Users Guide
3. サーバープリファランス ウィンドウで、必要に応じてオプションを設定します。
• セッションタイムアウト(分)機能を使うと、Server Administrator セッションがアクティブな状態
でいられる時間制限を設定することができます。有効にする を選択すると、指定した分数の間ユー
ザーインタラクションがない場合にタイムアウトできます。セッションがタイムアウトしたユーザ
ーは、ログインしなおさないと続行できません。無効にする を選択すると、Server Administrator セ
ッションタイムアウト
(分)機能が無効になります。
• HTTPS ポート フィールドは、Server Administrator にセキュアポートを指定します。Server
Administrator
のデフォルトセキュアポートは 1311 です。
メモ: ポート番号を無効または使用中のポート番号に変更すると、他のアプリケーションまたは
ブラウザが管理下システムの Server Administrator にアクセスできなくなる場合があります。
デフォルトポートのリストに関しては、『
Server Administrator
インストールガイド
』を参照し
てください。
• IP アドレスのバインド先 フィールドは、セッション開始時に Server Administrator がバインドする
先の管理下システムの IP アドレスを指定します。システムに該当するすべての IP アドレスにバイ
ンドするには、
すべて を選択します。特定 を選択すると、特定の IP アドレスにバインドされます。
メモ: IP アドレスのバインド先 の値を すべて 以外の値に変更すると、他のアプリケーションま
たはブラウザが管理下システムの Server Administrator にアクセスできなくなる可能性があり
ます。
• 宛先: フィールドは、アップデートについてデフォルトで送信する電子メールアドレスを指定しま
す。複数の電子メールアドレスをコンマで区切って設定することができます。
• SMTP Server Name(または IP アドレス) および DNS Suffix for SMTP Server フィールドは、会社
の SMTP およびドメイン名サーバー(DNS)サフィックスを指定します。Server Administrator が電
子メールを送信できるようにするには、該当するフィールドに会社または組織の SMTP Server の IP
アドレスおよび DNS suffix for the SMTP Server を入力する必要があります。
メモ: セキュリティ上の理由から、SMTP サーバーから外部アカウントへの電子メール送信を許
可していない会社や組織もあります。
• コマンドログサイズ フィールドは、コマンドログファイル の最大ファイルサイズを MB 単位で指定
します。
メモ: Server Administrator Web Server を管理するためにログインした場合にのみ、このフィー
ルドが表示されます。
• サポートリンク フィールドでは、管理下システムのサポートを提供する事業体の URL を指定しま
す。
• カスタム区切り文字 フィールドは、エクスポート ボタンを使用して作成されるファイルの、データ
フィールドを区切るために使用される文字を指定します。
; 文字がデフォルトの区切り文字です。こ
の他のオプションは !、@、#、$、%、^、*、~、?、| および , です。
• SSL 暗号化 フィールドは、セキュア HTTPS セッションの暗号化レベルを指定します。使用可能な暗
号化レベルには、
自動ネゴシエート および 128 ビット以上 が含まれます。
– 自動ネゴシエート — 暗号化強度に関係なくブラウザからの接続を許可します。ブラウザは
Server Administrator Web Server と自動ネゴシエートし、セッションに使用可能な暗号化のうち
最高のレベルを使用します。暗号化が弱いレガシーブラウザも、
Server Administrator に接続で
きます。
– 128 ビット以上 — 128 ビット以上の暗号化強度を持つブラウザからの接続を許可します。次の
暗号スイートのうち 1 つが、任意の確立済みセッションのブラウザに基づいて適用できます:
SSL_RSA_WITH_RC4_128_SHA
SSL_RSA_WITH_RC4_128_MD5
SSL_DHE_RSA_WITH_3DES_EDE_CBC_SHA
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