Reference Guide
表 27. omconfig chassis memorymode または omconfig mainsystem memorymode の有効なパラメータ
名前=値のペア 1
説明
index=<
n
> メモリモジュールが常駐するシャーシ番号(デフォ
ルトはメインシステムシャーシのシャーシ 0 です)。
redundancy=spare | mirror | disabled | raid5 | dddc
spare:訂正可能なメモリイベントを持つメモリモジ
ュールを無効にし、障害の発生したモジュールのデ
ータをスペアバンクにコピーします。
mirror:障害が発生したモジュールで訂正不可能なメ
モリイベントが生じた場合にシステムをメモリのミ
ラー化されたコピーに切り替えます。mirror モード
では、オペレーティングシステムは次のシステム再
起動まで元のモジュールに切り替えません。
disabled:訂正不可能なメモリイベントが検出された
ときにシステムでその他のメモリモジュールを使用
しないことを示します。
raid5:システムメモリの構成方法です。これはハー
ドディスクドライブストレージシステムで使用され
る RAID5 モードと論理的に似ています。このメモリ
モードは高水準のメモリチェックとエラーリカバリ
を提供しますが、その代わりにメモリ容量が低下し
ます。サポートされる RAID モードは、回転パリティ
を伴う RAID レベル 5 ストライピングです。
dddc:dddc モードは、Double Device Data Correction を
有効にします。これにより、x4 DRAM のハードウェ
ア障害後のデータ可用性が保証されます。
opmode=mirror | optimizer | advecc
mirror:障害が発生したモジュールで訂正不可能なメ
モリイベントが生じた場合にシステムをメモリのミ
ラー化されたコピーに切り替えます。mirror モード
では、オペレーティングシステムは次のシステム再
起動まで元のモジュールに切り替えません。
optimizer:DRAM コントローラが 64 ビットモードで独
立して動作するようにし、最適化されたメモリパフ
ォーマンスを提供します。
アドバンス ECC(advecc):2 つの DRAM コントロー
ラを 128 ビットモードで結合し、最適化された安定性
を提供できます。コントローラによってチーミング
されていないメモリは、オペレーティングシステム
に報告されません。
omconfig chassis pwrmanagement または omconfig mainsystem pwrmanagement
omconfig chassis pwrmanagement または omconfig mainsystem pwrmanagement コマンドを使って、消費電力上限
を設定し、電力使用を制御するプロファイルを管理できます。
メモ: このコマンドは PowerEdge 12G システムより前のシステムにのみ有効です。
次の表に、このコマンドに有効なパラメータを示します。
表
28. omconfig chassis pwrmanagement または omconfig mainsystem pwrmanagement の有効なパラメータ
名前=値のペア 1 名前=値のペア 2
説明
config=budget cap=<
値
>
電力バジェットのしきい値を設定
します。
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