Server Administrator Storage Management
メモ、注意、警告 メモ: コンピュータを使いやすくするための重要な情報を説明しています。 注意: ハードウェアの損傷やデータの損失の可能性を示し、その問題を回避するための方法を説明して います。 警告: 物的損害、けが、または死亡の原因となる可能性があることを示しています。 著作権 著作権 © 2014 Dell Inc. 無断転載を禁じます。 この製品は、米国および国際著作権法、ならびに米国および国際知的財産 法で保護されています。Dell™、およびデルのロゴは、米国および / またはその他管轄区域における Dell Inc. の商標です。 本書で使用されているその他すべての商標および名称は、各社の商標である場合があります。 2014 - 09 Rev.
目次 1 概要.........................................................................................................................15 本リリースの新機能............................................................................................................................. 15 Storage Management をインストールする前に................................................................................. 15 コントローラファームウェアおよびドライバのバージョン要件.................................................. 15 対応コントローラ......................................
非 RAID................................................................................................................................................ 34 4 ストレージ状態およびタスクへのクイックアクセス...................................... 35 ストレージの正常性.............................................................................................................................35 ホットスペア保護ポリシー..................................................................................................................36 ストレージコンポーネントの重大度........
ライセンスの設定................................................................................................................................ 53 7 ストレージ情報およびグローバルタスク.......................................................... 55 ストレージプロパティ......................................................................................................................... 55 グローバルタスク................................................................................................................................ 55 グローバル再スキャンの実行.
外部設定のインポート................................................................................................................... 77 外部設定のインポートまたはリカバリ..........................................................................................78 外部設定のクリア.......................................................................................................................... 79 外部仮想ディスク内の物理ディスク............................................................................................. 79 バックグラウンド初期化率の設定...........
エンクロージャおよびバックプレーンのプロパティおよびタスク............................................ 113 220S と 221S エンクロージャでのモードの変更.............................................................................. 119 エンクロージャ管理........................................................................................................................... 119 エンクロージャの空いているコネクタの特定.................................................................................. 120 エンクロージャコンポーネント..................................................................
その他のディスク手順....................................................................................................................... 134 物理ディスクまたは物理デバイスのプロパティ...............................................................................134 物理ディスクまたは物理デバイスのタスク...................................................................................... 139 物理ディスクタスク...........................................................................................................................139 物理ディスクの点滅および点滅解除 ...........
整合性チェックの実行..................................................................................................................161 整合性チェックのキャンセル.......................................................................................................161 整合性チェックの一時停止.......................................................................................................... 161 整合性チェックの再開.................................................................................................................
専用ホットスペアの割り当て...................................................................................................... 180 専用ホットスペアの割り当て解除...............................................................................................180 Storage Management での専用ホットスペアの割り当てまたは割り当て解除の見つけ方........181 仮想ディスクタスク:メンバーディスクの交換(手順 1/2).......................................................... 181 メンバーディスクの交換:(手順 1 / 2).....................................................................................
一般的なトラブルシューティング手順............................................................................................. 196 正しく接続されたケーブル..........................................................................................................196 システム要件................................................................................................................................197 ドライバとファームウェア.......................................................................................................... 197 ハードウェア問題の特定...
Fluid Cache デバイスがオペレーティングシステムで認識されない。..................................... 206 H310 で Fluid Cache のオプションが全く表示されない。........................................................206 キャッシュ用に 64 を超える仮想ディスクを追加できない。....................................................206 パススルーおよびライトスルー動作モードの場合における設定モード対動作モードトラブ ルシューティング........................................................................................................................206 Fluid Cache ノードが選択されても、Fluid Cache 詳細が表示されない。................................
SAS 5iR、SAS 6iR、PERC H200 コントローラの対応機能.............................................................. 236 SAS 5/iR、SAS 6/iR、H200 コントローラコントローラ対応のコントローラタスク.................237 SAS 5/iR、SAS 6/iR、および H200 コントローラ対応のバッテリタスク..................................238 SAS 5/iR、SAS 6/iR、および H200 コントローラ対応のコネクタタスク .................................238 SAS 5/iR、SAS 6/iR、および H200 コントローラ対応の物理ディスクタスク.......................... 238 SAS 5/iR、SAS 6/iR、および H200 コントローラ対応の仮想ディスクタスク..........................
正常性状態のロールアップ:仮想ディスク内の一部の物理ディスクが外部状況............................253 正常性状態のロールアップ:仮想ディスクが劣化、物理ディスクが故障または再構築中.............254 正常性状態のロールアップ:仮想ディスクが失敗...........................................................................254 正常性状態のロールアップ:非対応のファームウェアバージョン................................................. 254 正常性状態のロールアップ:エンクロージャ電源装置が故障または電源接続が取り外された......255 正常性状態のロールアップ:エンクロージャファンの 1 つが故障................................................. 255 正常性状態のロールアップ:エンクロージャ EMM の 1 つが故障....................................
1 概要 Server Administrator Storage Management は、システム上でローカルに接続された RAID および非 RAID デ ィスクストレージを設定するための拡張機能を提供します。Storage Management では、すべての対応 RAID、非 RAID コントローラ、およびエンクロージャのためのコントローラおよびエンクロージャ機能を単 一グラフィカルユーザーインタフェース(GUI)またはコマンドラインインタフェース(CLI)から実行する ことを可能にします。GUI はウィザード型で、初心者ユーザー向け、および上級ユーザー向け機能を備えて います。CLI は機能が豊富でスクリプト可能です。Storage Management を使用することにより、データ冗 長性の設定、ホットスペアの割り当て、または故障した物理ディスクの再構築によってデータを保護するこ とができます。Storage Management のユーザーは、使用するストレージ環境と Storage Management を良 く理解しておいてください.
ているファームウェアとドライバは、それらのコントローラでサポートされている最小バージョンを示して います。これ以降のファームウェアとドライバのバージョンもサポートされています。最新のドライバとフ ァームウェアの要件については、サービスプロバイダにお問い合わせください メモ: 最新の storport ドライバをダウンロードするには、support.microsoft.
対応非 RAID コントローラ Storage Management は次の非 RAID コントローラをサポートします。 • LSI PCI-e U320 • SAS 5/i Integrated • SAS 5/E • SAS 6Gbps アダプタ • LSI SAS 9207-8e • LSI SAS 9300-8e • LSI SAS 9206-16e • SAS 12 Gbps アダプタ 対応エンクロージャ Storage Management の本リリースでは次のエンクロージャに対応しています。 • 20xS および 21xS ストレージシステム • 220S および 221S ストレージシステム • MD1000 および MD1120 ストレージシステム • MD1200 および MD1220 ストレージシステム • MD1400 および MD1420 ストレージシステム ディスク管理およびボリューム管理のサポート Storage Management はディスク管理およびボリューム管理を提供しません。ディスク管理およびボリュー ム管理を実装する
2 はじめに Server Administrator Storage Management は、ハードウェア RAID ソリューションを実装し、中小企業のス トレージ環境を把握しているシステム管理者を対象としています。 Storage Management は、お使いのシステムに接続されているストレージコンポーネントの設定を可能にし ます。これらのコンポーネントには、RAID/ 非 RAID コントローラおよびコントローラに接続されるチャネ ル、ポート、エンクロージャ、ディスクが含まれます。Storage Management を使用することにより、BIOS にアクセスせずにコントローラ機能の設定と管理を行うことができます。機能には、データ保護のための仮 想ディスクの設定、RAID レベルとホットスペアの適用機能が含まれます。再構築、トラブルシューティン グ、しきい値設定など、その他多くのコントローラ機能も開始することができます。ほとんどの機能は、シ ステムがオンラインのまま、要求の処理を継続しながら設定および管理することが可能です。 Storage Management はストレージコンポーネントの状態を
Linux を実行しているシステムとリモートシステムの場合 Linux またはリモートシステム上で Server Administrator セッションを開始するには、デスクトップ上の Server Administrator アイコンをクリックし、システム管理者特権を持つアカウントでログインします。 または、ウェブブラウザを開き、アドレスフィールドに次のいずれかを入力して、 を押します。 https://<ローカルホスト>:1311 ここで <ローカルホスト> とは管理下システムに割り当てた名前で、1311 はデフォルトのポートを示します。 または https://:1311 ここで とは管理下システムの IP アドレスで、1311 はデフォルトのポートを示します。 メモ: ブラウザで有効な応答を受信するためには、アドレスフィールドに https:// (http:// ではない) を入力してください。 ユーザー権限 Server Administrator は、ユーザー、パワーユーザー、およびシステム管理者のユーザーグループを介してセ キュリティを提供
正常性 プロパティ ページで、正常性 をクリックしてストレージコンポーネントの状態情報を表示します。 関連リンク ストレージの正常性 情報 / 設定 プロパティ ページで、情報 / 設定 をクリックしてストレージオブジェクトのプロパティ情報を表示します。 情報 / 設定 サブタブには、ストレージタスクの実行やウィザードの起動のためのオプションもあります。 Storage Management コマンドラインインタフェースの使 用 Storage Management は豊富な機能を持つコマンドラインインタフェース(CLI)を備えています。CLI の詳 細については、『Server Administrator コマンドラインインタフェースユーザーズガイド』を参照してくださ い。 オンラインヘルプの表示 Storage Management には広範にわたるオンラインヘルプが用意されています。ストレージ または下位レ ベルのツリービューオブジェクト が選択されていると、このヘルプを Server Administrator グラフィカルユ ーザーインタフェースから使用することができます。 オンラインヘルプに
• 仮想ディスクへのホットスペアの割り当て — 仮想ディスクが RAID レベルを使用する場合、仮想ディス ク内の物理ディスクが故障した場合にデータを再構築するためのホットスペア(バックアップ物理ディス ク)を割り当てることができます。 – ホットスペアでの仮想ディスクの保護 — このトピックは、ホットスペアの説明およびコントローラ固 有の情報を説明しています。 • 整合性チェックの実行 — 冗長仮想ディスクの整合性の維持 タスクは、仮想ディスクの冗長データの正確 性を検証します。 • 仮想ディスクの再設定 — 仮想ディスクの容量を拡張するため、物理ディスクを仮想ディスクに追加する ことができます。また、RAID レベルの変更も可能です。詳細については、 「仮想ディスクタスク:再設定 (手順 1/3)」を参照してください。 21
RAID の概念について 3 Storage Management は、ストレージ管理機能を提供するために Redundant Array of Independent Disks (RAID)技術を使用します。Storage Management について理解するには、RAID についての概念の他、シス テムにおいて RAID コントローラとオペレーティングシステムがディスク容量をどのように認識するかにつ いてもある程度把握しておく必要があります。 関連リンク RAID とは? 可用性とパフォーマンスを高めるためのデータストレージの編成 RAID レベルと連結の選択 RAID レベルと連結のパフォーマンスの比較 RAID とは? RAID は、システム内に搭載または接続された物理ディスク上にあるデータの保存を管理するためのテクノロ ジです。RAID の重要な要素は、複数の物理ディスクの容量を組み合わせを単一の拡張ディスク容量として扱 うことができるように、物理ディスクをスパンする機能です。RAID のその他の重要な要素には、ディスク障 害が発生した場合にデータを復元するために使用できる冗長データを維持
RAID についての概念 RAID では特定の方法を使用してデータをディスクに書き込みます。これらの方法を使うと、RAID でデータ の冗長性またはパフォーマンスの向上を実現できます。次の方法があります。 • ミラーリング — 1 つの物理ディスクから別の物理ディスクにデータを複製します。ミラーリングを行う と、同じデータの 2 つのコピーを異なる物理ディスクに保管することでデータの冗長性が得られます。 ミラーのディスクのうち 1 つが失敗すると、システムは影響を受けていないディスクを使用して動作を続 行できます。ミラーリングしたディスクの両方に常に同じデータが入っています。ミラーのいずれも動 作側として機能します。ミラーリングされた RAID ディスクグループは、読み取り操作で RAID 5 ディス クグループのパフォーマンスと同等ですが、書き込み速度はより高速です。 • ストライピング — 仮想ディスク内のすべての物理ディスク全体にわたって、データを書き込みます。各 ストライプは、仮想ディスク内の各物理ディスクにシーケンシャルパターンを使用して固定サイズの単位 でマップされた連続する仮想ディスクデー
連結または RAID レベルを選択する場合は、パフォーマンスとコストに関する次の注意事項が適用されます。 • 可用性または耐障害性 — 可用性または耐障害性とは、システムのコンポーネントの 1 つに障害が発生し ても動作を継続し、データへのアクセスを提供することができる、システムの能力を指します。RAID ボ リュームでは、可用性またはフォールトトレランスは冗長データを維持することによって達成できます。 冗長データにはミラー(複製データ)とパリティ情報(アルゴリズムを使用したデータの再構成)が含ま れています。 • パフォーマンス — 選択する RAID レベルによって、読み取りおよび書き込みパフォーマンスが向上した り低下したりします。アプリケーションによって、より適している RAID レベルがあります。 • コスト効率 — RAID ボリュームに関連付けられている冗長データまたはパリティ情報を維持するには、追 加のディスク容量が必要です。データが一時的なものである、簡単に複製できる、不可欠ではない、とい った場合は、データ冗長性のためのコスト増は妥当とは言えません。 • 平均故障間隔(MTB
に保管されているデータは、単純にボリュームとして認識されます。このディスクは、1 つの物理ディスク だけで構成される仮想ディスクとして定義することもできます。 複数の物理ディスクに分散するデータはスパンされたボリュームと見なすこともできます。複数の連結され たディスクは、複数の物理ディスクから構成された 1 つの仮想ディスクとして定義することもできます。 同じディスクの別の領域に分散する動的ボリュームも連結していると見なされます。 連結ボリュームまたはスパンされているボリュームの物理ディスクが失敗すると、ボリューム全体が使用不 可能になります。データが冗長化されていないため、ミラーリングしたディスクまたはパリティ情報からデ ータを復元することはできません。バックアップからの復元が唯一のオプションです。 連結ボリュームは冗長データを維持するためにディスクスペースを使用しないので、ミラーまたはパリティ 情報を使用するボリュームよりもコスト効率に優れています。連結ボリュームは、一時的か容易に複製可能、 またはデータ冗長化のためのコストに見合わないデータに適しています。また、連結ボリュームは別の物理 ディスクを追加す
RAID 0 の特徴 • n 個のディスクを、 (最小ディスクサイズ)* n 個分のディスク容量を備えた 1 つの大容量仮想ディスクと してまとめます。 • データは各ディスクに交互に保存されます。 • 冗長データは保存されません。1 つのディスクに障害が発生すると大容量仮想ディスクにもエラーが発 生し、データを再構築する方法はありません。 • 読み書きのパフォーマンスが向上します。 RAID レベル 1(ミラーリング) RAID 1 は冗長データを維持する最もシンプルな方式です。RAID 1 では、データは 1 台または複数台の物理デ ィスクにミラー化(複製)されます。物理ディスクに障害が発生した場合、ミラーの反対側からのデータを 使用してデータを再構築することができます。 26
RAID 1 の特徴 • n + n ディスクを n ディスクの容量を持つ 1 つの仮想ディスクとしてグループ化します。Storage Management で現在サポートされているコントローラでは、RAID 1 の作成時に 2 つのディスクを選択で きます。これらのディスクはミラー化されるため、ストレージの総容量はディスク 1 つ分に等しくなりま す。 • データは両方のディスクに複製されます。 • いずれかのディスクで障害が発生しても、仮想ディスクは継続して機能します。データは障害のあったデ ィスクのミラーから読み取られます。 • 読み取りパフォーマンスが向上しますが、書き込みパフォーマンスは若干低下します。 • 冗長性でデータを保護します。 • RAID 1 では冗長性なしでデータを保存するのに必要なディスク数の 2 倍のディスクを使用するため、デ ィスク容量の点ではより高価です。 RAID レベル 5(分散パリティを用いたストライピング) RAID 5 は、データのストライピングをパリティ情報と組み合わせることでデータの冗長性を提供します。物 理ディスクをパリティ専用に割り当て
RAID 5 の特徴 • n 個のディスクを(n-1)のディスクの容量を持つ 1 つの大容量仮想ディスクとしてグループ化します。 • 冗長情報(パリティ)はすべてのディスクに交互に保存されます。 • ディスクに障害が発生すると、仮想ディスクはまだ機能しますが、劣化状態で動作します。データは障害 の発生していないディスクから再構築されます。 • 読み込みパフォーマンスが向上しますが、書き込みパフォーマンスは低下します。 • 冗長性でデータを保護します。 RAID レベル 6(追加された分散パリティを用いたストライピング) RAID 6 は、データのストライピングをパリティ情報と組み合わせることでデータの冗長性を提供します。 RAID 5 と同様、パリティは各ストライプに分散されます。ただし RAID 6 では追加の物理ディスクを使用し て、ディスクグループ内の各ストライプがパリティ情報を持つ 2 つのディスクブロックを維持するという方 法でパリティを維持します。追加パリティは、2 つのディスクに障害が発生した場合にデータを保護します。 次の図には、2 セットのパリティ情報が P および Q
RAID 6 の特徴 • n 個のディスクを(n-2)のディスクの容量を持つ 1 つの大容量仮想ディスクとしてグループ化します。 • 冗長情報(パリティ)はすべてのディスクに交互に保存されます。 • 仮想ディスクは、最大 2 つのディスク障害が発生するまで機能します。データは障害の発生していない ディスクから再構築されます。 • 読み込みパフォーマンスが向上しますが、書き込みパフォーマンスは低下します。 • データ保護の冗長性は強化されます。 • パリティには、1 スパンあたり 2 つのディスクが必要です。RAID 6 はディスク容量の点でより高価です。 RAID レベル 50(RAID 5 セットにまたがったストライピング) RAID 50 は複数の物理ディスクに分けてストライピングを行います。たとえば、3 つの物理ディスクで実装 された RAID 5 ディスクグループがさらに 3 つの物理ディスク実装されたディスクグループへと継続される と RAID 50 になります。 ハードウェアで直接サポートされていなくても RAID 50 を実装することは可能です。このような場合、複数 の
RAID 50 の特徴 • n*s のディスクを s*(n-1)ディスクの容量を持つ 1 つの大容量仮想ディスクとしてグループ化します。 ここで s はスパンの数を、n は各スパンの中のディスク数を表します。 • 冗長情報(パリティ)は、各 RAID 5 スパンの各ディスクに交互に保存されます。 • 読み込みパフォーマンスが向上しますが、書き込みパフォーマンスは低下します。 • 標準 RAID 5 と同量のパリティ情報が必要です。 • データはすべてのスパンにストライプされます。RAID 50 はディスク容量の点でより高価です。 RAID レベル 60(RAID 6 セットにまたがったストライピング) RAID 60 は、RAID 6 として構成された複数の物理ディスクに分けてストライピングします。たとえば、4 つ の物理ディスクを使用して実装しさらに 4 つの物理ディスクを持つディスクグループを使用して続行する RAID 6 ディスクグループは、RAID 60 になります。 30
RAID 60 の特徴 • n*s のディスクを s*(n-2)ディスクの容量を持つ 1 つの仮想ディスクとしてグループ化します。ここで s はスパンの数を、n は各スパンの中のディスク数を表します。 • 冗長情報(パリティ)は、各 RAID 6 スパンのすべてのディスクに交互に保管されます。 • 読み込みパフォーマンスが向上しますが、書き込みパフォーマンスは低下します。 • 冗長性の向上によって、RAID 50 よりも優れたデータ保護を提供します。 • RAID 6 と同量に比例するパリティ情報が必要です。 • パリティには、1 スパンあたり 2 つのディスクが必要です。RAID 60 はディスク容量の点でより高価で す。 RAID レベル 10(ストライプ - ミラー) RAB は RAID レベル 10 を RAID レベル 1 の実装とみなします。RAID 10 は物理ディスクのミラーリング (RAID 1)とデータストライピング(RAID 0)の組み合わせです。RAID 10 では、データは複数の物理ディス クに分かれてストライプされます。ストライプされたディスクグループは別
RAID 10 の特徴 • n 個のディスクを(n/2)ディスクの容量を持つ 1 つの大容量仮想ディスクとしてグループ化します。こ こで n は偶数を表します。 • データのミラーイメージは物理ディスクのセット全体にストライピングされます。このレベルでは、ミラ ーリングを通じて冗長性が提供されます。 • いずれかのディスクで障害が起きても、仮想ディスクの動作は中断されません。データはミラーリングさ れた障害の発生していないディスクのペアから読み取られます。 • 読み取りおよび書き込みパフォーマンスが向上します。 • 冗長性でデータを保護します。 RAID レベル 1 - 連結(連結ミラー) RAID 1-連結は、複数の物理ディスクペアにわたってスパンされる RAID 1 ディスクグループです。この構成 は連結の利点と RAID 1 の冗長性を組み合わせています。この RAID ではストライピングは関与していませ ん。 メモ: Storage Management では、RAID 1- 連結仮想ディスクの作成や、RAID 1- 連結への再構成はでき ません。Storage Managemen
RAID レベルと連結のパフォーマンスの比較 次の表は、最も一般的な RAID レベルに関するパフォーマンスの特徴を比較したものです。この表は、RAID レベルを選択する際の一般的な指針です。使用する環境条件を評価した後で RAID レベルを選択してくださ い。 メモ: 次の表には、Storage Management でサポートされているすべての RAID レベルが表示されてい るわけではありません。Storage Management でサポートされるすべての RAID レベルの詳細に関し ては、「RAID レベルと連結の選択」を参照してください。 表 1.
RAID レベル データの可用 読み取りパフ 書き込みパフ 再構築パフォ 必要な最小デ 性 ォーマンス ォーマンス ーマンス ィスク数 RAID 5 良 連続読み取 り:良。トラ ンザクション 読み取り:大 変良好 ライトバック 普通 キャッシュを 使用しない限 り普通 N + 1(N = デ データベー ィスクが最低 ス、および読 み取り量の多 限 2 台) いトランザク ションに使 用。 RAID 10 優秀 大変良好 普通 良 2N x X RAID 50 良 大変良好 普通 普通 N + 2(N = 最 中規模のトラ ンザクション 低限 4 台) またはデータ 量が多い場合 に使用。 RAID 6 優秀 連続読み取 り:良。トラ ンザクション 読み取り:大 変良好 ライトバック 不良 キャッシュを 使用しない限 り普通 N + 2(N = デ 重要情報。デ ィスクが最低 ータベース、 および読み取 限 2 台) り量の多いト ランザクショ ンに使。用 RAID 60 優秀 大変良好 普通 X x (N + 2)(N 重要情報。中 = 最低限 2
4 ストレージ状態およびタスクへのクイック アクセス 本項では、お使いのシステムのストレージコンポーネントの状態または正常性を判定する様々な方法や、使 用可能なコントローラタスクを素早く起動する方法について解説します。 関連リンク ストレージの正常性 ホットスペア保護ポリシー ストレージコンポーネントの重大度 ストレージプロパティおよび現在の動作 アラートまたはイベント RAID コントローラにおけるディスクの信頼性のモニタ アラームを使用したエラーの検知 エンクロージャ温度プローブの使用 ストレージ設定変更をアップデートするための再スキャン 設定変更を表示する際の時間の遅延 ストレージの正常性 ストレージダッシュボード には、各コントローラおよび低レベルストレージコンポーネントの総合的なステ ータスが表示されます。 たとえば、ストレージシステムの正常性がエンクロージャの低下によって障害を起 こした場合は、エンクロージャの 正常性 と ストレージダッシュボード のコントローラの重大度には、警告 の重大度を示す黄色の感嘆符が表示されます。ストレージダッシュボード のコントローラに警告または重 要状態が表示され
ホットスペア保護ポリシー ホットスペア保護ポリシーの設定 タスクでは、仮想ディスクに割り当てるホットスペアの数を設定または変 更できます。 割り当てるホットスペアの数を設定した後は、割り当て数が保護ポリシーのしきい値から外れると、設定し た重大度レベルに基づいてアラートが発行されます。 関連リンク ホットスペア保護ポリシーの設定 専用ホットスペア保護ポリシー グローバルホットスペア保護ポリシー ストレージコンポーネントの重大度 コンポーネントの状態は重大度別に表示されます。警告または重要 / エラー状態が示されたコンポーネント には可能であれば早急に対処し、データロスを防止する必要があります。コンポーネントの状態は、コンポ ーネントとその下位オブジェクトの状態を組み合わせたものが表示されます。 コンポーネントで警告または重要状態が報告された理由を見つけるには、アラートログ を調べると便利で す。 表 2.
