Reference Guide
omhelp コマンドは、CLI コマンドについての短いテキストのヘルプを表示します。ヘルプを表示したいコマ
ンドの後に
? を付けると、omhelp と同じ内容を簡単に取得できます。例えば、omreport コマンドのヘルプ
を表示するには、次のいずれかのコマンドを入力します。
• omhelp omreport
• omreport -?
omreport コマンドは、システムの管理情報のレポートを表示します。
メモ: CLI コマンドの概要を見るには、omhelp と入力します。
メモ: omupdate コマンドは、Server Administrator では現在サポートされておらず、代わりに Dell
Update Package または Server Update Utility コマンドを使用できます。さまざまなコンポーネントを
アップデートするには、Dell Update Package をダウンロードして <パッケージ名> /s [/f コマンド
を実行します。対応する CLI 構文の詳細に関しては、dell.com/support/manuals で『
オペレーティン
グシステム向け
Dell Update Packages
ユーザーズガイド
』または『Dell OpenManage Server Update
Utility
ユーザーズガイド
』を参照してください。
関連リンク:CLI コマンド結果の使用方法
CLI エラーチェックおよびエラーメッセージ
CLI コマンドを入力すると、CLI はコマンドの構文が正しいかどうかをチェックします。コマンドを入力して
コマンドが正常に実行されると、コマンドが正常に完了したというメッセージが表示されます。
成功のメッセージ
omconfig コマンドを正しく入力すると、そのコンポーネントのデータが表示されます。
次の omconfig コマンド例は、有効な CLI コマンドと、コマンドに成功した場合のメッセージを示します。
表 1. コマンドおよびメッセージ
コマンド メッセージ
omconfig chassis temps index=0
warnthresh= default
温度プローブの警告しきい値が正常に設定されまし
た。
omconfig chassis biossetup
attribute=numlock setting=on
BIOS セットアップが正常に設定されました。変更
は次の再起動後に有効になります。
omconfig system assetinfo
info=depreciation duration=6
omconfig system assetinfo
info=depreciation duration=6
メモ: 制約により、一部のコマンドはコマンドが正常に実行されてもシステム設定が変更されません。
これは、期待どおりの動作です。
失敗のメッセージ
CLI の失敗のメッセージは、一部のコマンドが成功しなかった理由を示します。コマンドが失敗する一般的
な理由には、構文エラーや存在しないコンポーネントなどがあります。多くのエラーメッセージには、コマ
ンドを正常に実行するために必要な構文情報が示されます。
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