Reference Guide

omconfig バッテリ学習サイクルの遅延
118. omconfig バッテリ学習サイクルの遅延
説明 バッテリの学習サイクルを、指定された期間だけ遅延させます。バッテリ学習サイ
クルは、最大で 7 日間(168 時間)遅延させることができます
構文
omconfig storage battery action=delaylearn controller=id
battery=id days=d hours=h id は、コントローラの ID およびバッテリの ID
です。これらは omreport コマンドで報告されます。これらの値を取得するには、
omreport storage controller とタイプしてコントローラ ID を取得し、
omreport storage battery controller=ID とタイプしてそのコントロ
ーラのバッテリ ID を表示します。
例えば
コントローラ 1 で学習サイクルを 3 日と 12 時間遅延させるには、次のように入力し
ます。
omconfig storage battery action=delaylearn controller=1
battery=0 days=3 hours=12
omconfig グローバルコマンド
次の表は、グローバルコマンドの実行に必要な omconfig コマンド構文を示します。これらのコマンドの実行
は、すべてのコントローラに適用されます。また、これらのグローバルコマンドは、ストレージ ツリービュ
ーオブジェクトの 情報 / 設定 サブタブに示されるグローバルタスクに対応しています。
119. omconfig グローバルコマンド
必要なコマンドレベル
123
オプションの名=値のペア
omconfig storage
globalinfo
action=enablests
action=disablests
action=globalrescan
action=setprotectionpolicies type=ghs または dhs
omconfig スマートサーマルシャットダウンのグローバルでの有効化
デフォルトでは、PV220S / PV221S エンクロージャが危険温度である 0 ℃または 50 ℃に達すると、オペレーテ
ィングシステムおよびサーバーがシャットダウンします。しかし PV220S / PV221S エンクロージャにコネク
タ冗長性を実装している場合には、エンクロージャが危険温度である 0 ℃または 50 ℃に達しても、エンクロ
ージャのみをシャットダウンし、オペレーティングシステムとサーバーはシャットダウンしないように設定
することができます。制限温度超過の場合にエンクロージャのみをシャットダウンする方式は、スマートサ
ーマルシャットダウンと呼ばれています。スマートサーマルシャットダウンの詳細については、
Dell
OpenManage オンラインヘルプ
』を参照してください。
説明 スマートサーマルシャットダウンを有効にします。
構文
omconfig storage globalinfo action=enablests
例えば
サーマルシャットダウンを有効にします。そのための omconfig コマンド構文で
は、コントローラやエンクロージャの ID を指定する必要はありません。
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