状況 および 進行状況 プロパティには、コンポーネントの現在の動作が表示されます。たとえば、オフライ ンの物理ディスクにはオフライン状況が表示され、進行プロパティでは、操作(再構築など)完了までの時 間が表示されます。 次項で各コンポーネントのプロパティについて説明します。 • ストレージ情報およびグローバルタスク • バッテリのプロパティおよびタスク • コネクタのプロパティおよびタスク • エンクロージャおよびバックプレーンのプロパティおよびタスク • 物理ディスクまたは物理デバイスのプロパティ • 物理ディスクまたは物理デバイスのタスク • EMM プロパティ • ファンプロパティ • 電源装置プロパティ • 温度プローブプロパティおよびタスク • 仮想ディスクプロパティおよびタスク アラートまたはイベント ストレージ動作により、アラートログにアラートまたはイベントが生成されます。アラートには正常動作に ついての情報提供のみを目的とするものもありますが、それ以外のアラートは、すぐに対処を必要とする異 常動作を示します。アラートと対応処置の詳細に関しては、『Se
エンクロージャ温度プローブの使用 物理ディスクエンクロージャには温度プローブがあり、エンクロージャが温度の許容範囲を超えると警告が 発せられます。 関連リンク スマートサーマルシャットダウン 温度プローブ値の設定 ストレージ設定変更をアップデートするための再スキャン 再スキャンタスクは、コントローラに接続したコネクタ(チャネルまたはポート)のストレージをスキャン して、現在接続されているデバイスの検証またはコネクタで追加または取り外されたデバイスを認識します。 コントローラオブジェクトで再スキャンを行うと、コントローラに接続されているすべてのストレージが再 スキャンされます。再スキャンを実行すると、コントローラは仮想ディスクでの物理ディスクの追加と取り 外し、RAID レベルの変更など、ストレージ設定の変更を認識します。 コントローラオブジェクトの再スキャンで、次のことを行うことができます。 • コントローラに接続された新しいディスクを表示する。 • オペレーティングシステムによる仮想ディスクの認識を有効にする。 • Storage Management で新しい仮想ディスクの表示を有効にする。
5 PCI Express ソリッドステートデバイスサポ ート 本項では、PCIe(Peripheral Component Interconnect Express)ソリッドステートドライブ(SSD)、およ びそれに関連するバックプレーンやエクステンダカードなどのデバイスに対する Storage Management デ バイス管理サポートの概要を説明します。 Storage Management では、PCIe SSD はツリービューのストレージの下に表示されます。Storage Management は PCIe SSD デバイスとそれらの様々なプロパティを報告します。 メモ: Storage Management は PCIe SSD サブシステムにおける RAID 管理または設定をサポートしま せん。 PCIe SSD とは? Peripheral Component Interconnect Express (PCIe)ソリッドステートデバイス(SSD)は、低遅延、高 IOPS(入出力操作 / 秒)、およびエンタープライズクラスのストレージ信頼性と保守性を必要とするソリュ ーション向けに設計さ
表 3.
プロパティ 説明 準備完了 — エクステンダカードは正常に機能して います。 劣化 — エクステンダカードに障害が発生し、劣化状 態で動作しています。 故障 — エクステンダカードに障害が発生し、機能し なくなっています。 関連リンク PCIe SSD とは? 物理デバイスのプロパティ 物理デバイスのプロパティ ページに PCIe SSD 情報を表示して、PCIe SSD タスクを実行することができま す。PCIe SSD プロパティをすべて表示するには、ページ上部にある 全表示 をクリックします。 次の表に、PCIe SSD の物理デバイスプロパティをリストします。 表 5.
プロパティ 説明 なスペアブロックが十分にあり、良好です。寿命に 対する使用済み割合と書き込み保護の進展の値が 100 パーセントを下回っている場合、ドライブの正 常性は良好と言えます。 保証期限満期真近 — ドライブは指定された TBW に 近づいており、保証期限満期が真近であることを示 しています。ただし、使用可能なスペアブロック数 が読み取り専用モードに入るしきい値よりも上回っ ているため、ドライブは機能します。寿命に対する 使用済み割合が 90 パーセント以上で、書き込み保護 の進展がしきい値である 90 パーセントを下回ると、 ドライブは保証期限満期が真近です。 保証期限切れ — ドライブは TBW のしきい値に到達 し、平均寿命の仕様を満たしました。使用可能なス ペアブロック数が読み取り専用モードに入るしきい 値よりも上回っているため、ドライブは機能します。 しかし、TBW 仕様を超過しドライブの保証が切れる と、指定されたデータ保持期間(TBW に到達した後 でドライブからデータを読み取ることができる時 間)は低下します。寿命に対する使用済み割合の値 が 100 パーセントで、書き込み保護の進
プロパティ 説明 合計数の累積仕様を基に、SSD で使用可能な残りの プログラムまたは消去サイクルの合計を示します。 メモ: このオプションは Micron PCIe SSD、非揮 発性メモリ Express(NVMe)PCIe SSD および SAS/SATA SSD に該当します。 ファームウェアリビジョン 物理デバイスのファームウェアバージョンを表示し ます。 モデル番号 PCIe SSD の PPID(Piece Part Identification)を表 示します。 容量 デバイスの容量を表示します。 ベンダー ID デバイスのハードウェアベンダーを表示します。 製品 ID デバイスの製品 ID を表示します。 シリアル番号 デバイスのシリアル番号を表示します。 Fluid Cache プールメンバー PCIe SSD が Fluid Cache プールの一部であるかど うかを示します。 PCIe ネゴシエーション後のリンク速度 物理デバイスの、現在のネゴシエーション後の転送 速度を GT/s で示します。 PCIe 最大リンク速度 物理デバイスの、可能な転送
3. コネクタ オブジェクトを展開します。 4. エンクロージャ(バックプレーン) オブジェクトを展開します。 5. 物理デバイス オブジェクトを選択します。 6. 使用可能なタスク ドロップダウンメニューからタスクを選択します。 7.
PCIe SSD の取り外しの準備 PCIe SSD は秩序だったホットスワップをサポートしており、デバイスがインストールされているシステムを 停止または再起動することなく、デバイスを追加または取り外すことができます。 注意: 識別 LED パターン(点滅動作)は、安全な取り外しの場合と同じ LED パターンです。取り外し の準備操作を始める際には、物理的に PCIe SSD を取り外す前に、システムから PCIe SSD にアクセス できなくなっていることを確認してください。 注意: データの損失を避けるため、デバイスを物理的に取り外す前に取り外しの準備タスクを行うこと が必要です。 メモ: 秩序だったホットスワップは、対応オペレーティングシステムを実行している対応 Dell システム に PCle SSD が取り付けられている場合にのみサポートされます。お使いの PCIe SSD の設定が正しい ことを確認するには、システム専用のオーナーズマニュアルを参照してください。 メモ: 取り外しの準備 タスクは VMware vSphere(ESXi)システム上の PCIe SSD ではサポートされま せん。 取
3. コネクタ オブジェクトを展開します。 4. エンクロージャまたは バックプレーン オブジェクトを展開します。 5. 物理デバイス オブジェクトを選択します。 6. クリアする物理デバイスの タスク ドロップダウンメニューから、暗号消去 を選択します。 7. 実行 をクリックします。 関連リンク NVMe PCIe SSD での暗号消去の実行 Fluid Cache プールへの PCIe SSD の追加 PCIe SSD を追加して、Fluid Cache プールの容量を設定または増加することができます。 メモ: このタスクは Micron PCIe SSD のみでサポートされています。 PCIe SSD をキャッシュプールに追加するには、次の手順を実行します。 1. Server Administrator ウィンドウのシステムツリーで、ストレージ を展開してコントローラオブジェク トを表示します。 2. PCIe SSD サブシステム オブジェクトを展開します。 3. エンクロージャ(バックプレーン)オブジェクトを展開します。 4.
5. PCIe SSD を削除する物理ディスクに対応する タスク のリストで、キャッシュプールから削除する オプ ションを選択します。 6. 実行 をクリックして、PCIe SSD を削除します。次のメッセージが表示されます。 Device will be removed from Fluid Cache Pool. Are you sure you want to proceed? 7.
DAS 用 Fluid Cache 6 Fluid Cache はサーバー側のキャッシングアクセラレータであり、高速 Express Flash(PCIe-SSD)を共有の 分散型リソースにします。Fluid Cache は Direct Attached Storage(DAS)外部ストレージアーキテクチャ を使用して、計算層に近いストレージからのアクティブデータワーキングセットのキャッシュを可能にする ことにより、遅延の影響を受けやすい顧客のために応答時間の短縮を実現します。 Storage Management アプリケーションは、Fluid Cache プールへの PCIe SSD の追加を容易にします。 Fluid Cache に対する Storage Management のサポートは、次の分野で役に立ちます: • Fluid Cache ライセンスの管理。 • キャッシュプールの設定。 • PERC コントローラに関与する仮想ディスクに対するキャッシュの有効化。サポートされる PERC コン トローラは、H710、H710P、H810、H730、H730P、および H830 です。
Fluid Cache プロパティ 表 6.
プロパティ 説明 • 失敗 タスク 特定の Fluid Cache ディスクを無効にして破棄します。実行 をクリッ クしてこの操作を完了します。 種類 デバイスのタイプを表示します。可能な値には以下があります: • • 仮想ディスク パーティション デバイス名 バックエンドディスクのデバイスマップ名を表示します。 サイズ Fluid Cache ディスクの合計サイズを表示します。 設定済みキャッシュモード Fluid Cache ディスクに設定されたキャッシュモードを表示します。可 能な値には以下があります: • • 動作可能なキャッシュモード ライトバック ライトスルー Fluid Cache ディスクの動作キャッシュモードを表示します。Fluid Cache プールに単一の PCIe-SSD がある場合、このプロパティは設定さ れたキャッシュモードに関係なく ライトスルー として表示されます。 Fluid Cache プールに PCIe-SSD がない、または評価ライセンスの期限 が切れている場合、 このプロパティは パススルー として表示されま す。可能な値は次のとおりで
表 8. Fluid Cache プールプロパティ プロパティ 説明 キャッシュプールのサイズ キャッシュプールのサイズを GiB で表示します。 キャッシュプールの高可用性 利用できるオプションは次のとおりです。 • • キャッシュストアカウント 真 — キャッシュプールはライトバックが可能であることを示し ています。複数の PCIe SSD が Fluid Cache プールの一部である 場合、このオプションは 真 に設定されます。 偽 — キャッシュプールはライトスルーが可能であることを示し ています。単一の PCIe SSD が Fluid Cache プールの一部である 場合、このオプションは 偽 に設定されます。 Fluid Cache プールの一部である PCIe SSD の数を表示します。 物理デバイスのプロパティ 次の表に物理デバイスのプロパティをリストします。 表 9.
プロパティ 説明 いては、 「SMART アラートを受信する物理ディスクの交換」を 参照してください。 また、物理ディスクが SMART 予測エラーに関するアラートを 生成したかを確認するためにアラートログを見直すことも推 奨されます。これらのアラートは SMART アラートの原因を特 定する手助けになります。SMART アラートに対して次のアラ ートが生成されます。 • • • • • • • 2094 2106 2107 2108 2109 2110 2111 アラートメッセージの詳細に関しては、『Server Administrator メッセージリファレンスガイド』を参照してください。 ファームウェアリビジョン 物理デバイスのファームウェアバージョンを表示します。 ドライババージョン ドライバのバージョン番号が表示されます。 デバイスの寿命状態 物理デバイスの正常性状態を表示します。 モデル番号 物理デバイスのモデル番号を表示します。 容量 物理デバイスの容量を表示します。 ベンダ ID 物理デバイスのベンダ名を表示します。 製品 ID デバイスの製品 ID を表示しま
キャッシュプールの使用率 各 Fluid Cache ディスクによるキャッシュプールの使用率と Fluid Cache プール内の使用可能なディスク容 量は円グラフで見ることができます。 Fluid Cache ディスクのパフォーマンスの表示 リストされた Fluid Cache ディスクのパフォーマンス履歴および平均読み取り / 書き込みパフォーマンスを 表示できます。 Fluid Cache ディスクのパフォーマンス 次の表に、Fluid Cache のパフォーマンスをリストします。 表 10.
プロパティ 説明 • ライセンス状態 ノードライセンス — ノード数を制限して適用されるライセンスが、 ノード制限数 フィールドに表示されます。 Fluid Cache のライセンス状態を示します。 • • 有効 — ライセンスは有効です。 期限切れ — ライセンスの期限が切れています。 ソフトウェアサービスタグ ライセンスのサービスタグを示します。 期間 このライセンスが期限切れになるタイムラインを示します。これは評 価ライセンスのみに適用されます。 残り期間 評価ライセンスが有効な日数を示します。 ベンダー ライセンスのベンダーを示します。 製品 ID 固有の製品 ID を示します。 ライセンス世代 DAS ソリューションのライセンスのバージョンを示します。 ライセンスノード制限 単一のノードライセンスをインストール可能なノードの数を示します。 メモ: このフィールドは、ノードライセンスに適用されます。 機能 ID Fluid Cache 製品の ID を示します。Direct Access Storage のデフォル ト ID は、01 です。 機能説明 イ
7 ストレージ情報およびグローバルタスク ストレージ 情報および グローバルタスク ウィンドウを使用して、システムのストレージコンポーネントま たはデバイスの高レベル情報を確認します。これらのウィンドウでは、システムに接続された全コントロー ラに影響するグローバルタスクを起動することもできます。 関連リンク ストレージプロパティ グローバルタスク ストレージコントローラのプロパティ ストレージプロパティ ストレージのツリー表示オブジェクトには、次のプロパティが含まれています。 表 12.
グローバル再スキャンの実行 グローバル再スキャンは、全 SCSI コントローラとそれらに接続されたコンポーネントに対する設定変更(新 「ス 規または取り外されたデバイスなど)をアップデートします。グローバル再スキャンの詳細に関しては、 トレージ設定変更をアップデートするための再スキャン」を参照して下さい。 メモ: グローバル再スキャン は非 RAID コントローラではサポートされていません。非 RAID SCSI コ ントローラにおける設定変更を Storage Management に表示させるにはシステムの再起動が必要で す。 メモ: グローバル再スキャン タスクは 情報 / 設定 ページで設定変更をアップデートします。ツリービ ューをアップデートするには、ツリービューの上に表示されるサーバー名をクリックします。 グローバル再スキャンを実行するには、次の手順を実行します。 1. Server Administrator ウィンドウの システム ツリーで、ストレージ を展開します。 2. ストレージのプロパティページで、情報 / 設定 をクリックします。 3.
表 13.
プロパティ 定義 イプに応じて SCSI チャネルまたは SAS ポートにす ることができます。 再構築率 再構築率は、システムで障害の発生したディスクで 再構築が必要になったときに、再構築専用で使用可 能なリソースの割合です。再構築率の詳細に関して は、「再構成率の設定」を参照して下さい。 アラーム状況 コントローラ上のアラームが有効化または無効化さ れているかどうかが示されます。 クラスタモード コントローラがクラスタ構成の一部であるかどうか を示します。 SCSI イニシエータ ID SCSI コントローラの SCSI ID を表示します。デフォ ルト値は、7 です。デフォルト値の変更は、BIOS で 行います。コントローラがクラスタ構成になってい ると、SCSI イニシエータ ID が重複して表示されま す。SCSI のマニュアルを参照して下さい。 Storage Management では、一部のコントローラで このプロパティを使用できない場合に 適用外 と表 示されます。 ストレージコンポーネント 接続されたコントローラの詳細に関しては、「コントローラ」を参照して下さい。 5
8 コントローラ 本章は、Storage Management の対応コントローラおよびコントローラの機能について説明します。 関連リンク RAID コントローラテクノロジ: SCSI、SATA、ATA、および SAS 接続されたコントローラの識別方法 非 RAID コントローラの説明 コントローラとは? ほとんどのオペレーティングシステムは、データの読み取りと書き込みをディスクに対して直接行わず、読 み取りと書き込みの指示をコントローラに送信します。コントローラはシステムにあるハードウェアで、デ ィスクと直接対話してデータの書き込みと取得を行います。コントローラにはコネクタ(チャネルまたはポ ート)があり、これらは 1 台 / 複数の物理ディスク、または物理ディスクを格納するエンクロージャに接続 されています。RAID コントローラは、ディスクの境界をスパンして、複数のディスクの容量を使用して拡張 ストレージ容量(または仮想ディスク)を作成することができます。 コントローラは、再構築の開始、ディスクの初期化など、その他多くのタスクも実行します。コントローラ がこれらのタスクを完了するには、ファームウェアお
SAS RAID コントローラ 次の RAID コントローラは、SAS(シリアルアタッチド SCSI)テクノロジを使用します。 • PERC 5/E • PERC 5/i Integrated • PERC 5/i アダプタ • SAS 5/iR Integrated • SAS 5/iR アダプタ • PERC 6/E • PERC 6/I コントローラシリーズ • SAS 6/iR コントローラシリーズ • PERC S100、S110、S130、および S300 コントローラ • PERC H200、H700、および H800 コントローラ • PERC H310 アダプタ、PERC H310 ミニモノリシック、PERC H310 ミニブレード、PERC H710 アダプ タ、PERC H710 ミニブレード、PERC H710 ミニモノリシック、PERC H710P アダプタ、PERC H710P ミ ニブレード、PERC H710P ミニモノリシック、および PERC H810 アダプタコントローラ • PERC H330 アダプタ、PERC H330
• 整合性チェック — 整合性チェックは、仮想ディスクの冗長データの整合性を判断します。必要な場合は、 この機能が冗長情報を再構築します。 「冗長仮想ディスクの整合性の維持」を参照してください。 • 巡回読み取り — 巡回読み取りはディスクエラーを検出してディスクの故障とデータの損失または破壊を 防止します。詳細については、「巡回読み取りモードの設定」を参照してください。 • ディスクの移行または外部設定 — 一部のコントローラでは、1 つ、または複数の仮想ディスクを含む物 理ディスクを別のコントローラに移動することができます。移動先のコントローラは外部設定(仮想ディ スク)の認識とインポートが可能です。詳細については、「外部設定操作」を参照してください。 コントローラ — 対応 RAID レベル RAID コントローラによって対応する RAID レベルが異なる場合があります。コントローラが対応している RAID レベルの詳細に関しては、「対応機能」を参照して下さい。 コントローラ — 対応ストライプサイズ 仮想ディスクの作成時に、仮想ディスク用のストライプサイズを指定する必要があります。コント
書き込みポリシー お使いのコントローラがこの機能をサポートするかどうかを確認するには、「対応機能」を参照してくださ い。 書き込みポリシーは、コントローラが書き込み要求完了信号を、データがキャッシュに保存された直後、ま たはディスクに書き込まれた後のどちらの時点で送信するかを指定します。 • ライトバック — コントローラは、データがコントローラのキャッシュに保存されたがディスクには書き 込まれていない時点で、書き込み要求完了信号を送信します。ライトバックキャッシュは、後続の読み取 り要求が、ディスクと比べてキャッシュからより素早くデータを取得できるため、パフォーマンスが向上 します。ただし、ディスクへのデータ書き込みを阻むシステム障害の発生時に、データ損失が生じる可能 性があります。他のアプリケーションでも、処置がデータがディスクにあると想定したときに、問題が発 生する可能性があります。 メモ: Storage Management では、バッテリを装備しないコントローラに対して ライトバック ポリ シーを選択できません。例外は PERC S100 と PERC S300 のみです。この制限によって、停電
ダイレクト I/O およびキャッシュ I/O ポリシーは、特定の仮想ディスクでの読み取りに適用されます。この 設定は先読みポリシーには影響しません。キャッシュポリシーは次のとおりです。 • キャッシュ I/O — すべての読み取りがキャッシュメモリでバッファされることを指定します。 • ダイレクト I/O — 読み取りがキャッシュメモリでバッファされないことを指定します。ダイレクト I/O を使用する場合、データは読み取り要求中にコントローラキャッシュとホストシステムに同時転送されま す。後続の読み取り要求で同じデータブロックからのデータが必要な場合、コントローラキャッシュから 直接読み取ることができます。ダイレクト I/O 設定はキャッシュポリシー設定を上書きしません。ダイ レクト I/O はデフォルト設定です。 メモ: キャッシュポリシーは、バッテリが搭載されていないコントローラではサポートされません。 ディスクキャッシュポリシー お使いのコントローラがこの機能をサポートするかどうかを確認するには、「対応機能」を参照してくださ い。 仮想ディスクの全メンバーの物理ディスクキャッシュポリシーを設定す
バックグラウンド初期化率の設定 非 RAID コントローラの説明 非 RAID SCSI および SAS コントローラは、SCSI および SAS デバイスをサポートする非 RAID コントローラ です。これらのコントローラは非 RAID であるため、仮想ディスクをサポートしません。これらの非 RAID コ ントローラと、それらに接続された SCSI および SAS デバイスは Storage Management で管理できます。 メモ: 対応機能はコントローラによって異なります。 非 RAID SCSI コントローラ LSI PCI-e U 320 非 RAID コントローラは、Small Computer System Interface(SCSI) を使用します。 非 RAID SAS コントローラ 次の非 RAID コントローラは、SAS(シリアルアタッチド SCSI)テクノロジを使用します。 • SAS 5/i Integrated • SAS 5/E • SAS 6Gbps アダプタ • LSI SAS 9207-8e • LSI SAS 9300-8e • LSI
表 14.
コントローラコンポーネント 接続されているコンポーネントに関しては、次を参照してください。 • RAID コントローラバッテリ • ファームウェアまたはドライババージョン • コネクタ メモ: エンクロージャを 冗長パスモード で接続した場合、コネクタは 論理コネクタ として表示さ れます。 • 仮想ディスク コントローラプロパティとタスク コントローラプロパティとタスクウィンドウを使用して、コントローラについての情報を表示してコントロ ーラタスクを実行します。 メモ: 『Server Administrator リリースノート』にリストされたファームウェアとドライバは、これらの コントローラの最小対応バージョンを示しています。これ以降のファームウェアおよびドライババー ジョンもサポートされます。最新のドライバおよびファームウェア要件については、サービスプロバイ ダにお問い合わせください。 コントローラプロパティは、コントローラのモデルによって異なります。コントローラのプロパティには、 次が含まれる場合があります。 表 15.
プロパティ 定義 • • ファームウェアバージョン 劣化 — コントローラに不具合が発生し、劣化モードで動作していま す。 故障 — コントローラに不具合が発生し、機能しなくなりました。 コントローラにインストールされているファームウェアのバージョンが 表示されます。 メモ: Storage Management は、ファームウェアバージョンを取得で きない一部のコントローラについて 該当なし と表示します。 必要最小限のファームウェアバ Storage Management が必要とする最小ファームウェアバージョンが表 ージョン 示されます。このプロパティは、コントローラのファームウェアが最小 要件を満たしていない場合にのみ表示されます。 ドライババージョン コントローラにインストールされているドライバのバージョンが表示さ れます。 メモ: Storage Management は、ドライババージョンを取得できない 一部のコントローラについて 該当なし と表示します。 必要最小限のドライババージョ Storage Management が必要とする最小ドライババージョンが表示され ン ます。こ
プロパティ 定義 メモ: このプロパティは SCSI ストレージコントローラに対してのみ 表示されます。 エラー時の整合性チェックの中 エラー時に、整合性チェック 操作を停止することができます。このプロ 止 パティはコントローラのファームウェアバージョンが 6.1 以降のコント ローラでのみ使用可能です。 復帰可能ホットスペアとメンバ 予想可能な障害が発生した場合にデータを自動的に物理ディスクからホ ー交換の許可 ットスペアにコピーしたり、劣化したディスクを交換するためにホット スペアから物理ディスクにコピーできるようにします。詳細について は、「復帰可能ホットスペアの有効化」を参照してください。 負荷バランス I/O 要求をルーティングするため、同じエンクロージャに接続された両方 のコントローラポートまたはコネクタを自動的に使用する機能を提供し ます。このプロパティはコントローラのファームウェアバージョンが 6.
プロパティ 定義 巡回読み取り状況 巡回読み取り処理の現在の状況を表示します。可能な値は次のとおりで す。 • • • 準備完了 — 巡回読み取り処理が有効で、次回の指定時または手動開 始時に実行されます。 アクティブ — 巡回読み取り処理が実行中です。 停止 — 巡回読み取りは停止されています。 巡回読み取りの詳細については、 「巡回読み取りモードの設定」を参照し てください。 巡回読み取り率 巡回読み取り 操作の実行専用のシステムリソースの割合が表示されま す。巡回読み取り率 は、巡回読み取りタスクに割り当てられるシステム リソース量を変更します。巡回読み取り率 は 0~100% に設定できます。 ここで、 • • 0% — コントローラでの優先順位は最低に指定され、システムパフォ ーマンスへの影響は最も低くなります。 100% — コントローラでの優先順位は最高に指定され、システムパフ ォーマンスへの影響はより大きくなります。 巡回読み取りの反復 巡回読み取りの反復 の回数が表示されます。巡回読み取りの詳細につい ては、「巡回読み取りモードの設定」を参照してください。 クラスタモード
コントローラタスク コントローラタスクを実行するには、次の手順を実行します。 1. Server Administrator ウィンドウのシステムツリーで、ストレージ を展開してコントローラオブジェク トを表示します。 2. コントローラオブジェクトを選択します。 3. コントローラの プロパティ ページで 情報 / 設定 をクリックします。 4. 使用可能なタスク ドロップダウンメニューからタスクを選択します。 5.
