Users Guide
6. 次のコマンドを使って snmpd サービスを再スタートします:service snmpd start
メモ: このサービスは snmpd サービスに依存するため、srvadmin がインストールされ、サービス
がすでに開始されている場合はサービスを再起動してください。
7. 再起動ごとに snmpd デーモンが開始されるようにするため、次のコマンドを実行します:chkconfig
snmpd on
8. 管理ステーションにトラップを送信する前に、次のコマンドを実行して、SNMP ポートが開かれている
ことを確認します:esxcfg-firewall -e snmpd。
対応 VMware ESXi 4.X および ESXi 5.X オペレーティングシステムが稼動するシステムにおける
SNMP エージェントの設定
Server Administrator は、VMware ESXi 4.X および ESXi 5.X 上の SNMP トラップをサポートしています。ラ
イセンスがスタンドアロンライセンスのみの場合は、VMware ESXi オペレーティングシステムの SNMP 設定
はできません。必要な SNMP サポートがないため、Server Administrator は VMware ESXi 4.x および ESXi
5.X
での SNMP Get および Set 操作をサポートしていません。VMware ESXi 4.X および ESXi 5.X が稼動する
システムで、管理ステーションに SNMP トラップを送信させるように設定するには、VMware vSphere コマ
ンドラインインタフェース
(CLI)を使用します。
メモ: VMware vSphere の CLI 使用方法については、 vmware.com/support を参照してください。
SNMP トラップを管理ステーションに送信するためのシステム設定
Server Administrator は、センサーおよびその他の監視パラメータのステータス変更に対して、SNMP トラッ
プを生成します。管理ステーションに SNMP トラップを送信するには、Server Administrator を実行してい
るシステム上で 1 つ、または複数のトラップ先を設定する必要があります。
管理ステーションにトラップを送信するように Server Administrator を実行するお使いの ESXi システムを
設定するには、次の手順を実行します。
1. VMware vSphere CLI をインストールします。
2. VMware vSphere CLI をインストールしたシステム上で、コマンドプロンプトを開きます。
3. VMware vSphere CLI がインストールされたディレクトリを変更します。Linux のデフォルトロケーシ
ョンは /usr/bin です。Windows のデフォルトロケーションは C:\Program Files\VMware\VMware
vSphere CLI\bin です。
4. 次のコマンドを実行します: vicfg-snmp.pl --server <server> --username <username>
--password <password> -c <community> -t <hostname> @162/<community>
ここで、<server> は ESXi システムのホスト名または IP アドレス、<username> は ESXi システム上
のユーザー、<community> は SNMP コミュニティ名、<hostname> は管理ステーションのホスト名ま
たは IP アドレスを指します。
メモ: .pl の拡張子は、Linux では必要ありません。
メモ: ユーザー名とパスワードを指定しないと、入力を求めるプロンプトが表示されます。
SNMP のトラップ設定は、サービスを再起動する必要なく、直ちに反映されます。
対応 Red Hat Enterprise Linux オペレーティングシステム と SUSE Linux
Enterprise Server が稼動するシステム上でのファイアウォールの設定
Red Hat Enterprise Linux/SUSE Linux のインストール中にファイアウォールのセキュリティを有効にする場
合は、デフォルトですべての外部ネットワークインタフェース上の SNMP ポートが閉じます。Server
Administorator
から情報を検出、取得するための IT Assistant などの SNMP 管理アプリケーションを有効に
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