Reference Guide
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omconfig:計装サービスを使ったコンポーネ
ントの管理
omconfig コマンドを使用すると、警告イベントの定義、警告操作の設定、ログのクリアのほか、システムシ
ャットダウンの設定に使用する値の入力や、その他のシステム管理タスクを実行できます。
omconfig 機能の例には、次が含まれます。
• コマンド、警告、ハードウェアログをクリアする管理者権限
• システムシャットダウンを設定して実行する管理者権限
• ファン、電圧プローブ、温度プローブの警告イベントの値を指定するパワーユーザーおよび管理者権
限
• イントルージョン、ファン、電圧プローブおよび温度プローブで警告または障害イベントが発生した
場合の警告処置を設定する、パワーユーザーおよび管理者権限
omconfig コマンドを使用した所有コスト情報(assetinfo)の表示と管理の詳細に関しては、「omconfig system
または servermodule assetinfo:所有コストの編集」を参照してください。
通常、omconfig コマンドの実行に必要な情報を取得するには omreport コマンドを使用する必要があります。
例えば、温度プローブの警告イベントの最小温度を編集するには、プローブのインデックスを把握しておく
必要があります。プローブとインデックスのリストを表示するには、omreport chassis temps または omreport
mainsystem temp コマンドを使用します。omreport コマンドの使用の詳細に関しては、「omreport: 計装サービ
スを使用したシステム状態の表示」を参照してください。
次の表は、omconfig コマンドのシステム可用性を示します。
表
18. omconfig コマンドのシステム可用性
コマンドレベル 1 コマンドレベル 2
対象
omconfig servermodule
ブレードシステム
mainsystem
ブレードシステム
システム ラック型システムとタワー型システム
シャーシ ラック型システムとタワー型システム
パラメータ表の規則
コマンドに使えるパラメータをリストにする場合、パラメータはコマンドラインインタフェースに表示され
る順ではなくアルファベット順にリストされます。
記号「|」(通常
パイプ
と呼ばれる)は、
排他的論理和
演算子です。例えば、enable | disable は、コンポーネン
トまたは機能を有効または無効にできますが、コンポーネントと機能を同時に有効または無効にすることは
できないことを意味しています。
omconfig コマンドの概要
以下の表に、omconfig コマンドの高レベルの概要を示します。
コマンドレベル 2
および
コマンドレベル 3
と
いうタイトルの列に、omconfig で使用する主要な引数をリストしています。
必要なユーザー権限
は、そのコ
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