コントローラの再スキャン お使いのコントローラがこの機能をサポートするかどうかを確認するには、「対応機能」を参照してくださ い。 SCSI コントローラでは、再スキャンによって、コントローラに接続されている全コンポーネントの設定変更 (新規または取り外したデバイスなど)がアップデートされます。再スキャンの実施時期については、「スト レージ設定変更をアップデートするための再スキャン」を参照してください。 メモ: コントローラの再スキャンは非 RAID SCSI コントローラではサポートされていません。非 RAID SCSI コントローラにおける設定変更を Storage Management で表示可能にするにはシステムの再起 動が必要です。再起動をしないと、設定変更が Storage Management のグラフィカルユーザインタフ ェース(GUI)に反映されません。 関連リンク 設定変更を表示する際の時間の遅延 コントローラの再スキャン 1. Server Administrator ウィンドウのシステムツリーで、ストレージ を展開して、コントローラオブジェ クトを表示します。 2.
コントローラアラームの無効化 お使いのコントローラがこの機能をサポートするかどうかを確認するには、「対応機能」を参照してくださ い。 アラームの無効化 タスクを選択してコントローラのアラームを無効化します。無効化すると、デバイス故障 時にアラームが鳴りません。 コントローラアラームをオフにする お使いのコントローラがこの機能をサポートするかどうかを確認するには、「対応機能」を参照してくださ い。 コントローラのアラームをオフにするには、アラームの静止 タスクを選択します。ただし、コントローラア ラームはその後のデバイス障害に対して引き続き有効となります。 コントローラアラームのテスト お使いのコントローラがこの機能をサポートするかどうかを確認するには、「対応機能」を参照してくださ い。 コントローラのアラームが機能しているかをテストするには、アラームのテスト タスクを選択します。アラ ームが約 2 秒間鳴ります。 再構築率の設定 お使いのコントローラがこの機能をサポートするかどうかを確認するには、「対応機能」を参照してくださ い。 再構築率の設定 タスクにより、コントローラの再構築率を変更できます。 再
Storage Management の再構築率の設定の検索方法 再構築率の変更 再構築率を変更するには、次の手順を実行します。 1. 新規再構築率の設定(0~100) フィールドに数値を入力します。値は 0~100 の範囲内にする必要があ ります。 2. 変更の適用 をクリックします。 終了して変更をキャンセルするには、前のページに戻る をクリックします。 Storage Management の再構築率の設定の検索方法 1. ストレージ ツリーオブジェクトを展開して、コントローラオブジェクトを表示します。 2. コントローラオブジェクトを選択します。 3. 情報 / 設定 をクリックします。 4. 使用可能なタスク ドロップダウンメニューから 再構築率の設定 を選択します。 5.
コントローラの設定をリセットせずに終了するには、前のページに戻る をクリックします。 Storage Management での設定のリセットの検索方法 1. Server Administrator ウィンドウのシステムツリーで、ストレージ を展開してコントローラオブジェク トを表示します。 2. コントローラオブジェクトを選択します。 3. 情報 / 設定 をクリックします。 4. 使用可能なタスク ドロップダウンメニューから 設定のリセット を選択します。 5.
5. 実行 をクリックします。 コントローラプロパティの変更 ドロップダウンメニューからこのタスクを検索することもできます。 外部設定操作 お使いのコントローラがこの機能をサポートするかどうかを確認するには、「対応機能」を参照してくださ い。 外部設定操作 タスクは、インポートできる外部設定のプレビューを表示します。 メモ: このタスクは、HBA モードで実行されている PERC ハードウェアコントローラではサポートされ ません。 メモ: 外部設定操作 タスクは、ファームウェアバージョン 6.
外部設定プロパティ 次の表では、外部ディスクとグローバルホットスペア用に表示されるプロパティについて説明しています。 表 16.
プロパティ 定義 備考 外部仮想ディスクの情報を提供します。仮想ディスクをインポートできない 場合は、エラーの理由が表示されます。 • • • • • • 専用ホットスペア 最大数超過 — インポート用に選択した仮想ディスクの数は、対応ディス クの最大数を超えています。 欠落した物理ディスクまたはスパン — インポートされる仮想ディスク内 の 1 つ、または複数の物理ディスクまたはスパンが欠落しています。 非対応 — 選択した RAID レベルをコントローラがサポートしていません。 孤立したドライブ — 物理ディスクが交換され、RAID ボリュームの一部で はなくなりました。設定をクリアする必要があります。 古い物理ディスク — インポートされる仮想ディスク内の物理ディスクに は、古いデータが含まれています。 一部外部 — 仮想ディスクが既存の設定の一部です。この仮想ディスク内 の一部の物理ディスクが外部ディスクです。 外部ディスクが専用ホットスペアであるかを表示します。 このプロパティ情報に基づいて、外部設定をインポート、リカバリ、またはクリアするかを決定できます。 Storage Mana
コントローラが外部設定を検出した場合にのみ 外部設定のインポート タスクが表示されます。物理ディス クの状況をチェックして、物理ディスクに外部設定(仮想ディスクまたはホットスペア)が含まれるかを識 別することもできます。物理ディスク状況が 外部 の場合、物理ディスクに仮想ディスクのすべてまたは一部 が含まれるか、ホットスペア割り当てがあります。 インポートできない不完全な外部設定がある場合は、外部設定のクリア オプションを使用して物理ディスク 上の外部データを消去できます。 メモ: 外部設定のインポートタスクは、コントローラに追加された物理ディスクにあるすべての仮想デ ィスクをインポートします。複数の外部仮想ディスクが存在する場合は、全設定がインポートされま す。 関連リンク 外部設定プロパティ 外部設定のインポートまたはリカバリ リカバリ操作では、劣化、障害、欠落仮想ディスクを正常な状態に回復しようとします。仮想ディスクは、 電力損失、ケーブル接続の障害、またはその他の障害によってコントローラとの通信が途絶えると、劣化、 障害、または欠落状況になります。リカバリ操作の完了後は、再構築またはバックグラウンド
外部設定のクリア お使いのコントローラがこの機能をサポートするかどうかを確認するには、「対応機能」を参照してくださ い。 物理ディスクを 1 つのコントローラから別のコントローラに移動した後で、物理ディスクに仮想ディスクの すべてまたは一部(外部設定)が含まれることが判明する場合があります。以前使用した物理ディスクに外 部設定(仮想ディスク)が含まれるかを識別するには、物理ディスク状況をチェックします。物理ディスク 状況が 外部 の場合は、物理ディスクに仮想ディスクのすべてまたは一部が含まれます。外部設定のクリア タスクを使用して、新しく接続した物理ディスクから仮想ディスク情報をクリアまたは消去します。 メモ: 外部設定のクリア タスクは、コントローラに追加された物理ディスク上の全データを恒久的に破 壊します。複数の外部仮想ディスクが存在する場合、すべての設定が消去されます。データの破壊では なく仮想ディスクのインポートが望ましい場合もあります。 外部設定をクリアするには、次の手順を実行します。 外部設定のクリア をクリックして、コントローラに追加された物理ディスク上のすべての仮想ディスクをク リアまたは消去
表 17.
プロパティ 定義 • 2111 アラートメッセージの詳細に関しては、『Server Administrator メッセージリ ファレンスガイド』を参照してください。 進行状況 物理ディスクで実行中の操作の進行状況が表示されます。 バスプロトコル 物理ディスクが使用している技術が表示されます。可能な値は次のとおりで す。 • • • SCSI — Small Computer System Interface SAS — シリアルアタッチド SCSI SATA — Serial Advanced Technology Attachment(SATA) デバイスプロトコル Non-Volatile Memory Express(NVMe)などの物理デバイスのデバイスプロ トコルを表示します。 認定 ドライブに、サービスプロバイダによってテストされ、完全に要件を満たす ファームウェアがあることを示します。サービスプロバイダによる認定がな いドライブも機能する可能性がありますが、サーバーでの使用はサポートさ れず、推奨されません。 メディア 物理ディスクのメディアタイプを表示します。可能な値
プロパティ 定義 PCIe ネゴシエーション後 のリンク速度 物理デバイスの、現在のネゴシエーション後の転送速度を GT/s で示します。 PCIe 最大リンク速度 物理デバイスの、可能な転送速度を GT/s で示します。 製造日 物理ディスクが製造された月日が表示されます。 製造週 物理ディスクが製造された年の週が表示されます。 製造年 物理ディスクが製造された年が表示されます。 SAS アドレス 物理ディスクの SAS アドレスが表示されます。SAS アドレスは各 SAS ディ スクに固有です。 インポート後の状態 外部設定インポート後の物理ディスクの状態が表示されます。可能な値は次 のとおりです。 • • • • • 外部 オンライン オフライン 交換済み 再構築 暗号化対応 物理ディスクが自己暗号化ディスク(SED)かどうかが表示されます。可能な 値は はい と いいえ です。 暗号化済み 物理ディスクがコントローラに対して暗号化されているかどうかが表示され ます。可能な値は はい と いいえ です。非 SED の場合、値は 該当なし です。 パーツ番号 理
100% では、バックグラウンド初期化はコントローラに対して最優先になり、バックグラウンド初期化の時 間が最短になりますが、システムパフォーマンスに与える影響は最も大きくなります。 関連リンク PERC コントローラにおけるバックグラウンド初期化 コントローラのバックグラウンド初期化率の変更 1. 新規 BGI 率の設定(0~100) フィールドに数値を入力します。値は 0~100 の範囲内にする必要があ ります。 2. 変更の適用 をクリックします。終了して変更をキャンセルするには、前のページに戻る をクリックしま す。 Storage Management でのバックグラウンド初期化率の検索方法 1. Server Administrator ウィンドウのシステムツリーで、ストレージ を展開して、コントローラオブジェ クトを表示します。 2. コントローラオブジェクトを選択します。 3. コントローラの プロパティ ページで 情報 / 設定 をクリックします。 4. 使用可能なタスク ドロップダウンメニューから バックグラウンド初期化率の設定 を選択します。 5.
Storage Management での整合性チェック率の設定の検索方法 1. Server Administrator ウィンドウのシステムツリーで、ストレージ を展開して、コントローラオブジェ クトを表示します。 2. コントローラオブジェクトを選択します。 3. コントローラの プロパティ ページで 情報 / 設定 をクリックします。 4. 使用可能なタスク ドロップダウンメニューから 整合性チェック率の設定 を選択します。 5.
コントローラプロパティの変更 冗長パス構成の設定 お使いのコントローラがこの機能をサポートするかどうかを確認するには、「対応機能」を参照してくださ い。 冗長パスは、ファームウェアバージョン 6.
表 18. コントローラとエンクロージャ 1 間のパス コントローラとエンクロージャ 1 間のパス 論理コネクタの正常性 コネクタ 0(C0) コネクタ 1(C1) 使用可能 使用可能 使用可能 Disconnected(切断) Disconnected(切断) 使用可能 ただし、2 台のエンクロージャ間の通信チャネルが失われた場合は、冗長パス構成が劣化し、論理コネクタ の正常性も劣化と表示されます。このシナリオの概要は、下の表を参照してください。 表 19.
巡回読み取りモードの設定 メモ: このタスクは、HBA モードで実行されている PERC ハードウェアコントローラではサポートされ ません。 お使いのコントローラがこの機能をサポートするかどうかを確認するには、「対応機能」を参照してくださ い。 巡回読み取りはディスクエラーを検出してディスクの不具合とデータの損失または破壊を防止します。巡回 読み取りの設定 タスクは、仮想ディスクまたはホットスペアとして使用されるディスクにのみ適用可能で す。 巡回読み取りの設定 タスクは、バックグラウンドで実行され、可能であれば修正を行います。巡回読み取り モードの設定 が 自動 に設定されている場合、コントローラが一定時間アイドル状態で他のバックグラウン ドタスクがアクティブではないときに、巡回読み取りが開始されます。このシナリオでは、ディスクでの入 力 / 出力アクティビティがない間にディスクエラーの識別および修正を行えるため、巡回読み取りはシステ ムパフォーマンスを向上させます。 巡回読み取りタスクと競合するコントローラのアクティビティに基づいて、コントローラは巡回読み取り専 用のシステムリソース量を調整します。コント
• 無効化 — 巡回読み取りタスクはシステム上で実行されません。 Storage Management での巡回読み取りモードの設定の検索方法 1. Server Administrator ウィンドウのシステムツリーで、ストレージ を展開して、コントローラオブジェ クトを表示します。 2. コントローラオブジェクトを選択します。 3. コントローラの プロパティ ページで 情報 / 設定 をクリックします。 4. 使用可能なタスク ドロップダウンメニューから 巡回読み取りの設定 モードを選択します。 5.
関連リンク コントローラプロパティの変更 コントローラプロパティの変更 メモ: このタスクは、HBA モードで実行されている PERC ハードウェアコントローラではサポートされ ません。 お使いのコントローラがこの機能をサポートするかどうかを確認するには、対応機能を参照してください。 コントローラプロパティの変更 タスクは、複数のコントローラプロパティを同時に変更するオプションを提 供します。このタスクは ファームウェアバージョンが 6.
物理ディスク電源の管理 お使いのコントローラがこの機能をサポートするかどうかを確認するには、「対応機能」を参照してくださ い。 物理ディスク電源の管理 では、物理ディスクの電力消費量を管理できます。 メモ: 物理ディスク電源の管理 タスクは、PERC H700、H800、H310、および H330 カードでホット スペアと未設定ディスクをスピンダウンすることによって提供されます。PERC H710、H710P、H810、 H730P、H730、および H830 カードも、追加の省電力モードを備えた 物理ディスク電源の管理 タス ク、設定済みドライブのスピンダウン、および 自動ディスク省電力(アイドル C) オプションをサポ ートします。 メモ: このタスクは、HBA モードで実行されている PERC ハードウェアコントローラではサポートされ ません。 電力消費量を管理するには、次のモードのうちひとつを有効化することができます。 • 省電力モードなし — これはコントローラのデフォルトのモードです。このモードでは、すべての省電力 機能が無効になります。 • バランス省電力モード — I/O 遅延を抑えなが
プロパティ 定義 行されないと、ホットスペアがスピンダウンされま す。 設定済みドライブのスピンダウン 有効 オプションを選択した場合、指定された時間間 隔中に操作されなかった設定済みディスクをスピン ダウンします。 自動ディスク省電力(アイドル C) 追加省電力機能のために 自動ディスク省電力(アイ ドル C) 機能を 有効 または 無効 にします。有効化 すると、レガシードライブに影響を与えずに新世代 の省電力が有効化されます。 スピンダウンの時間間隔 ホットスペアと未設定ドライブをスピンダウンする までの時間間隔を設定します。 サービス品質(QOS) サービス品質(QoS)設定の有効化 これを選択して、スピンアップ動作の開始時刻と間 隔を仮想ディスクレベルで設定します。 メモ: このオプションは、設定済みドライブのス ピンダウン オプションが選択されている場合 にのみ使用できます。 開始時刻(HH:MM) バッテリ学習サイクルの開始時刻を表示します。こ のオプションは、サービス品質設定の有効化 が選択 されている場合にのみ使用可能です。 スピンアップの時間間隔(時間単位) バッ
QoS オプションによる物理ディスク電源の管理 QoS オプションで物理ディスク電源を管理するには、次の手順を実行します。 1. カスタム省電力モード オプションを選択します。 2. 設定済みドライブのスピンダウン ドロップダウンメニューで、有効 を選択します。 3. サービスの品質(QoS) オプションが有効化されます。 スピンアップの 開始時刻 および 時間間隔 を入力します。 4. 適用 をクリックします。 関連リンク 物理ディスク電源の管理 QoS オプションの時間間隔の管理 QoS オプションの時間間隔を仮想ディスクレベルで管理するには、次の手順を実行します。 1. サービス品質(QoS) ページで、QoS 設定の有効化 を選択します。 2. 開始時刻 を設定します。 開始時刻の範囲は 1~24 時間です。 3.
コントローラの状態は保存キャッシュに影響されます。コントローラに保存キャッシュがある場合、コント ローラの状態は劣化と表示されます。 注意: Storage Management を使用して保存キャッシュを管理できない場合もあります。たとえば、D1 と D2 という 2 つのディスクのある RAID 1 レベルを使用しているとします。D2 を取り外すと、仮想デ ィスクが劣化してコントローラキャッシュのデータが D1 に書き込まれます。そのため、D1 に最新デ ータがあります。ここで D2 を再度挿入して D1 を取り外すと、仮想ディスクは劣化状態のままで最新 データもありません。 保存キャッシュを破棄できるのは、次の条件がすべて満たされる場合に限られます。 • コントローラに外部設定がない。クリックしてプレビュー を選択して外部設定の詳細を表示します。 「外 部設定操作」を参照してください。 • コントローラにオフラインまたは欠落した仮想ディスクがない。オフラインまたは欠落した仮想ディス クがある場合は、これらの仮想ディスクのバックアップがあることを確認してください。 • どの仮想ディスクへのケーブ
パスフレーズ には最低 1 文字の数字、英字(大文字と小文字の両方が使用可能)、および英数字以外の 文字(スペースを除く)を含める必要があります。 メモ: Server Administrator Storage Management では、パスフレーズ テキストボックスの下にパ スフレーズ候補が表示されます。 4. 暗号化キー資格情報を分散 Web サーバーを実行しているシステム上のファイルに保存する場合は、エス クロー チェックボックスを選択します。 パス フィールドが表示されます。ファイルを保存するパスを入力します。パスには .
暗号化キーの管理 メモ: このタスクは、HBA モードで実行されている PERC ハードウェアコントローラではサポートされ ません。 メモ: 暗号化の設定に SED は必須ではありません。暗号化設定は仮想ディスクおよび SED の設定に使 用されます。 メモ: 暗号化が無効化されたコントローラでは、SED ドライブを使って作成した仮想ディスクの暗号化 を手動で有効化します。コントローラで暗号化を有効にしてから仮想ディスクを作成すると、仮想ディ スクは自動的に暗号化され、詳細設定仮想ディスク作成中に有効化された暗号化オプションを無効化し た場合を除き、暗号化仮想ディスクとして自動設定されます。 暗号化対応コントローラでは、暗号化キーの管理 タスクによって LKM モードの暗号化を有効化できます。 LKM を有効化すると、暗号化対応コントローラで暗号化キーを作成してローカルに保存できます。暗号化キ ーの変更と削除も可能です。 メモ: このタスクは PERC H7x0 および H8x0 コントローラでのみ使用できます。 関連リンク パスフレーズ Storage Management の暗号化キーの管理タスク St
4. コントローラタスクドロップダウンメニューで 非 RAID ディスクへの変換 タスクを選択します。 準備完了 状況のディスクが表示されます。 5. 変換するドライブを選択します。 6. 適用 をクリックします。 ディスクが変換されたという確認が表示されます。 関連リンク RAID 対応ディスクへの変換 RAID 対応ディスクへの変換 PERC H310 および PERC H330 アダプタでは、次の手順を実行します。 メモ: このタスクは、HBA モードで実行されている PERC ハードウェアコントローラではサポートされ ません。 1. Server Administrator ウィンドウのシステムツリーで、ストレージ を展開して、コントローラオブジェ クトを表示します。 2. コントローラオブジェクトを選択します。 3. コントローラの プロパティ ページで 情報 / 設定 をクリックします。 4. コントローラタスク ドロップダウンメニューで RAID 対応ディスクへの変換 タスクを選択します。 非 RAID ディスクが表示されます。 5.
巡回読み取りレポートの表示 お使いのコントローラがこの機能をサポートするかどうかを確認するには、「対応機能」を参照してくださ い。 巡回読み取りレポートは、コントローラで実行されたすべての巡回読み取りについての情報を時系列に沿っ て提供します。最終実行時刻や結果などの情報を示します。巡回読み取りが失敗した場合は、その理由が表 示されます。 関連リンク 巡回読み取りモードの設定 Storage Management での巡回読み取りレポートの表示の検索方法 1. Server Administrator ウィンドウのシステムツリーで、ストレージ をクリックします。 2. レポートの選択 ドロップダウンメニューから 巡回読み取りレポートの表示 を選択します。 3.
お使いのコントローラがこの機能をサポートするかどうかを確認するには、「対応機能」を参照してくださ い。 物理ディスクファームウェアバージョンレポート は、現在のファームウェアと、現在使用可能なファームウ ェアおよびレガシードライブモデルのリストとを比較します。 メモ: HDD ファームウェアバージョンレポートを生成するには、ドライブのネゴシエート可能な速度と モデル番号が hddfwver.csv ファイルのエントリ索引用キーとして使用されます。ドライブのネゴシエ ート可能な速度がコントローラから取得できない場合は、ドライブのモデル番号が hddfwver.
表 21.
プロパティ 定義 DUP 単一のドライブファミリーで実行される単一の実行可能ファ イルです。Nautilus と違って、異なるドライブをアップデート するには異なる DUP パッケージを使う必要があります。1 つ の DUP パッケージは、その DUP パッケージに該当する全ドラ イブを 1 回の実行でアップデートします。DUP は再起動する ことなくオンラインで実行できます。DUP オンラインファー ムウェアアップグレード中は I/O 操作を停止するか、少なくと も低下させることを推奨します。 パーツ番号 ドライブ障害発生時、物理ディスクファームウェアバージョン レポートの表示 を実行して故障したドライブのパーツ番号を 確認し、ドライブにアップデートが必要なものがあるかどうか をチェックできます。 100
9 PERC 9 ハードウェアコントローラのサポー ト Dell PowerEdge RAID Controller(PERC)シリーズのエンタープライズクラスコントローラは、強化された パフォーマンス、より優れた信頼性とフォールトトレランス、およびシンプル化された管理のために設計さ れており、堅牢なインフラストラクチャを作成し、サーバーの稼働時間の最大化を援助するための強力かつ 管理しやすい方法を提供します。PERC H730P シリーズのハードウェアコントローラの導入は、ストレージ ソリューションの向上も実現します。 新しい PERC 9 シリーズのハードウェアコントローラは、次のストレージ拡張機能をサポートします。 • PERC 9 ハードウェアコントローラでの RAID レベル 10 仮想ディスクのサポート • アドバンスドフォーマット 4KB セクタハードディスクドライブのサポート • T10 標準保護情報(PI)- データ整合性フィールド PERC 9 ハードウェアコントローラでの RAID レベル 10 仮 想ディスク作成のサポート RAID レベル 10 は、ドライブ故障時にお
• 仮想ディスク作成の詳細設定ウィザード 不均等スパンでの RAID レベル 10 仮想ディスクの作成 不均等スパンでの RAID レベル 10 仮想ディスクの作成機能は、Storage Management ユーザーインタフェー ス(UI)とコマンドラインインタフェース(CLI)で使用できます。Storage Management CLI についての情 報は、『Server Administrator コマンドラインインタフェースガイド』を参照してください。 • 選択された最小(および均等)数の物理ディスク数に基づいて、PERC 9 ハードウェアコントローラ上の ファームウェアが、優先されるスパンのレイアウトを推奨します。 メモ: Storage Management CLI からの RAID レベル 10 仮想ディスクの作成コマンドは、PERC 9 ハ ードウェアコントローラ上のオプションパラメータ [spanlength=] をサポートしません。 • 詳細設定ウィザード は、PERC 9 ハードウェアコントローラ上での RAID レベル 10 仮想ディスクの作成 でスパンの長さを選択する
ードディスクドライブに保存されていたデータを 1 つの 4096B(4K)セクタに統合することにより、ストレ ージ表面メディアをより効率的に活用します。4KB セクタハードディスクドライブのデータ統合機能は、デ ータ効率性とエラー訂正機能の向上を実現します。 Storage Management は PERC 9 コントローラに接続された 4KB セクタハードディスクドライブでの仮想 ディスクの作成をサポートします。 メモ: 4KB セクタハードディスクドライブは、PERC 9 ハードウェアコントローラより前のコントロー ラ(ソフトウェア RAID コントローラを含む)ではサポートされません。4KB セクタハードディスクド ライブが PERC 9 ハードウェアコントローラより前のハードウェアコントローラに接続されると、4KB セクタハードディスクドライブは 非対応 として表示されます。 • 詳細設定ウィザード を使用して仮想ディスクを作成するときは、セクタサイズ ドロップダウンリストか ら物理ディスクセクタを選択することができます。使用できるオプションは次のとおりです。 – 512B – 4 KB •
データの正確性と一貫性を保証することから、ストレージソリューションには不可欠な要素です。データ整 合性は、障害の警告発生時におけるデータ損失からシステムを守るための、実用的なソリューションです。 PERC 9 ハードウェアコントローラでサポートされるこの新しい機能は、仮想ディスクに対する T10 保護情 報(PI)の設定を可能にします。T10 保護情報(PI)機能は、エラーを検出するため、ドライブに書き込ま れたデータ、およびドライブから読み取られたデータを検証します。 メモ: 詳細設定ウィザード を使用して仮想ディスクを作成する場合は、仮想ディスクタイプの選択 ドロ ップダウンリストから T10 PI オプションを選択して有効化することができます。 関連タスク • 仮想ディスク作成の簡易設定ウィザード • 仮想ディスク作成の詳細設定ウィザード ホットスペアに関する考慮事項 - T10 保護情報機能 以下は、PERC 9 ハードウェアコントローラ上の T10 保護情報(PI)対応物理ディスクのためのホットスペ ア(専用またはグローバルホットスペア)に関する考慮事項です。 • T10 PI 有効の仮想
10 エンクロージャとバックプレーン 物理ディスクはエンクロージャに収容、またはシステムのバックプレーンに接続することができます。エン クロージャはシステムに外部接続されますが、バックプレーンとその物理ディスクはシステム内蔵です。 関連リンク エンクロージャ バックプレーン バックプレーン バックプレーン オブジェクトは、Storage Management ツリー表示でコントローラと コネクタ オブジェク トを展開することによって表示できます。Storage Management はバックプレーンおよび接続された物理デ ィスクの状態を表示します。バックプレーンはエンクロージャに似ています。バックプレーンで、コントロ ーラのコネクタと物理ディスクはエンクロージャに接続されますが、外部エンクロージャに関連付けられた 管理機能(温度プローブ、アラームなど)はありません。 エンクロージャ Storage Management はさまざまなエンクロージャと、それらのコンポーネントの管理を可能にします。エ ンクロージャに収容された物理ディスクの管理に加え、エンクロージャのファン、電源装置、温度プローブ の状態も監視
• エンクロージャ電源装置 • エンクロージャ温度プローブ • エンクロージャ管理モジュール(EMM) • エンクロージャとバックプレーンの正常性 • エンクロージャおよびバックプレーンのプロパティおよびタスク スマートサーマルシャットダウン お使いのエンクロージャがこの機能をサポートするかどうかを確認するには、 「対応機能」を参照してくださ い。 エンクロージャ管理は、エンクロージャの温度が最小限界値を下回った場合、または最大限界値を超えた場 合に自動的にオペレーティングシステムをシャットダウンしサーバーとエンクロージャの電源を切る機能を 提供します。シャットダウン発生時の温度は 最小エラーしきい値 および 最大エラーしきい値 の値で決定さ れます。これらのしきい値はデフォルト設定で変更できません。 メモ: サーマルシャットダウンは、LSI PCI-e U320、LSI SAS 9207-8e、LSI SAS 9300-8e、LSI SAS 9206-16e コントローラ、および SAS または SATA 内蔵もしくは外付けストレージには適用されませ ん。 20xS および 21xS エ
エンクロージャ物理ディスク エンクロージャ物理ディスクはツリービューのエンクロージャオブジェクト下に表示されます。ツリーから ディスクを選択して状態情報を表示します。 エンクロージャファン ファンはエンクロージャ冷却モジュールのコンポーネントです。エンクロージャファンは、ツリービューの ファン オブジェクト下に表示されます。ファンを選択して状態情報を表示することができます。 ファンプロパティ ファンはエンクロージャ冷却モジュールのコンポーネントです。次の表では、ファンプロパティについて説 明しています。 表 22.
