Reference Guide
インデックス
インデックスとは、特定のコンポーネントに関するイベントの番号です。インデックスパラメータを省略す
ると、指定された種類のすべてのコンポーネント
(すべてのファンなど)に対してイベントが設定されます。
例えば、システムに複数のファンが存在する場合、特定のファンに関するイベント通知を有効または無効に
することができます。コマンド例は次のようになります。
omconfig system events type=fan index=0 severity=critical
または
omconfig servermodule events type=fan index=0 severity=critical
このコマンド例の結果、Server Administrator はシステムシャーシの最初のファン(インデックス 0)が重大な
ファン RPM に達した場合にのみ SNMP トラップを送信します。
omconfig system webserver または omconfig servermodule webserver
omconfig system webserver または omconfig servermodule webserver コマンドは、Web サーバーの開始と停止を
行うのに使用します。次の表に、このコマンドで有効なパラメータを示します。
表
48. Web サーバー設定で有効なパラメータ
名前 = 値のペア
説明
action=start Web サーバー を起動します。
action=stop Web サーバーを停止します。
action=restart Web サーバーを再起動します。
omconfig system recovery または omconfig servermodule recovery
omconfig system recovery または omconfig servermodule recovery コマンドは、オペレーティングシステムがハン
グまたはクラッシュしたときのアクションを設定します。また、オペレーティングシステムがハングしたと
システムが判定するための待機時間の秒数を指定することができます。次の表に、このコマンドの有効なパ
ラメータをリストします。
メモ: タイマーの上限と下限はシステムのモデルと構成によって異なります。
表
49. omconfig system recovery または omconfig servermodule recovery の有効なパラメータ
名前 = 値のペア
説明
action=none
オペレーティングシステムがハングしている場合やクラッシュした場合、処置を講
じません。
action=reboot
オペレーティングシステムをシャットダウンし、システムのスタートアップを開始
して、BIOS チェックを行い、オペレーティングシステムをリロードします。
action=poweroff
システムの電源をオフにします。
action=powercycle
電源のシステムをオフにし、一時停止した後、電源をオンにして、システムを再起
動します。パワーサイクルは、ハードドライブなどのシステムコンポーネントを再
初期化する場合に便利です。
timer=<
n>
システムがハングの状態にあると判定するために待機する秒数(20 秒~ 480 秒)
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