Reference Guide

omconfig preferences
omconfig preferences コマンドを使用して、システムプリファレンスを設定します。Server Administrator
にアクセスするユーザーレベルの指定、および Active Directory サービスの設定には、このコマンドライン
を使用します。
omconfig cdv 形式のプリファレンス
omconfig preferences cdvformat は、カスタムの区切り形式でレポートされるデータフィールドの区切りと
して使用するデリミタ
(区切り記号)を指定するのに使用します。デリミタとして指定できる値は、感嘆符
!、セミコロン(;、アット(@、ハッシュ(#、ドル($、パーセント(%、キャレット(^、アスタ
リスク(*、ティルデ(~、疑問符(?、コロン(:、コンマ(,、パイプ(|)です。
次の例は、アスタリスクをデリミタとしてデータフィールドを区切る場合の指定方法です。
omconfig preferences cdvformat delimiter=asterisk
omconfig preferences dirservice
Active Directory サービスを設定するには、omconfig preferences dirservice コマンドを使用します。
<productname>oem.ini ファイルは、この変更を反映するために変更されます。<productname>oem.ini
ァイル内に
"adproductname" がない場合は、<computername>-<computername> Server Administrator
を実行しているコンピューター名で、<productname> omprv32.ini 内で定義されている製品名です。
Server Administrator の場合、製品名は "omsa" です。
したがって、Server Administrator を実行している "myOmsa" という名前のコンピュータの場合、デフォル
トの名前は "myOmsa–omsa" です。これは、スナップインツールを使用して Active Directory 内に定義され
Server Administrator の名前です。この名前は、ユーザー特権を検出するために、Active Directory 内のア
プリケーションオブジェクトの名前と一致している必要があります。
メモ: このコマンドは、Windows オペレーティングシステムが稼動するシステムにのみ適用できます。
次の表は、このコマンドに有効なパラメータを示しています。
35. omconfig preferences dirservice の有効なパラメータ
名前 = 値のペア 説明
prodname=<テキ
スト
>
Active Directory 設定の変更を適用する製品を指定します。prodname は、
omprv32.ini で定義された製品の名前を意味します。Server Administrator の場合は、
"omsa" になります。
enable=<true |
false>
trueActive Directory サービスの認証サポートと Active Directory ログイン オプショ
ンをログインページで有効にします。
falseActive Directory サービスの認証サポートと Active Directory ログイン オプシ
ョンをログインページで無効にします。Active Directory ログイン オプションがない
場合は、ローカルマシンアカウントにのみログインできます。
adprodname=<
キスト
>
Active Directory サービスで定義された製品の名前を指定します。この名前は、製品
と、ユーザー認証用の
Active Directory 特権データとを関連付けます。
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