プロパティ 定義 ファン速度を変更させる原因となるイベントについての情報は、ハー ドウェアマニュアルを参照してください。 エンクロージャ電源装置 エンクロージャ電源装置は、ツリービューの 電源装置 オブジェクト下に表示されます。電源装置 オブジェ クトを選択して状態情報を表示することができます。 電源装置プロパティ 次の表では、電源装置プロパティについて説明しています。 表 23.
エンクロージャ温度プローブ エンクロージャ温度プローブは 温度 オブジェクト下に表示されます。温度 オブジェクトを選択して状態情 報を表示することができます。状態情報には、現在の温度(摂氏)、および温度プローブの警告と障害しきい 値が含まれます。 障害しきい値には変更できないデフォルト値がありますが、警告しきい値は設定可能です。 関連リンク 温度プローブプロパティおよびタスク スマートサーマルシャットダウン エンクロージャ温度のチェック 温度プローブ値の設定 温度プローブプロパティとタスクの設定 温度プローブの設定 をクリックして、温度プローブの警告しきい値を変更するためのウィザードを起動しま す。警告しきい値は、エンクロージャ内の各温度プローブで変更できます。 温度プローブの設定ウィザードの起動方法 温度プローブの設定 ウィザードを起動するには、次の手順を実行します。 1. Server Administrator ウィンドウのシステムツリーで、ストレージ を展開して、コントローラオブジェ クトを表示します。 2. コントローラ オブジェクトを展開します。 3.
プロパティ 定義 メモ: 一部のエンクロージャでは、Storage Management が現在のエンクロージャ温度と 温度プローブ状態を表示するまで短い遅れが生 じる場合があります。詳細については、 「Storage Management で温度プローブ状態の アップデート前に遅延が生じる」を参照してく ださい。 名前 温度プローブの名前が表示されます。 状況 温度プローブの状態が表示されます。 • • • • • • • 準備完了 — 温度プローブが正常に動作していま す。 劣化 — 温度プローブに不具合が発生し、劣化モ ードで動作しています。 故障 — 温度プローブに不具合が発生し、機能し なくなっています。Storage Management は、 SES コマンドを使ったエンクロージャとの通信 ができません。故障状況は、何らかの理由でエン クロージャが Storage Management からの状態 クエリに応答しない場合に表示されます。例え ば、ケーブルの切断は 故障 状況が表示される原 因となります。 最小警告しきい値超過 — エンクロージャの温度 が最小警告しきい値を下回りまし
エンクロージャには 1 つ、または複数の EMM が格納されている場合があります。EMM モジュールはエンク ロージャのコンポーネントを監視します。対象コンポーネントは次のとおりです。 • ファン • 電源装置 • 温度プローブ • 物理ディスクの挿入または取り外し • エンクロージャの LED エンクロージャのアラームが有効な場合、特定の条件が発生すると EMM がアラームをアクティブ化します。 アラームの有効化とアラームをアクティブ化する条件の詳細については、「エンクロージャアラームの有効 化」を参照してください。EMM の詳細については、エンクロージャのハードウェアマニュアルを参照してく ださい。 エンクロージャ内のすべての EMM モジュールには同じファームウェアバージョンをインストールする必要 があります。個々の EMM モジュールのプロパティを表示してファームウェアバージョンを確認できます。 エンクロージャの EMM ファームウェアバージョンの検証 お使いのコントローラがこの機能をサポートするかどうかを確認するには、「対応機能」を参照してくださ い。 EMM のファームウェア
プロパティ 定義 詳細については、 「ストレージコンポーネントの重大度」を 参照してください。 名前 EMM 名を表示します。 状況 EMM の現在の状況が表示されます。可能な値は次のとお りです。 • • • • • 準備完了 — EMM は正常に機能しています。 劣化 — EMM に不具合が発生し、劣化モードで動作して います。 故障 — EMM に不具合が発生し、機能しなくなっていま す。Storage Management は、SES コマンドを使ったエ ンクロージャとの通信ができません。故障 状況は、何ら かの理由でエンクロージャが Storage Management か らの状態クエリに応答しない場合に表示されます。例 えば、ケーブルの切断などです。 欠落 — EMM がエンクロージャに存在しません。 未取り付け — EMM がエンクロージャ内に存在しませ ん。 パーツ番号 EMM モジュールのパーツ番号が表示されます。 種類 EMM が SCSI SES モジュール であるか、SCSI ターミネータ であるかを表示します。 SCSI SES モジュール — SCSI SE
エンクロージャとバックプレーンの情報 エンクロージャとバックプレーンについての情報は、次の項を参照して下さい。 • エンクロージャとバックプレーン • エンクロージャとバックプレーンのプロパティ • エンクロージャおよびバックプレーンタスク エンクロージャとバックプレーンのコンポーネント 接続されたコンポーネントについての情報は、「物理ディスクまたは物理デバイス」を参照してください。 エンクロージャおよびバックプレーンのプロパティおよびタスク エンクロージャまたはバックプレーンについての情報を表示し、エンクロージャタスクを実行することがで きます。 関連リンク エンクロージャとバックプレーンのプロパティ エンクロージャおよびバックプレーンタスク エンクロージャとバックプレーンのプロパティ エンクロージャまたはバックプレーンのプロパティは、コントローラのモデルによって異なります。エンク ロージャまたはバックプレーンのプロパティには、次が含まれる場合があります。 表 26.
プロパティ 定義 • • 劣化 — エンクロージャに不具合が発生し、劣化状況で動作 しています。この状況はバックプレーンには該当しませ ん。 故障 — エンクロージャまたはバックプレーンに不具合が 発生し、機能しなくなっています。 コネクタ エンクロージャまたはバックプレーンに接続されたコネクタ 数が表示されます。この数値はコントローラハードウェアの コネクタ番号と一致します。コントローラのタイプに応じて、 コネクタは SCSI チャネルまたは SAS ポートになり得ます。 エンクロージャ ID Storage Management によってコントローラに割り当てられ たエンクロージャ ID が表示されます。Storage Management はコントローラに接続されたエンクロージャにゼロから順に 番号を振ります。この番号は omreport コマンドでレポート されるエンクロージャ ID 番号と同じです。コマンドラインイ ンタフェースの詳細については、 『Server Administrator コマン ドラインインタフェースユーザーズガイド』を参照してくださ い。 ターゲット ID バッ
プロパティ 定義 ファームウェアバージョン エンクロージャファームウェアのバージョンが表示されます。 メモ: 複数のバックプレーンをサポートするシステムで は、ファームウェアバージョンはアップストリームおよ びダウンストリームバージョンとして表示されます。 サービスタグ エンクロージャのサービスタグが表示されます。エンクロー ジャは一意のサービスタグ番号で識別され、この情報は、サポ ートの問い合わせ電話を適切な担当者に転送するために使用 されます。 エクスプレスサービスコード エンクロージャは、一意のエクスプレスサービスコードおよび サービスタグナンバーによって識別されます。この情報は、こ の情報は、サポートの問い合わせ電話を適切な担当者に転送す るために使用されます。 アセットタグ エンクロージャのアセットタグ情報が表示されます。このプ ロパティは アセットデータの設定 タスクで変更できます。 アセット名 エンクロージャに割り当てられた名前が表示されます。この プロパティは アセットデータの設定 タスクで変更できます。 バックプレーンパーツ番号 エンクロージャバックプレーンのパーツ
• エンクロージャアラームの無効化 • アセットデータの設定 • エンクロージャの LED の点滅 • 温度プローブ値の設定 コントローラアラームの有効化 お使いのエンクロージャがこの機能をサポートするかどうかを確認するには、 「対応機能」を参照してくださ い。 アラームの有効化 タスクを選択してエンクロージャのアラームを有効化します。有効化すると、次のイベン トの発生時にアラームが鳴ります。 • エンクロージャ温度が警告しきい値を超えた。 • 電源装置、ファン、またはエンクロージャ管理モジュール(EMM)が故障した。 • 分割バスが取り付けられていない。分割バスは、エンクロージャ背面では単一の三角形記号で示されま す。 関連リンク アラームを使用したエラーの検知 エンクロージャアラームの無効化 お使いのエンクロージャがこの機能をサポートするかどうかを確認するには、 「対応機能」を参照してくださ い。 アラームの無効化 タスクを選択してエンクロージャのアラームを無効化します。アラームはエンクロージ ャが温度の警告しきい値を超えた時、またはファン、電源装置、コントローラの故障などの
Storage Management でのアセットデータの設定の検索方法 Storage Management でこのタスクを検索するには、次の手順を実行します。 1. Server Administrator ウィンドウのシステムツリーで、ストレージ を展開してコントローラオブジェク トを表示します。 2. コントローラ オブジェクトを展開します。 3. コネクタ オブジェクトを展開します。 4. エンクロージャオブジェクトを選択します。 5. 情報 / 設定 をクリックします。 6. エンクロージャタスク ドロップダウンメニューから アセットデータの設定 を選択します。 7.
スマートサーマルシャットダウン 温度プローブの警告しきい値の変更 温度プローブは、温度プローブ セクションにリストされています。温度プローブの警告しきい値を変更する には、次の手順を実行します。 1. 変更するプローブを選択します。 2. 新規温度プローブ値の設定 ページで 新しい値の設定 を選択します。 3. 最小警告しきい値 テキストボックスに、エンクロージャでの最小許容温度を摂氏で入力します。このテ キストボックスのラベルに指定可能な範囲が表示されます。 4. 最大警告しきい値 テキストボックスに、エンクロージャでの最大許容温度を摂氏で入力します。このテ キストボックスのラベルに指定可能な範囲が表示されます。 5.
Storage Management でのスロット占有レポートの表示の検索方法 1. Server Administrator ウィンドウのシステムツリーで、ストレージ を展開してコントローラオブジェク トを表示します。 2. コントローラ オブジェクトを展開します。 3. コネクタオブジェクトを選択します。 4. エンクロージャオブジェクトを選択します。 5. 情報 / 設定 をクリックします。 6. 使用可能なタスク ドロップダウンメニューから スロット占有レポートの表示 を選択します。 7.
エンクロージャの空いているコネクタの特定 お使いのコントローラがこの機能をサポートするかどうかを確認するには、「対応機能」を参照してくださ い。 空いているコネクタにまだエンクロージャを取り付けていない場合は、この目的のために使用できるコント ローラ上のコネクタを特定する必要があります。空いているコネクタを特定するには、次の手順を実行しま す 1. Server Administrator ウィンドウの システム ツリーで、ストレージ を展開します。 2. コントローラオブジェクトを展開します。 使用可能なコネクタが表示されます。これらのコネクタはゼロから順に番号がつけられます。 3.
11 コネクタ コントローラには、ディスクを接続できるコネクタ(チャネルまたはポート)が 1 つ、または複数あります。 システムにエンクロージャを接続して外部からコネクタにアクセス(外付けディスク用)、またはシステムの バックプレーンに接続してコネクタに内部からアクセス(内蔵ディスク用)することができます。コントロ ーラ上のコネクタは、ツリービューでコントローラオブジェクトを展開して表示することができます。 メモ: PCIe SSD では、コネクタは PCIe SSD エクステンダと呼ばれます。 チャネル冗長性とサーマルシャットダウン 異なるコントローラチャネルに接続された物理ディスクを使用する仮想ディスクを作成することができま す。物理ディスクは、外部エンクロージャまたはバックプレーン(内部エンクロージャ)にある場合があり ます。仮想ディスクが異なるチャネルに冗長データを維持している場合、これらの仮想ディスクはチャネル 冗長です。チャネル冗長性とは、いずれかのチャネルに障害が発生しても、別のチャネルに冗長データが存 在するため、データが失われないことを意味します。 また、チャネル冗長性は、サーマルシャット
3. 仮想ディスクの作成をキャンセルするには、ウィザードの終了 をクリックします。この手順では、仮想 ディスクで使用するチャネルとディスクを選択します。この選択により仮想ディスクがチャネル冗長か どうかが決まります。 チャネル冗長性の実装には、特定の RAID レベルと設定要件があります。使用する各チャネルで、同じ 数の物理ディスクを選択する必要があります。異なる RAID レベルで使用できる物理ディスクの数の詳 細に関しては、「仮想ディスクごとの物理ディスク台数」を参照してください。RAID レベルのコントロ ーラ固有の実装についての詳細は、「コントローラ - 対応 RAID レベル」を参照してください。 PERC コントローラにおけるチャネル冗長仮想ディスク用の物理ディスクの作成 次の項では、PERC コントローラ における RAID 10 または RAID 50 を使用したチャネル冗長仮想ディスクの 作成について説明します。 RAID 10 を使用したチャネル冗長仮想ディスクの作成 RAID 10 を使用してチャネル冗長仮想ディスクを作成するには、次の手順を実行します。 1.
コネクタのプロパティおよびタスク コネクタについての情報を表示して、コネクタのタスクを実行するには、コネクタのプロパティとタスクペ ージを使用します。 コネクタのプロパティは、コントローラのモデルによって異なります。コネクタのプロパティには以下が含 まれます。 表 27.
プロパティ 定義 ティは末端タイプが 不明 である場合にも表示されま す。 SCSI 率 SCSI デバイスの SCSI 速度を表示します。 関連リンク コネクタの再スキャン コントローラコネクタの再スキャン コネクタの再スキャン お使いのコントローラがこの機能をサポートするかどうかを確認するには、「対応機能」を参照してくださ い。 SCSI コントローラでは、再スキャン タスクはコントローラのコネクタを再スキャンして、現在接続されてい るデバイスの検証またはコネクタに新しく追加されたデバイスの認識を行います。コネクタでの再スキャン の実行は、コントローラでの再スキャンの実行に似ています。再スキャンのスケジュールに関しては、 「スト レージ設定変更をアップデートするための再スキャン」を参照してください メモ: 再スキャンは非 RAID SCSI コントローラではサポートされていません。Storage Management で非 RAID SCSI コントローラの設定変更を認識するには、システムを再起動します。再起動しないと、 設定変更は Storage Management のグラフィカルユーザーイ
プロパティ 定義 — 正常 /OK — 警告 / 非重要 — 重大 / 失敗 / エラー 詳細については、「ストレージコンポーネントの重大度」 を参照してください。 重大度のうち警告または重要は、コネクタがエンクロージ ャなどの接続されているデバイスと通信できない状態を 示します。接続されているデバイスの状態をチェックし てください。詳細に関しては、「正しく接続されているケ ーブル」および「ハードウェア問題の特定」を参照してく ださい。 名前 コネクタ番号を表示します。デフォルト値は 0 です。 状況 コネクタの状態が表示されます。可能な値は次のとおり です。 • • • コネクタタイプ 準備完了 — このコネクタは正常に機能しています。 劣化 — コネクタに障害が発生しており、劣化した状態 で動作しています。 故障 — コネクタに障害が発生し、機能しなくなってい ます。 コネクタが RAID モードで動作しているかどうかを表示し ます。コネクタは常に SAS コネクタです。 関連リンク パスの正常性 パスの正常性 コネクタのパスの正常性は、正常、警告、または重要として表されます。可能な値
すが、状態は重要と表示されます。冗長パスモードをクリアするには、コントローラタスク から 冗長パスビ ューのクリア を選択します。 このオプションを選択すると冗長パスビューがクリアされ、コネクタがユーザーインタフェースに コネクタ 0 および コネクタ 1 として表示されます。 関連リンク 冗長パス構成の設定 コネクタコンポーネント 接続されているコンポーネントの詳細に関しては、「エンクロージャとバックプレーンのプロパティとタス ク」を参照してください。 126
12 テープドライブ テープドライブには、データをバックアップできるテープバックアップユニット(TBU)が複数搭載されて います。Storage Management は、データバックアップ用に使用される TBU を列挙します。特定のコントロ ーラに関連付けられたテープドライブは、コントローラ ページの テープドライブ で表示できます。 テープドライブのプロパティ 表 29.
RAID コントローラバッテリ 13 一部の RAID コントローラにはバッテリが使用されています。コントローラにバッテリがあれば Storage Management でツリービューのコントローラオブジェクトにバッテリが表示されます。 停電が発生した場合、コントローラバッテリは、不揮発性キャッシュメモリ(SRAM)にはあってもディスク にはまだ書き込まれていないデータを保存します。バッテリは最低 24 時間のバックアップを提供するよう に設計されています。 RAID コントローラをサーバーに初めて取り付けるときは、バッテリの充電が必要な場合があります。 アラートメッセージの詳細に関しては、『Server Administrator メッセージリファレンスガイド』を参照して ください。 関連リンク バッテリのプロパティおよびタスク 学習サイクルの開始 バッテリの遅延学習サイクルの開始 バッテリのプロパティおよびタスク バッテリについての情報を表示して、バッテリタスクを実行するには、バッテリのプロパティとタスクペー ジを使用します。 バッテリのプロパティ バッテリツリービューオブジェクトには、次のプロパ
プロパティ 定義 • • • 学習モード 充電中 — バッテリはバッテリ学習サイクルの再充電段階にあります。詳 細に関しては、「学習サイクルの開始」を参照してください。 不在 — コントローラにバッテリがありません。 故障 — バッテリが故障したため、交換の必要があります。 バッテリの学習モードを表示します。可能値は次の通りです: • • 自動 — Storage Management は、設定された時間に基づいて、自動的に学 習サイクルを実行します。 警告 — 学習サイクルがデフォルトの 90 日間を過ぎています。 バッテリが 警告 モードの場合、コントローラの状況は劣化として表示されま す。 メモ: 警告 はファームウェアバージョン 6.
学習サイクルの開始 お使いのコントローラがこの機能をサポートするかどうかを確認するには、「対応機能」を参照してくださ い。 学習サイクルの開始 タスクを選択して、バッテリの学習サイクルを開始します。 バッテリの学習サイクルでは、コントローラバッテリを放電してからフル充電します。 学習サイクルではバッテリの内蔵回路を再調整し、コントローラがこのバッテリで電源喪失時にコントロー ラのキャッシュをあらかじめ指定された期間保持できるかを判断できるようにします。 学習サイクルの進行中は、停電中にバッテリがキャッシュを維持できない場合があります。コントローラが ライトバックキャッシュ ポリシーを使用している場合、コントローラは、学習サイクルが完了するまで ライ トスルーキャッシュ ポリシーに変更されます。ライトスルーキャッシュポリシーはディスクに直接データ を書き込むため、停電時にキャッシュでのデータ損失リスクを低減します。 メモ: コントローラを 強制ライトバックキャッシュ ポリシーに設定している場合、キャッシュポリシー は学習サイクル中に変更されません。強制ライトバックキャッシュ ポリシーを使用しているときは、 学習
バッテリ学習サイクルの遅延 1. 日 テキストボックスに数値を入力します。値は 0~7 の範囲にする必要があります。この値はバッテリ の学習サイクルを遅延する日数を示します。学習サイクルは、最大 7 日まで遅延できます。 2. 時間 テキストボックスに数値を入力します。値は 0~23 の範囲にする必要があります。この値はバッ テリの学習サイクルを遅延する時間を示します。 3. 変更の適用 をクリックします。 変更を保存せずに終了する場合は、バッテリ情報ページに戻る をクリックします。 Storage Management での学習サイクル遅延を探す方法 Storage Management でこのタスクを検索するには、次の手順を実行します。 1. Server Administrator ウィンドウのシステムツリーで、ストレージ を展開してコントローラオブジェク トを表示します。 2. コントローラオブジェクトを展開します。 3. バッテリオブジェクトを選択します。 4. 使用可能なタスク ドロップダウンメニューから 学習サイクルの遅延 を選択します。 5.
14 物理ディスクまたは物理デバイス 物理ディスクまたは物理デバイスは、エンクロージャ内にあるか、コントローラに接続されています。RAID コントローラでは、物理ディスクまたはデバイスを使って仮想ディスクを作成します。 関連リンク 物理ディスクタスク 物理ディスクまたは物理デバイスの交換のためのガイドライ ン 交換用ディスクが、ストレージエンクロージャ内の物理ディスクまたはデバイスと常に同じモデルであると は限りません。ディスクを交換する際は、次のガイドラインに従ってください。 • アレイ内のドライブは、同じ容量またはそれ以上の容量のドライブと交換してください。 • ドライブを交換する際は、バス速度を考慮してください。同じアレイ内で、バス速度が同じまたはそれ以 上のドライブの交換がサポートされています。同じアレイ内で 3 GB および 6 GB ドライブのどちらも使 用できます。ただし、6 GB ドライブを 3 GB ドライブと交換することはお勧めできません。機能的に問 題はありませんが、パフォーマンスに影響をおよぼす恐れがあります。3 GB ドライブの 6 GB ドライブ への交換はサポートされてい
SCSI、SATA および ATA コントローラ向け 1. Server Administrator ウィンドウのシステムツリーで、ストレージ を展開してコントローラオブジェク トを表示します。 2. コントローラのプロパティページでディスクが接続されているコントローラを選択し、情報 / 設定 をク リックします。 3. コントローラタスク から再スキャンを選択します。 4. 実行 をクリックします。 再スキャン後、ツリー表示に新しいディスクが表示されます。新しいディスクが表示されない場合は、 システムを再起動してください。 SAS コントローラ向け 1. システムが新しいディスクを識別したことを確認するアラートを、アラートログでチェックします。 2052 または 2294 アラートを受け取る場合があります。アラートメッセージに関しては、『Server Administrator メッセージリファレンスガイド』を参照してください。 2.
