Reference Guide

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omconfig システムまたは servermodule
assetinfo:所有コスト値の編集
omconfig system assetinfo または omconfig servermodule assetinfo コマンドは、システムの総所有コストを構成
するパラメータを一括して設定するのに役立ちます。本項では omconfig system assetinfo または omconfig
servermodule assetinfo コマンドで報告または設定されるパラメータについて説明します。
omconfig system assetinfo または omconfig servermodule assetinfo コマンドを使用すると、オブジェクトを構成
するための統制値を設定できます。assetinfo の設定機能の例として、システム所有者、購入価格、現在有効
なリースの詳細、減価償却の方式とレート、システムの場所、保証および拡張された保証期間、アウトソー
シングの詳細、サービスレベル合意などがあります。
メモ: パワーユーザーと管理者は、資産情報の追加および編集を行うことができます。
以下の表に omconfig コマンドが適用されるシステムをリストします。
52. omconfig コマンドのシステム可用性
コマンドレベル 1 コマンドレベル 2
対象
omconfig servermodule
ブレードシステム
mainsystem
ブレードシステム
システム ラック型システムとタワー型シス
テム
シャーシ ラック型システムとタワー型シス
テム
取得情報の追加
取得とは、ビジネス組織によるシステムの購入またはリースについての状況のことです。システムの購入ま
たはリースについての詳細情報を追加するには、
omconfig system assetinfo info=acquisition または omconfig
servermodule assetinfo info=acquisition コマンドを使用します。次の表は、このコマンドに有効なパラメータを
示します。
53. omconfig system assetinfo info=acquisition または omconfig servermodule assetinfo info=acquisition の有効なパラメ
ータ
コマンドレベ
1
コマンドレベ
2
コマンドレベ
3
名前=値のペア
1
名前=値のペア 2
説明
omconfig system または
servermodule
assetinfo info=acquisition costcenter=<
テキスト
>
システムを取得
したビジネス組
織の名前または
コード。
expensed=yes | no
システム代金が
特定目的、または
研究開発部門や
販売部門などの
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