Install Guide
Remote Enablement のインストール後の設定
本項では、Remote Enablement 機能がインストールされている場合に依存 RPM を設定する手順について詳しく説明します。
インストール後の設定スクリプトは、サーバーファイルシステムの /opt/dell/srvadmin/etc/ にあります。
すべての依存 RPM と Remote Enablement 機能をインストールした後、autoconf_cim_component.sh スクリプトを実行します。
メモ: SUSE Linux Enterprise Server 11 SP3 オペレーティングシステム DVD から sblim-sfcb RPM をインストールした場合、
Distributed Web Server(DWS)接続が正常に機能しません。接続問題を解決するには、SUSE Linux Enterprise Server 11
SP2 オペレーティングシステム DVD、または『Systems
Management Tools and Documentation』のひとつから sblim-sfcb
RPM をインストールする必要があります。
autoconf_cim_component.sh スクリプトを実行する前に、Systems Management がインストールされていることを確認してくださ
い。
sfbc と openwsman をデフォルト設定によって設定するには、以下のコマンドを実行します。./
autoconf_cim_component.sh
メモ: 管理下ノードで、openwsman を設定して異なるポートで実行するには、autoconf_cim_component.sh で-p <
ポ
ー
ト
> オ
プションを使用します。これはオプションであり、デフォルトで、openwsman はポート 443 で実行するように設定されてい
ます。
関連リンク:
対応 Linux および VMware ESX への Managed System Software のインストール
WSMAN 用サーバー証明書の作成
WSMAN 用に新しい証明書を作成するか、既存の証明書を再利用することができます。
新しい証明書の作成
/etc/openwsman にある、owsmangencert.sh スクリプトを実行することにより、WSMAN 用の新しいサーバーの証明書を作成で
きます。このスクリプトは、openwsman RPM によって提供されます。サーバーの証明書を作成するには、ウィザードの手順を実
行します。
既存の証明書の再利用
自己署名または CA 署名された証明書がある場合、/etc/openwsman/openwsman.conf 内の [server] タグの下でグループ化さ
れた ssl_cert_file と ssl_key_file の値を既存の証明書の値で更新することにより、openwsman サーバーに対して同じ証明
書を使用できます。
openwsman クライアント用の CRL の設定
Server Administrator Web Server が使用する証明書失効リスト(CRL)を設定する必要があります。そのためには、次を実行しま
す。
1. /etc/openwsman/openwsman_client.conf 内で有効な CRL ファイルを指定します。
2. 空白のままにすると、CRL チェックは無視されます。
メモ: CRL サポートは、SUSE Linux Enterprise Server バージョン 11 および Red Hat Enterprise Linux Server バージョン
5 アップデート 5 にだけ存在します。その他のオペレーティングシステムの場合は、オペレーティングシステムのベンダー
に問い合わせて、CRL サポートのある必要な CURL ライブラリを準備します。
sfcb および openwsman の実行
sfcb と openwsman を次のように実行します。
• /etc/init.d/sfcb start
• /etc/init.d/openwsmand start
メモ: Red Hat Enterprise Linux 6 では、sfcb を sblim-sfcb に置き換えてください。
Red Hat Enterprise Linux 6 では、再起動後に sblim-sfcb および openwsman を自動的に起動するために、chkconfig ユーティリ
ティを使用して、ランレベルを変更することが必要です。たとえば、ランレベル 3 および 5 で sblim-sfcb を実行したい場合、
次のコマンドを使用します。
12 インストール前のセットアップ