ディスクが冗長仮想ディスクの一部になっている場合 注意: データ損失の可能性を避けるため、SMART アラートを受信した物理ディスクを取り外す前に、整 合性チェックを行ってください。整合性チェックは、冗長仮想ディスク内ですべてのデータがアクセス 可能であることを確認し、不良ブロックがあるときには冗長性を使ってそれを修正します。場合によっ ては、整合性チェックを実行しないと、データが失われることがあります。たとえば、SMART アラー トを受信している物理ディスクに不良ディスクブロックが存在し、ディスクを取り外す前に整合性チェ ックを実行しない場合に発生することがあります。 1. SMART アラートを受けている物理ディスクを含む冗長仮想ディスクを選択し、整合性チェック タスク を実行します。詳細に関しては、「整合性チェックの実行」を参照してください 2. SMART アラートを受信しているディスクを選択し、オフライン タスクを実行します。 3. ディスクを手動で取り外します。 4.
表 31.
プロパティ 定義 • • • • • • • • • • PERC 5/E コントローラでは、オフライン 状態はそのディスクが 仮想ディスクに含まれているものの I/O を受信していないこと を示します。これは、ユーザーがディスクを オフライン に設定 した時に発生する場合があります。詳細に関しては、「オンライ ンとオフラインの設定」を参照してください。 再構築中 — 冗長仮想ディスクからのデータが、物理ディスクま たはデバイス上に再構築されています。 非互換 — 物理ディスクまたはデバイスが再構築に適していませ ん。物理ディスクまたはデバイスは小さすぎるか、あるいは互換 性のない技術を使用しています。たとえば、SAS ディスクを SATA ディスクで、あるいは SATA ディスクを SAS ディスクで再 構築することはできません。 取り外し済み — 物理ディスクまたはデバイスが取り外されてい ます。この状況は、仮想ディスクの一部である物理ディスクにの み該当します。 クリア — クリア タスクが物理ディスクまたはデバイスで実行さ れています。物理ディスクまたはデバイスが低速初期化されて
プロパティ 定義 • • 点滅または点滅停止操作の実行。 ディスクの起動可能なデバイスとしての選択。 このディスクでは、次のタスクは実行できません。 • ディスクのオフラインまたはオンラインへの強制。 • 仮想ディスクの一部としての選択。 • ホットスペアの割り当て。 • 再構築、コピーバック、メンバー交換、または再構築のソースま たはターゲットとして選択。 • 節電のためのスピンダウン。 • 起動可能なデバイスとしての選択。 認定 物理ディスクまたはデバイスがサービスプロバイダ認定のものかど うかを表示します。 ミラーセット ID 別の物理ディスクまたはデバイスからデータを複製したメンバー物 理ディスクまたはデバイスの、ミラーセット ID を表示します。 容量 ディスクの容量が表示されます。 障害予測 物理ディスクまたはデバイスが SMART アラートを受信したかどう か、またその結果、障害が予測されるかどうかを表示します。SMART 予測エラーの分析の詳細に関しては、「RAID コントローラにおける ディスク信頼性の監視」を参照してください物理ディスクの交換に関 する詳細に関しては、「
プロパティ 定義 バスプロトコル 物理ディスクまたはデバイスが使用している技術を表示します。可 能な値は次のとおりです。 • • • SCSI SAS SATA デバイスプロトコル Non-Volatile Memory Express(NVMe)などの物理デバイスのデバ イスプロトコルを表示します。 メディア 物理ディスクまたはデバイスのメディアタイプが表示されます。可 能な値は次のとおりです。 • • • 残留書き込み耐久率 HDD — ハードディスクドライブ。HDD は、磁性面を持つ高速回 転プラッタ上にデジタル符号化データを保存する、不揮発性スト レージデバイスです。 SSD — ソリッドステートドライブ。SSD は、ソリッドステートメ モリを使用して永続的なデータを保存するデータストレージデ バイスです。 不明 — Storage Management は物理ディスクまたはデバイスの メディアタイプを判断できません。 書き込み作業負荷の量に基づいた SSD 更新 / 交換についての情報を 表示します。このフィールドは、SSD の NAND(否定論理積)型フ ラッシュチップの合計
プロパティ 定義 シリアル番号 ディスクのシリアル番号が表示されます。 パーツ番号 物理ディスクの PPID(Piece Part Identification)を表示します。 T10 保護情報機能 物理ディスクがデータ整合性をサポートしているかどうかを示しま す。可能な値は はい と いいえ です。 セクタサイズ 物理ディスクのセクタサイズが表示されます。可能なオプションは 512B および 4KB です。 PCIe ネゴシエーション後のリンク 速度 物理デバイスの、現在のネゴシエーション後の転送速度を GT/s で示 します。 PCIe 最大リンク速度 物理デバイスの、可能な転送速度を GT/s で示します。 製造日 物理ディスクが製造された月日を表示します。 製造週 物理ディスクが製造された週を表示します。 製造年 物理ディスクが製造された年を表示します。 SAS アドレス 物理ディスクの SAS アドレスが表示されます。SAS アドレスは各 SAS ディスクに固有です。 PCIe ネゴシエーション後のリンク 幅 物理デバイスの、現在のネゴシエーション後のリ
• 物理ディスクの点滅および点滅解除 • 不良セグメントの削除 • グローバルホットスペアの割り当てと割り当て解除 • 取り外しの準備 • オンラインおよびオフラインの設定 • データの再構築 • 再構築のキャンセル • 物理ディスクのクリアおよびクリアのキャンセルの実行 • 復帰可能なホットスペアを有効にする • 即時暗号化消去の有効化 • RAID 対応ディスクへの変換 • 非 RAID ディスクへの変換 物理ディスクの点滅および点滅解除 お使いのコントローラがこの機能をサポートするかどうかを確認するには、「対応機能」を参照してくださ い。 点滅 タスクを使って、エンクロージャ内のディスクを見つけやすくするために LED を 1 つ点滅させることが できます。このタスクは、故障したディスクを見つける際に役立ちます。 ほとんどのコントローラでは、点滅 タスクは短時間後(通常 30~60 秒後)に自動的にキャンセルされま す。点滅解除 を選択して 点滅 タスクをキャンセルするか、点滅が止まらない物理デバイスの LED を停止さ せます。 メモ: 点滅 および 点
取り外しの準備 お使いのコントローラがこの機能をサポートするかどうかを確認するには、「対応機能」を参照してくださ い。 取り外し準備 タスクを使用して物理ディスクまたは物理デバイスをスピンダウンし、エンクロージャまたは バックプレーンから安全に取り外せるようにします。このタスクは、データの損失を防ぐためにディスクま たはデバイスを取り外す前に実行してください。 このタスクを行うとディスクの LED が点滅します。次の条件に従って安全にディスクまたはデバイスを取 り外すことができます。 • ディスクがスピンダウンするまで約 30 秒間待つ。 • 最初の点滅パターンが別の点滅パターンに変化するまで、またはライトが点滅しなくなるまで待つ。 取り外し準備を実行すると、物理ディスクまたは物理デバイスは準備完了状態ではなくなります。物理ディ スクまたはデバイスをエンクロージャまたはバックプレーンから取り外す、または交換すると、物理ディス クまたはデバイスはスピンアップして準備完了状態に戻ります。 場合によっては、コントローラにディスクまたはデバイスの取り外しなどの設定変更を認識させるために、 再スキャンが必要にな
メモ: ホットスペアに割り当てられている物理ディスクの再構築をキャンセルした場合、データを復元 するには同じ物理ディスクの再構築を再初期化します。物理ディスクの再構築をキャンセルしてから 別の物理ディスクをホットスペアに割り当てても、新しく割り当てたホットスペアでデータは再構築さ れません。元のホットスペアの物理ディスクで再構築を再初期化する必要があります。 グローバルホットスペアの割り当てと割り当て解除 注意: SAS 6/iR コントローラでは、二つの物理ディスクをグローバルホットスペアとして割り当てるこ とができます。SAS 6/iR コントローラで物理ディスクをグローバルホットスペアとして割り当てる と、物理ディスクのデータ損失につながる可能性があります。システムまたはブートパーティションが これらの物理ディスク上にある場合、これも破棄される可能性があります。重要データを含んでいない 物理ディスクのみを割り当ててください。 お使いのコントローラがこの機能をサポートするかどうかを確認するには、「対応機能」を参照してくださ い。 グローバルホットスペアは、ディスクグループの一部になっている未使用のバック
オンラインまたはオフライン状態での物理ディスクの設定 お使いのコントローラがこの機能をサポートするかどうかを確認するには、「対応機能」を参照してくださ い。 オンライン および オフライン タスクは、冗長仮想ディスクに含まれ PERC コントローラに接続されている 物理ディスクのみを対象にしています。 オフライン タスクは、取り外し前にディスクを無効にする場合に使用します。オンライン タスクは、オフラ インディスクを再度有効にする場合に選択します。場合によっては、故障したディスクで オンライン タスク を使用して、ディスクのデータの回復を試みることができます。 関連リンク 一部のコントローラにおける物理ディスクオンラインコマンドの使用 物理ディスクをオンラインまたはオフラインにする 物理ディスクをオンラインまたはオフラインにするには、次の手順を実行します。 1. オンラインまたはオフラインにする必要のある物理ディスクを確認します。このタスクを実行するとデ ータが損失することがあります。必要に応じてデータをバックアップします。物理ディスクを点滅させ るには 点滅 をクリックします。 2.
物理ディスクをクリアするには、次の手順を実行します。 1. 消去する物理ディスクを確認します。必要なデータがないことを確認し、必要であればバックアップを 取ります。物理ディスクを点滅させるには 点滅 ボタンをクリックします。 2. 物理ディスクの情報をすべて消去する準備ができたら、クリア をクリックします。物理ディスクを消去 せずに終了するには、前のページに戻る をクリックします。 関連リンク フォーマット、初期化、低速および高速初期化 低速初期化の考慮事項 Storage Management からこのタスクを見つけるには Storage Management でこのタスクを検索するには、次の手順を実行します。 1. Server Administrator ウィンドウのシステムツリーで、ストレージ を展開してコントローラオブジェク トを表示します。 2. コントローラ オブジェクトを展開します。 3. コネクタ オブジェクトを展開します。 4. エンクロージャまたは バックプレーン オブジェクトを展開します。 5. 物理ディスク オブジェクトを選択します。 6.
復帰可能なホットスペアを有効にする 復帰可能なホットスペアを有効にするには、以下の操作を行います。 1. コントローラプロパティの変更 ページで、復帰可能なホットスペアを有効にする および 予測可能な失 敗でメンバーを自動的に交換するを有効にします。 2. 変更の適用 をクリックします。 Storage Management からコントロールタスクを見つけるには 1. Server Administrator ウィンドウのシステムツリーで、ストレージ を展開してコントローラオブジェク トを表示します。 2. 復帰可能なホットスペアタスクを有効にするコントローラオブジェクトを選択します。 3. コントローラプロパティページで、 情報 / 設定 をクリックします。 4.
このタスクは H310 および H330 コントローラでサポートされます。 メモ: このタスクは、HBA モードで実行されている PERC ハードウェアコントローラではサポートされ ません。 非 RAID ディスクへの変換 このタスクにより、ディスクが 非 RAID ディスクに変換されます。ディスクを非 RAID ディスクに変換する と、そのディスクは未設定の良好なディスクとは異なりオペレーティングシステムに認識され、ダイレクト パススルーモードでのディスクの使用が可能になります。 このタスクは H310 および H330 コントローラでサポートされます。 メモ: このタスクは、HBA モードで実行されている PERC ハードウェアコントローラではサポートされ ません。 146
15 仮想ディスク 仮想ディスクとは、RAID コントローラによって 1 つまたは複数の物理ディスクから作成されたストレージを 意味します。仮想ディスクは複数の物理ディスクから作成されますが、オペレーティングシステムはこれを 1 つのディスクとして認識します。使用する RAID レベルによって、ディスク障害発生時に仮想ディスクが冗 長データを保持したり、特定の性能属性を備えています。詳細に関しては、「RAID の概念についての理解」 を参照してください。 メモ: 仮想ディスクは RAID コントローラでのみ作成できます。 関連リンク RAID の概念について 仮想ディスクの削除 仮想ディスクを作成する前の考慮事項 異なるコントローラでは仮想ディスクの実装方法にそれぞれ特徴があります。これらの特徴には、ディスク 容量の使用方法、コントローラごとの仮想ディスク数などがあります。コントローラで仮想ディスクを作成 する前にこれらの特徴について理解しておくと役立ちます。 次の項目では、仮想ディスクに適用されるコントローラ情報について説明します。 • コントローラの仮想ディスクに関する考慮事項 • 冗長仮想ディス
コントローラの仮想ディスクに関する考慮事項 この項に記載される考慮事項に加え、次のコントローラに関する「仮想ディスクごとの物理ディスク数」に 説明されているコントローラの制限事項にも留意してください。 • PERC 5/E、および PERC 5/I • PERC 6/E、および PERC 6/I • PERC H310 アダプタ、PERC H310 ミニモノリシック、および PERC H310 ミニブレード • PERC H700、PERC H710 アダプタ、PERC H710 ミニブレード、PERC H710 ミニモノリシック • PERC H800、PERC H810 アダプタ • PERC H330 アダプタ、PERC H330 ミニモノリシック、PERC H330 ミニブレード、PERC H330 内蔵 • PERC H730P アダプタ、PERC H730P ミニモノリシック、PERC H730P ミニブレード • PERC H730 アダプタ、PERC H730 ミニモノリシック、PERC H730 ミニブレード • PERC H830 アダプタ 仮想ディスク
メモ: チャネル冗長性の詳細に関しては、「チャネルの冗長性とサーマルシャットダウン」を参照し てください。 • データの再構築 — 冗長と非冗長仮想ディスク両方で使用される場合、障害が発生した物理ディスクは再 構築ができません。この状況で障害が発生した物理ディスクを再構築する場合は、非冗長仮想ディスクを 削除する必要があります。 • S110 のディスクグループの概念に関する考慮事項 — ディスクグループとは、1 つ、または複数の仮想デ ィスクが作成される RAID コントローラに接続されたディスクを論理的にグループ化したものです。そ の際、ディスクグループのすべての仮想ディスクはディスクグループのすべての物理ディスクを使用しま す。現在の実装では、論理デバイス作成の再に、混在したディスクグループのブロックがサポートされて います。 物理ディスクはディスクグループにまとめられるので、1 つのディスクグループで RAID レベルが混在するこ とはありません。 Storage Management サーバーは、仮想ディスクの作成時にディスクグループの概念を実装します。機能的 には、ある物理ディスクのグルー
内容によって異なります。また、周辺機器の容量が 1TB 超の仮想ディスクに対応しているかも調べてくださ い。詳細に関しては、ご使用のオペレーティングシステムおよび周辺機器のマニュアルを参照してください。 仮想ディスクあたりのディスク数 仮想ディスクに含める物理ディスク数には制限があります。これらの制限はコントローラによって異なりま す。仮想ディスクの作成で、コントローラは一部のストライプとスパン(物理ディスクのストレージを組み 合わせる方法)をサポートします。ストライプとスパンの合計数が制限されているため、使用できる物理デ ィスク数も限られます。ストライプとスパンの制限によって、連結および RAID レベルは次のような影響を 受けます。 • • • 最大スパン数は、RAID 10 、RAID 50、および RAID 60 に影響します。 最大ストライプ数は、RAID 0、RAID 5、RAID 50、RAID 6 および RAID 60 に影響します。 1 つのミラー内の物理ディスク数は常に 2 です。このプロパティは RAID 1 および RAID 10 に影響しま す。 RAID 50 および RA
5 を指定した場合は、3 台の物理ディスクを基に最大仮想ディスクサイズを計算します。これは、仮想ディ スク数が 3 台あれば RAID 5 を作成できるためです。 チャネル冗長仮想ディスク 仮想ディスクを作成する場合、異なるチャネルに接続されているディスクを使ってチャネルの冗長性を実装 することができます。この設定は、サーマルシャットダウンの対象となるエンクロージャ内のディスクに使 用することができます。 メモ: チャネルの冗長性は、複数チャネを持ち外付けディスクエンクロージャに接続されているコント ローラにのみ適用されます。 関連リンク スマートサーマルシャットダウン チャネル冗長性とサーマルシャットダウン チャネル冗長仮想ディスクの作成 仮想ディスクの作成 お使いのコントローラがこの機能をサポートするかどうかを確認するには、「対応機能」を参照してくださ い。 RAID 機能を実装するには、仮想ディスクを作成する必要があります。仮想ディスクとは、RAID コントロー ラによって 1 つまたは複数の物理ディスクから 作成されたストレージを指します。仮想ディスクは複数の 物理ディスクから作成されますが、オペ
仮想ディスクを再構築または移行することで、仮想ディスクの容量を増やしたり RAID レベルを変更したり することができます。 仮想ディスクを再構築するには、次の手順を実行します。 1. 仮想ディスク再構築と容量拡張の開始とターゲット RAID レベルについての情報を確認します。 2. ツリービューで、仮想ディスクが存在するコントローラを特定します。仮想ディスク オブジェクトが表 示されるまでコントローラオブジェクトを展開します。 3. 仮想ディスクの タスク ドロップダウンリストボックスから 再構築 タスクを選択し、実行 をクリックし ます。 4. 再構築ウィザードを使用して、再構築 タスクを完了します。 仮想ディスク再構築と容量拡張の開始とターゲット RAID レ ベル 仮想ディスクの作成後、仮想ディスクの再構築の実行可能性は、コントローラ、RAID レベル、および使用可 能な物理ディスクに応じて変わります。次の表では、仮想ディスクを再構築する場合に想定できるシナリオ について説明します。 表 32.
コントローラ 開始 RAID レベル ターゲット RAID レベル コメント H710P ミニブレード、 PERC H710P ミニモノリ シック、PERC H810 アダ プタ、PERC H330 アダプ タ、PERC H330 ミニモノ リシック、PERC H330 ミ ニブレード、PERC H330 内蔵、PERC H730 アダプ タ、PERC H730 ミニモノ リシック、PERC H730 ミ ニブレード、PERC H730P アダプタ、PERC H730P ミニモノリシッ ク、PERC H730P ミニブ レード、PERC H830 アダ プタ RAID 1 RAID 0 ディスクの追加あり、ま たはなし RAID 1 RAID 5、RAID 6 ディスクを少なくとも 1 台追加 RAID 6 には最低 4 台の ディスクが必要です。 RAID 5 RAID 0 ディスクの追加あり、ま たはなし RAID 5 RAID 5、RAID 6 ディスクを少なくとも 1 台追加 RAID 6 には最低 4 台の ディスクが必要です。 RAID 6 RAID 0、RAI
冗長情報の再構築 お使いのコントローラがこの機能をサポートするかどうかを確認するには、「対応機能」を参照してくださ い。 冗長仮想ディスクがある場合、エラーのあった物理ディスクの内容を新しいディスクまたはホットスペアに 再構築できます。再構築は通常の動作中に行うことができますが、パフォーマンスが劣化します。 関連リンク 故障したディスクの交換 再構築率の設定 再構築が上手くいかない場合 仮想ディスクの不良ブロックの管理 仮想ディスクの不良ブロックとは、1 台または複数台のメンバー物理ディスクにある不良ブロックです。不 良ブロックのある仮想ディスクでの読み取り操作は失敗する場合があります。 Storage Management は重要アラート(2387)を生成し、仮想ディスク上に不良ブロックがあることを通知 します。 仮想ディスクの不良ブロックは、コントローラがディスクのスキャンを必要とする操作を行うときに検出さ れます。このアラートが生成される可能性のある操作の例には次のようなものがあります。 • 整合性チェック • 再構築 • 仮想ディスクフォーマット • I/O • 巡回読み取り 物
RAID レベル仮想ディス ク 状況 シナリオ 結果 き込みを送信します。そ の後ディスクは論理ブロ ックアドレッシング (LBA)を別の物理的な場 所に再マップします。こ れで問題が解決します。 RAID 5 劣化 物理ディスク上に 1 つの 不良ブロックがある。 ドライブが 1 つ欠落して いるため、コントローラ はピアディスクからデー タを再生成できません。 この結果、仮想ディスク の不良ブロックが発生し ます。 RAID 5 準備完了 2 台の物理ディスク上の 同じ場所に不良ブロック が 1 つある。 コントローラはピアディ スクからデータを再生成 できません。この結果、 仮想ディスクの不良ブロ ックが発生します。 RAID 6 一部劣化(1 台の物理ディ 物理ディスク上に 1 つの スクが故障 / 欠落) 不良ブロックがある。 コントローラは、ピアデ ィスクからデータを再生 成して不良ブロックに書 き込みを送信します。そ の後ディスクは LBA を 別の物理的な場所に再マ ップします。これで問題 が解決します。 RAID 6 劣化(2 台の物理ディス クが故障 / 欠
次の 2 つのシナリオが発生する可能性があります。 • バックアップ操作が 1 つまたは複数のファイルで失敗する。この場合は、前回のバックアップからフ ァイルを復元します。ファイルを復元した後、手順 2 に進みます。 • バックアップ操作がエラーなしで完了する。これは、仮想ディスク上の書き込まれた部分に不良ブロ ックがないことを示します。 この後も引き続き不良ブロック警告を受け取る場合、不良ブロックは非データ領域にあります。手順 2 に進みます。 2. 巡回読み取り を実行し、システムイベントログをチェックして新しい不良ブロックが検出されないこと を確認します。 不良ブロックがまだ存在する場合は、手順 3 に進みます。存在しない場合は、状態が解決しているので 手順 3 に進む必要はありません。 3.
プロパティ 定義 — 正常 /OK — 警告 / 非重要 — 重要 / 失敗 / エラー 詳細については、「ストレージコンポーネントの重大度」を参照してく ださい。 Name(名前) 仮想ディスク名を表示します。 状況 仮想ディスクの状態が表示されます。可能な値は次のとおりです。 • • • • • • • • • • • • 準備完了 - 仮想ディスクが正常に機能しています。 劣化 — 冗長仮想ディスクの物理ディスクはオンラインになってい ません。 再同期中 — 整合性チェックが仮想ディスクで実行されています。 再同期中状況の間に仮想ディスクで 整合性チェックのキャンセル を実行すると、仮想ディスクは 冗長性失敗 状況になる原因となりま す。 再同期の一時停止 — 仮想ディスクの整合性チェックが一時停止さ れています。 再生成中 — 仮想ディスク内の物理ディスクが再構築中です。 再構成中 — 仮想ディスクの設定が変更されています。仮想ディス クに含まれる物理ディスクは新しい設定をサポートするように変更 されています。 失敗 — 仮想ディスクの 1 つまたは複数のコンポーネントにエラー が発
プロパティ 定義 パーティション このプロパティは、仮想ディスクにパーティションがあるかどうかを表 示します。可能な値は、なし および パーティション 情報ページへのリ ンクです。 仮想ディスクの不良ブロック 仮想ディスクに不良ブロックがあるかどうかを表示します。 暗号化済み 仮想ディスクが暗号化されているかを表示します。可能な値は はい ま たは いいえ です。 ホットスペアポリシー違反 ホットスペア保護ポリシーの違反があったかどうかが表示されます。 メモ: このプロパティは、ホットスペア保護ポリシーを設定した場 合にのみ表示されます。詳細に関しては、「ホットスペア保護ポリ シーの設定」を参照してください。 T10 保護情報状態 仮想ディスクのデータ整合性状態が表示されます。可能なオプション は、有効 および 無効 です。 レイアウト RAID レベルを表示します。 サイズ 仮想ディスクの合計容量が表示されます。 仮想ディスクサイズの計算アルゴリズムでは、0.005 以下の値が 0.00 に四捨五入され、0.006 から 0.009 の間の値は 0.
