Reference Guide
omconfig system pedestinations または omconfig servermodule pedestinations
アラートの宛先の IP アドレスを設定するには、omconfig system pedestinations または omconfig servermodule
pedestinations コマンドを使用します。
次の表に、このコマンドに有効なパラメータを示します。
メモ: インデックスと IP アドレスをパラメータとして一緒に指定するか、コミュニティ文字列だけをパ
ラメータに設定することができます。
メモ: インデックス 1 から 4 には IPv4 アドレスを使用し、インデックス 5 から 8 には IPv6 アドレスを使用
します。iDRAC7 固有のバージョンの 12G システムでは、インデックスに IPv4、IPv6、FQDN を指定できま
す。
表
43. omconfig system pedestinations または omconfig servermodule pedestinations の有効なパラメータ
名前 = 値のペア
説明
destenable=true | false
true:有効な IP アドレスが設定された後で、個別のプラットフォームイベントフ
ィルタの宛先を有効にします。
false:個別のプラットフォームイベントフィルタを無効にします。
index=number
宛先のインデックスを設定します。
ipaddress=<
ipv4
address |
ipv6 address
|
fqdn
>
宛先の IP アドレスを設定します。
メモ: iDRAC7 固有のバージョンの 12G システムでは、ipaddress に完全修飾ド
メイン名 (FQDN) を使用することもできます。
communitystr=text テキストを設定します。このテキストはパスワードとして機能し、BMC と送信
先管理ステーションの間で送信される SNMP メッセージを認証するのに使用さ
れます
omconfig system platformevents または omconfig servermodule platformevents
omconfig system platformevents または omconfig servermodule platformevents は、プラットフォーム固有のイベン
トに対してシャットダウンを行う必要がある場合、そのシャットダウンアクションを設定します。また、プ
ラットフォームイベントフィルタアラート生成を有効または無効にすることができます。
注意: プラットフォームイベントのシャットダウンアクションを
none
または
power reduction
以外のもの
に対して設定すると、その指定されたイベントの発生したときにシステムが強制的にシャットダウンさ
れます。このシャットダウンはファームウェアによって開始され、オペレーティングシステムや実行中
のアプリケーションを事前にシャットダウンすることなしに実行されます。
次の表に、このコマンドに有効なパラメータを示します。
メモ: アラート設定同士は互いに排他的であるため、同時に設定できる設定は 1 つだけです。ただし、ア
ラート設定とアクション設定は互いに排他的ではありません。
表
44. アラートアクションコマンドのパラメータ
処置 説明
action=disable SNMP アラートを無効にします。
action=enable SNMP アラートを有効にします。
action=none
システムがハング、またはクラッシュしたときにいかなるアクションも行いません。
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