Reference Guide
メモ: vdpienabled はオプションの引数で、PERC9 コントローラのみで有効です。yes に設定する
と、T10 Protection Information(PI)が有効化された仮想ディスクが作成されます。
メモ: RAID 10 の作成では、スパン内のディスク数が偶数のままであるにもかかわらず、PERC9 ファー
ムウェアが不均等スパン(不均衡な数のアレイディスクを持つスパン)でのレイアウト(アレイディス
クの数)を提案します。例えば、32 台のディスクがある場合はすべてのディスクが 1 つのスパンにあ
る
RAID 10 が作成され、34 台のディスクがある場合は、1 つのスパンに 16 台、もう一方のスパンに 18
台のディスクがある RAID 10 が作成されます。
構文例:
PERC 3/QC コントローラ上に、ストライプサイズが 16 KB の 500 MB の RAID 5 仮想ディスクを作成しま
す。仮想ディスクの名前は vd1 とし、コントローラ 1 のコネクタ 0 上に置きます。この仮想ディスクは
RAID 5 であるため、少なくとも 3 台の物理ディスクを必要とします。この例では 4 台の物理ディスクを指定
します。これらの物理ディスクの番号は
0 ~ 3 とします。この仮想ディスクは、先行読み込み、ライトスル
ーのディスクキャッシュ、およびキャッシュ I/O ポリシーを持ちます。
仮想ディスクを作成するには次のように入力します。
omconfig storage controller action=createvdisk controller=1 raid=r5 size=500m
pdisk= 0:0,0:1,0:2,0:3 stripesize=16kb cachepolicy=c readpolicy=ra
writepolicy=wt
必ず指定する必要のあるパラメータは、コントローラ、RAID レベル、仮想ディスクのサイズ、および物理デ
ィスクの選択に関するものです。その他のすべてのパラメータについては、指定されない場合は Storage
Management がデフォルト値を設定します。コントローラでサポートされる読み取り、書き込み、およびキ
ャッシュポリシーの詳細については、『
Dell OpenManage
オンラインヘルプ
』を参照してください。
仮想ディスクの作成と再設定のためのパラメータ指定
以下の表では、omconfig storage controller action=createvdisk のパラメータを指定する方法について説明
します。
表 91. パラメータおよびタイプ
パラメータ タイプ
controller=id
必須
raid=<c | r0 | r1 | r1c | r5 | r6 | r10 | r50 | r60>
必須
size=<number | max | min>
必須
pdisk=<connector:targetID,connector:targetID,.....
>
必須
[stripesize=<2k b| 4kb | 8kb | 16kb | 32kb | 64kb |
128kb>]
オプション
[cachepolicy=<d | c>]
オプション
[readpolicy=<ra | nra | ara | rc | nrc>]
オプション
[writepolicy=<wb | wt | wc | nwc | fwb>]
オプション
[name=<string>]
オプション
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