プロパティ 定義 メモ: 仮想ディスクに HDD と SSD を混在させることはできませ ん。また、仮想ディスクに SAS と SATA ドライブを混在させるこ ともできません。 読み取りポリシー コントローラが選択された仮想ディスクに使用している読み取りポリ シーが表示されます。 「RAID コントローラの読み取り、書き込み、キャ ッシュ、およびディスクキャッシュポリシー」を参照してください。 書き込みポリシー コントローラが選択された仮想ディスクに使用している書き込みポリ シーが表示されます。 「RAID コントローラの読み取り、書き込み、キャ ッシュ、およびディスクキャッシュポリシー」を参照してください。 キャッシュポリシー コントローラが選択された仮想ディスクに使用しているキャッシュポ リシーが表示されます。 「RAID コントローラの読み取り、書き込み、キ ャッシュ、およびディスクキャッシュポリシー」を参照してください。 ストライプサイズ 仮想ディスクのストライプサイズが表示されます。 ディスクキャッシュポリシー 仮想ディスクの一部である物理ディスクのディスクキャッシュポリシ
• • • • • • • • • • • • 整合性チェックのキャンセル 整合性チェックの一時停止 整合性チェックの再開 仮想ディスクの点滅と点滅停止 仮想ディスクの名前変更 ミラーの分割 ミラーの解除 再構築のキャンセル 仮想ディスクポリシーの変更 メンバーディスクの交換 仮想ディスクの不良ブロックのクリア 仮想ディスクの暗号化 仮想ディスクの再設定 お使いのコントローラがこの機能をサポートするかどうかを確認するには、「対応機能」を参照してくださ い。 再設定 タスクでは、仮想ディスクのプロパティを変更することができます。たとえばこのタスクを使用して 物理ディスクを追加したり RAID レベルを変更することが可能です。 関連リンク 仮想ディスクタスク:再設定(手順 1/3) 仮想ディスクタスク:再設定(手順 2/3) 仮想ディスクタスク:再設定(手順 3/3) フォーマット、初期化、低速および高速初期化 お使いのコントローラがこの機能をサポートするかどうかを確認するには、「対応機能」を参照してくださ い。 フォーマット、初期化、低速初期化、または 高速初期化 タスクでは、仮想ディスク上のファイルの消
冗長仮想ディスクのバックグラウンド初期化は、仮想ディスクをパリティ情報用に準備し、書き込みパフォ ーマンスを向上させます。バックグラウンド初期化は最後まで完了させることが重要です。ただしバックグ ラウンド初期化をキャンセルすることもできます。キャンセルすると、コントローラは後でバックグラウン ド初期化を再開始します。 関連リンク PERC コントローラにおけるバックグラウンド初期化 無効セグメントの回復 お使いのコントローラがこの機能をサポートするかどうかを確認するには、「対応機能」を参照してくださ い。 無効セグメントの復元 タスクでは、破損した RAID 5 仮想ディスクからデータを回復します。不良セグメン トの復元 タスクは、RAID 5 仮想ディスクに含まれた物理ディスクの破損した部分からのデータの再構築を試 みます。無効セグメントの復元 タスクは、パリティまたは冗長情報を使用して失われたデータを再構築しま す。このタスクを使用しても失われたデータを回復できない場合があります。 仮想ディスク上のデータの削除 お使いのコントローラがこの機能をサポートするかどうかを確認するには、「対応機能」を参照して
整合性チェックの一時停止 タスクは、進行中の整合性チェックを一時停止します。 メモ: 整合性チェックの一時停止は、仮想ディスクの 状況 プロパティをただちに 再同期化一時停止 に アップデートします。進行状況 プロパティは最大 3 秒まで進行し続ける場合があります。この遅延 は、ポーリングタスクがタスク情報をクエリして表示をアップデートするのに最大 3 秒かかることがあ るために発生します。 整合性チェックの再開 お使いのコントローラがこの機能をサポートするかどうかを確認するには、「対応機能」を参照してくださ い。 整合性チェックの再開 タスクは、一時停止された後に整合性チェックを再開します。 仮想ディスクの点滅と点滅停止 お使いのコントローラがこの機能をサポートするかどうかを確認するには、「対応機能」を参照してくださ い。 点滅 および 点滅停止 タスクを使用して、仮想ディスクに含まれる物理ディスクのライトの点滅または点滅 停止を行うことができます。 仮想ディスクの名前変更 お使いのコントローラがこの機能をサポートするかどうかを確認するには、「対応機能」を参照してくださ い。 名前の変更 タスクでは、
ポリシーの変更 タスクでは、仮想ディスクの読み取り、書き込み、またはキャッシュポリシーを変更するこ とができます。読み取り、書き込み、およびキャッシュのポリシーへの変更は、選択した仮想ディスクにの み適用されます。このタスクは、コントローラ上のすべての仮想ディスクのポリシーを変更するものではあ りません。 このコマンドを使用して物理ディスクのキャッシュポリシーを変更することもできます。 関連リンク RAID コントローラの読み取り、書き込み、キャッシュ、およびディスクキャッシュポリシー メンバーディスクの交換 お使いのコントローラがこの機能をサポートするかどうかを確認するには、「対応機能」を参照してくださ い。 メンバーディスクの交換 タスクは、メンバー設定の交換 オプションを提供することにより、仮想ディスクの メンバーである物理ディスクから別の物理ディスクにデータをコピーすることを可能にします。異なるアレ イグループから複数のデータコピーを開始できます。 関連リンク 仮想ディスクタスク:メンバーディスクの交換(手順 1/2) 仮想ディスクタスク:メンバーディスクの交換(手順 2/2) 仮想ディスクの不良
仮想ディスク作成の簡易設定ウィザード お使いのコントローラがこの機能をサポートするかどうかを確認するには、「対応機能」を参照してくださ い。 仮想ディスクの作成ウィザード では、ウィザードタイプと RAID レベルを選択することができます。仮想デ ィスク作成の簡易設定ウィザード は、使用可能な容量とコントローラの考慮事項に基づいて適切な仮想ディ スク設定を算出します。独自の仮想ディスク設定を選択するには、詳細設定ウィザード オプションを選択し てください。 仮想ディスクを作成する前に、 「仮想ディスクを作成する前の考慮事項」の情報をよくお読みください。 「RAID レベルと連結の選択」も確認してください。 メモ: このタスクは、HBA モードで実行されている PERC ハードウェアコントローラではサポートされ ません。 仮想ディスク作成の簡易設定ウィザード を使用して仮想ディスクを作成するには、次の手順を実行します。 1. Server Administrator ページの左側で、ストレージ を展開します。 2. をクリックします。 3.
複製されたミラーペアディスク全体にストライピングされます。ディスクが故障したときも、仮想デ ィスクは引き続き機能します。データは、ミラーペアディスクの残った方から読み込まれます。この 機能は、最も優れたエラー保護と、読み込みおよび書き込みパフォーマンスを提供します。RAID 10 を用いるには、システム上に物理ディスクが最低 4 台必要です。 • 複数の物理ディスクのスパンにストライピングを実装するには、RAID 50 を選択します。RAID 50 は n*s 台のディスクを s*(n-1)台分のディスク容量を持つ 1 つの大きな仮想ディスクとしてグループ 化します。ここで、s はスパン数、n は各スパン内のディスク数を表します。 • 6.
選択を変更したい場合は、前のページに戻る をクリックし、仮想ディスク作成の簡易設定ウィザード ペ ージに戻ります。 仮想ディスクの作成をキャンセルするには、ウィザードの終了 をクリックします。 仮想ディスクが コントローラの仮想ディスク<コントローラ名> ページに表示されます。 仮想ディスク作成の詳細設定ウィザード お使いのコントローラがこの機能をサポートするかどうかを確認するには、「対応機能」を参照してくださ い。 仮想ディスク作成の詳細設定ウィザード では、仮想ディスクの読み取り、書き込み、キャッシュポリシー、 および RAID レベル、バスプロトコル、メディアタイプ、暗号化ディスクなどのパラメータを指定できます。 また、物理ディスクとコントローラコネクタも選択できます。詳細設定ウィザードを使用するには、RAID レ ベルとハードウェアについて良く理解しておく必要があります。ウィザードに推奨仮想ディスク設定を選択 させる場合は、簡易設定ウィザード オプションを選択します。 仮想ディスクを作成する前に、 「仮想ディスクを作成する前の考慮事項」の情報をよくお読みください。 「RAID レベルと連結の選択」も
ます。ディスクに不具合があっても仮想ディスクは機能を続行します。この機能ではデータの冗長 性と優れた読み取りパフォーマンスが提供されますが、書き込みパフォーマンスは若干低下します。 RAID 1 を使うためには、システムに少なくとも 2 つの物理ディスクが必要です。 • 分散パリティ使用のストライピングには、RAID 5 を選択します。この選択は、n 台のディスクを、 ディスク n-1 台分の容量を持つ 1 つの大きな仮想ディスクにグループ化します。ディスクに不具合 が生じても、仮想ディスクは引き続き機能します。この機能では、より良いデータ冗長性と読み取り パフォーマンスが提供されますが、書き込みパフォーマンスが低下します。RAID 5 を使用するには、 システムに少なくとも 3 台の物理ディスクが必要です。 • 追加の分散パリティを使用するストライピングには、RAID 6 を選択します。 この選択は、n 台のデ ィスクを、ディスク n-2 台分の容量を持つ 1 つの大きな仮想ディスクにグループ化します。仮想デ ィスクは、最大 2 台のディスク障害までに対して機能し続けます。RAID 6 では読み取りの
• 複数の物理ディスクのスパンにストライピングを実装するには、RAID 50 を選択します。RAID 50 は n×s 台のディスクを s×(n-1)台分のディスク容量を持つ 1 つの大きな仮想ディスクとしてグループ 化します。ここで、s はスパン数、n は各スパン内のディスク数を表します。 • 複数の RAID 6 のスパンにストライピングを実装するには、RAID 60 を選択します。RAID 60 は n×s 台のディスクを s×(n-2)台分のディスク容量を持つ 1 つの大きな仮想ディスクとしてグループ化し ます。ここで、s はスパン数、n は各スパン内のディスク数を表します。RAID 60 では、データ保護 と読み込み性能は向上しますが、書き込み性能は若干低下します。 バスプロトコル を選択します。 8. 利用できるオプションは次のとおりです。 • • • 9.
このページの 選択した物理ディスク のセクションには、選択したディスクが表示されます。この例では、2 台のディスクが選択されています。 • 物理ディスク 0:0 • 物理ディスク 0:1 それぞれの RAID レベルには、選択する必要のあるディスク数についての特定要件があります。RAID 10、 RAID 50、および RAID 60 には、各ストライプまたはスパンに含める必要のあるディスク数の要件もありま す。 コントローラがファームウェアバージョン 6.
仮想ディスク名の始めと終わりにスペースを使用することはできません。仮想ディスクにはそれぞれ固 有の名前を付けることが推奨されます。同じ名前の仮想ディスクがあると、生成されたアラートの区別 が困難になります。 2.
PERC H700 および PERC H800 コントローラでは、選択したドライブのいずれかがスピンダウンされた 状態である場合、次のメッセージが表示されます。 次にリストする物理ドライブはスピンダウン状態になっています。これらのドライバでこのタスクを実 行する際には、ドライバがスピンアップする必要があるため、さらに時間が必要となります。 メッセージには、スピンダウン状態にあるドライブの ID が表示されます。 選択を変更したい場合は、前のページに戻る をクリックし、仮想ディスク作成の詳細設定ウィザード ページ に戻ります。 仮想ディスクの作成をキャンセルするには、ウィザードの終了 をクリックします。 仮想ディスク作成の詳細設定ウィザード(手順 3/3) - <コントローラ名> ページで、専用ホットスペアに適 している物理ディスクのそれぞれの横にチェックボックスが表示されます。専用ホットスペアを割り当てる 場合は、 物理ディスク のチェックボックスを選択します。 作成している仮想ディスク用のホットスペアに適した物理ディスクがコントローラにない場合は、物理ディ スク チェックボックスは表示されません。例えば、使
仮想ディスクの再設定を続行する前に、 「仮想ディスクの再設定および容量拡張の開始とターゲット RAID レ ベル」および「RAID レベルと連結の選択」の情報をよくお読みください。 メモ: クラスタモードで作動しているコントローラでは仮想ディスクを再設定することはできません。 メモ: 1 つのコントローラには最大 64 の仮想ディスクを作成できます。この制限数に達すると、コント ローラでの仮想ディスクの再設定は行えなくなります。ただし、IR および PERC H200 コントローラで は、作成可能な仮想ディスクは 2 つだけです。 メモ: Linux オペレーティングシステムを実行しているシステムでは、オペレーティングシステムが存 在するものと同じコントローラで再設定を行うと、その再設定が完了するまで、システムパフォーマン スが極度に遅くなる場合があります。 メモ: 追加の物理ディスクで仮想ディスクを再設定する場合、物理ディスクは、対応されるバスプロト コル、メディアタイプ、セクターサイズ、T10 保護情報機能、および暗号化機能が備えられている必要 があります。 メモ: 「コントローラの仮想ディスクに関する考
メモ: PERC H310 アダプタ、PERC H310 ミニモノリシック、PERC H310 ミニブレード、PERC H700、PERC H710 アダプタ、PERC H710 ミニブレード、PERC H710 ミニモノリシック、PERC H710P アダプタ、PERC H710P ミニブレード、PERC H710P ミニモノリシック、PERC H800、 PERC H810 アダプタ、PERC H330 アダプタ、PERC H330 ミニモノリシック、PERC H330 ミニ ブレード、PERC H330 内蔵、PERC H730 アダプタ、PERC H730 ミニモノリシック、PERC H730 ミニブレード、PERC H730P アダプタ、PERC H730P ミニモノリシック、PERC H730P ミニブレ ード、および PERC H830 アダプタでは、ディスクグループに使用可能な空き容量がある場合、仮 想ディスクの容量を拡張することができます。仮想ディスク容量を拡張するには、容量の拡張 を クリックします。 2.
つのディスクに不具合が生じても、仮想ディスクは引き続き機能します。この機能ではデータの冗長 性と優れた読み取りパフォーマンスが提供されますが、書き込みパフォーマンスは若干低下します。 RAID 1 を使用するには、システムに少なくとも 2 台の物理ディスクが必要です。 2.
仮想ディスクの再設定 低速および高速初期化 高速初期化の考慮事項 高速初期化 タスクは、仮想ディスクにあるすべての物理ディスクを初期化します。高速初期化 タスクは、物 理ディスクのメタデータをアップデートして、すべてのディスク容量が今後の書き込み操作に使用できるよ うにします。この初期化タスクは、物理ディスク上の情報が消去されてないので迅速に終了しますが、物理 ディスク上の情報は今後の書き込み操作で上書きされます。 注意: 高速初期化を実行すると既存のデータにアクセスできなくなります。このタスクはデータ破壊で あると考えてください。 低速初期化 タスクと比較した場合、高速初期化 タスクには以下の利点があります。 • 高速初期化 タスクは短時間で完了します。 • 高速初期化 タスクは物理ディスク上のディスクブロックにゼロを書き込みません。これは、高速初期化 タスクが書き込み操作を実行せず、低速初期化 タスクよりもディスクの劣化が少なくなるからです。 物理ディスクに問題があった、またはディスクに不良ディスクブロックが存在する可能性がある場合は、低 速初期化 タスクの実行をお勧めします。このタスクは、不良
ディスクのフォーマットまたは初期化 ディスクをフォーマットまたは初期化するには、以下の手順を実行します。 1. フォーマットまたは初期化で破壊される仮想ディスクを確認し、重要なデータが失われないようにしま す。ページの最下部の 点滅 をクリックして、仮想ディスクに含まれている物理ディスクを点滅させま す。 2. 開始するタスクに応じて、準備完了時に次のオプションをクリックします。 • フォーマット • 初期化 • 低速初期化 • 高速初期化 仮想ディスクをフォーマットまたは初期化しないで終了するには、仮想ディスクページに戻る をク リックします。 Storage Management での仮想ディスクタスクの見つけ方 1. Server Administrator ウィンドウのシステムツリーで、ストレージ を展開してコントローラオブジェク トを表示します。 2. コントローラ オブジェクトを展開します。 3. 仮想ディスクオブジェクトを選択します。 4. 起動するタスクに応じて、使用できるタスクドロップダウンメニューから以下のいずれか 1 つを選択し ます。 5.
仮想ディスクの削除 仮想ディスクにどの物理ディスクが含まれているかを識別するには、点滅 をクリックします。物理ディスク 上の LED ライトが 30~60 秒間点滅します。 仮想ディスクを削除する場合は、以下の考慮事項が適用されます。 • クラスタが有効になっているコントローラからの仮想ディスクの削除には、特定の考慮事項があります。 • 仮想ディスクを削除後は、システムの再起動が推奨されます。システムの再起動により、オペレーティン グシステムがディスク構成を正確に認識することを確実にします。 • 仮想ディスクを削除した直後に、削除したディスクと特性がすべて同じ新規仮想ディスクを作成した場 合、コントローラは最初の仮想ディスクが全く削除されなかったかのようにデータを認識します。このよ うな状況では、新規仮想ディスクの作成後に古いデータが必要なければ、仮想ディスクを再初期化しま す。 Storage Management での削除の見つけ方 1. Server Administrator ウィンドウのシステムツリーで、ストレージ を展開してコントローラオブジェク トを表示します。 2.
Storage Management での名前変更の検索方法 Storage Management でこのタスクを検索するには、次の手順を実行します。 1. Server Administrator ウィンドウのシステムツリーで、ストレージ を展開してコントローラオブジェク トを表示します。 2. コントローラ オブジェクトを展開します。 3. 仮想ディスク オブジェクトを選択します。 4. 使用可能なタスク ドロップダウンメニューから 名前変更 を選択します。 5. 実行 をクリックします。 仮想ディスクのポリシーの変更 お使いのコントローラがこの機能をサポートするかどうかを確認するには、「対応機能」を参照してくださ い。 ポリシーの変更 タスクを使って、仮想ディスクの読み取り、書き込み、またはキャッシュポリシーを変更し ます。 関連リンク RAID コントローラの読み取り、書き込み、キャッシュ、およびディスクキャッシュポリシー 仮想ディスクの読み取り、書き込み、またはディスクキャッシュポリシーの変更 1.
メモ: Linux オペレーティングシステムでは、マウントされた仮想ディスクでミラーの分割を実行する ことはできません。そのため、ミラーの分割は起動ドライブでは実行できません。 ミラーの分割 ミラーの分割 をクリックします。 ミラーを分割せずに終了するには、仮想ディスクページに戻る をクリッ クします。 注意: ミラーの分割操作後は、お使いの仮想ディスクの冗長性が失われます。 Storage Management でのミラーの分割の見つけ方 1. Server Administrator ウィンドウのシステムツリーで、ストレージ を展開してコントローラオブジェク トを表示します。 2. コントローラ オブジェクトを展開します。 3. 仮想ディスク オブジェクトを選択します。 4. 使用可能なタスク ドロップダウンメニューから ミラーの分割 を選択します。 5.
4. 使用可能なタスク ドロップダウンメニューから ミラーの解除 を選択します。 5.
Storage Management での専用ホットスペアの割り当てまたは割り当て解除の 見つけ方 1. ストレージ ツリーオブジェクトを展開して、コントローラオブジェクトを表示します。 2. コントローラ オブジェクトを展開します。 3. 仮想ディスク オブジェクトを選択します。 4. 使用可能なタスク ドロップダウンメニューから 専用ホットスペアの割り当て または 専用ホットスペア の割り当て解除 を選択します。 5. 実行 をクリックします。 仮想ディスクタスク:メンバーディスクの交換(手順 1/2) メモ: この機能はファームウェアバージョン 6.
メモ: PERC H310、H330、 H700、H710、H710P、H800、H810、H730、H730P、および H830 コントローラでは、選択したドライブのいずれかがスピンダウン状態である場合、「The below listed physical drive(s) are in the spun down state. Executing this task on these drive(s) takes additional time, because the drive(s) need to spun up」 (以下にリストされた物理ドライブはスピンダウンの状態です。これらのドライブでこ のタスクを実行するには、ドライブがスピンアップする必要があるため、さらに時間がかかりま す)というメッセージが表示されます。このメッセージには、スピンダウンされたドライブの ID が表示されます。 関連リンク 物理ディスクまたは物理デバイスのプロパティ 物理ディスクまたは物理デバイスのタスク Storage Management でのメンバーディスクの交換の見つけ方 1.
4. 仮想ディスク をクリックします。 < コントローラ名 > ページの 仮想ディスク が、コントローラ用の仮想ディスクのリストと共に表示され ます。 5. キャッシュを有効化する仮想ディスクに対応する タスク ドロップダウンリストから、Fluid Cache の有 効化 を選択します。 6. 実行 をクリックします。 7. 書き込みキャッシュ モードを選択します。使用可能なオプションは次のとおりです。 8. • ライトスルー • ライトバック 適用 をクリックしてキャッシュを有効化します。 キャッシュが有効化された後、Fluid Cache ディスク ページで確認することができる Fluid Cache ディ スクが作成されます。 仮想ディスクでの Fluid Cache の無効化 仮想ディスクで Fluid Cache を無効化するには、次の手順を実行します。 1. Storage Management ページの左側で、ストレージ を展開します。 2. < Controller Name > をクリックします。 3. コネクタ をクリックします。 4.
6. タスク ドロップダウンリストから、Fluid Cache の有効化 を選択します。 7. 書き込みキャッシュ モードを選択します。使用可能なオプションは次のとおりです。 8. • ライトスルー • ライトバック 適用 をクリックします。 メモ: このオプションは、PERC H710、H710P、H810、H730、H730P、および H830 コントロー ラと、オンラインまたは劣化仮想ディスクで使用できます。 仮想ディスクパーティションでの Fluid Cache の無効化 仮想ディスクパーティションで Fluid Cache を無効化するには、次の手順を実行します。 1. Storage Management ページの左側で、ストレージ を展開します。 使用可能な仮想ディスクのリストが表示されます。 2. < Controller Name > をクリックします。 3. コネクタ をクリックします。 4. 仮想ディスク をクリックします。 使用可能な仮想ディスクのリストが表示されます。 5.
16 システム間の物理ディスクおよび仮想ディ スクの移動 本項では、システム間で物理と仮想ディスクを移動させる方法について説明します。 関連リンク SAS 仮想ディスクの別のシステムへの移行 必要条件 PERC 5/E、PERC 5/i、および SAS 5/iR コントローラ 物理ディスクと仮想ディスクは、ひとつのコントローラ、エンクロージャ、またはサーバーから別のコント ローラ、エンクロージャ、サーバーへ移行させることができます。 PERC 5/E、PERC 5/i、および SAS 5/iR コントローラ上での物理ディスクおよび仮想ディスクの移行は、必要条件が満たされていれば実行可能です。 SCSI と SAS コントローラ 仮想ディスクを移行できるのは、同じテクノロジーを使用するコントローラのみです。例えば、SCSI コント ローラ上の仮想ディスクは SCSI コントローラに、SAS コントローラ上の仮想ディスクは SAS コントローラ に移行する必要があります。 関連リンク RAID コントローラテクノロジ: SCSI、SATA、ATA、および SAS SAS コントローラ • SAS コントロ
5.
17 ホットスペアでの仮想ディスクの保護 RAID コントローラを用いて仮想ディスクを作成すると、ディスクの故障中でもシステムを引き続き機能させ ることが可能になります。この機能は仮想ディスクにホットスペアを割り当てることによって有効化できま す。ディスクが故障すると、システムの動作を中断させることなく、冗長データがホットスペアに再構築さ れます。 関連リンク 専用ホットスペアに関する考慮事項 専用ホットスペア保護ポリシー ホットスペアについて ホットスペアとは、冗長仮想ディスクからのデータの再構築に使用できる未使用のバックアップ物理ディス クできます。ホットスペアはスタンドバイモードを維持します。冗長仮想ディスク内で使用されている物理 ディスクが故障すると、割り当てられたホットスペアがアクティブ化され、システムを中断したりユーザー の介入を必要とすることなく、故障した物理ディスクと置き換えられます。故障した物理ディスクを使用し ている仮想ディスクに冗長性がない場合、データは恒久的に失われ(バックアップがある場合を除く)、デー タを復元する方法はありません。 ホットスペアの実装はコントローラによって異なりま
グローバルホットスペアの割り当てと割り当て解除 専用ホットスペア保護ポリシー 表 35. ホットスペアプロパティ プロパティ 定義 RAID レベル ホットスペア保護ポリシーの設定対象となる RAID レベルを示します。 最小ディスク数 選択した RAID レベルに専用ホットスペアとして割 り当てる物理ディスクの最小数を示します。 重大度レベル このポリシーの違反があった場合に生成されるアラ ートに割り当てる重大度を表示します。 メモ: 仮想ディスクの状態は、このポリシーに指 定する重大度レベルによって決まります。 関連リンク ホットスペア保護ポリシー ホットスペア保護ポリシーの設定 グローバルホットスペア保護ポリシー ホットスペア保護ポリシーのリセット 専用ホットスペアの保護ポリシーをリセットするには、RAID レイアウト をクリアします。 グローバルホットスペア保護ポリシー 表 36.
• RAID 0 は、ホットスペアまたは保護ポリシーをサポートしません。 • SAS/iR および PERC H200 シリーズのコントローラでは、割り当てる事が可能なグローバルホットスペ アは 2 台のみです。 • ホットスペア保護ポリシー違反のために仮想ディスクの状態が 劣化 または エラー として表示されてい る場合、状態を正常性と表示させるには保護ポリシーで指定された数のホットスペアを割り当てます。 • PERC S100、S110、S130、および S300 コントローラには、ホットスペア保護ポリシーは適用されませ ん。 エンクロージャアフィニティの考慮事項 • 専用ホットスペアのエンクロージャアフィニティ設定は、PERC 5 と PERC 6 シリーズのコントローラに のみ適用されます。 • グローバル / 専用ホットスペアのエンクロージャアフィニティ設定は、バージョン 6.
