体およびすべてのメン
バーの物理ディスクに対して 低速初期化 タスクがキャンセルされます。
メモ: T10 PI 対応になっている RAID 6 および RAID 60 の仮想ディスクは、低速初期化 をサポートしま
せん。
関連リンク
フォーマット、初期化、低速および高速初期化
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