Reference Guide
減価償却情報の追加
減価償却とは、時間の経過における資産の価値の低下を計算する一連の方法のことです。例えば、5 年間有
効に使用されると想定されるシステムの減価は 20 パーセントです。システムの減価の計算方法の詳細を追
加するには、omconfig system assetinfo info=depreciation または omconfig servermodule assetinfo info=depreciation
コマンドを使用します。次の表は、コマンドの有効なパラメータを示します。
表
54. omconfig system assetinfo info=depreciation または omconfig servermodule assetinfo info=depreciation の有効なパラ
メータ
コマンドレベ
ル 1
コマンドレベ
ル 2
コマンドレベ
ル 3
名前=値のペア
1
名前=値のペア 2
説明
omconfig system または
servermodule
assetinfo info=depreciatio
n
duration=<
数字
>
システムの価値が低
下する年数または月
数。
method=<
テキス
ト
>
システムの減価償却
計算に使用する仮定
と手順。
percent=<
数字
>
資産の価値切り下げ
または減価償却率(百
分率)。
unit=months |
years
単位は月または年で
す。
減価償却情報を追加するためのコマンド例
減価償パラメータの値を提供するには、次の形式のコマンドを入力します。omconfig system assetinfo
info=depreciation <name=value pair 2> または omconfig servermodule assetinfo info=depreciation <name=value pair
2>。
omconfig system assetinfo info=depreciation method=straightline
または
omconfig servermodule assetinfo info=depreciation method=straightline
次のメッセージが表示されます。
資産情報は正常に設定されました。
名前=値のペア 2 のすべてのパラメータが同じ名前=値のペア 1 に属する限り、複数の omconfig system
assetinfo または omconfig servermodule assetinfo コマンドを同時に入力できます。例については、「取得情報を
追加するためのコマンド例」を参照してください。
延長保証情報の追加
延長保証情報の値を割り当てるには、omconfig system extwarranty または omconfig servermodule extwarranty コ
マンドを使用します。保証とは、システムの製造元 / 販売代理店と購入者の間の契約のことです。この保証
は、指定された期間または使用において修理または交換の対象となるコンポーネントを明示します。延長保
証は、元の保証の期限が切れた後に有効になります。保証の値を編集する方法については、「保証情報の追
加」を参照してください。
次の表は、このコマンドに有効なパラメータを示しています。
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