グローバルホットスペアを割り当てた後、コントローラに作成された新しい仮想ディスクのうち次の状況下 にあるものは、ホットスペアによって保護されません。 • コントローラが SCSI コントローラであり、ディスクのパーティションサイズがグローバルホットスペア より大きい。 • コントローラが SAS コントローラであり、ディスクサイズがグローバルホットスペアより大きい。 この場合、新しい仮想ディスクを作成した後でグローバルホットスペアの割り当てを解除し、サイズの大き い新しいホットスペアを割り当て直してコントローラ上にあるすべての冗長仮想ディスクに対応できるよう にします。コントローラが SCSI または SAS テクノロジを使用しているかを調べるには、「RAID コントロー ラテクノロジ:SCSI、SATA、ATA、および SAS」を参照してください。 専用ホットスペアに関する考慮事項 次の考慮事項は専用ホットスペアに適用されます。 • RAID 10、RAID 50、RAID 60 に関する考慮事項 — メンバー物理ディスクすべてを完全に使用しない RAID 10 または RAID 50 仮想ディ
SAS 6/iR のグローバルホットスペアに関する考慮事項 SAS 6/iR コントローラでは、2 台のグローバルホットスペアを割り当てることができます。コントローラの ファームウェアは、ホットスペアとして割り当てた物理ディスクが取り外された後も、ホットスペアの割り 当てを記憶しています。つまり、ディスクが取り外された場合、ホットスペアが存在していないにも関わら ず、グローバルホットスペアが存在するとファームウェアが見なす可能性があります。このような場合、フ ァームウェアがホットスペアは既に割り当てられていると認識するため、新しいグローバルホットスペアの 割り当てが不可能になる可能性があります。 冗長仮想ディスク内で物理ディスクが故障した場合、故障したディスクはホットスペア上に最構築されます。 この場合、コントローラのファームウェアは、故障したディスクを格納しているスロットをホットスペアと して再割り当てします。このような状況下では、ディスクの故障や取り外し後に、以前グローバルホットス ペアとして割り当てられていなかったディスクがホットスペアになります。 コントローラのファームウェアが常に正常な物理ディスクを
18 ソリッドステートドライブを使用した CacheCade CacheCade は、ソリッドステートドライブ(SSD)ベースの仮想ディスクのランダム読み取りパフォーマン スを向上するために使用されます。ソリッドステートドライブ(SSD)は、永続的データの保存にソリッド ステートメモリを使用するデータストレージデバイスです。SSD は、I/O パフォーマンス(IOPS) 、および / またはストレージデバイスからの書き込み速度(Mbps 単位)を大幅に向上させます。ストレージコントロ ーラを使用して、 SSD を用いた CacheCade を作成することも可能です。作成された CacheCade は、スト レージ I/O 操作のより優れたパフォーマンスのために使用されます。CacheCade の作成には、シリアルアタ ッチド SCSI(SAS)SSD または Serial Advanced Technology Attachment(SATA)SSD のいずれかを使用し ます。 次のシナリオで、SSD を使用した CacheCade を作成します。 • アプリケーションの最大パフォーマンス — 容量を無駄に
CacheCade の管理 CacheCade 操作を開始する前に、ストレージエンクロージャ内で SSD が使用可能であることを確認してく ださい。 CacheCade を作成、サイズ変更、点滅、または削除するには、CacheCade ページに移動します。 CacheCade ページが表示されます。 1. Server Administrator ウィンドウの システム ツリーで、ストレージ を展開します。 2. ストレージコントローラ(例:PERC H710P アダプタ)をクリックします。 3. ストレージコントローラコンポーネントをクリックします。 4. 使用可能なタスク から CacheCade の管理 を選択します。 5. 実行 をクリックします。 CacheCade ページが表示されます。 関連リンク ソリッドステートドライブを使用した CacheCade CacheCade のプロパティ CacheCade ページには、各 CacheCade のプロパティ表が表示されます。以下の表は各プロパティについて 説明しています。 表 37.
プロパティ 定義 み取り、書き込み、キャッシュ、およびディスクキャッシュポリシー」 を参照して下さい。 CacheCade の作成 CacheCade を作成するには、以下の手順を行います。 1. CacheCade ページで、CacheCade の作成 をクリックします。 CacheCade の作成 ページが表示されます。 2. お使いのシステムに SAS と SATA SSD の両方が搭載されている場合は、CacheCade グループ セクショ ンで、SATA SSD または SAS SSD を選択します。 3. CacheCade の名前を入力します。サイズは次のように計算します。 CacheCade サイズ = 最小サイズの SSD 容量 × SSD の数 4. 表示される利用可能なディスク空き容量から、CacheCade に含める SSD を選択します。選択したディ スクは、選択した物理ディスク セクションに表示されます。 5.
CacheCade の点滅および点滅停止 CacheCade ページで、点滅させる CacheCade に移動し、使用可能な タスク ドロップダウンリストボック スから 点滅... を選択します。 CacheCade に含まれている物理ディスクの LED が点灯します。 CacheCade ページで物理ディスクの点滅を停止するには、点滅停止する CacheCade ディスクに移動し、使 用可能な タスク ドロップダウンリストボックスから 点滅停止... を選択します。 CacheCade の削除 CacheCade を削除するには、次の手順を実行します。 1. CacheCade ページで、削除する CacheCade に移動し、使用可能な タスク ドロップダウンリストボッ クスから 削除... を選択します。 次の警告が表示されます:警告! CacheCade のプールサイズが減少します。削除操作を続行します か? 2.
19 トラブルシューティング 本項には、一般的な状況のトラブルシューティングの他、特定の問題に対するトラブルシューティング手順 が記載されています。 関連リンク 一般的なトラブルシューティング手順 仮想ディスクのトラブルシューティング 特定の問題の状況と解決方法 PCIe SSD のトラブルシューティング DAS 用 Fluid Cache 一般的なトラブルシューティング手順 本項では、トラブルシューティングで使用できるコマンドや手順について説明します。対象トピックは以下 のとおりです。 • 正しく接続されたケーブル • システム要件 • ドライバとファームウェア • ハードウェア問題の特定 • SCSI コントローラの情報をアップデートするための再スキャン • 故障したディスクの交換 • 間違った物理ディスクを取り外してしまった場合のリカバリ • Microsoft Windows アップグレード問題の解決 正しく接続されたケーブル 電源コードとアダプタケーブルが正しく接続されていることを確認します。システムに特定の仮想ディスク または非 RAID 物理ディスクに対する読み
システム要件 システムがすべてのシステム要件を満たしているようにしてください。特に正しいレベルのファームウェア とドライバがシステムにインストールされていることを確認してください。 関連リンク ドライバとファームウェア ドライバとファームウェア ストレージ管理は対応コントローラのファームウェアとドライバを用いてテストされます。正常に機能する には、コントローラに必要最低限のバージョンのファームウェアとドライバがインストールされている必要 があります。最新バージョンはサポートサイトから取得することができます。 メモ: どのファームウェアとドライバがインストールされているかを確認するには、ツリービューで ス トレージ オブジェクトを選択し、情報 / 設定 をクリックします。また、アラートログ で非対応のファ ームウェアとドライババージョンに関するアラートを確認することもできます。 最新の改良機能を活用することができるように、最新のサーバーシステム BIOS を定期的に取得して適用す ることも推奨されます。サーバーシステム BIOS の詳細については、システムのマニュアルを参照してくだ さい。 ハードウェア問題
冗長仮想ディスクの一部になっている故障ディスクの交換 故障したディスクが冗長仮想ディスクの一部である場合、ディスクの故障でデータが失われることはありま せん。ただし、追加のディスクが故障するとデータ損失の原因となることがあるので、エラーディスクは即 座に交換する必要があります。 冗長仮想ディスクにホットスペアが割り当てられている場合、故障したディスクのデータはホットスペア上 に再構築されます。再構築後、これまでホットスペアだったディスクは通常の物理ディスクとして機能し、 仮想ディスクはホットスペアがなくなります。この場合、故障したディスクを交換して、代替ディスクをホ ットスペアとして割り当てる必要があります。 メモ: 冗長仮想ディスクにホットスペアが割り当てられていない場合は、「SMART アラートを受けた物 理ディスクの交換」で説明されている手順に従って故障したディスクを交換します。 関連リンク データの再構築 ディスクの交換 冗長仮想ディスクの一部になっている故障ディスクを交換するには、次の手順を実行します。 1. 故障したディスクを取り外します。 2.
5.
この問題を回避するには、アップグレードする前に Storage Management をアンインストールする必要があ ります。 Storage Management をアンインストールしてアップグレードを完了したら、Storage Management インス トールメディアを使用して Storage Management を再インストールします。 仮想ディスクのトラブルシューティング 次の項では、仮想ディスクに関するトラブルシューティングの手順を説明しています。 • 冗長仮想ディスクの一部になっている故障ディスクの交換 • 再構築が上手くいかない場合 • 再構築のエラーを伴う完了 • 仮想ディスクを作成できない • Linux を実行するシステムでの仮想ディスクエラー • 冗長仮想ディスクおよび非冗長仮想ディスクに同じ物理ディスクを使用することに関連する問題 再構築が上手くいかない場合 再構築は次のような状況では機能しません。 • • 仮想ディスクが非冗長 — 例えば、RAID 0 はデータの冗長性を提供しないため、RAID 0 仮想ディスクは 再構築できません。 仮想ディスクに
再構築が破損している部分以外のすべてのディスクのデータを復元できる場合は、作業の正常な完了を表示 すると同時にアラート 2163 も生成されます。アラートメッセージに関する情報は、『Server Administrator メッセージリファレンスガイド 』を参照してください。 再構築はセンスキーエラーも報告することがあります。その場合は、次の処置を実行して最大限のデータを 復元します。 1. 劣化した仮想ディスクを新しい(未使用の)テープドライブにバックアップします。 • バックアップが正常に完了した場合 — バックアップが正常に完了した場合、仮想ディスクのユーザ ーデータは破損していないことになります。その場合は、手順 2 へ進みます。 • 2. バックアップ中にエラーが発生した場合 — バックアップ中にエラーが発生した場合は、ユーザーデ ータが破損しており、仮想ディスクから復元することはできません。この場合におけるリカバリの唯 一の可能性は、仮想ディスクの前回のバックアップからの復元になります。 テープドライブにバックアップした仮想ディスクに対して、整合性チェック を実行します。 3.
4.
関連リンク 故障したディスクの交換 置換、センス、または メディア エラーを伴う 不良ブロック アラートの受信 次のアラートまたはイベントは、一部の物理ディスクが破損すると生成されます。 • • • • • 2146 2147 2148 2149 2150 この破損は、コントローラがディスクのスキャンを必要とする操作を実行するときに検出されます。これら のアラートを引き起こす可能性のある操作の例は次のとおりです。 • 整合性チェック • 再構築 • • 仮想ディスクフォーマット I/O 再構築を行った結果、または仮想ディスクが劣化状態にある間にアラート 2146~2150 を受信する場合、バ ックアップから復元することなく破損ディスクからデータを回復することはできません。再構築以外の状況 でアラート 2146~2150 を受信する場合は、データ回復が可能である場合があります。これらの状況のそれ ぞれについて次に説明します。 再構築中または仮想ディスクが劣化中にアラート 2146~2150 を受信した場合 次の手順を実行します。 1. 破損した物理ディスクを交換します。 2.
正しく接続されたケーブル ハードウェア問題の特定 タスクメニューオプションが表示されない タスクメニューは同じタスクオプションを常に表示するとは限りません。一部のタスクは特定タイプのオブ ジェクトや特定の時点にのみ有効です。例えば、整合性チェックタスク は冗長仮想ディスクでのみ実行でき ます。同様に、ディスクが既にオフラインの場合、オフラインタスクオプションは表示されません。 特定の時点でタスクを実行できない理由が他にある場合があります。たとえば、追加のタスクを実行する前 に、オブジェクトで既にタスクが実行されていることがあります。 再起動中に破損ディスクまたはドライブメッセージによって自動チェックの実行 が提案される メッセージを無視して自動チェックを実行することができます。再起動は、自動チェックの完了後に完了し ます。お使いのシステムのサイズに応じて、これには約 10 分かかる場合があります。 Windows が休止状態になった後で間違った状態とエラーメッセージが表示され る Windows の休止機能のアクティブ化は、Storage Management が間違った状態情報とエラーメッセージを表
らの SAM ユーザーアカウントへのアクセスを許可しません。したがって、空白または null 値のパスワード を持つアカウントを使用して接続を試行すると、接続に失敗することがあります。 Mozilla ブラウザでの仮想ディスク表示エラーの再設定 Mozilla ブラウザを使用して仮想ディスクを再設定する場合、次のエラーメッセージが表示されることがあり ます。 このページは暗号化されていますが、入力された情報は暗号化されていない接続で送信されるため、第三者 が簡単に閲覧できるおそれがあります。 ブラウザの設定を変更することにより、このエラーメッセージが表示されないようにすることができます。 このメッセージを無効化するには、次の手順を実行します。 1. 編集 → プリファレンス を選択します。 2. プライバシーとセキュリティ をクリックします。 3. SSL をクリックします。 4.
• ケーブル: PCIe ケーブルの構成は他とは異なります。バックプレーンケーブルコネクタがバックプレー ンに接続され、エクステンダカードケーブルコネクタがエクステンダカードに接続されていることを確認 します。 • エクステンダカード:PCIe エクステンダカードがサポートされている正しいスロットに差し込まれてい る。 PCIe SSD がオペレーティングシステムのディスク管理に認識されない 考えられる原因:デバイスドライバがインストールされていない。 解決方法: 1. サポートサイトから最新の PCIe SSD ドライバをダウンロードします。 2. Device Manager を開き、PCIe デバイスが黄色いマークを表示している その他のデバイス をダブルク リックします。 3.
Fluid Cache ノードが選択されても、Fluid Cache 詳細が表示されない。 Fluide Cache サービスを再起動し、Fluid Cache ページで Fluid Cache への接続オプションをクリックして ください。 Fluid Cache プールへの PCIe SSD の追加に失敗する。 デバイスが使用中であることが考えられます。再試行してください。 空のグラフ、または最小限のデータしかないグラフが表示される。 選択された期間のデータには最小限のサンプルしかありません。それよりも短い期間を選択してください。 207
20 よくあるお問い合わせ(FAQ) 本項では、ストレージ環境でよく発生する状況を扱ったよくあるお問い合わせについて説明しています。 • 構築が上手くできない理由 • 間違ったディスクの取り外しを防ぐ方法 • 物理ドライブの安全な取り外しまたは取り替え方法 • 間違った物理ドライブを取り外してしまった場合の回復方法 • インストールされているファームウェアバージョンの特定方法 • 接続されたコントローラの識別 • アラームをオフにする方法 • 最適 RAID レベルの特定方法 構築が上手くできない理由 詳細については、「再構築が機能しない」を参照してください。 間違ったディスクの取り外しを防ぐ方法 取り外したいディスクの LED 表示を点滅させることによって、間違ったディスクの取り外しを防ぐことがで きます。LED 表示を点滅させるには、次の手順を実行します • 物理ディスクの LED 表示を点滅させるには、「物理ディスクの点滅および点滅停止」を参照してくださ い。 • 特定の仮想ディスクに含まれているすべての物理ディスクの LED ディスプレイを点滅させるには、 「仮
オンラインまたはオフライン状態での物理ディスクの設定 物理ディスクの点滅および点滅解除 故障したディスクの交換 SMART アラートを受けた物理ディスクの交換 間違った物理ドライブを取り外してしまった場合の回復方法 詳細については、「誤った物理ディスクの取り外しからのリカバリ」を参照してください。 インストールされているファームウェアバージョンの特定方 法 コントローラのプロパティ情報には、コントローラにインストールされているファームウェアのバージョン が表示されます。ストレージ ツリービューのオブジェクトから、システムに接続されているコントローラす べてのファームウェアバージョンを表示することができます。また、この情報は、コントローラの 情報 / 設 定 ページでも表示できます。 すべてのコントローラのファームウェアバージョンを表示するには、次の手順を実行します。 1. ツリービューで ストレージ オブジェクトを選択します。 2.
アラームをオフにする方法 ストレージコンポーネントの中には、エラー状態を示すアラームが備わっているものがあります。アラーム をオフにするための詳細については、次を参照してください。 • コントローラアラームをオフにする • コントローラアラームの無効化 • エンクロージャアラームの無効化 最適 RAID レベルの特定方法 詳細については、 「RAID レベルと連結の選択」および「RAID レベルと連結のパフォーマンス比較」を参照し てください。 210
21 対応機能 それぞれのコントローラは、異なる機能をサポートしています。Storage Management のメニューに表示さ れるタスクとその他の機能は、コントローラがその機能をサポートするかによって異なります。本項では、 コントローラがサポートする機能をリストしています。コントローラの詳細については、お使いのハードウ ェアのマニュアルを参照してください。 関連リンク PERC 5/ および PERC 6/ コントローラの対応機能 PERC ハードウェアコントローラの対応機能 SAS 5iR、SAS 6iR、PERC H200 コントローラの対応機能 PERC S100、PERC S110、PERC S130、および S300 コントローラにおける対応機能 対応非 RAID コントローラ エンクロージャとバックプレーンの機能 PERC 5/ および PERC 6/ コントローラの対応機能 本項では、コントローラ対応機能と、エンクロージャを PERC 5/E、PERC 5/i、PERC 6/E、PERC 6/I、およ び PERC 6/I モジュラーコントローラに接続できるかどうかを示します。 • コ
PERC 5/ および PERC 6/ コントローラ対応のコントローラタスク 表 38.
コントローラタ スク名 PERC 5/E PERC 5/I PERC 6/E PERC 6/I PERC 6/I モジ ュラー 外部設定 いいえ いいえ ファームウェア 6.1 以降で対応 ファームウェア 6.1 以降で対応 ファームウェア 6.1 以降で対応 外部設定のイン ポートプレビュ ー いいえ いいえ ファームウェア 6.1 以降で対応 ファームウェア 6.1 以降で対応 ファームウェア 6.1 以降で対応 エンクロージャ のホットプラグ いいえ いいえ ファームウェア 6.1 以降で対応 いいえ いいえ コントローラプ ロパティの変更 いいえ いいえ ファームウェア 6.1 以降で対応 ファームウェア 6.1 以降で対応 ファームウェア 6.1 以降で対応 インテリジェン トミラーリング いいえ いいえ ファームウェア 6.1 以降で対応 ファームウェア 6.1 以降で対応 ファームウェア 6.1 以降で対応 冗長パス設定 いいえ いいえ ファームウェア 6.
PERC 5/ および PERC 6/ コントローラ対応のコネクタタスク 表 40. PERC 5/E および PERC 6/ コントローラ対応のコネクタタスク コネクタタスク 名 PERC 5/E PERC 5/I PERC 6/E PERC 6/I PERC 6/I モジ ュラー コネクタの再ス キャン いいえ いいえ いいえ いいえ いいえ PERC 5/E および PERC 6/ コントローラ対応の物理ディスクタスク 表 41.
PERC 5/ および PERC 6/ コントローラ対応の仮想ディスクタスク 表 42.
仮想ディスクの タスク名 PERC 5/E PERC 5/I PERC 6/E PERC 6/I PERC 6/I モジ ュラー 仮想ディスクの フォーマット いいえ いいえ いいえ いいえ いいえ 仮想ディスクフ ォーマットのキ ャンセル いいえ いいえ いいえ いいえ いいえ 無効ディスクセ グメントの復元 いいえ いいえ いいえ いいえ いいえ 仮想ディスクの 初期化 いいえ いいえ いいえ いいえ いいえ 仮想ディスクの 高速初期化 はい はい はい はい はい 仮想ディスクの 低速初期化 はい はい はい はい はい 仮想ディスク初 期化のキャンセ ル はい はい はい はい はい メンバーの交換 いいえ いいえ ファームウェア 6.1 以降で対応 ファームウェア 6.1 以降で対応 ファームウェア 6.1 以降で対応 PERC 5/ および PERC 6/ コントローラの仮想ディスク仕様 表 43.
仮想ディスクの 仕様 PERC 5/E PERC 5/I PERC 6/E PERC 6/I PERC 6/I モジ ュラー 最大ストライプ サイズ 128 K 128 K 1MB 1MB 1MB ディスクグルー プあたりの仮想 ディスク最大数 16 16 16 16 16 連結できる物理 ディスクの最大 数 該当なし 該当なし 該当なし 該当なし 該当なし RAID 0 の物理 ディスク最大数 32 32 32 32 32 RAID 1 の物理 ディスク最大数 2 2 2 2 2 RAID 5 の物理 ディスク最大数 32 32 32 32 32 RAID 10 の物理 ディスク最大数 16 16 256 (ファーム ウェアバージョ ン 6.
仮想ディスクの 仕様 PERC 5/E RAID 60 の物理 該当なし ディスク最小数 PERC 5/I PERC 6/E PERC 6/I PERC 6/I モジ ュラー 該当なし 8 8 8 PERC 5/E および PERC 6 コントローラ対応の RAID レベル 表 44.
PERC 5/I PERC 6/E PERC 6/I PERC 6/I モジ ュラー ライトバックの はい 強制(常時有効) はい はい はい はい 書き込みキャッ シュ有効、保護 いいえ いいえ いいえ いいえ いいえ キャッシュポリ シー いいえ いいえ いいえ いいえ いいえ ディスクキャッ シュポリシー はい はい はい はい はい キャッシュ I/O いいえ いいえ いいえ いいえ いいえ ダイレクト I/O いいえ いいえ いいえ いいえ いいえ 読み取り、書き 込み、およびキ ャッシュポリシ ー PERC 5/E PERC 5/ および PERC 6/ コントローラ対応のエンクロージャ 表 46.
• 物理ディスクタスク • 仮想ディスクタスク • 仮想ディスクの仕様 • 対応 RAID レベル • 読み取り、書き込み、キャッシュ、およびディスクキャッシュポリシー • エンクロージャサポート エンクロージャ対応のタスクについては、 「エンクロージャおよびバックプレーンの機能」を参照してくださ い。 PERC ハードウェアコントローラ対応のコントローラタスク 表 47.
コント ローラ タスク 名 PER C H8 00 PER C H81 0ア ダプ タ PERC H700 ア ダプタ / Integrat ed PERC H700 モジ ュラ ー PERC H710 アダプ タ/ミ ニモノ リシッ ク/ミ ニブレ ード PERC H710 P アダ プタ PERC H310 ア ダプタ / ミニブレ ード / ミ ニモノリ シック PERC H730 P アダ プタ / ミニモ ノリシ ック / ミニブ レード PERC H730 アダプ タ/ミ ニモノ リシッ ク/ミ ニブレ ード PERC H330 ア ダプタ / ミニモノ リシッ ク / ミニ ブレー ド / 内蔵 PER C H81 0ア ダプ タ 整合性 チェッ ク率の 設定 は い はい はい はい はい はい はい はい はい はい はい 再構成 率の設 定 は い はい はい はい はい はい はい はい はい はい はい コント ローラ の再ス キャン い い え いい え いいえ いい え いいえ いい え 仮想デ
コント ローラ タスク 名 PER C H8 00 PER C H81 0ア ダプ タ PERC H700 ア ダプタ / Integrat ed PERC H700 モジ ュラ ー RAID へ の変換 な し 非 RAID から RAID へ の変換 該 当 な し いい え 該当なし 該当 なし メンバ ーの交 換 は い はい はい はい はい 外部設 定のイ ンポー トプレ ビュー は い はい はい はい はい エンク ロージ ャのホ ットプ ラグ は い はい いいえ いい え コント ローラ プロパ ティの 変更 は い はい はい はい はい はい はい はい インテ リジェ ントミ ラーリ ング は い はい はい はい はい はい はい はい 冗長パ ス設定 は い はい いいえ いい え ディス クキャ ッシュ ポリシ ー は い はい はい はい はい はい はい はい 保持キ ャッシ ュの管 理 は い はい はい はい はい はい いいえ はい
コント ローラ タスク 名 PER C H8 00 PER C H81 0ア ダプ タ PERC H700 ア ダプタ / Integrat ed PERC H700 モジ ュラ ー PERC H710 アダプ タ/ミ ニモノ リシッ ク/ミ ニブレ ード PERC H710 P アダ プタ PERC H310 ア ダプタ / ミニブレ ード / ミ ニモノリ シック PERC H730 P アダ プタ / ミニモ ノリシ ック / ミニブ レード PERC H730 アダプ タ/ミ ニモノ リシッ ク/ミ ニブレ ード PERC H330 ア ダプタ / ミニモノ リシッ ク / ミニ ブレー ド / 内蔵 PER C H81 0ア ダプ タ 暗号化 キーの 管理 は い はい はい はい はい はい いいえ はい はい いいえ はい CacheC ade の 管理 は い はい はい いい え いいえ はい いいえ いいえ はい 永続的 なホッ トスペ ア は い はい はい はい はい はい はい はい はい はい
コント ローラ タスク 名 PER C H8 00 PER C H81 0ア ダプ タ PERC H700 ア ダプタ / Integrat ed PERC H700 モジ ュラ ー PERC H710 アダプ タ/ミ ニモノ リシッ ク/ミ ニブレ ード PERC H710 P アダ プタ PERC H310 ア ダプタ / ミニブレ ード / ミ ニモノリ シック PERC H730 P アダ プタ / ミニモ ノリシ ック / ミニブ レード PERC H730 アダプ タ/ミ ニモノ リシッ ク/ミ ニブレ ード PERC H330 ア ダプタ / ミニモノ リシッ ク / ミニ ブレー ド / 内蔵 PER C H81 0ア ダプ タ 物理デ ィスク ファー ムウェ アバー ジョン レポー ト は い はい はい はい はい はい はい はい はい はい はい PERC ハードウェアコントローラ対応のバッテリタスク 表 48.
