Users Guide

ネットワーク
ネットワーク オブジェクトをクリックして、システムの NIC を管理します。Server Administrator はシステ
ムにある
NIC それぞれの状態をモニタして、リモート接続が切断されないようにします。Server
Administrator NIC FCoE および iSoE 機能を報告し、NIC チーミングがシステム上ですでに設定済みの
場合は、それらの詳細も報告します。複数の物理 NIC を、管理者が IP アドレスを割り当てることができる
単一の論理
NIC にチーミングすることができます。チーミングは NIC ベンダーツールを使用して設定でき、
これには Broadcom - BACS などがあります。物理 NIC のいずれかに障害が発生しても、IP アドレスが単一
の物理 NIC ではなく論理 NIC にバインドされているため、IP アドレスは引き続きアクセス可能となります。
チームインタフェースが設定されている場合は、詳しいチームプロパティが表示されます。これらの物理
NIC がチームインタフェースのメンバーである場合、物理 NIC とチームインタフェース間の関係(またはそ
の逆)も報告されます。
Windows 2008 ハイパーバイザーオペレーティングシステムでは、Server Administrator は仮想マシンに IP
を割り当てるために使用される、物理 NIC ポートの IP アドレスを報告しません。
メモ: デバイスが検知される順序は、デバイスの物理ポート順と一致するとは限りません。インタフェ
ース名の下にあるハイパーリンクをクリックして、
NIC 情報を表示します。
オペレーティングシステムが ESX ESXi の場合、ネットワークデバイスはグループとみなされます。例え
ば、サービスコンソールによって使用される仮想イーサネットインタフェース
vswif)ならびに、ESX
VMKernelvmknic)デバイスで使用される仮想ネットワークインタフェースおよび ESXi vmknic デバイ
スなどです。
ネットワーク オブジェクト処置ウィンドウには、ユーザーのグループ特権によっては、プロパティ タブが表
示されることがあります。
プロパティ
サブタブ:情報
プロパティ タブでは、物理 NIC インタフェースとシステムに取り付けられている チームインタフェースに
ついての情報を表示できます。
メモ: Server Administrator IPv6 アドレス セクションにリンクのローカルアドレスに加えて 2 つの
アドレスのみを表示します。
ポート
ポート オブジェクトをクリックすると、システムの外部ポートを管理できます。 Server Administrator は、
システムに存在する各外部ポートの状態を管理します。
メモ: ブレードサーバーが取り付けられた CMC USB ポートは、OMSA では列挙されません。
ポート オブジェクト処置ウィンドウには、ユーザーのグループ権限に応じて、プロパティ タブなどが表示さ
れます。
サブタブ:情報
プロパティ
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