Reference Guide
最小および最大警告しきい値のデフォルト
メモ: ESM 3、ESM4、および BMC の機能を持つシステムでは警告しきい値をデフォルト値に設定する
ことはできません。
ファン警告しきい値の上限と下限の両方を、推奨されているデフォルト値に設定するには、次のように入力
します。
omconfig chassis fans index=0 warnthresh=default
または
omconfig mainsystem fans index=0 warnthresh=default
上限と下限の一方をデフォルトにし、他方を設定することはできません。言いかえると、最小警告しきい値
をデフォルトにする場合は,最大警告しきい値についてもデフォルト値を選択することになります。
最小および最大警告しきい値の指定
ファンプローブの警告しきい値を指定する場合、設定するプローブ番号と、警告しきい値の最大値または最
小値(もしくはその両方)を指定する必要があります。次の例では、設定されるプローブはプローブ 0 で
す。
1 番目のコマンドは最小しきい値のみを設定します。2 番目のコマンドは最小と最大の両しきい値を設
定します。
omconfig chassis fans index=0 minwarnthresh=4580
または
omconfig mainsystem fans index=0 minwarnthresh=4580
omconfig chassis fans index=0 minwarnthresh=4580 maxwarnthresh=9160
または
omconfig mainsystem fans index=0 minwarnthresh=4580 maxwarnthresh=9160
このコマンドを実行して、システムが指定値を設定すると、次のメッセージが表示されます。
Fan probe warning threshold(s) set successfully.
メモ: PowerEdge 9G システムでは、ファンプローブの最小および最大警告しきい値を設定することは
できません。
omconfig chassis frontpanel または omconfig mainsystem frontpanel
omconfig chassis frontpanel または omconfig mainsystem frontpanel コマンドを使用して次の設定を行い
ます。
• 電源ボタンと Nonmasking Interrupt(NMI)ボタンの設定
• LCD での表示内容の設定
– 何も表示しない
– カスタマイズされた情報
– デフォルトのシステム情報
– サービスタグ、システム名
– リモートアクセス MAC アドレス
– システム電源
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