Glossary

冗長情報の再構築
お使いのコントローラがこの機能をサポートするかどうかを確認するには、対応機能」を参照してくださ
い。
冗長仮想ディスクがある場合、エラーのあった物理ディスクの内容を新しいディスクまたはホットスペアに
再構築できます。再構築は通常の動作中に行うことができますが、パフォーマンスが劣化します。
関連リンク
故障したディスクの交換
再構築率の設定
再構築が上手くいかない場合
仮想ディスクの不良ブロックの管理
仮想ディスクの不良ブロックとは、1 台または複数台のメンバー物理ディスクにある不良ブロックです。不
良ブロックのある仮想ディスクでの読み取り操作は失敗する場合があります。
Storage Management は重要アラート2387を生成し、仮想ディスク上に不良ブロックがあることを通知
します。
仮想ディスクの不良ブロックは、コントローラがディスクのスキャンを必要とする操作を行うときに検出さ
れます。このアラートが生成される可能性のある操作の例には次のようなものがあります。
整合性チェック
再構築
仮想ディスクフォーマット
I/O
巡回読み取り
物理ディスク不良ブロックのリカバリは、RAID レベルと仮想ディスクの状態によって異なります。仮想ディ
スクが冗長構成の場合は、コントローラは物理ディスク上の不良ブロックを回復できます。仮想ディスクが
冗長構成でない場合は、物理ディスクの不良ブロックが仮想ディスクの不良ブロックの原因になります。
次の表に、仮想ディスクの不良ブロックが発生する可能性のあるシナリオをいくつか示します。
33. 仮想ディスクの不良ブロックの発生シナリオ例
RAID レベル仮想ディス
状況 シナリオ 結果
RAID 0
劣化 物理ディスク上に 1 つの
不良ブロックがある。
冗長性がないため、コン
トローラはピアディスク
からデータを再生成でき
ません。この結果、仮想
ディスクの不良ブロック
が発生します。
RAID 5
準備完了 物理ディスク上に 1 つの
不良ブロックがある。
コントローラは、ピアデ
ィスクからデータを再生
成して不良ブロックに書
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