Reference Guide
ファン警告しきい値の有効なパラメータ
次の表は、温度警告しきい値を設定するための有効なパラメータを示します。
表 23. omconfig chassis fans または omconfig chassis fans
名前 = 値のペア
説明
index=<
n
> プローブまたはプローブインデックスの数(指定が
必要)。
warnthresh=default
最小および最大警告しきい値をデフォルトの状態に
設定します。
minwarnthresh=<
n
>
最小警告しきい値。
maxwarnthresh=<
n
>
最大警告しきい値。
最小および最大警告しきい値のデフォルト
メモ: ESM 3、ESM4、および BMC の機能を持つシステムでは警告しきい値をデフォルト値に設定するこ
とはできません。
ファン警告しきい値の上限と下限の両方を、推奨されているデフォルト値に設定するには、次のように入力
します。
omconfig chassis fans index=0 warnthresh=default
または
omconfig mainsystem fans index=0 warnthresh=default
上限と下限の一方をデフォルトにし、他方を設定することはできません。言いかえると、最小警告しきい値
をデフォルトにする場合は
,最大警告しきい値についてもデフォルト値を選択することになります。
最小および最大警告しきい値の指定
ファンプローブの警告しきい値を指定する場合、設定するプローブ番号と、警告しきい値の最大値または最
小値
(もしくはその両方)を指定する必要があります。次の例では、設定されるプローブはプローブ 0 です。
1 番目のコマンドは最小しきい値のみを設定します。2 番目のコマンドは最小と最大の両しきい値を設定し
ます。
omconfig chassis fans index=0 minwarnthresh=4580
または
omconfig mainsystem fans index=0 minwarnthresh=4580
omconfig chassis fans index=0 minwarnthresh=4580 maxwarnthresh=9160
または
omconfig mainsystem fans index=0 minwarnthresh=4580 maxwarnthresh=9160
このコマンドを実行して、システムが指定値を設定すると、次のメッセージが表示されます。
Fan probe warning threshold(s) set successfully.
メモ: PowerEdge 9G システムでは、ファンプローブの最小および最大警告しきい値を設定することはで
きません。
omconfig chassis frontpanel または omconfig mainsystem frontpanel
omconfig chassis frontpanel または omconfig mainsystem frontpanel コマンドを使用して次の設定を行います。
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