PERC ハードウェアコントローラ対応のコネクタタスク 表 49. PERC ハードウェアコントローラ対応のコネクタタスク コント ローラ タスク 名 コネク タの再 スキャ ン PERC H800 PERC H810 アダプ タ PERC H700 アダプ タ/内 臓 PERC H700 モジュ ラー PERC H710 アダプ タ/ミ ニブレ ード / ミニモ ノリシ ック いいえ いいえ いいえ いいえ いいえ PERC H310 PERC アダプ H710P タ / ミ アダプ ニブレ ード / タ ミニモ ノリシ ック PERC H730P アダプ タ/ミ ニモノ リシッ ク/ミ ニブレ ード PERC H730 アダプ タ/ミ ニモノ リシッ ク/ミ ニブレ ード PERC H330 アダプ タ/ミ ニモノ リシッ ク/ミ ニブレ ード / 内蔵 PERC H830 アダプ タ いいえ いいえ いいえ いいえ いいえ いいえ PERC ハードウェアコントローラ対応の物理ディスクタスク 表 50.
物理デ ィスク のタス ク名 PERC H800 PERC H810 アダプ タ PERC H700 アダプ タ/統 合 PERC H700 モジュ ラー PERC H710 アダプ タ/ミ ニブレ ード / ミニモ ノリシ ック PERC H710P アダプ タ PERC H310 アダプ タ/ミ ニブレ ード / ミニモ ノリシ ック PERC H730P アダプ タ/ミ ニモノ リシッ ク/ミ ニブレ ード PERC H730 アダプ タ/ミ ニモノ リシッ ク/ミ ニブレ ード PERC H330 アダプ タ/ミ ニモノ リシッ ク/ミ ニブレ ード / 内蔵 PERC H830 アダプ タ 初期化 いいえ いいえ いいえ いいえ いいえ いいえ いいえ いいえ いいえ いいえ いいえ 再構築 はい はい はい はい はい はい はい はい はい はい はい 再構築 のキャ ンセル はい はい はい はい はい はい はい はい はい はい はい 無効デ ィスク セグメ ントの 削除 いいえ いいえ
物理デ ィスク のタス ク名 PERC H800 PERC H810 アダプ タ PERC H700 アダプ タ/統 合 PERC H700 モジュ ラー PERC H710 アダプ タ/ミ ニブレ ード / ミニモ ノリシ ック PERC H710P アダプ タ PERC H310 アダプ タ/ミ ニブレ ード / ミニモ ノリシ ック PERC H730P アダプ タ/ミ ニモノ リシッ ク/ミ ニブレ ード PERC H730 アダプ タ/ミ ニモノ リシッ ク/ミ ニブレ ード PERC H330 アダプ タ/ミ ニモノ リシッ ク/ミ ニブレ ード / 内蔵 PERC H830 アダプ タ 復帰可 能なホ ットス ペア はい はい はい はい はい はい はい はい はい はい はい PERC ハードウェアコントローラ対応の仮想ディスクタスク 表 51.
仮想デ ィスク のタス ク名 PERC H800 PERC H810 アダプ タ PERC H700 アダプ タ/内 蔵/モ ジュラ ー PERC H710 アダプ タ/ミ ニモノ リシッ ク/ミ ニブレ ード PERC H710P アダプ タ/ミ ニブレ ード / ミニモ ノリシ ック PERC H310 アダプ タ/ミ ニブレ ード / ミニモ ノリシ ック PERC H730P アダプ タ/ミ ニモノ リシッ ク/ミ ニブレ ード PERC H730 アダプ タ/ミ ニモノ リシッ ク/ミ ニブレ ード PERC H330 アダプ タ/ミ ニモノ リシッ ク/ミ ニブレ ード / 内蔵 PERC H830 アダプ タ 名前の 変更 はい はい はい はい はい はい はい はい はい はい 点滅 / 点滅停 止 はい はい はい はい はい はい はい はい はい はい 再設定 はい はい はい はい はい はい はい はい はい はい ポリシ ーの変 更 はい はい はい はい はい はい はい は
PERC H800 PERC H810 アダプ タ PERC H700 アダプ タ/内 蔵/モ ジュラ ー PERC H710 アダプ タ/ミ ニモノ リシッ ク/ミ ニブレ ード PERC H710P アダプ タ/ミ ニブレ ード / ミニモ ノリシ ック PERC H310 アダプ タ/ミ ニブレ ード / ミニモ ノリシ ック PERC H730P アダプ タ/ミ ニモノ リシッ ク/ミ ニブレ ード PERC H730 アダプ タ/ミ ニモノ リシッ ク/ミ ニブレ ード PERC H330 アダプ タ/ミ ニモノ リシッ ク/ミ ニブレ ード / 内蔵 PERC H830 アダプ タ 仮想デ ィスク のフォ ーマッ ト いいえ いいえ いいえ いいえ いいえ いいえ いいえ いいえ いいえ いいえ 仮想デ ィスク フォー マット のキャ ンセル いいえ いいえ いいえ いいえ いいえ いいえ いいえ いいえ いいえ いいえ 無効デ ィスク セグメ ントの 復元 いいえ いいえ いいえ いいえ いいえ いいえ いいえ いい
仮想デ ィスク のタス ク名 PERC H800 PERC H810 アダプ タ PERC H700 アダプ タ/内 蔵/モ ジュラ ー PERC H710 アダプ タ/ミ ニモノ リシッ ク/ミ ニブレ ード PERC H710P アダプ タ/ミ ニブレ ード / ミニモ ノリシ ック PERC H310 アダプ タ/ミ ニブレ ード / ミニモ ノリシ ック PERC H730P アダプ タ/ミ ニモノ リシッ ク/ミ ニブレ ード PERC H730 アダプ タ/ミ ニモノ リシッ ク/ミ ニブレ ード PERC H330 アダプ タ/ミ ニモノ リシッ ク/ミ ニブレ ード / 内蔵 PERC H830 アダプ タ いいえ はい いいえ はい はい いいえ はい はい いいえ はい の不良 ブロッ クのク リア Fluid Cache 操作の 有効 化/無 効化 PERC ハードウェアコントローラ用仮想ディスクの仕様 表 52.
仮想デ ィスク の仕様 PERC H800 PERC H810 アダプ タ PERC H700 アダプ タ/内 蔵/モ ジュラ ー PERC H710 ミニブ レード PERC H710 アダプ タ/ミ ニモノ リシッ ク PERC H710P アダプ タ PERC H310 アダプ タ/ミ ニブレ ード / ミニモ ノリシ ック PERC H730P アダプ タ/ミ ニモノ リシッ ク/ミ ニブレ ード PERC H730 アダプ タ/ミ ニモノ リシッ ク/ミ ニブレ ード PERC H330 アダプ タ/ミ ニモノ リシッ ク/ミ ニブレ ード / 内蔵 PERC H830 アダプ タ 仮想デ ィスク あたり のスパ ン最大 数 8 8 8 8 8 8 8 8 8 8 8 スパン あたり の物理 ディス ク最大 数 32 32 32 32 32 32 8 32 32 8 32 最小ス トライ プサイ ズ 8K 64 K 8K 64 K 64 K 64 K 64 K 64 K 64 K 64 K 64 K 最大
PERC H810 アダプ タ PERC H700 アダプ タ/内 蔵/モ ジュラ ー PERC H710 ミニブ レード PERC H710 アダプ タ/ミ ニモノ リシッ ク PERC H710P アダプ タ PERC H310 アダプ タ/ミ ニブレ ード / ミニモ ノリシ ック PERC H730P アダプ タ/ミ ニモノ リシッ ク/ミ ニブレ ード PERC H730 アダプ タ/ミ ニモノ リシッ ク/ミ ニブレ ード PERC H330 アダプ タ/ミ ニモノ リシッ ク/ミ ニブレ ード / 内蔵 PERC H830 アダプ タ RAID 1 2 の物理 ディス ク最大 数 2 2 2 2 2 2 2 2 2 2 RAID 5 32 の物理 ディス ク最大 数 32 32 32 32 32 16 32 32 16 32 RAID 10 の 物理デ ィスク 最大数 256 256 16 該当な し 16 16 16 256 256 16 256 RAID 50 の 物理デ ィスク 最大数 256 25
PERC H800 PERC H810 アダプ タ PERC H700 アダプ タ/内 蔵/モ ジュラ ー PERC H710 ミニブ レード PERC H710 アダプ タ/ミ ニモノ リシッ ク PERC H710P アダプ タ PERC H310 アダプ タ/ミ ニブレ ード / ミニモ ノリシ ック PERC H730P アダプ タ/ミ ニモノ リシッ ク/ミ ニブレ ード PERC H730 アダプ タ/ミ ニモノ リシッ ク/ミ ニブレ ード PERC H330 アダプ タ/ミ ニモノ リシッ ク/ミ ニブレ ード / 内蔵 PERC H830 アダプ タ RAID 10 の 物理デ ィスク 最小数 4 4 4 4 4 4 4 4 4 4 4 RAID 50 の 物理デ ィスク 最小数 6 6 6 6 6 6 6 6 6 6 6 RAID 6 32 の物理 ディス ク最大 数 32 32 32 32 32 該当な し 32 32 該当な し 32 RAID 60 の 物理デ ィスク 最大数 256 25
PERC ハードウェアコントローラ対応の RAID レベル 表 53.
読み取 PERC り、書き H800 込み、お よびキ ャッシ ュポリ シー PERC H810 アダプ タ PERC H700 アダプ タ/内 蔵/モ ジュラ ー PERC H710 アダプ タ/ミ ニモノ リシッ ク/ミ ニブレ ード PERC H710P アダプ タ PERC H310 アダプ タ/ミ ニブレ ード / ミニモ ノリシ ック PERC H730P アダプ タ/ミ ニモノ リシッ ク/ミ ニブレ ード PERC H730 アダプ タ/ミ ニモノ リシッ ク/ミ ニブレ ード PERC H330 アダプ タ/ミ ニモノ リシッ ク/ミ ニブレ ード / 内蔵 PERC H830 アダプ タ はい はい はい はい いいえ はい はい いいえ はい はい はい はい はい はい いいえ はい はい いいえ はい 先読み はい なし(無 効) はい はい はい はい いいえ はい はい いいえ はい 書き込 みポリ シー はい はい はい はい はい いいえ はい はい いいえ はい ライト はい
読み取 PERC り、書き H800 込み、お よびキ ャッシ ュポリ シー PERC H810 アダプ タ PERC H700 アダプ タ/内 蔵/モ ジュラ ー PERC H710 アダプ タ/ミ ニモノ リシッ ク/ミ ニブレ ード PERC H710P アダプ タ PERC H310 アダプ タ/ミ ニブレ ード / ミニモ ノリシ ック PERC H730P アダプ タ/ミ ニモノ リシッ ク/ミ ニブレ ード PERC H730 アダプ タ/ミ ニモノ リシッ ク/ミ ニブレ ード PERC H330 アダプ タ/ミ ニモノ リシッ ク/ミ ニブレ ード / 内蔵 PERC H830 アダプ タ キャッ シュ I/O いいえ いいえ いいえ いいえ いいえ いいえ いいえ いいえ いいえ いいえ ダイレ クト I/O いいえ いいえ いいえ いいえ いいえ いいえ いいえ いいえ いいえ いいえ PERC ハードウェアコントローラでのエンクロージャサポート 表 55.
エンクロージャ対応のタスクについては、 「エンクロージャおよびバックプレーンの機能」を参照してくださ い。 SAS 5/iR、SAS 6/iR、H200 コントローラコントローラ対応のコントローラタス ク 表 56.
SAS 5/iR、SAS 6/iR、および H200 コントローラ対応のバッテリタスク 表 57. SAS 5/iR、SAS 6/iR、および H200 コントローラ対応のバッテリタスク バッテリタスク名 SAS 5/iR SAS 6/iR PERC H200 バッテリの修正 いいえ いいえ いいえ 学習サイクルの開始 いいえ いいえ いいえ 学習サイクルの遅延 いいえ いいえ いいえ SAS 5/iR、SAS 6/iR、および H200 コントローラ対応のコネクタタスク 表 58. SAS 5/iR、SAS 6/iR、および H200 コントローラ対応のコネクタタスク コネクタタスク名 SAS 5/IR SAS 6/iR PERC H200 コネクタの再スキャン いいえ いいえ いいえ SAS 5/iR、SAS 6/iR、および H200 コントローラ対応の物理ディスクタスク 表 59.
物理ディスクのタスク SAS 5/IR 名 SAS 6/iR PERC H200 ディスクのフォーマッ いいえ ト いいえ いいえ クリア いいえ いいえ いいえ クリアのキャンセル いいえ いいえ いいえ SAS 5/iR、SAS 6/iR、および H200 コントローラ対応の仮想ディスクタスク 表 60.
仮想ディスクのタスク名 SAS 5/IR SAS 6/iR PERC H200 仮想ディスクのフォーマ いいえ ット いいえ いいえ 仮想ディスクフォーマッ いいえ トのキャンセル いいえ いいえ 無効ディスクセグメント いいえ の復元 いいえ いいえ 仮想ディスクの初期化 いいえ いいえ いいえ 仮想ディスクの高速初期 いいえ 化 いいえ いいえ 仮想ディスクの低速初期 いいえ 化 いいえ いいえ 仮想ディスク初期化のキ いいえ ャンセル いいえ いいえ SAS 5/iR、SAS 6/iR 、および H200 コントローラ対応の RAID レベル 表 61. SAS 5/iR、SAS 6/iR 、および H200 コントローラ対応の RAID レベル RAID レベル SAS 5/IR SAS 6/iR PERC H200 RAID 0 はい はい はい RAID 1 はい はい はい RAID 10 いいえ いいえ はい SAS 5/iR、SAS 6/iR、PERC H200 コントローラの仮想ディスク仕様 表 62.
仮想ディスクの仕様 SAS 5/IR SAS 6/iR PERC H200 ディスクグループあたりの仮想 ディスク最大数 1 1 1 連結できる物理ディスクの最大 数 該当なし 該当なし 該当なし RAID 0 の物理ディスク最大数 4 8 10 — アダプタ 10 — 内蔵 4 — モジュラー RAID 1 の物理ディスク最大数 2 2 2 RAID 5 の物理ディスク最大数 該当なし 該当なし 該当なし RAID 10 の物理ディスク最大数 該当なし 該当なし 10 — アダプタ 10 — 内蔵 4 — モジュラー RAID 50 の物理ディスク最大数 該当なし 該当なし 該当なし 連結できる物理ディスクの最小 数 該当なし 該当なし 該当なし RAID 0 の物理ディスク最小数 2 2 2 RAID 1 の物理ディスク最小数 2 2 2 RAID 5 の物理ディスク最小数 該当なし 該当なし 該当なし RAID 10 の物理ディスク最小数 該当なし 該当なし 4 RAID 50 の物理ディスク最小数
SAS 5/iR、SAS 6/iR、H200 コントローラ対応の読み取り、書き込み、およびキ ャッシュポリシー 表 63.
• コントローラタスク • 物理ディスクタスク • 仮想ディスクタスク • 仮想ディスクの仕様 • 対応 RAID レベル • 読み取り、書き込み、キャッシュ、およびディスクキャッシュポリシー • エンクロージャサポート PERC S100、PERC S110、PERC S130、および S300 コントローラでサポートさ れるコントローラタスク 表 65. PERC S100、PERC S110、PERC S130、および S300 コントローラでサポートされるコントローラタスク コントローラタ スク名 PERC S100 PERC S110 PERC S130 PERC S300 仮想ディスクの 作成 はい はい はい はい PERC S100、PERC S110、PERC S130、および S300 コントローラでサポートさ れる物理ディスクタスク 表 66.
仮想ディスクの タスク名 PERC S100 PERC S110 PERC S130 PERC S300 仮想ディスク作 成の簡易設定ウ ィザード はい はい はい はい 名前の変更 はい はい はい はい 点滅 / 点滅停止 いいえ はい はい いいえ 再設定 はい はい はい はい ポリシーの変更 はい はい はい はい 最後の仮想ディ スクの削除 はい はい はい はい 仮想ディスクタ はい スク(任意)の削 除 はい はい はい 整合性のチェッ ク はい はい はい はい PERC S100、PERC S110、PERC S130、および S300 コントローラの仮想ディス ク仕様 表 68.
仮想ディスクの仕様 PERC S100 PERC S110 PERC S130 PERC S300 RAID 0 の物理ディスク 最大数 8 8 8 8 RAID 1 の物理ディスク 最大数 2 2 2 2 RAID 5 の物理ディスク 最大数 8 該当なし 8 8 RAID 10 の物理ディスク 4 最大数 該当なし 4 4 連結できる物理ディス クの最小数 該当なし 該当なし 該当なし 該当なし RAID 0 の物理ディスク 最小数 2 2 2 2 RAID 1 の物理ディスク 最小数 2 2 2 2 RAID 5 の物理ディスク 最小数 3 該当なし 3 3 RAID 10 の物理ディスク 4 最小数 該当なし 4 4 PERC S100、PERC S110、PERC S130、および S300 コントローラでサポートさ れる RAID レベル 表 69.
PERC S100、PERC S110、PERC S130、および S300 コントローラでサポートさ れる読み取り / 書き込みキャッシュおよびディスクキャッシュポリシー 表 70.
エンクロージャ サポート PERC S100 PERC S110 PERC S130 PERC S300 ーラに接続でき ますか? 非 RAID コントローラの対応機能 本項では、コントローラ対応の機能、およびエンクロージャをコントローラに接続できるかどうかを示しま す。 • コントローラタスク • バッテリタスク • コネクタタスク • 物理ディスクタスク • 仮想ディスクタスク • エンクロージャサポート エンクロージャ対応のタスクについては、 「エンクロージャおよびバックプレーンの機能」を参照してくださ い。 非 RAID コントローラ対応のコントローラタスク 表 72.
コントローラタスク名 非 RAID SCSI 非 RAID SAS 巡回読み取りモードの設定 いいえ いいえ 巡回読み取りの開始 いいえ いいえ 巡回読み取りの停止 いいえ いいえ 非 RAID コントローラ対応のバッテリタスク 表 73. 非 RAID コントローラ対応のバッテリタスク バッテリタスク名 非 RAID SCSI 非 RAID SAS バッテリの修正 いいえ いいえ 学習サイクルの開始 いいえ いいえ 学習サイクルの遅延 いいえ いいえ 非 RAID コントローラ対応のコネクタタスク 表 74. 非 RAID コントローラ対応のコネクタタスク コネクタタスク名 非 RAID SCSI 非 RAID SAS コネクタの再スキャン いいえ いいえ 非 RAID コントローラ対応の物理ディスクタスク 表 75.
非 RAID コントローラ対応の仮想ディスクタスク 表 76.
非 RAID コントローラでのエンクロージャサポート 表 77.
SAS コントローラの対応最大構成 表 79.
22 ストレージコンポーネントの正常性状態の 特定 本項では、下位レベルのストレージコンポーネントの状態が、コントローラやその他の上位レベルのコンポ ーネント用に表示される複合状態に「ロールアップ」される方法を説明しています。これらの表に示される 例は、すべてのシナリオを対象とするものではありませんが、所定のコンポーネントが正常、劣化、故障状 態にあるときに、状態がロールアップされる方法を示しています。 関連リンク ストレージコンポーネントの重大度 正常性状態のロールアップ:バッテリが充電中または切れて いる 表 80. 正常性状態のロールアップ:バッテリが充電中または切れている(エンクロージャを含まない) ストレージ サブシステ ム コントロー ラ バッテリ コネクタ 物理ディス ク ファームウ ェア / ドラ イバ 仮想ディス ク 該当なし 該当なし 該当なし 該当なし 該当なし コンポーネ ントの状態 正常性ロー ルアップ 正常性状態のロールアップ:仮想ディスク内の物理ディスク が故障または取り外し済み 表 81.
ストレージ サブシステ ム コントロー ラ バッテリ コネクタ 物理ディス ク ファームウ ェア / ドラ イバ 仮想ディス ク 正常性状態のロールアップ:仮想ディスク内の物理ディスク が非対応、部分的または恒久的に劣化 表 82. 正常性状態のロールアップ:仮想ディスク内の物理ディスクが非対応、部分的または恒久的に劣化 ストレージ サブシステ ム コントロー ラ バッテリ コネクタ 物理ディス ク ファームウ ェア / ドラ イバ 仮想ディス ク コンポーネ ントの状態 正常性ロー ルアップ 正常性状態のロールアップ:仮想ディスク内のすべての物理 ディスクが外部状況 表 83.
正常性状態のロールアップ:仮想ディスクが劣化、物理ディ スクが故障または再構築中 表 85. 正常性状態のロールアップ:仮想ディスクが劣化、物理ディスクが故障または再構築中(エンクロージャを 含まない) ストレージ サブシステ ム コントロー ラ バッテリ コネクタ 物理ディス ク ファームウ ェア / ドラ イバ 仮想ディス ク コンポーネ ントの状態 正常性ロー ルアップ 正常性状態のロールアップ:仮想ディスクが失敗 表 86. 正常性状態のロールアップ:仮想ディスクが失敗(エンクロージャを含まない) ストレージ サブシステ ム コントロー ラ バッテリ コネクタ 物理ディス ク ファームウ ェア / ドラ イバ 仮想ディス ク コンポーネ ントの状態 正常性ロー ルアップ 正常性状態のロールアップ:非対応のファームウェアバージ ョン 表 87.
正常性状態のロールアップ:エンクロージャ電源装置が故障 または電源接続が取り外された 表 88. 正常性状態のロールアップ:エンクロージャ電源装置が故障または電源接続が取り外された ストレージ サブシステ ム コントロー ラ コネクタ エンクロー ジャ エンクロー ジャ電源装 置 仮想ディス ク 物理ディス ク 該当なし 該当なし 該当なし コンポーネ ントの状態 正常性ロー ルアップ 正常性状態のロールアップ:エンクロージャファンの 1 つが 故障 表 89. 正常性状態のロールアップ:エンクロージャファンの 1 つが故障 ストレージ サブシステ ム コントロー ラ バッテリ コネクタ 物理ディス ク ファームウ ェア / ドラ イバ 仮想ディス ク 該当なし 該当なし 該当なし コンポーネ ントの状態 正常性ロー ルアップ 正常性状態のロールアップ:エンクロージャ EMM の 1 つが 故障 表 90.
正常性状態のロールアップ:エンクロージャ温度プローブの 1 つに不具合が発生 表 91. 正常性状態のロールアップ:エンクロージャ温度プローブの 1 つに不具合が発生(エンクロージャを含まな い) ストレージ サブシステ ム コントロー ラ コネクタ エンクロー ジャ エンクロー ジャ温度プ ローブ 仮想ディス ク 物理ディス ク コンポーネ ントの状態 正常性ロー ルアップ 該当なし 正常性状態のロールアップ:エンクロージャへの両方の電源 接続を喪失 表 92. 正常性状態のロールアップ:エンクロージャへの両方の電源接続を喪失 ストレージ サブシステ ム コントロー ラ コネクタ エンクロー ジャ すべてのエ ンクロージ ャコンポー ネント コンポーネ ントの状態 正常性ロー ルアップ 該当なし 仮想ディス ク 物理ディス ク 該当なし 該当なし 該当なし 該当なし 正常性状態のロールアップ:1 つ以上の物理ディスクが故障 表 93.
正常性状態のロールアップ:物理ディスクが再構築中 表 94.